カード名百科事典

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<!-- カード名で意味が分かりにくいと思われる語句とその解説。  
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このページでは「物(架空の存在を含む)の名前」を解説します。概念・状態・行動などの場合は[[カード名国語辞典]]を参照。
 
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*まだ一部、分類が曖昧な場合があります。ご了承ください。特に、分類の異なる複数の意味を持つ用語の扱いは確定していません。
 
*まだ一部、分類が曖昧な場合があります。ご了承ください。特に、分類の異なる複数の意味を持つ用語の扱いは確定していません。
  
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<!-- 用語追加は以下の形式で。用語と用語の間に空行を入れないように。
 
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;<span id="アンカー名">用語(よみがな)</span>
 
;<span id="アンカー名">用語(よみがな)</span>
 
:解説文
 
:解説文
 
:*[[その用語を含むカード名]]
 
:*[[その用語を含むカード名]]
 (カードが複数の場合は最後の行をそのまま増やしていけばよい)-->
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 (その単語と完全一致するものを先頭、以下英名順。日本語名がないものは完全一致するものを除き割愛。列挙は5枚程度まで)-->
==動植物==
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==生物==
 +
;<span id="アイベックス">アイベックス(あいべっくす)</span>
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:鯨偶蹄目ウシ科ヤギ属に分類される野生のヤギ数種の総称で、特にアルプスアイベックスを指す。いずれも山地に棲息し、後方に向かって湾曲した長い角を持つ。
 +
:*[[草分けるアイベックス/Pathbreaker Ibex]]
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:*[[亢進するアイベックス/Thriving Ibex]]
 
;<span id="アスプ">アスプ(あすぷ)</span>
 
;<span id="アスプ">アスプ(あすぷ)</span>
:エジプトの毒ヘビ。
+
:1. アスプコブラ。コブラ科の毒蛇で、エジプトコブラともいう。アフリカ大陸およびアラビア半島南部に生息。全長150〜200cmで、危険を感じると首の部分を広げ、立ち上がって威嚇する。
 +
:2. アスプクサリヘビ。クサリヘビ科の毒蛇。ヨーロッパ南西部に生息。全長60〜85cm。毒が強く、ヨーロッパでも特に危険な蛇と言われる。
 +
:*[[ガラスのアスプ/Glass Asp]]
 
:*[[ナフス・アスプ/Nafs Asp]]
 
:*[[ナフス・アスプ/Nafs Asp]]
 +
:*[[ネシアンのアスプ/Nessian Asp]]
 
:*[[絡み森のアスプ/Tangle Asp]]
 
:*[[絡み森のアスプ/Tangle Asp]]
:*[[ガラスのアスプ/Glass Asp]]
+
:*[[媒介のアスプ/Vector Asp]]
 
;<span id="アナコンダ">アナコンダ(あなこんだ)</span>
 
;<span id="アナコンダ">アナコンダ(あなこんだ)</span>
:世界最大のヘビの一種。体長10メートルに達し、体は暗緑色で背側に黒色円形の斑紋がある。無毒。卵胎生。獣や鳥を捕食する。中南米の水辺にすむ。
+
:有鱗目[[#ボア|ボア科]]アナコンダ属のヘビの総称で、特にオオアナコンダを指す。世界最大級のヘビであり、大きいものは全長9mに達する。体は暗緑色で背側に黒色円形の斑紋がある。無毒。卵胎生。獣や鳥を捕食する。中南米の水辺に棲む。
 
:*[[アナコンダ/Anaconda]]
 
:*[[アナコンダ/Anaconda]]
 
;<span id="アビ">アビ(あび)</span>
 
;<span id="アビ">アビ(あび)</span>
:アビ目アビ科の水鳥。全長60センチメートルほど。冬羽の背はまだらのある黒褐色、顔から腹は白色。夏羽の背は灰黒色、顔は青灰色。潜水・遊泳が巧み。夏、北極近くで繁殖。日本では冬期に各地の湾・河口で見られる。魚群の上に集まるので、漁船が目じるしとする。
+
:アビ目アビ科の水鳥。全長60cmほど。冬羽の背はまだらのある黒褐色、顔から腹は白色。夏羽の背は灰黒色、顔は青灰色。潜水・遊泳が巧み。夏、北極近くで繁殖。日本では冬期に各地の湾・河口で見られる。魚群の上に集まるので、漁船が目じるしとする。
 
:*[[鋸歯のアビ/Sawtooth Loon]]
 
:*[[鋸歯のアビ/Sawtooth Loon]]
 
;<span id="アルマジロ">アルマジロ(あるまじろ)</span>
 
;<span id="アルマジロ">アルマジロ(あるまじろ)</span>
:貧歯目アルマジロ科の哺乳類の総称。体長20~100センチメートル。体は真皮からできた骨質の小角板でおおわれ、前肢には丈夫な爪があり、土を掘るのに適する。歯はエナメル質を欠く。ミツオビアルマジロは完全な球状に体を丸めて、外敵から身を守る。夜行性で小動物や植物質、死肉を食べる。北アメリカ南部から南アメリカに分布。
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:貧歯目アルマジロ科の哺乳類の総称。体長20〜100cm。体は真皮からできた骨質の小角板でおおわれ、前肢には丈夫な爪があり、土を掘るのに適する。歯はエナメル質を欠く。ミツオビアルマジロは完全な球状に体を丸めて、外敵から身を守る。夜行性で小動物や植物質、死肉を食べる。北アメリカ南部から南アメリカに分布。
 
:*[[アルマジロの外套/Armadillo Cloak]]
 
:*[[アルマジロの外套/Armadillo Cloak]]
 
;<span id="アロサウルス">アロサウルス(あろさうるす)</span>
 
;<span id="アロサウルス">アロサウルス(あろさうるす)</span>
:絶滅した大型肉食恐竜。全長は最大9~12メートル。時速30キロメートル程で走り、発達した鋭い鉤爪で獲物を押さえつけ、顎を斧のように振り下ろして肉を抉り取っていたのではないかと考えられている。日本では国内初の全身骨格の化石が展示された恐竜でもあり、恐竜の中では有名な部類。ジュラ紀後期(約1億5000万~1億6000万年前)の北アメリカに生息していた。マジックの世界では[[アイスエイジ|氷河期]]にその姿が描かれている。
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:絶滅した大型肉食恐竜。全長は最大9〜12m。時速30km程で走り、発達した鋭い鉤爪で獲物を押さえつけ、顎を斧のように振り下ろして肉を抉り取っていたのではないかと考えられている。日本では国内初の全身骨格の化石が展示された恐竜でもあり、恐竜の中では有名な部類。ジュラ紀後期(約1億5000万〜1億6000万年前)の北アメリカに生息していた。マジックの世界では[[アイスエイジ|氷河期]]にその姿が描かれている。
:*[[Pygmy Allosaurus]]
+
 
:*[[アロサウルス乗り/Allosaurus Rider]]
 
:*[[アロサウルス乗り/Allosaurus Rider]]
 +
:*[[アロサウルス飼い/Allosaurus Shepherd]]
 +
:*[[Pygmy Allosaurus]]
 +
:*[[縄張り持ちのアロサウルス/Territorial Allosaurus]]
 
;<span id="アンテロープ">アンテロープ(あんてろーぷ)</span>
 
;<span id="アンテロープ">アンテロープ(あんてろーぷ)</span>
:偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳(ほにゅう)類のうちシカに似た優美な形態をもつものの総称。多く草原や森林にすみ、草食性。一般に胴が細く、足が長く、走行に適する。角は雌雄あるいは雄にだけあり、形状はさまざま。多くはアフリカに分布するが、インド・中央アジアにすむ種類もある。[[#エランド|エランド]]・インパラ・トムソンガゼルなど種類が多い。
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:鯨偶蹄(くじらぐうてい)目ウシ科の哺乳(ほにゅう)類のうちシカに似た優美な形態をもつものの総称。多く草原や森林にすみ、草食性。一般に胴が細く、足が長く、走行に適する。角は雌雄あるいは雄にだけあり、形状はさまざま。多くはアフリカに分布するが、インド・中央アジアにすむ種類もある。[[#エランド|エランド]]・インパラ・トムソンガゼルなど種類が多い。
 
:*[[優雅なアンテロープ/Graceful Antelope]]
 
:*[[優雅なアンテロープ/Graceful Antelope]]
 
;<span id="イカ">イカ(いか)</span>
 
;<span id="イカ">イカ(いか)</span>
:頭足綱十腕目の軟体動物の総称。体は円筒状で一〇本の細長い腕をもつ。二本の触腕は長くて、先端だけに吸盤を備え、えさを捕らえたりする。他の八本は短く、内側に吸盤が並ぶ。胴の左右にひれ、外套(がいとう)膜背部に甲がある。口にはキチン質のあごがあり、俗に「からすとんび」という。敵にあうと腹部の墨ぶくろから墨を出して逃げる。体長25ミリメートルのヒメイカから、触腕を含めて15メートルを超えるダイオウイカまで種類が多い。食用。干したものは「するめ」と呼ぶ。日本近海には百数十種がすむ。
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:頭足綱十腕目の軟体動物の総称。体は円筒状で10本の細長い腕をもつ。2本の触腕は長くて、先端だけに吸盤を備え、えさを捕らえたりする。他の8本は短く、内側に吸盤が並ぶ。胴の左右にひれ、外套(がいとう)膜背部に甲がある。口にはキチン質のあごがあり、俗に「からすとんび」という。敵にあうと腹部の墨ぶくろから墨を出して逃げる。体長25mmのヒメイカから、触腕を含めて15mを超えるダイオウイカまで種類が多い。食用。干したものは「するめ」と呼ぶ。日本近海には百数十種がすむ。
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:[[イカ]]も参照。
 
:*[[入り海のイカ/Gulf Squid]]
 
:*[[入り海のイカ/Gulf Squid]]
 
:*[[砂イカ/Sand Squid]]
 
:*[[砂イカ/Sand Squid]]
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;<span id="イチイ">イチイ(いちい)</span>
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:イチイ科イチイ属に分類される針葉樹の総称。植木や材木として使われるほか、果実は食用になり、タキシンなどの有毒アルカロイドを含むことから薬の原料にもなる。標準和名でイチイといった場合は日本に分布する種を指すが、西洋文学でイチイといった場合は基本的にヨーロッパイチイのことである。別名アララギ、オンコなど。漢字表記は「一位」「櫟」。
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:*[[最後のイチイ、コルフェノール/Colfenor, the Last Yew]]
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:*[[イチイの精/Yew Spirit]]
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;<span id="イトグモ">イトグモ(いとぐも)</span>
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:クモ目イトグモ科イトグモ属のクモの総称。細長い足を持つ。薄暗いところや物陰、石の下などで生活する。南北アメリカ大陸の熱帯〜温帯地域を中心に分布する。
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:英語ではrecluse spider、あるいは単にrecluseという。この語は[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では当初「出家蜘蛛」と訳されていた(詳細は[[青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluse#訳語|青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluse]]を参照)。
 +
:*[[輝き石のイトグモ/Glowstone Recluse]]
 +
:*[[絡み爪のイトグモ/Hitchclaw Recluse]]
 +
:*[[甘露のイトグモ/Sweet-Gum Recluse]]
 +
:*[[イトグモの蔦/Vines of the Recluse]]
 +
;<span id="イモリ">イモリ(いもり)</span>
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:有尾目イモリ科に分類される両生類の総称。北半球に広く分布する。皮膚は粘液に包まれており、多くの種は皮膚に毒を持つ。水棲の種も陸棲の種も存在する。漢字では「井守」などと書き、これはアカハライモリが井戸を守る(一説には田を守るとも)とされたことに由来する。[[#ヤモリ|ヤモリ]]とは名前が似ているが、こちらは両生類、あちらは爬虫類であり類縁関係は遠い。
 +
:*[[ただれたイモリ/Festering Newt]]
 +
:*[[寄生牙のイモリ/Wormfang Newt]]
 +
;<span id="イラクサ">イラクサ(いらくさ)</span>
 +
:イラクサ目イラクサ科イラクサ属に分類される植物の総称。狭義にはそのうちの1種。葉や茎に毒を含んだ刺毛があり、触れると刺さって痛みなどを起こさせる。漢字で書くと「刺草」もしくは「蕁麻」で、蕁麻疹(じんましん)の名の由来。
 +
:*[[イラクサの歩哨/Nettle Sentinel]]
 +
:*[[イラクサ豚/Nettle Swine]]
 +
:*[[イラクサの牙のジン/Nettletooth Djinn]]
 +
:*[[イラクサヅタ病/Nettlevine Blight]]
 +
;<span id="インコ">インコ(いんこ)</span>
 +
:オウム目インコ科に分類される鳥の総称。世界中に約330種が分布する。主に種子食で、殻を割るための湾曲した強靭な嘴を持つ。羽毛は鮮やかでカラフルなことが多い。ペットとしての人気も高く、特にセキセイインコなどの種はヒトの言葉を真似する鳥として知られる。漢字表記は「鸚哥」。
 +
:*[[狐インコ/Vulpikeet]]
 +
;<span id="ウェルク">ウェルク(うぇるく)</span>
 +
:軟体動物門腹足綱吸腔目エゾバイ科の巻貝の総称。殻高数mmの小型種から数十cmになる巨大な種まで多くの種類を含み、ほとんどが海産。大型の種は食用とされ、重要な水産資源。それ以外のあまり近縁でない貝類もこの名で呼ばれる場合がある。
 +
:*[[吸収するウェルク/Draining Whelk]]
 +
:*[[嘆きウェルク/Mournwhelk]]
 +
;<span id="ウツボ">ウツボ(うつぼ)</span>
 +
:ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科の魚類の総称。ウナギ同様、細長い円筒形の体を持つ。大きく裂けた口と鋭い歯を持つ肉食魚。温暖な地域の浅海に棲息し、約200種が知られる。
 +
:*[[珊瑚ウツボ/Coral Eel]]
 +
:*[[難破船ウツボ/Shipwreck Moray]]
 +
:*[[速足ウツボ/Skitter Eel]]
 
;<span id="エイ">エイ(えい)</span>
 
;<span id="エイ">エイ(えい)</span>
:軟骨魚類のエイ目の総称。体形は扁平でほぼ菱形に近いものが多い。胸びれは側方に大きく広がり、目は背面に、口と鰓孔(えらあな)は腹面にある。尾はきわめて細長く、基部に毒針をもつものもいる。アカエイ・イトマキエイ・ガンギエイ・シビレエイなど世界に約三五〇種、日本近海に約五〇種がいる。多くは熱帯から温帯の海域に分布。
+
:軟骨魚類のエイ目の総称。体形は扁平でほぼ菱形に近いものが多い。胸びれは側方に大きく広がり、目は背面に、口と鰓孔(えらあな)は腹面にある。尾はきわめて細長く、基部に毒針をもつものもいる。アカエイ・イトマキエイ・ガンギエイ・シビレエイなど世界に約350種、日本近海に約50種がいる。多くは熱帯から温帯の海域に分布。
 +
:*[[深輝エイ/Deepglow Skate]]
 +
:*[[エイ翼のスパイ/Skatewing Spy]]
 
:*[[三角エイの捕食者/Trygon Predator]]
 
:*[[三角エイの捕食者/Trygon Predator]]
 
;<span id="エランド">エランド(えらんど)</span>
 
;<span id="エランド">エランド(えらんど)</span>
:ウシ科の哺乳類であり、[[#アンテロープ|アンテロープ]]の一種。イランド、オオカモシカとも。コモンエランドとジャイアントエランドの2種の総称として用いられる場合もある。ジャイアントエランドはアンテロープの中で最も大きい。
+
:鯨偶蹄目ウシ科の哺乳類であり、[[#アンテロープ|アンテロープ]]の一種。イランド、オオカモシカとも。コモンエランドとジャイアントエランドの2種の総称として用いられる場合もある。ジャイアントエランドはアンテロープの中で最も大きい。
 
:*[[エランドの陰影/Eland Umbra]]
 
:*[[エランドの陰影/Eland Umbra]]
 +
;<span id="オウム">オウム(おうむ)</span>
 +
:オウム目オウム科に分類される鳥の総称。オーストラリア周辺に分布する。湾曲した強靭な嘴などは同じオウム目の[[#インコ|インコ]]と共通するが、概ねインコより大型で、インコほどカラフルでなく、冠羽を持つ。漢字表記は「鸚鵡」。
 +
:*[[ヤマオウム/Porcuparrot]]
 
;<span id="オオヤマネコ">オオヤマネコ(おおやまねこ)</span>
 
;<span id="オオヤマネコ">オオヤマネコ(おおやまねこ)</span>
:ネコ科の哺乳類。頭胴長約1メートル、尾は短い。全身が灰褐色ないし赤褐色で、暗色の斑点がある。耳は大きく三角形で、先端に黒色の長毛がある。敏捷(びんしよう)で性質が荒く、木登りや泳ぎがうまい。平原や森林にすみ、夜行性でウサギ、小形のシカなどを捕食する。毛皮は優良。ヨーロッパ・シベリア・朝鮮・サハリンなどに分布。
+
:ネコ科の哺乳類。頭胴長約1m、尾は短い。全身が灰褐色ないし赤褐色で、暗色の斑点がある。耳は大きく三角形で、先端に黒色の長毛がある。敏捷(びんしよう)で性質が荒く、木登りや泳ぎがうまい。平原や森林にすみ、夜行性でウサギ、小形のシカなどを捕食する。毛皮は優良。ヨーロッパ・シベリア・朝鮮・サハリンなどに分布。
 
:*[[オオヤマネコ/Lynx]]
 
:*[[オオヤマネコ/Lynx]]
 
:*[[輝くオオヤマネコ/Glittering Lynx]]
 
:*[[輝くオオヤマネコ/Glittering Lynx]]
 +
:*[[飢えたオオヤマネコ/Hungry Lynx]]
 
:*[[幽体オオヤマネコ/Spectral Lynx]]
 
:*[[幽体オオヤマネコ/Spectral Lynx]]
 +
:*[[ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx]]
 +
;<span id="オカピ">オカピ(おかぴ)</span>
 +
:鯨偶蹄目キリン科オカピ属に分類される哺乳類。体形はウマに近く、四肢にシマウマのような横縞模様があるが、キリンの仲間である。コンゴ民主共和国に棲息。20世紀になってから初めてその存在が確認された。
 +
:*[[用心深いオカピ/Wary Okapi]]
 +
;<span id="オサムシ">オサムシ(おさむし)</span>
 +
:甲虫目オサムシ科オサムシ亜科に分類される昆虫の総称。カタツムリを食べるマイマイカブリなど、肉食ないし雑食性のものが多い。一部を除き後翅が退化しており、飛ぶことができない。世界中に約25,000種が分布する。
 +
:*[[巨大オサムシ/Giant Adephage]]
 +
:*[[巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid]]
 
;<span id="オランウータン">オランウータン(おらんうーたん)</span>
 
;<span id="オランウータン">オランウータン(おらんうーたん)</span>
:ショウジョウ科の哺乳類。大形の類人猿で、雄は背の高さ1.4メートルほどになる。上肢は長く、直立しても地に届く。全身赤褐色の長い毛で覆われるが顔は無毛。小さな群れで樹上生活をし、果実・芽などを食べる。ボルネオ・スマトラの熱帯雨林にすむ。
+
:ショウジョウ科の哺乳類。大形の類人猿で、雄は背の高さ1.4mほどになる。上肢は長く、直立しても地に届く。全身赤褐色の長い毛で覆われるが顔は無毛。小さな群れで樹上生活をし、果実・芽などを食べる。ボルネオ・スマトラの熱帯雨林にすむ。
 
:*[[ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan]]
 
:*[[ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan]]
 
;<span id="海綿">海綿(かいめん)</span>
 
;<span id="海綿">海綿(かいめん)</span>
 
:動物分類上の一門。外形は、単体のものは壺状、群体のものは火山群状で、下端で着生生活をする。筋肉・神経・感覚細胞はもたず、多細胞動物の中では最も下等。大部分が海産。
 
:動物分類上の一門。外形は、単体のものは壺状、群体のものは火山群状で、下端で着生生活をする。筋肉・神経・感覚細胞はもたず、多細胞動物の中では最も下等。大部分が海産。
 +
:[[スポンジ]]も参照。
 
:*[[歩く海綿/Walking Sponge]]
 
:*[[歩く海綿/Walking Sponge]]
 
;<span id="カササギ">カササギ(かささぎ)</span>
 
;<span id="カササギ">カササギ(かささぎ)</span>
:スズメ目カラス科の鳥。全長約45センチメートル。腹・肩・翼の先が白く他は黒く、尾は長くて緑黒色。樹上に小枝で大きな丸い巣を作る。日本へは一六世紀末頃朝鮮から持ち込まれたとされ、筑紫平野で繁殖し、天然記念物に指定されている。
+
:スズメ目カラス科の鳥。全長約45cm。腹・肩・翼の先が白く他は黒く、尾は長くて緑黒色。樹上に小枝で大きな丸い巣を作る。日本へは16世紀末頃朝鮮から持ち込まれたとされ、筑紫平野で繁殖し、天然記念物に指定されている。
 
:*[[泥棒カササギ/Thieving Magpie]]
 
:*[[泥棒カササギ/Thieving Magpie]]
 
;<span id="カブトガニ">カブトガニ(かぶとがに)</span>
 
;<span id="カブトガニ">カブトガニ(かぶとがに)</span>
:剣尾目の節足動物。成体は全長60センチメートル内外。半円形の頭胸甲と、五角形に近い腹甲、剣状の尾から成り、腹甲の縁には長く鋭いとげがある。脚は胸部に六対、うち第二対以下は先端がはさみ状。腹部には付属肢が六対ある。世界で四種現存、日本には瀬戸内海・博多湾に一種が分布。系統的にはカニよりもクモ類・サソリ類に近く、中生代に栄えた種属の生き残りで「生きている化石」といわれる。
+
:剣尾目の節足動物。成体は全長60cm内外。半円形の頭胸甲と、五角形に近い腹甲、剣状の尾から成り、腹甲の縁には長く鋭いとげがある。脚は胸部に六対、うち第二対以下は先端がはさみ状。腹部には付属肢が六対ある。世界で4種現存、日本には瀬戸内海・博多湾に1種が分布。系統的にはカニよりもクモ類・サソリ類に近く、中生代に栄えた種属の生き残りで「生きている化石」といわれる。
 
:*[[カブトガニ/Horseshoe Crab]]
 
:*[[カブトガニ/Horseshoe Crab]]
 +
;<span id="カミツキガメ">カミツキガメ(かみつきがめ)</span>
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:カメ目カミツキガメ科カミツキガメ属に分類されるカメの総称。甲長は最大約50cm。主に北中米に棲息し、日本でも外来種として目撃例がある。雑食性。その名の通り噛む力が強い上、首の伸びが素早く、気性も荒いためたいへん危険。
 +
:*[[方解石のカミツキガメ/Calcite Snapper]]
 +
:*[[冷水カミツキガメ/Cold-Water Snapper]]
 +
:*[[シルブールリンドのカミツキガメ/Silburlind Snapper]]
 +
:*[[ヴィンタラのカミツキガメ/Vintara Snapper]]
 
;<span id="カメレオン">カメレオン(かめれおん)</span>
 
;<span id="カメレオン">カメレオン(かめれおん)</span>
:有鱗目カメレオン科のトカゲの総称。全長30~60センチメートル、尾はその半分ほど。大きな眼球はドーム状のまぶたでおおわれ、左右の目は別々に動かせる。舌は螺旋(らせん)状で体長より長く伸び、先端から出る粘液で餌(えさ)の昆虫を捕らえる。樹上で生活し、周囲の状況や感情によりすばやく体色を変える。アフリカ・スペイン南部・セイロン島などに分布。
+
:有鱗目カメレオン科のトカゲの総称。全長30〜60cm、尾はその半分ほど。大きな眼球はドーム状のまぶたでおおわれ、左右の目は別々に動かせる。舌は螺旋(らせん)状で体長より長く伸び、先端から出る粘液で餌(えさ)の昆虫を捕らえる。樹上で生活し、周囲の状況や感情によりすばやく体色を変える。アフリカ・スペイン南部・セイロン島などに分布。
 +
:*[[カメレオンのぼやかし/Chameleon Blur]]
 +
:*[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]
 
:*[[カメレオン・スピリット/Chameleon Spirit]]
 
:*[[カメレオン・スピリット/Chameleon Spirit]]
 
:*[[カヴーのカメレオン/Kavu Chameleon]]
 
:*[[カヴーのカメレオン/Kavu Chameleon]]
 
;<span id="氈鹿">氈鹿(かもしか)</span>
 
;<span id="氈鹿">氈鹿(かもしか)</span>
:偶蹄目ウシ科カモシカ属の哺乳類の総称。ヤギに似た姿で、体色は変異に富み、頭胴長1.1~1.8メートル程。急峻な岩場で生活し、植物の葉や芽を食べる。ヒマラヤから東南アジア、台湾、日本にかけて分布。
+
:鯨偶蹄目ウシ科カモシカ属の哺乳類の総称。ヤギに似た姿で、体色は変異に富み、頭胴長1.1〜1.8m程。急峻な岩場で生活し、植物の葉や芽を食べる。ヒマラヤから東南アジア、台湾、日本にかけて分布。
 
:*[[暴走する氈鹿/Stampeding Serow]]
 
:*[[暴走する氈鹿/Stampeding Serow]]
 +
;<span id="カラカル">カラカル(からかる)</span>
 +
:ネコ科の肉食獣。アフリカ大陸からアラビア半島、インド西部にかけて分布。体長55-90cm、体重8-23kgほど。四肢は長く細め。耳は大きく、先端に特徴的な房毛がある。地域によっては人間に飼育され、狩猟のために使われることもある。
 +
:*[[うろつくカラカル/Prowling Caracal]]
 +
:*[[威厳あるカラカル/Regal Caracal]]
 +
:*[[訓練されたカラカル/Trained Caracal]]
 
;<span id="ガリアル">ガリアル(がりある)</span>
 
;<span id="ガリアル">ガリアル(がりある)</span>
:ワニの一種。インド産で、ワニ科中最大。特徴は鼻骨で隔てられずに左右の上顎骨が互いに接し、口先が極端に細い。「ガビアル」とも言う。
+
:ワニの一種。インド産。体長4m〜6m、体重160〜180㎏。左右の上顎骨が鼻骨で隔てられず互いに接し、口先が極端に細い。「ガビアル」とも言う。
 +
:*[[藻のガリアル/Algae Gharial]]
 
:*[[灰鱗のガリアル/Grayscaled Gharial]]
 
:*[[灰鱗のガリアル/Grayscaled Gharial]]
 
;<span id="カリブー">カリブー(かりぶー)</span>
 
;<span id="カリブー">カリブー(かりぶー)</span>
:シカ科の哺乳類。頭胴長1.3~2.2メートル、肩高0.8~1.5メートル。雌雄とも枝のある大きな角をもつ。体毛は密で褐色。草やコケを主食とする。ヨーロッパ・アジア・北アメリカの寒帯に分布し、北欧では古くから家畜化されている。
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:シカ科の哺乳類。頭胴長1.3〜2.2m、肩高0.8〜1.5m。雌雄とも枝のある大きな角をもつ。体毛は密で褐色。草やコケを主食とする。ヨーロッパ・アジア・北アメリカの寒帯に分布し、北欧では古くから家畜化されている。
 
:*[[カリブー放牧場/Caribou Range]]
 
:*[[カリブー放牧場/Caribou Range]]
;<span id="カワセミ">カワセミ(わかせみ)</span>
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;<span id="カワセミ">カワセミ(かわせみ)</span>
:ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長17センチメートル内外。飛ぶと瑠璃(るり)色の背が光り、腹面は栗色で美しい。嘴(くちばし)が大きい。水辺にすみ、川魚・カエル・昆虫などを食べる。ユーラシア・アフリカに分布。日本では全国で見られる。
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:ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長17cm内外。飛ぶと瑠璃(るり)色の背が光り、腹面は栗色で美しい。嘴(くちばし)が大きい。水辺にすみ、川魚・カエル・昆虫などを食べる。ユーラシア・アフリカに分布。日本では全国で見られる。
 
:*[[カワセミ/Kingfisher]]
 
:*[[カワセミ/Kingfisher]]
 +
;<span id="クーズー">クーズー(くーずー)</span>
 +
:鯨偶蹄目ウシ科の哺乳類。体長1.9〜2.5m、肩高1.2〜1.5m。オスは2回ねじれた一対の角を持つ。アフリカの主に丘陵や山地にある石が多い藪地、疎林に生息する。
 +
:*[[気性の荒いクーズー/Ornery Kudu]]
 +
;<span id="クサリヘビ">クサリヘビ(くさりへび)</span>
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:→[[#バイパー|バイパー]]を参照。
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:*[[とぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviper]]
 
;<span id="葛">葛(くず)</span>
 
;<span id="葛">葛(くず)</span>
 
:マメ科の大形つる性多年草。山野・荒地に自生。葉は卵円形の小葉三個からなる複葉で、裏は白っぽい。秋、葉腋(ようえき)に紅紫色の蝶形花を総状につける。肥大した根から葛粉をとるほか、漢方で葛根(かつこん)といい発汗・解熱剤とする。茎の繊維で葛布(くずふ)を織る。秋の七草の一。
 
:マメ科の大形つる性多年草。山野・荒地に自生。葉は卵円形の小葉三個からなる複葉で、裏は白っぽい。秋、葉腋(ようえき)に紅紫色の蝶形花を総状につける。肥大した根から葛粉をとるほか、漢方で葛根(かつこん)といい発汗・解熱剤とする。茎の繊維で葛布(くずふ)を織る。秋の七草の一。
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:*[[殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu]]
 
:*[[殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu]]
 
;<span id="クズリ">クズリ(くずり)</span>
 
;<span id="クズリ">クズリ(くずり)</span>
:イタチ科の哺乳類。イタチ類中最大で体長85センチメートルほどになる。背面は光沢がある褐色、腹面と顔は黒色。体は頑丈で耳が小さく、クマの子に似る。性質が荒く、種々の動物を襲う。北ヨーロッパ・シベリア・アメリカ北部の平原や森林にすむ。
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:イタチ科の哺乳類。イタチ類中最大で体長85cmほどになる。背面は光沢がある褐色、腹面と顔は黒色。体は頑丈で耳が小さく、クマの子に似る。性質が荒く、種々の動物を襲う。北ヨーロッパ・シベリア・アメリカ北部の平原や森林にすむ。
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:[[クズリ]]も参照。
 
:*[[ディープウッドのクズリ/Deepwood Wolverine]]
 
:*[[ディープウッドのクズリ/Deepwood Wolverine]]
:*[[Grizzled Wolverine]]
 
 
:*[[カープルーザンのクズリ/Karplusan Wolverine]]
 
:*[[カープルーザンのクズリ/Karplusan Wolverine]]
 
:*[[狂暴クズリ/Rabid Wolverines]]
 
:*[[狂暴クズリ/Rabid Wolverines]]
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:*[[クズリの群れ/Wolverine Pack]]
 
:*[[クズリの群れ/Wolverine Pack]]
 
;<span id="クロコダイル">クロコダイル(くろこだいる)</span>
 
;<span id="クロコダイル">クロコダイル(くろこだいる)</span>
:ワニ目クロコダイル科に属する爬虫類の総称。アリゲーター科のワニにくらべ、口先は先端にいくにつれて幅が狭くなり、口を閉じた時、下顎の第四歯が外から見える。性質は荒い。ナイルワニ・イリエワニ・アメリカワニなど一七種がある。
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:ワニ目クロコダイル科に属する爬虫類の総称。アリゲーター科のワニにくらべ、口先は先端にいくにつれて幅が狭くなり、口を閉じた時、下顎の第四歯が外から見える。性質は荒い。ナイルワニ・イリエワニ・アメリカワニなど17種がある。[[クロコダイル]]も参照。
 
:*[[ドロスのクロコダイル/Dross Crocodile]]
 
:*[[ドロスのクロコダイル/Dross Crocodile]]
 
:*[[皇帝クロコダイル/Emperor Crocodile]]
 
:*[[皇帝クロコダイル/Emperor Crocodile]]
 +
:*[[ハグラのクロコダイル/Hagra Crocodile]]
 
:*[[湿地のクロコダイル/Marsh Crocodile]]
 
:*[[湿地のクロコダイル/Marsh Crocodile]]
:*[[砂州のクロコダイル/Sandbar Crocodile]]
+
:*[[砂州のクロコダイル/Sandbar Crocodile]] など
:*[[骸骨クロコダイル/Skeletal Crocodile]]
+
;<span id="ケラトプス">ケラトプス(けらとぷす)</span>
:*[[仮装のクロコダイル/Veiled Crocodile]]
+
:鳥盤目周飾頭亜目角竜下目に分類される恐竜の総称。角竜(つのりゅう)。オウムのような嘴を持つ草食恐竜。一部を除き、四足歩行のサイのような体形で、頭部後方に広がるフリルを持つ。特にケラトプス科のものは目と鼻の上に角を持ち、これがケラトプス(角のある顔)という名前の由来となっている。最も有名な種はトリケラトプス。
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:*[[突き刺すケラトプス/Goring Ceratops]]
 +
:*[[帝国のケラトプス/Imperial Ceratops]]
 +
:*[[変容するケラトプス/Shifting Ceratops]]
 +
:*[[攻角のケラトプス/Siegehorn Ceratops]]
 +
:*[[棘尾ケラトプス/Spike-Tailed Ceratops]] など
 
;<span id="剣歯虎">剣歯虎(けんしこ)</span>
 
;<span id="剣歯虎">剣歯虎(けんしこ)</span>
 
:ネコ科の哺乳類。8,000年くらい前に絶滅し、化石で発見される。現生のライオンほどの大きさで、上顎の犬歯が牙状に長く発達している。サーベル・タイガー。スミロドン。
 
:ネコ科の哺乳類。8,000年くらい前に絶滅し、化石で発見される。現生のライオンほどの大きさで、上顎の犬歯が牙状に長く発達している。サーベル・タイガー。スミロドン。
 
:*[[剣歯虎/Sabretooth Tiger]]
 
:*[[剣歯虎/Sabretooth Tiger]]
 +
:*[[剣歯虎のやっかいもの/Sabertooth Mauler]]
 +
:*[[剣歯虎の先導隊/Sabertooth Outrider]]
 +
:*[[サヴァイの剣歯虎/Savai Sabertooth]]
 +
:*[[ティムールの剣歯虎/Temur Sabertooth]]
 +
;<span id="鯉">鯉(こい)</span>
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:コイ目コイ科に属する雑食性の淡水魚。体長は60cmほどだが大きなものでは1mを超える。口のまわりに2対のひげがある。食用のほか、改良品種のニシキゴイが観賞用に飼育される。
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:*[[古えの鯉/Ancient Carp]]
 
;<span id="ゴキブリ">ゴキブリ(ごきぶり)</span>
 
;<span id="ゴキブリ">ゴキブリ(ごきぶり)</span>
:ゴキブリ目に属する昆虫の総称。体は扁平で幅広く、光沢がある。触角は糸状で長い。前ばねは革質、後ろばねは膜状で、通常は腹部の上にたたまれる。夜行性ですばやく走り、狭いすき間に好んでもぐる。人家にすむ種と野外にすむ種があり、前者は食品を汚染し、各種の病原菌や寄生虫を媒介する。日本にはクロゴキブリ・チャバネゴキブリなど約四〇種がいる。
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:ゴキブリ目に属する昆虫の総称。体は扁平で幅広く、光沢がある。触角は糸状で長い。前ばねは革質、後ろばねは膜状で、通常は腹部の上にたたまれる。夜行性ですばやく走り、狭いすき間に好んでもぐる。人家にすむ種と野外にすむ種があり、前者は食品を汚染し、各種の病原菌や寄生虫を媒介する。日本にはクロゴキブリ・チャバネゴキブリなど約40種がいる。
 
:*[[ゴキブリの大群/Brood of Cockroaches]]
 
:*[[ゴキブリの大群/Brood of Cockroaches]]
 
:*[[無数のゴキブリ/Endless Cockroaches]]
 
:*[[無数のゴキブリ/Endless Cockroaches]]
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;<span id="黒檀">黒檀(こくたん)</span>
 
;<span id="黒檀">黒檀(こくたん)</span>
 
:カキノキ科の常緑大高木。インド原産。葉は長楕円形で、革質。雌雄異花を同株につける。花は白色でカキの花に似る。心材は黒色で堅く、光沢があり、唐木の一種として家具・装飾材・細工物などにする。
 
:カキノキ科の常緑大高木。インド原産。葉は長楕円形で、革質。雌雄異花を同株につける。花は白色でカキの花に似る。心材は黒色で堅く、光沢があり、唐木の一種として家具・装飾材・細工物などにする。
:*[[黒檀の馬/Ebony Horse]]
 
 
:*[[黒檀の魔除け/Ebony Charm]]
 
:*[[黒檀の魔除け/Ebony Charm]]
:*[[黒檀のツリーフォーク/Ebony Treefolk]]
+
:*[[黒檀の馬/Ebony Horse]]
 
:*[[黒檀の梟の根付/Ebony Owl Netsuke]]
 
:*[[黒檀の梟の根付/Ebony Owl Netsuke]]
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:*[[黒檀のツリーフォーク/Ebony Treefolk]]
 
;<span id="極楽鳥">極楽鳥(ごくらくちょう)</span>
 
;<span id="極楽鳥">極楽鳥(ごくらくちょう)</span>
:スズメ目フウチョウ科の鳥の総称。四三種がある。雄は色彩がきわめて美しく、変化に富む飾り羽を持つ。繁殖期には飾り羽を広げ、さまざまなポーズで求愛のダンスをする。ニューギニアとその周辺の諸島、およびオーストラリア北部に分布。比翼の鳥。
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:スズメ目フウチョウ科の鳥の総称。43種がある。雄は色彩がきわめて美しく、変化に富む飾り羽を持つ。繁殖期には飾り羽を広げ、さまざまなポーズで求愛のダンスをする。ニューギニアとその周辺の諸島、およびオーストラリア北部に分布。比翼の鳥。
 
:*[[極楽鳥/Birds of Paradise]]
 
:*[[極楽鳥/Birds of Paradise]]
 +
;<span id="後家蜘蛛">後家蜘蛛(ごけぐも)</span>
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:クモ目ヒメグモ科ゴケグモ属のクモの総称。強力な神経毒を持つことで知られ、人間の死亡例もある。メスはオスよりもずっと大きく、黒色〜黒褐色で腹面に赤い砂時計型の模様を持つものが多い。クロゴケグモ・セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモなど約30種が知られている。熱帯地方を中心に世界中に分布する。
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:英語ではwidow spider、あるいは単にwidowという。widowとその和訳である「後家」は夫に死別した女性のことで、交尾後にメスがオスを共食いすることがあるためについた名である。
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:*[[荒廃後家蜘蛛/Blightwidow]]
 +
:*[[鬱後家蜘蛛/Gloomwidow]]
 +
:*[[鬱後家蜘蛛の饗宴/Gloomwidow's Feast]]
 +
:*[[墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow]]
 +
:*[[未熟な鬱後家蜘蛛/Juvenile Gloomwidow]]
 
;<span id="コブラ">コブラ(こぶら)</span>
 
;<span id="コブラ">コブラ(こぶら)</span>
:有鱗目コブラ科の毒ヘビの総称。特に、威嚇する時に前半身を立て、えりの部分を平らに広げる種類をいう。上顎の管状の毒牙から神経毒を出す。メガネヘビ・タイガースネーク・マンバなど種類が多く、最大種はキングコブラで長さ4.5メートルに達する。熱帯・亜熱帯に広く分布。
+
:有鱗目コブラ科のヘビの総称。特に、威嚇する時に前半身を立て、えりの部分を平らに広げる種類をいう。毒は主に神経毒で、上顎の前方にある毒牙から流し込まれる。メガネヘビ・タイガースネーク・マンバなど種類が多く、最大種はキングコブラで長さ4.5mに達する。熱帯・亜熱帯に広く分布。
 +
:*[[コブラの罠/Cobra Trap]]
 
:*[[墓所のコブラ/Crypt Cobra]]
 
:*[[墓所のコブラ/Crypt Cobra]]
:*[[剣歯コブラ/Sabertooth Cobra]]
+
:*[[死の頭巾のコブラ/Death-Hood Cobra]]
:*[[大食のコブラ/Voracious Cobra]]
+
:*[[水蓮のコブラ/Lotus Cobra]]
 +
:*[[剣歯コブラ/Sabertooth Cobra]] など
 
;<span id="ゴリラ">ゴリラ(ごりら)</span>
 
;<span id="ゴリラ">ゴリラ(ごりら)</span>
:ショウジョウ科の哺乳類。類人猿中最大。身長約2メートル、体重は300キログラム近くまで達する。全身黒褐色。成長した雄は背中の毛が白くなり、シルバー-バックと呼ばれる。鼻は横に広く、雄の頭頂部は大きく突き出す。西アフリカ中部の森林に小群ですみ、タケノコ・バナナなど植物質のものを食べる。三亜種に大別される。
+
:ショウジョウ科の哺乳類。類人猿中最大。身長約2m、体重は300kg近くまで達する。全身黒褐色。成長した雄は背中の毛が白くなり、シルバーバックと呼ばれる。鼻は横に広く、雄の頭頂部は大きく突き出す。西アフリカ中部の森林に小群ですみ、タケノコ・バナナなど植物質のものを食べる。3亜種に大別される。
 
:*[[ゴリラの酋長/Gorilla Chieftain]]
 
:*[[ゴリラの酋長/Gorilla Chieftain]]
 +
:*[[ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman]]
 
:*[[ゴリラのタイタン/Gorilla Titan]]
 
:*[[ゴリラのタイタン/Gorilla Titan]]
 
:*[[ゴリラの戦士/Gorilla Warrior]]
 
:*[[ゴリラの戦士/Gorilla Warrior]]
126行: 228行:
 
:*[[凶暴なゴリラ/Savage Gorilla]]
 
:*[[凶暴なゴリラ/Savage Gorilla]]
 
;<span id="コンドル">コンドル(こんどる)</span>
 
;<span id="コンドル">コンドル(こんどる)</span>
:タカ目コンドル科の鳥。全長1.1メートル以上、両翼を広げると3メートル以上もある巨鳥。羽色は黒色で、翼に大きな白色部がある。頭・頸(くび)には羽毛がなく、襟に襟巻状の白い綿羽がある。南米アンデスの高山に生息する。
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:タカ目コンドル科の鳥。全長1.1m以上、両翼を広げると3m以上もある巨鳥。羽色は黒色で、翼に大きな白色部がある。頭・頸(くび)には羽毛がなく、襟に襟巻状の白い綿羽がある。南米アンデスの高山に生息する。
 
:*[[投げ落とすコンドル/Airdrop Condor]]
 
:*[[投げ落とすコンドル/Airdrop Condor]]
 
:*[[機械仕掛けのコンドル/Clockwork Condor]]
 
:*[[機械仕掛けのコンドル/Clockwork Condor]]
 
:*[[スカイシュラウドのコンドル/Skyshroud Condor]]
 
:*[[スカイシュラウドのコンドル/Skyshroud Condor]]
 +
:*[[訓練されたコンドル/Trained Condor]]
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;<span id="サーバル">サーバル(さーばる)</span>
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:食肉目ネコ科サーバル属に分類されるネコの一種。頭胴長60〜100cm。アフリカ大陸に分布。黄褐色で黒い斑点がある。大きな耳を持ち、聴力に優れる。発達した後肢を用いた高い跳躍力が特徴で、狩りの際にはジャンプして上からネズミなどに襲いかかるほか、空中で鳥を捕らえることもある。
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:*[[たてがみサーバル/Maned Serval]]
 
;<span id="ジャガー">ジャガー(じゃがー)</span>
 
;<span id="ジャガー">ジャガー(じゃがー)</span>
:食肉目の哺乳類。体長175センチメートル、肩高84センチメートルほど。斑紋はヒョウに似るが大きく、中に小さい黒点がある。木登りと泳ぎが巧み。カピバラ・ペッカリーやワニ・カメなどを食べる。北米南部からアルゼンチン北部に分布。
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:食肉目ネコ科の哺乳類。体長175cm、肩高84cmほど。斑紋はヒョウに似るが大きく、中に小さい黒点がある。木登りと泳ぎが巧み。カピバラ・ペッカリーやワニ・カメなどを食べる。北米南部からアルゼンチン北部に分布。
 
:*[[飛びかかるジャガー/Pouncing Jaguar]]
 
:*[[飛びかかるジャガー/Pouncing Jaguar]]
 
;<span id="ジャスミン">ジャスミン(じゃすみん)</span>
 
;<span id="ジャスミン">ジャスミン(じゃすみん)</span>
:モクセイ科オウバイ属の植物の総称。熱帯・亜熱帯に分布し、二〇〇種以上ある。葉は単葉または羽状複葉。花は高坏(たかつき)形の花冠をもち、多くは香気が高い。観賞用に植え、また花から香油をとる。
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:モクセイ科オウバイ属の植物の総称。熱帯・亜熱帯に分布し、200種以上ある。葉は単葉または羽状複葉。花は高坏(たかつき)形の花冠をもち、多くは香気が高い。観賞用に植え、また花から香油をとる。
 
:*[[ジャスミンの予見者/Jasmine Seer]]
 
:*[[ジャスミンの予見者/Jasmine Seer]]
 
:*[[ジャスミンの香り/Scent of Jasmine]]
 
:*[[ジャスミンの香り/Scent of Jasmine]]
 
;<span id="ジャッカル">ジャッカル(じゃっかる)</span>
 
;<span id="ジャッカル">ジャッカル(じゃっかる)</span>
:イヌ科の哺乳類。狼(おおかみ)に似るが小形で、体長77センチメートル、肩高47センチメートルほど。毛は厚く黄色がかった灰色。小動物を捕食するほか、果実や死肉を食べる。アフリカ北部からヨーロッパ南東部・中央アジア・インドの草原に分布。
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:イヌ科の哺乳類。狼に似るが小形で、体長77cm、肩高47cmほど。毛は厚く黄色がかった灰色。小動物を捕食するほか、果実や死肉を食べる。アフリカ北部からヨーロッパ南東部・中央アジア・インドの草原に分布。[[ジャッカル]]も参照。
 
:*[[ダウスィーのジャッカル/Dauthi Jackal]]
 
:*[[ダウスィーのジャッカル/Dauthi Jackal]]
 
:*[[ハール・ジャッカル/Hurr Jackal]]
 
:*[[ハール・ジャッカル/Hurr Jackal]]
 +
:*[[ジャッカルの使い魔/Jackal Familiar]]
 
:*[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]
 
:*[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]
 
:*[[隠れ潜むジャッカル/Lurking Jackals]]
 
:*[[隠れ潜むジャッカル/Lurking Jackals]]
 
;<span id="シュモクザメ">シュモクザメ(しゅもくざめ)</span>
 
;<span id="シュモクザメ">シュモクザメ(しゅもくざめ)</span>
:ネズミザメ目シュモクザメ科の海魚の総称。全長4メートルに達する種類もある。頭部がシャベル形や丁字形に左右に長くのび、その両端に目がある。性質は獰猛(どうもう)。アカシュモクザメなど日本近海にも三種が分布。
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:ネズミザメ目シュモクザメ科の海魚の総称。全長4mに達する種類もある。頭部がシャベル形や丁字形に左右に長くのび、その両端に目がある。性質は獰猛(どうもう)。アカシュモクザメなど日本近海にも3種が分布。
 
:*[[シュモクザメ/Hammerhead Shark]]
 
:*[[シュモクザメ/Hammerhead Shark]]
 +
;<span id="水鹿">水鹿(すいろく)</span>
 +
:鯨偶蹄目シカ科シカ属に分類されるシカの一種。南アジアや東南アジア、中国南部に分布する。主に湿地帯の森林に棲息し、水浴び・泥浴びを好む。オスは3本に枝分かれした角を持つ。サンバー。
 +
:*[[湿地帯の水鹿/Wetland Sambar]]
 
;<span id="スカラベ">スカラベ(すからべ)</span>
 
;<span id="スカラベ">スカラベ(すからべ)</span>
 
:タマオシコガネ(フンコロガシ)と呼ばれる一群の黄金虫(こがねむし)の称。古代エジプトでは太陽神ケペリを表し、生成・創造・再生のシンボルとして神聖視され、彫刻・印章・護符・装身具などにその意匠が彫られた。
 
:タマオシコガネ(フンコロガシ)と呼ばれる一群の黄金虫(こがねむし)の称。古代エジプトでは太陽神ケペリを表し、生成・創造・再生のシンボルとして神聖視され、彫刻・印章・護符・装身具などにその意匠が彫られた。
 
:*[[墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab]]
 
:*[[墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab]]
 +
:*[[腐食スカラベ/Rust Scarab]]
 
:*[[物あさりのスカラベ/Scavenging Scarab]]
 
:*[[物あさりのスカラベ/Scavenging Scarab]]
 +
:*[[スカラベの巣/Nest of Scarabs]]
 +
:*[[スカラベの饗宴/Scarab Feast]] など
 +
;<span id="スズメバチ">スズメバチ(すずめばち)</span>
 +
:ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科に属する昆虫の総称。ハチの中では比較的大型。ミツバチやアリと並ぶ社会性昆虫の代表格であり、女王蜂・働き蜂・雄蜂から成る大きな群れを作る。強力な毒を持ち攻撃性も高いものが多く、日本でも毎年死亡事故が発生している。
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:英語のhornetとwaspの違いについては[[カード名英語辞典#蜂|カード名英語辞典]]を参照。
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:*[[スズメバチ騒がせ/Hornet Harasser]]
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:*[[スズメバチの巣/Hornet Nest]]
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:*[[女王スズメバチ/Hornet Queen]]
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:*[[スズメバチの一刺し/Hornet Sting]]
 +
:*[[スズメバチの槍兵/Wasp Lancer]] など
 
;<span id="センザンコウ">センザンコウ(せんざんこう)</span>
 
;<span id="センザンコウ">センザンコウ(せんざんこう)</span>
 
:有鱗目の哺乳類の総称。歯がなく、細長い舌で、アリを捕食する。体の表面に堅い松かさ状の鱗(うろこ)があり、敵に襲われるとボールのように丸くなる。前後肢とも指は五本で、前肢の爪は大きい。アジア・アフリカに分布。
 
:有鱗目の哺乳類の総称。歯がなく、細長い舌で、アリを捕食する。体の表面に堅い松かさ状の鱗(うろこ)があり、敵に襲われるとボールのように丸くなる。前後肢とも指は五本で、前肢の爪は大きい。アジア・アフリカに分布。
 
:中国の伝説では「人間の顔と手をもつ魚の体をした怪物」のことをいい、穿山甲または魚へんに&#22796;(「綾」のつくりの部分)と書く漢字があてられる。
 
:中国の伝説では「人間の顔と手をもつ魚の体をした怪物」のことをいい、穿山甲または魚へんに&#22796;(「綾」のつくりの部分)と書く漢字があてられる。
 
:*[[うろつくセンザンコウ/Prowling Pangolin]]
 
:*[[うろつくセンザンコウ/Prowling Pangolin]]
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:*[[不器用なセンザンコウ/Bumbling Pangolin]]
 
;<span id="象亀">象亀(ぞうがめ)</span>
 
;<span id="象亀">象亀(ぞうがめ)</span>
:陸産のカメ。陸ガメの中では最大で、甲長1メートルを超す。草食性。ガラパゴス諸島とインド洋のアルダブラ諸島にすむ。食用として乱獲されたため激減し、現在は捕獲禁止。
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:陸産のカメ。陸ガメの中では最大で、甲長1mを超す。草食性。ガラパゴス諸島とインド洋のアルダブラ諸島にすむ。食用として乱獲されたため激減し、現在は捕獲禁止。
 
:*[[象亀/Giant Tortoise]]
 
:*[[象亀/Giant Tortoise]]
 
;<span id="タラバガニ">タラバガニ(たらばがに)</span>
 
;<span id="タラバガニ">タラバガニ(たらばがに)</span>
:海産のヤドカリの一種。カニに似た体をしているが歩脚は三対でカニより一対少ない。甲は25センチメートル内外、脚を伸ばすと1メートル以上になる。雌は小さく、甲は10センチメートル内外。肉は美味。主に缶詰にする。北海道以北に分布。タラの漁場でとれるのでこの名がある。
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:海産のヤドカリの一種。カニに似た体をしているが歩脚は三対でカニより一対少ない。甲は25cm内外、脚を伸ばすと1m以上になる。雌は小さく、甲は10cm内外。肉は美味。主に缶詰にする。北海道以北に分布。タラの漁場でとれるのでこの名がある。
 
:*[[タラバガニ/King Crab]]
 
:*[[タラバガニ/King Crab]]
 +
;<span id="ダンゴムシ">ダンゴムシ(だんごむし)</span>
 +
:ワラジムシ目のうち、陸生で体を丸める習性を持つものの総称。主にオカダンゴムシを指す。刺激を受けると腹面を内側に丸まり、その名の通り団子のような球形になる。落ち葉や動物の死骸などを食べ、有機物を土壌に返す分解者。昆虫ではなく、フナムシに近縁な動物。
 +
:*[[頑丈なダンゴムシ/Durable Coilbug]]
 
;<span id="チドリ">チドリ(ちどり)</span>
 
;<span id="チドリ">チドリ(ちどり)</span>
:チドリ目チドリ科の鳥の総称。全長15~40センチメートル。ほとんどの種が足の指は三本で後ろ指を欠く。海岸や平野の水辺にすみ、親鳥は外敵が近づくと擬傷動作をする。北方で繁殖し、日本では春秋に通過する旅鳥が多いが、周年とどまるものもある。
+
:チドリ目チドリ科の鳥の総称。全長15〜40cm。ほとんどの種が足の指は3本で後ろ指を欠く。海岸や平野の水辺にすみ、親鳥は外敵が近づくと擬傷動作をする。北方で繁殖し、日本では春秋に通過する旅鳥が多いが、周年とどまるものもある。
 
:*[[チドリの騎士/Plover Knights]]
 
:*[[チドリの騎士/Plover Knights]]
 
;<span id="ツグミ">ツグミ(つぐみ)</span>
 
;<span id="ツグミ">ツグミ(つぐみ)</span>
168行: 293行:
 
;<span id="蔦">蔦(つた)</span>
 
;<span id="蔦">蔦(つた)</span>
 
:ブドウ科のつる性落葉木本。日本・朝鮮・中国に分布。巻きひげには吸盤があり、山野の岩や樹に着生する。葉は円心形で浅く三裂し、光沢がある。夏、葉腋に黄緑色の小花をつけ、液果は小球形で紫黒色に熟す。秋の紅葉が美しいので、家屋の外壁や石垣にはわせたり、盆栽にして観賞する。
 
:ブドウ科のつる性落葉木本。日本・朝鮮・中国に分布。巻きひげには吸盤があり、山野の岩や樹に着生する。葉は円心形で浅く三裂し、光沢がある。夏、葉腋に黄緑色の小花をつけ、液果は小球形で紫黒色に熟す。秋の紅葉が美しいので、家屋の外壁や石垣にはわせたり、盆栽にして観賞する。
:*[[蔦の踊り手/Ivy Dancer]]
+
:*[[押し潰す蔦/Crushing Vines]]
:*[[腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak]]
+
:*[[絡め取る蔦/Entangling Vines]]
:*[[引き裂く蔦/Rending Vines]]
+
:*[[門を這う蔦/Gatecreeper Vine]]
:*[[蔦の神/Vine Kami]]
+
:*[[遮り蔦/Hindervines]]
:*[[殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzu]]
+
:*[[蔦の踊り手/Ivy Dancer]] など
 +
;<span id="ディロフォサウルス">ディロフォサウルス(でぃろふぉさうるす)</span>
 +
:絶滅した獣脚類恐竜の一種。ジュラ紀前期の北米に棲息していた。頭部に1対の半月状の鶏冠(とさか)を持ち、これが「2つの隆起を持つトカゲ」という名の由来となっている。かつては腐肉食であるとする説もあったが、現在では生きた獲物を捕らえていたと考えられている。小説・映画『ジュラシック・パーク』に登場したことで知名度が上がったが、「毒の唾液を吐く」「襟飾りを持つ」といった設定はこの作品独自の味付けであり、実際の姿とは異なる。
 +
:*[[気難しいディロフォサウルス/Ornery Dilophosaur]]
 
;<span id="テナガザル">テナガザル(てながざる)</span>
 
;<span id="テナガザル">テナガザル(てながざる)</span>
:霊長目テナガザル科の哺乳類の総称。類人猿に属する進化の進んだサルである。顔面は無毛で黒い。体は細く、前肢が非常に長い。尾はなく、尻だこがある。頭胴長50センチメートル内外で、体は灰色ないし灰褐色・黒色など。樹上にすみ、昆虫や果実を食べる。シロテテナガザル・フクロテナガザルなど。東南アジアの森林に分布。
+
:霊長目テナガザル科の哺乳類の総称。類人猿に属する進化の進んだサルである。顔面は無毛で黒い。体は細く、前肢が非常に長い。尾はなく、尻だこがある。頭胴長50cm内外で、体は灰色ないし灰褐色・黒色など。樹上にすみ、昆虫や果実を食べる。シロテテナガザル・フクロテナガザルなど。東南アジアの森林に分布。
 
:*[[隠れたるテナガザル/Hidden Gibbons]]
 
:*[[隠れたるテナガザル/Hidden Gibbons]]
 
;<span id="トビ">トビ(とび)</span>
 
;<span id="トビ">トビ(とび)</span>
:タカ目タカ科の鳥。全長約60センチメートルで暗褐色。尾の形がタカの尾としては珍しく凹形。全国の低山や海岸などに生息し、動物や魚の死骸などを食べる。ピーヒョロロと鳴きながら輪を描いて滑翔。
+
:タカ目タカ科の鳥。全長約60cmで暗褐色。尾の形がタカの尾としては珍しく凹形。全国の低山や海岸などに生息し、動物や魚の死骸などを食べる。ピーヒョロロと鳴きながら輪を描いて滑翔。
 
:*[[気まぐれなトビ/Mercurial Kite]]
 
:*[[気まぐれなトビ/Mercurial Kite]]
 +
:*[[破れ翼トビ/Tatterkite]]
 +
;<span id="トビネズミ">トビネズミ(とびねずみ)</span>
 +
:齧歯目トビネズミ科に分類されるネズミの総称。体長4〜26cm。北アフリカや西南アジアなどの乾燥地帯に棲息している。夜行性で、暑い昼間は地中の巣穴で休み、涼しい夜間に外に出て種子や昆虫などを食べる。長く発達した後肢を用いて二本足で立ち、飛び跳ねて移動する。一跳びで3mほどジャンプする例もある。
 +
:*[[峡谷のトビネズミ/Canyon Jerboa]]
 +
;<span id="トリュフ">トリュフ(とりゅふ)</span>
 +
:セイヨウショウロ科セイヨウショウロ属に分類されるキノコの総称。セイヨウショウロ(西洋松露)。子実体は笠や柄のない、歪んだ球状ないし塊状を成す。高級食材であり、キャビア、フォアグラとともに世界三大珍味として知られる。特有の芳香を発するため、探索には嗅覚に優れるブタが伝統的に用いられてきたが、現代では主にイヌが使われる。
 +
:*[[トリュフ嗅ぎ/Trufflesnout]]
 
;<span id="ナナカマド">ナナカマド(ななかまど)</span>
 
;<span id="ナナカマド">ナナカマド(ななかまど)</span>
 
:バラ科ナナカマド属に属する植物で、日本各地に自生する落葉の小高木。夏に白い花を咲かせ、秋には紅葉し赤い実をつける。「材が堅く大変燃えにくいので、7回かまどに入れても燃え尽きない」という言い伝えに由来する。
 
:バラ科ナナカマド属に属する植物で、日本各地に自生する落葉の小高木。夏に白い花を咲かせ、秋には紅葉し赤い実をつける。「材が堅く大変燃えにくいので、7回かまどに入れても燃え尽きない」という言い伝えに由来する。
 
:*[[ナナカマドのツリーフォーク/Rowan Treefolk]]
 
:*[[ナナカマドのツリーフォーク/Rowan Treefolk]]
 +
;<span id="ニシキヘビ">ニシキヘビ(にしきへび)</span>
 +
:有鱗目ニシキヘビ科のヘビの総称。[[パイソン]]。世界最大のヘビであるアミメニシキヘビ(最大全長9.9m)が属する。無毒。獲物を噛みつきで捕らえた後、素早く体を巻きつけ、締め上げて窒息死させる。卵生。アフリカ・アジア・オーストラリアに分布。[[#ボア|ボア]]とは近縁で、こちらを亜科としてボア科に含める説もある。
 +
:*[[ニシキヘビ/Python]]
 
;<span id="ノスリ">ノスリ(のすり)</span>
 
;<span id="ノスリ">ノスリ(のすり)</span>
:タカ目タカ科の鳥。全長約55センチメートル。全身褐色で下面は淡色。全国の山地で繁殖、冬期は平地にくだる。小形の哺乳類や昆虫・カエルなどを捕食する。ユーラシアとアフリカの一部に分布。
+
:タカ目タカ科の鳥。全長約55cm。全身褐色で下面は淡色。全国の山地で繁殖、冬期は平地にくだる。小形の哺乳類や昆虫・カエルなどを捕食する。ユーラシアとアフリカの一部に分布。
 
:*[[死神頭のノスリ/Death's-Head Buzzard]]
 
:*[[死神頭のノスリ/Death's-Head Buzzard]]
 +
:*[[鉄爪のノスリ乗り/Ironclaw Buzzardiers]]
 
:*[[金切り声のノスリ/Screeching Buzzard]]
 
:*[[金切り声のノスリ/Screeching Buzzard]]
 
;<span id="ハイエナ">ハイエナ(はいえな)</span>
 
;<span id="ハイエナ">ハイエナ(はいえな)</span>
:食肉目ハイエナ科の哺乳類の総称。体長50~160センチメートル。外見は犬に似るが、分類上はジャコウネコに近縁。全身が褐色の体毛におおわれる。死肉をあさるが、大形動物を襲うこともある。夜行性。ブチハイエナ・シマハイエナなど四種がある。アフリカからインドに分布。
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:食肉目ハイエナ科の哺乳類の総称。体長50〜160cm。外見は犬に似るが、分類上はジャコウネコに近縁。全身が褐色の体毛におおわれる。死肉をあさるが、大形動物を襲うこともある。夜行性。ブチハイエナ・シマハイエナなど4種がある。アフリカからインドに分布。
 
:*[[つぶやくハイエナ/Gibbering Hyenas]]
 
:*[[つぶやくハイエナ/Gibbering Hyenas]]
 +
:*[[ハイエナの陰影/Hyena Umbra]]
 +
;<span id="バイパー">バイパー(ばいぱー)</span>
 +
:有鱗目クサリヘビ科のヘビの総称。[[#クサリヘビ|クサリヘビ]]。三角形の大きな頭部が特徴。毒は主に出血毒。上顎の前方にある長い毒牙は、口を開くと連動して直立し、口を閉じると折り畳まれる。世界全土に分布し、日本にもマムシやハブが棲息する。
 +
:*[[待ち伏せのバイパー/Ambush Viper]]
 +
:*[[マーシュ・バイパー/Marsh Viper]]
 +
:*[[オーランのバイパー/Ohran Viper]]
 +
:*[[翼膜のバイパー/Patagia Viper]]
 +
:*[[バイパーの壁/Wall of Vipers]] など
 
;<span id="禿鷹">禿鷹(はげたか)</span>
 
;<span id="禿鷹">禿鷹(はげたか)</span>
:ハゲワシ・コンドル類の俗称。
+
:ハゲワシ・コンドル類の俗称。頭部と頸部には羽毛がない。動物の死肉を主食とする。
 
:*[[アフェットの禿鷹/Aphetto Vulture]]
 
:*[[アフェットの禿鷹/Aphetto Vulture]]
 
:*[[待ち受ける禿鷹/Circling Vultures]]
 
:*[[待ち受ける禿鷹/Circling Vultures]]
 
:*[[オーサイの禿鷹/Osai Vultures]]
 
:*[[オーサイの禿鷹/Osai Vultures]]
:*[[禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie]]
+
:*[[禿鷹エイヴン/Vulturous Aven]]
:*[[貪欲な禿鷹/Wake of Vultures]]
+
:*[[禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie]] など
 
;<span id="鳩">鳩(はと)</span>
 
;<span id="鳩">鳩(はと)</span>
:ハト目ハト科に属する鳥の総称。翼長9~40センチメートル。頭部が小さく胸から腹にかけてやや膨らむ。家禽(かきん)として飼育されるドバトはカワラバトを改良したもので、伝書用・観賞用・食用などの用途別に多くの品種がある。日本の野生種としてはキジバトが多い。世界に約三二〇種が知られる。平和の象徴とされる。
+
:ハト目ハト科に属する鳥の総称。翼長9〜40cm。頭部が小さく胸から腹にかけてやや膨らむ。家禽(かきん)として飼育されるドバトはカワラバトを改良したもので、伝書用・観賞用・食用などの用途別に多くの品種がある。日本の野生種としてはキジバトが多い。世界に約320種が知られる。平和の象徴とされる。
 
:*[[鳩散らし/Dovescape]]
 
:*[[鳩散らし/Dovescape]]
 
;<span id="羽虫">羽虫(はむし)</span>
 
;<span id="羽虫">羽虫(はむし)</span>
:食毛目の昆虫の総称。体長は1~2ミリメートルのものが多い。シラミに似る。鳥や獣の体表に寄生し、羽毛・毛・皮膚などを食べる。
+
:食毛目の昆虫の総称。体長は1〜2mmのものが多い。シラミに似る。鳥や獣の体表に寄生し、羽毛・毛・皮膚などを食べる。
 
:*[[羽虫の大群/Fog of Gnats]]
 
:*[[羽虫の大群/Fog of Gnats]]
 
:*[[羽虫小路の忍び寄る者/Gnat Alley Creeper]]
 
:*[[羽虫小路の忍び寄る者/Gnat Alley Creeper]]
 +
;<span id="隼">隼(はやぶさ)</span>
 +
:ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属に分類される鳥。[[#猛禽|猛禽類]]の一種。飛行速度は鳥の中でもトップクラスで、特に獲物を捕らえる際の急降下の速度は時速390kmにも達する。英語ではハヤブサ属全体をfalcon、ハヤブサをperegrine falconあるいは単にperegrineと呼ぶ。
 +
:隼/Falcon
 +
:*[[果敢な隼/Defiant Falcon]]
 +
:*[[軍用隼/War Falcon]]
 +
:*[[西風の隼/Zephyr Falcon]] など
 +
:大隼/Peregrine
 +
:*[[ダスクライダーの大隼/Duskrider Peregrine]]
 +
:*[[大隼の仮面/Peregrine Mask]]
 +
;<span id="バラクーダ">バラクーダ(ばらくーだ)</span>
 +
:スズキ目カマス科に分類される魚の総称。カマス。海水魚で、世界中の熱帯・亜熱帯域に広く分布する。体形は細長い円筒形で、大きな口と鋭い歯を持つ。他の魚を食べる肉食性。ヒトに対しても攻撃的で、サメより危険な存在とされる地域もある。
 +
:*[[高潮のバラクーダ/Tidal Barracuda]]
 +
;<span id="ヒッコリー">ヒッコリー(ひっこりー)</span>
 +
:ブナ目クルミ科ペカン属に分類される樹木の総称。北アメリカ原産。家具や建築に使われるほか、スキー用材として有名。
 +
:*[[ヒッコリーの植林地/Hickory Woodlot]]
 +
;<span id="ヒヒ">ヒヒ(ひひ)</span>
 +
:霊長目オナガザル科ヒヒ属に属するサルの総称。主にアフリカに分布する。地上性。オスとメスの性差が大きい。代表的な種としてはマントヒヒがある。
 +
:*[[貪欲なるヒヒ/Ravenous Baboons]]
 
;<span id="ピラニア">ピラニア(ぴらにあ)</span>
 
;<span id="ピラニア">ピラニア(ぴらにあ)</span>
:コイ目カラシン類のうち、南米産で肉食の淡水魚の総称。全長は最大で約45センチメートル。一般に体は卵円形で強く側扁する。数種は性質が凶暴で、三角形の鋭い歯をもち、川を渡る牛や羊に群れをなして襲いかかり肉を食い尽くすことがある。アマゾン川・オリノコ川などに分布。
+
:コイ目カラシン類のうち、南米産で肉食の淡水魚の総称。全長は最大で約45cm。一般に体は卵円形で強く側扁する。数種は性質が凶暴で、三角形の鋭い歯をもち、川を渡る牛や羊に群れをなして襲いかかり肉を食い尽くすことがある。アマゾン川・オリノコ川などに分布。
 +
:*[[ピラニアによる摂食/Eaten by Piranhas]]
 +
:*[[濠のピラニア/Moat Piranhas]]
 +
:*[[ピラニアの湿地/Piranha Marsh]]
 
:*[[ピラニアの群れ/School of Piranha]]
 
:*[[ピラニアの群れ/School of Piranha]]
 
;<span id="フクロウ">フクロウ(ふくろう)</span>
 
;<span id="フクロウ">フクロウ(ふくろう)</span>
:フクロウ目フクロウ科に属する鳥の総称。全長15~70センチメートル。体幅・顔面が広く、眼が大きく、脚は太く短い。すべて肉食性で、多くは夜行性。世界に約一三〇種が知られる。耳のように見える羽角(うかく)のない種をフクロウ、羽角のある種をミミズクと呼ぶが、分類学上の区別はない。
+
:フクロウ目フクロウ科に属する鳥の総称。全長15〜70cm。体幅・顔面が広く、眼が大きく、脚は太く短い。すべて肉食性で、多くは夜行性。世界に約130種が知られる。耳のように見える羽角(うかく)のない種をフクロウ、羽角のある種をミミズクと呼ぶが、分類学上の区別はない。
 +
:*[[占いフクロウ/Augury Owl]]
 
:*[[使い魔のフクロウ/Owl Familiar]]
 
:*[[使い魔のフクロウ/Owl Familiar]]
 
:*[[物知りフクロウ/Sage Owl]]
 
:*[[物知りフクロウ/Sage Owl]]
 
:*[[尖塔のフクロウ/Spire Owl]]
 
:*[[尖塔のフクロウ/Spire Owl]]
 +
:*[[嵐のフクロウ/Tempest Owl]]
 
;<span id="ぶどう">ぶどう(ぶどう)</span>
 
;<span id="ぶどう">ぶどう(ぶどう)</span>
:ブドウ科のつる性落葉木本。西アジア原産。果樹として古く中国を経て渡来。葉は掌状。巻きひげは葉と対生。雌雄異株または同株。五、六月、開花。八~一〇月、球形の液果が房状になる。果皮は黒紫色・黄緑色・紅紫色など。果実は多汁で甘く生食のほか、ジュース・ジャムなどに加工、また葡萄酒を作る。
+
:ブドウ科のつる性落葉木本。西アジア原産。果樹として古く中国を経て渡来。葉は掌状。巻きひげは葉と対生。雌雄異株または同株。五、六月、開花。八〜十月、球形の液果が房状になる。果皮は黒紫色・黄緑色・紅紫色など。果実は多汁で甘く生食のほか、ジュース・ジャムなどに加工、また葡萄酒を作る。
 
:*[[エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard]]
 
:*[[エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard]]
 +
:*[[ぶどう弾/Grapeshot]]
 
:*[[ぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapult]]
 
:*[[ぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapult]]
 +
:*[[ぶどう園の大魔術師/Magus of the Vineyard]]
 
:*[[ぶどうのドライアド/Vine Dryad]]
 
:*[[ぶどうのドライアド/Vine Dryad]]
 
:*[[ぶどう棚/Vine Trellis]]
 
:*[[ぶどう棚/Vine Trellis]]
 
;<span id="プロングホーン">プロングホーン(ぷろんぐほーん)</span>
 
;<span id="プロングホーン">プロングホーン(ぷろんぐほーん)</span>
:北米西部に生息するエダヅノレイヨウ。
+
:鯨偶蹄目の哺乳類。1種でプロングホーン科プロングホーン属を成す。体高80〜100㎝、体重35〜65㎏。北米大陸西部に分布。枝分かれした角を持ちエダヅノレイヨウともよばれる。
 
:*[[訓練されたプロングホーン/Trained Pronghorn]]
 
:*[[訓練されたプロングホーン/Trained Pronghorn]]
 
;<span id="ベラドンナ">ベラドンナ(べらどんな)</span>
 
;<span id="ベラドンナ">ベラドンナ(べらどんな)</span>
 
:ナス科の多年草。ヨーロッパに分布。アルカロイドを含む有毒植物。根と葉を散瞳薬や鎮痙・鎮痛薬に利用。名前はイタリア語で「美女」の意。ちなみに"nightshade"はナス科の植物全般をさし、特にベラドンナ(belladonna, deadly nightshade)だけでなくイヌホオズキ(black nightshade)を指す可能性もある。イヌホオズキは全草を乾燥させたものが漢方薬の「龍葵」であり、解熱・利尿効果がある。
 
:ナス科の多年草。ヨーロッパに分布。アルカロイドを含む有毒植物。根と葉を散瞳薬や鎮痙・鎮痛薬に利用。名前はイタリア語で「美女」の意。ちなみに"nightshade"はナス科の植物全般をさし、特にベラドンナ(belladonna, deadly nightshade)だけでなくイヌホオズキ(black nightshade)を指す可能性もある。イヌホオズキは全草を乾燥させたものが漢方薬の「龍葵」であり、解熱・利尿効果がある。
:*[[ベラドンナの予見者/Nightshade Seer]]
+
:*[[ベラドンナの暗殺者/Nightshade Assassin]]
:*[[ベラドンナの匂い/Scent of Nightshade]]
+
:*[[ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler]]
 +
:*[[ベラドンナの陰謀家/Nightshade Schemers]]
 +
:*[[ベラドンナのとげ刺し/Nightshade Stinger]]
 +
:*[[ベラドンナの匂い/Scent of Nightshade]] など
 
;<span id="ボア">ボア(ぼあ)</span>
 
;<span id="ボア">ボア(ぼあ)</span>
:有鱗目ボア科のヘビの総称。大半は中・小形のヘビだが、アナコンダは体長10メートル、コモンボアは6メートルに達する大形種。ほとんどが卵胎生。オーストラリアを除く熱帯・亜熱帯に分布。
+
:有鱗目ボア科のヘビの総称。大半は中・小型のヘビだが、最大9mに達する[[#アナコンダ|アナコンダ]]のような大型種も含まれる。無毒。肉食性で、獲物に体を巻きつけ、締め上げて窒息死させる。ほとんどが卵胎生。多くは南米アメリカ大陸に分布。[[#ニシキヘビ|ニシキヘビ]]は近縁。
 
:*[[締めつけるボア/Boa Constrictor]]
 
:*[[締めつけるボア/Boa Constrictor]]
 
:*[[湿地のボア/Marsh Boa]]
 
:*[[湿地のボア/Marsh Boa]]
232行: 407行:
 
:*[[ゾンビ・ボア/Zombie Boa]]
 
:*[[ゾンビ・ボア/Zombie Boa]]
 
;<span id="ホタル">ホタル(ほたる)</span>
 
;<span id="ホタル">ホタル(ほたる)</span>
:ホタル科の甲虫の総称。体長5~20ミリメートルほど。体は長楕円形で、甲虫としては軟弱。体色は黒・赤・黄などが組み合わさる。日本には二十数種が知られ、約一〇種は腹部が発光・明滅する。ゲンジボタル・ヘイケボタルは特に有名で、幼虫は清流にすみ、六月頃羽化する。古来文学によく登場し、またホタルを死者の霊魂とする伝説が多い。
+
:ホタル科の甲虫の総称。体長5〜20mmほど。体は長楕円形で、甲虫としては軟弱。体色は黒・赤・黄などが組み合わさる。日本には二十数種が知られ、約10種は腹部が発光・明滅する。ゲンジボタル・ヘイケボタルは特に有名で、幼虫は清流にすみ、六月頃羽化する。古来文学によく登場し、またホタルを死者の霊魂とする伝説が多い。
 
:*[[ホタル/Firefly]]
 
:*[[ホタル/Firefly]]
 +
;<span id="マーモセット">マーモセット(まーもせっと)</span>
 +
:霊長目オマキザル科に分類される(諸説ある)、複数のサルの総称。南米に分布する。樹上棲で鉤爪を持つ。切歯で木を削って樹液や樹脂などを食べるほか、昆虫も食べる雑食性。ピグミーマーモセットは、頭胴長12〜16cmの極めて小さなサルとして知られる。
 +
:*[[トゲマーモセット/Prickly Marmoset]]
 +
;<span id="マストドン">マストドン(ますとどん)</span>
 +
:長鼻目マムート科マムート属に属するゾウの総称。約1万年前に絶滅した。
 +
:*[[開拓地のマストドン/Frontier Mastodon]]
 +
:*[[朽ちゆくマストドン/Rotting Mastodon]]
 +
:*[[砂草原のマストドン/Sandsteppe Mastodon]]
 +
:*[[包囲マストドン/Siege Mastodon]]
 
;<span id="マングース">マングース(まんぐーす)</span>
 
;<span id="マングース">マングース(まんぐーす)</span>
:食肉目ジャコウネコ科のうち、特にインド産の汎存種を指す。頭胴長45センチメートルほどで、尾も同じくらいの長さ。毛は柔らかく、暗赤褐色の霜降り状。ヘビ・ネズミ・トカゲ・小鳥などを食う。アラビアからインド・アッサムに分布。毒蛇・鼠駆除の目的で沖縄島などに移入された。
+
:食肉目ジャコウネコ科のうち、特にインド産の汎存種を指す。頭胴長45cmほどで、尾も同じくらいの長さ。毛は柔らかく、暗赤褐色の霜降り状。ヘビ・ネズミ・トカゲ・小鳥などを食う。アラビアからインド・アッサムに分布。毒蛇・鼠駆除の目的で沖縄島などに移入された。
 +
:[[マングース]]も参照。
 
:*[[マングースの血/Aspect of Mongoose]]
 
:*[[マングースの血/Aspect of Mongoose]]
 
:*[[疾風のマングース/Blurred Mongoose]]
 
:*[[疾風のマングース/Blurred Mongoose]]
 
:*[[敏捷なマングース/Nimble Mongoose]]
 
:*[[敏捷なマングース/Nimble Mongoose]]
 
;<span id="マンタ">マンタ(まんた)</span>
 
;<span id="マンタ">マンタ(まんた)</span>
:エイ目の海魚。全長2.5メートル、体重500キログラムにも達する。尾部はむち状で、体長より長く毒針をもつが性質はおとなしい。体の前方に耳のようにみえる鰭(ひれ)が一対あり、これを動かして腹面にある口に餌(えさ)を運ぶ。南日本以南から中国および熱帯海域にかけて広く分布。
+
:トビエイ目トビエイ科オニイトマキエイ属の[[#エイ|エイ]]の総称。オニイトマキエイやナンヨウマンタなど。魚類の中でも特に大きく、最大で横幅8m、体重3tにも達する。尾部は鞭状。体の前方に耳のようにみえる鰭(ひれ)が一対あり、これを動かして腹面にある口に餌を運ぶ。南日本以南から中国および熱帯海域にかけて広く分布。
 +
:*[[雲マンタ/Cloud Manta]]
 
:*[[マンタ・レイ/Manta Ray]]
 
:*[[マンタ・レイ/Manta Ray]]
 
:*[[マンタ・ライダーズ/Manta Riders]]
 
:*[[マンタ・ライダーズ/Manta Riders]]
246行: 432行:
 
:*[[空に届くマンタ/Skyreach Manta]]
 
:*[[空に届くマンタ/Skyreach Manta]]
 
:*[[寄生牙のマンタ/Wormfang Manta]]
 
:*[[寄生牙のマンタ/Wormfang Manta]]
 +
;<span id="マンドリル">マンドリル(まんどりる)</span>
 +
:霊長目オナガザル科マンドリル属に分類されるサルの一種。アフリカ大陸赤道付近の熱帯雨林に分布する。成獣、特にオスの成獣は赤い鼻、青い頬、黄色の髭から成る色鮮やかな顔を持つ。
 +
:*[[わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills]]
 +
;<span id="マンバ">マンバ(まんば)</span>
 +
:有鱗目コブラ科マンバ属に分類されるヘビの総称。アフリカ大陸に分布する。毒は強い神経毒。主に樹上棲だが、ブラックマンバは地表でも活動する。ブラックマンバは最大4.5mにもなり、毒蛇の中でも特に大きい。
 +
:*[[荒廃のマンバ/Blight Mamba]]
 +
:*[[ゼイゴスのマンバ/Zagoth Mamba]]
 
;<span id="マンモス">マンモス(まんもす)</span>
 
;<span id="マンモス">マンモス(まんもす)</span>
:長鼻目ゾウ科マンモス属の化石獣の総称。六種ほどが知られる。肩高4メートルほど。体毛は赤褐色で長く、牙(きば)は長大。更新世にヨーロッパ・アジア・北アメリカ・アフリカで栄えた。シベリアなどで凍土から発見されている。
+
:長鼻目ゾウ科マンモス属の化石獣の総称。6種ほどが知られる。肩高4mほど。体毛は赤褐色で長く、牙は長大。更新世にヨーロッパ・アジア・北アメリカ・アフリカで栄えた。シベリアなどで凍土から発見されている。
 +
:*[[攻撃的なマンモス/Aggressive Mammoth]]
 +
:*[[マンモスの陰影/Mammoth Umbra]]
 
:*[[ウォー・マンモス/War Mammoth]]
 
:*[[ウォー・マンモス/War Mammoth]]
 
:*[[野生のマンモス/Wild Mammoth]]
 
:*[[野生のマンモス/Wild Mammoth]]
:*[[長毛マンモス/Woolly Mammoths]]
+
:*[[長毛マンモス/Woolly Mammoths]] など
 +
;<span id="ミサゴ">ミサゴ(みさご)</span>
 +
:タカ目ミサゴ科ミサゴ属の鳥。[[#猛禽|猛禽類]]の一種。背部は黒褐色で、腹部は白色。「魚鷹(うおたか)」の異名にもあるように魚食性で、海岸や湖沼の近くに棲息し、水面に急降下して獲物を捕らえる。極地を除く世界全土に分布し、日本でも見られる。
 +
:*[[巣立つミサゴ/Fledgling Osprey]]
 +
:*[[ギラプールのミサゴ/Ghirapur Osprey]]
 
;<span id="ミーアキャット">ミーアキャット(みーあきゃっと)</span>
 
;<span id="ミーアキャット">ミーアキャット(みーあきゃっと)</span>
:ジャコウネコ科マングース亜科の哺乳類の一種。体重0.6~1キログラム。雑食性。後肢で立って周囲を見回す独特の警戒姿勢をとる。南アフリカやナミビアなどに分布。
+
:ジャコウネコ科マングース亜科の哺乳類の一種。体重0.6〜1kg。雑食性。後肢で立って周囲を見回す独特の警戒姿勢をとる。南アフリカやナミビアなどに分布。
 
:*[[カルー・ミーアキャット/Karoo Meerkat]]
 
:*[[カルー・ミーアキャット/Karoo Meerkat]]
 +
;<span id="ムカデ">ムカデ(むかで)</span>
 +
:唇脚綱に分類される節足動物の総称。世界各地に分布する。多くは全長1〜10cm。体は細長く、頭部と、体節の連なった胴部から成る。1つの体節に1対の歩脚を持つ。胴部第1節には顎肢と呼ばれる毒牙があり、これを用いて獲物を狩る。漢字では「百足」などと書き、英名のcentipedeも「百の足」を意味する。
 +
:*[[鉄ムカデ/Ferropede]]
 +
:*[[屍百足/Necropede]]
 +
:*[[板金鎧の土百足/Plated Geopede]]
 +
:*[[背骨ムカデ/Spinal Centipede]]
 +
:*[[食百足/Vorapede]] など
 +
;<span id="メガロドン">メガロドン(めがろどん)</span>
 +
:絶滅したサメの一種。ムカシオオホホジロザメ。約2300万年前から約150万年前までの海に棲息していた。その名は「大きな歯」を意味する。全長は10m程度と推定されており、現生のサメと比較しても大きい。かつては20mにも及ぶ史上最大のサメとする説もあったが、現在では否定されている。
 +
:*[[有刺メガロドン/Spined Megalodon]]
 
;<span id="猛禽">猛禽(もうきん)</span>
 
;<span id="猛禽">猛禽(もうきん)</span>
:肉食で性質の荒々しい鳥のこと。生物学上では隼・鷹・鷲・ミミズク・フクロウなどが分類される。
+
:肉食で性質の荒々しい鳥のこと。ワシ・タカ・[[#隼|ハヤブサ]]・[[#フクロウ|フクロウ]]などがこれに当たる。鋭い爪と鉤型の嘴を持つなど共通の特徴を有するが、これは収斂進化の結果であり、分類学上の類縁関係が近いわけではない。
:*[[熱狂の猛禽/Frenetic Raptor]]
+
:*[[金床鋳込みの猛禽/Anvilwrought Raptor]]
 +
:*[[城の猛禽/Castle Raptors]]
 +
:*[[雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor]]
 
:*[[奈落の猛禽/Pit Raptor]]
 
:*[[奈落の猛禽/Pit Raptor]]
:テンプレートに沿ったため、下記は含まれない(Raptorは小型の肉食竜をさす言葉でもある)。
+
:*[[霜の猛禽/Frost Raptor]] など
 +
:以下のカードは[[誤訳/名訳|誤訳]](英語のraptorは小型の肉食恐竜を指す言葉でもある)。
 +
:*[[死霧の猛禽/Deathmist Raptor]]
 +
:*[[熱狂の猛禽/Frenetic Raptor]]
 
:*[[朽ちゆく猛禽/Putrid Raptor]]
 
:*[[朽ちゆく猛禽/Putrid Raptor]]
 
:*[[尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor]]
 
:*[[尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor]]
 +
;<span id="モウセンゴケ">モウセンゴケ(もうせんごけ)</span>
 +
:ナデシコ目モウセンゴケ科モウセンゴケ属に分類される多年草。食虫植物の一種。葉にある腺毛から粘液を分泌しており、虫が付着すると、腺毛と葉がそれを包むように曲がり、消化・吸収する。日本を含む北半球の高山・寒地に広く分布。毛氈苔の名は、一面に生えると赤い粘液のために毛氈(フェルト)を敷いたように見えることから。
 +
:*[[絡み合うモウセンゴケ/Grappling Sundew]]
 +
;<span id="モズ">モズ(もず)</span>
 +
:スズメ目モズ科に分類される鳥の総称。狭義にはそのうちの1種。肉食性で、昆虫のほか小型の鳥類・爬虫類・哺乳類なども食する。多くの種が捕らえた獲物を木の枝などに突き刺す習性を持ち、「モズの速贄(はやにえ)」と呼ばれる。
 +
:*[[永久モズ/Evershrike]]
 +
:*[[突き刺しモズ/Impaler Shrike]]
 +
:*[[モズのハーピー/Shrike Harpy]]
 +
:*[[枝モズ/Tine Shrike]]
 +
;<span id="モロク">モロク(もろく)</span>
 +
:有鱗目アガマ科に分類されるトカゲの一種、モロクトカゲのこと。体長15cmほど。オーストラリアの砂漠に棲息する。全身に円錐形の棘が並ぶ。皮膚には口に繋がる細い溝が走っており、体が少しでも濡れると毛細管現象で水分を摂取できるようになっている。主食はアリ。その名は古代中東の神モロクに由来する。
 +
:*[[発根のモロク/Rooting Moloch]]
 +
:*[[棘モロク/Thorned Moloch]]
 +
:*[[無気力なモロク/Torpid Moloch]]
 +
:*[[鞭尾のモロク/Whiptail Moloch]]
 +
:*[[砂追いのモロク/Sandstalker Moloch]]
 
;<span id="ヤスデ">ヤスデ(やすで)</span>
 
;<span id="ヤスデ">ヤスデ(やすで)</span>
:倍脚綱の節足動物の総称。体は細長く、頭部と体節の連なった胴部とからなる。多くは全長1~5センチメートル。円筒形か扁平で、ムカデに似るが、体節ごとに二対の歩脚をもつ。腐植質の多い湿った所にすむ。全世界に約一万種、日本では約二百種が知られる。円座虫。古名、雨彦(あまびこ)、また筬虫(おさむし)。
+
:倍脚綱に分類される節足動物の総称。多くは全長1〜5cm。体は細長く、頭部と、体節の連なった胴部から成る。円筒形か扁平で、[[#ムカデ|ムカデ]]に似るが、1つの体節に2対の歩脚を持つ点などで異なる。腐植質の多い湿った場所に棲む。全世界に約1万種、日本では約200種が知られる。円座虫。古名は雨彦(あまびこ)、あるいは筬虫(おさむし)。
:*[[ヤスデ団/Earwig Squad]]
+
:*[[ヤスデ団/Earwig Squad]](ただし、earwigはハサミムシでありヤスデは[[誤訳/名訳|誤訳]])
 +
;<span id="ヤツガシラ">ヤツガシラ(やつがしら)</span>
 +
:サイチョウ目ヤツガシラ科の鳥。全長約28cm。頭には広げると扇状になる冠羽があり、くちばしは細長く下に曲がっている。アフリカ南部からヨーロッパ南部、東アジアに至る広い地域に分布し、日本にも少数が冬鳥または旅鳥として飛来する。
 +
:*[[川ヤツガシラ/River Hoopoe]]
 
;<span id="ヤツメウナギ">ヤツメウナギ(やつめうなぎ)</span>
 
;<span id="ヤツメウナギ">ヤツメウナギ(やつめうなぎ)</span>
:ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科の無顎類動物。八目鰻と書き、一対の目と七対の鰓孔(さいこう)とがすべて目のように見えるので「八つ目」と言われる。
+
:ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科の脊椎動物で、円口類(古い分類では無顎類)の一種。漢字では「八目鰻」と書き、一対の目と七対の鰓孔(えらあな)とがすべて目のように見えることから「ヤツメ」の名がある。体型はウナギに似るが、顎を持たない原始的な脊椎動物であり、ウナギを含むほとんどの魚とは異なるグループに属する。
 
:*[[泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lamprey]]
 
:*[[泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lamprey]]
 +
;<span id="ヤモリ">ヤモリ(やもり)</span>
 +
:有隣目ヤモリ下目に分類されるトカゲの総称。世界各地に分布する。主に夜行性で、昆虫などを食べる種が多い。一部の種は四肢に趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれる器官を持ち、垂直なガラス面も登ることができる。漢字表記は「守宮」「家守」で、これはニホンヤモリが人家に棲み、害虫を捕食することに由来する。[[#イモリ|イモリ]]とは名前が似ているが、こちらは爬虫類、あちらは両生類であり類縁関係は遠い。
 +
:*[[蔦ヤモリ/Vine Gecko]]
 +
;<span id="翼竜">翼竜(よくりゅう)</span>
 +
:翼竜目に分類される中生代の爬虫類の総称。初めて空を飛んだ脊椎動物。近縁ではあるが、恐竜には含まれない。翼となった前肢はコウモリに似ているが、複数の指で飛膜を支えるコウモリと違い、一本の指と後肢の間だけに膜を張っている。代表的な種はランフォリンクス、プテラノドン、ケツァルコアトルスなど。白亜紀末、恐竜などとともに絶滅した。
 +
:*[[翼竜の幽霊/Pteron Ghost]]
 +
:*[[折り畳み翼竜/Wingfold Pteron]]
 +
;<span id="ライガー">ライガー(らいがー)</span>
 +
:ライオンの雄とトラの雌の間に生まれた交雑種。すべて人工飼育下で生まれた個体である。個体差はあるが、淡い縞模様を有し、雄は少量のたてがみを持つ。疾患に罹りやすく短命に終わる場合が多いため、倫理的な問題から現在では一般には作られていない。
 +
:*[[猟匠ライガー/Huntmaster Liger]]
 
;<span id="レイザーバック">レイザーバック(れいざーばっく)</span>
 
;<span id="レイザーバック">レイザーバック(れいざーばっく)</span>
 
:『背中がかみそりのように鋭く尖った』という形容詞で、主にそのような特徴を持つ野生の豚のことを指す。また、ナガスクジラの仲間で小さく尖った背びれを持ったものを指す場合もある。
 
:『背中がかみそりのように鋭く尖った』という形容詞で、主にそのような特徴を持つ野生の豚のことを指す。また、ナガスクジラの仲間で小さく尖った背びれを持ったものを指す場合もある。
272行: 515行:
 
:*[[長毛の剃刀背/Woolly Razorback]]
 
:*[[長毛の剃刀背/Woolly Razorback]]
 
;<span id="レッドウッド">レッドウッド(れっどうっど)</span>
 
;<span id="レッドウッド">レッドウッド(れっどうっど)</span>
:セコイアの別名。セコイアはスギ科セコイア属に属する唯一の植物で、世界有数の大高木。アメリカ合衆国西海岸の海岸山脈に自生する。アメリカ杉、セコイヤメスギ、イチイモドキともいわれる。厚さ30センチに及ぶ樹皮や心材の色からレッドウッドと呼ばれる。
+
:セコイアの別名。セコイアはスギ科セコイア属に属する唯一の植物で、世界有数の大高木。アメリカ合衆国西海岸の海岸山脈に自生する。アメリカ杉、セコイヤメスギ、イチイモドキともいわれる。厚さ30cmに及ぶ樹皮や心材の色からレッドウッドと呼ばれる。
 
:*[[レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk]]
 
:*[[レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk]]
 
;<span id="ワタリガラス">ワタリガラス(わたりがらす)</span>
 
;<span id="ワタリガラス">ワタリガラス(わたりがらす)</span>
:スズメ目カラス科の鳥。最も大形のカラスで、体長70センチメートルに及ぶ。全身黒色で、くちばしが強大。雑食性。北半球に広く分布。日本では北海道に冬鳥として少数が渡来。
+
:スズメ目カラス科の鳥。最も大形のカラスで、体長70cmに及ぶ。全身黒色で、くちばしが強大。雑食性。北半球に広く分布。日本では北海道に冬鳥として少数が渡来。
 
:*[[ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar]]
 
:*[[ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar]]
  
281行: 524行:
 
;<span id="アスカーリ">アスカーリ(あすかーり)</span>
 
;<span id="アスカーリ">アスカーリ(あすかーり)</span>
 
:東アフリカにおいて、植民地政府に雇用された現地警察官。
 
:東アフリカにおいて、植民地政府に雇用された現地警察官。
 +
:[[アスカーリ/Askari]]も参照。
 
:*[[炎の刃のアスカーリ/Blazing Blade Askari]]
 
:*[[炎の刃のアスカーリ/Blazing Blade Askari]]
 
:*[[燃ゆる盾のアスカーリ/Burning Shield Askari]]
 
:*[[燃ゆる盾のアスカーリ/Burning Shield Askari]]
 
:*[[墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari]]
 
:*[[墜ちたるアスカーリ/Fallen Askari]]
 
:*[[灼熱の槍のアスカーリ/Searing Spear Askari]]
 
:*[[灼熱の槍のアスカーリ/Searing Spear Askari]]
 +
;<span id="大入道">大入道(おおにゅうどう)</span>
 +
:大柄な僧、あるいは坊主頭の大男。転じて、日本各地に伝わる大男の妖怪を指す。
 +
:*[[強請る大入道/Shakedown Heavy]]
 
;<span id="御曹子">御曹子(おんぞうし)</span>
 
;<span id="御曹子">御曹子(おんぞうし)</span>
 
:名門の子弟。
 
:名門の子弟。
293行: 540行:
 
:*[[宦官の陰謀/Eunuchs' Intrigues]]
 
:*[[宦官の陰謀/Eunuchs' Intrigues]]
 
;<span id="間者">間者(かんじゃ)</span>
 
;<span id="間者">間者(かんじゃ)</span>
:敵方の様子を探る者。
+
:敵方の様子を探る者。スパイ。
 
:*[[呉の間者/Wu Spy]]
 
:*[[呉の間者/Wu Spy]]
 +
;<span id="儀仗兵">儀仗兵(ぎじょうへい)</span>
 +
:儀礼および護衛のために、元首や高官などの高位者に付けられる兵員。儀仗とは実戦用の武器を指す兵仗に対し、儀礼用の武器のことを言う。
 +
:*[[儀仗兵/Honor Guard]]
 +
:*[[連合儀仗兵/Coalition Honor Guard]]
 +
:*[[真紅の儀仗兵/Crimson Honor Guard]]
 +
:*[[トカートリの儀仗兵/Tocatli Honor Guard]]
 
;<span id="木戸番">木戸番(きどばん)</span>
 
;<span id="木戸番">木戸番(きどばん)</span>
 
:芝居・相撲・見世物小屋の木戸口の番人。
 
:芝居・相撲・見世物小屋の木戸口の番人。
 
:*[[木戸番スラル/Ostiary Thrull]]
 
:*[[木戸番スラル/Ostiary Thrull]]
 +
;<span id="吟遊詩人">吟遊詩人(ぎんゆうしじん)</span>
 +
:各地を旅しながら詩曲を歌う芸人。またファンタジー作品に登場する、歌や演奏によって魔法的な力を発揮する職業「bard」にもこの訳語が当てられることがある。[[バード]]も参照。
 +
:*[[エルフの吟遊詩人/Elvish Bard]]
 +
:*[[ジョラーガの吟遊詩人/Joraga Bard]]
 +
:*[[放浪の吟遊詩人、イーサーン/Yisan, the Wanderer Bard]]
 
;<span id="ゲリラ">ゲリラ(げりら)</span>
 
;<span id="ゲリラ">ゲリラ(げりら)</span>
 
:敵の後方や敵中を奇襲して混乱させる小部隊。
 
:敵の後方や敵中を奇襲して混乱させる小部隊。
303行: 561行:
 
:*[[隠れたるゲリラ/Hidden Guerrillas]]
 
:*[[隠れたるゲリラ/Hidden Guerrillas]]
 
:*[[サルタリーのゲリラ/Soltari Guerrillas]]
 
:*[[サルタリーのゲリラ/Soltari Guerrillas]]
 +
:*[[飛び回るゲリラ/Flitting Guerrilla]]
 +
;<span id="コンシェルジュ">コンシェルジュ(こんしぇるじゅ)</span>
 +
:サービス業の一つ。原義は「集合住宅の管理人」だが、ホテルなどの施設においては、客のあらゆる要望に応え、案内や代行を担う「総合世話係」を意味する。
 +
:*[[悪意あるコンシェルジュ/Sinister Concierge]]
 
;<span id="サディスト">サディスト(さでぃすと)</span>
 
;<span id="サディスト">サディスト(さでぃすと)</span>
 
:相手に肉体的・精神的苦痛を与えることで、性的満足を得る異常性欲者。
 
:相手に肉体的・精神的苦痛を与えることで、性的満足を得る異常性欲者。
 +
:*[[残酷なサディスト/Cruel Sadist]]
 +
:*[[カルシのサディスト/Qarsi Sadist]]
 
:*[[サディストの穴開け魔道士/Sadistic Augermage]]
 
:*[[サディストの穴開け魔道士/Sadistic Augermage]]
 
:*[[サディスト的喜び/Sadistic Glee]]
 
:*[[サディスト的喜び/Sadistic Glee]]
:*[[サディストの催眠術師/Sadistic Hypnotist]]
+
:*[[サディストの催眠術師/Sadistic Hypnotist]] など
 +
;<span id="司書">司書(ししょ)</span>
 +
:図書館に勤務し、書籍の管理などを行う専門職員。
 +
:*[[オークの司書/Orcish Librarian]]
 +
:*[[リザードフォークの司書/Lizardfolk Librarians]]
 
;<span id="十字軍">十字軍(じゅうじぐん)</span>
 
;<span id="十字軍">十字軍(じゅうじぐん)</span>
:11世紀末から13世紀にかけて、ヨーロッパのキリスト教徒が結成した遠征軍。聖地エルサレムをイスラム教徒から奪還することを目的としたが、封建社会の隆盛による対外発展の機運が背景となる。1095年のクレルモンの公会議においてウルバヌス二世が提唱、翌年を第一回とし、遠征は数回にわたった。当初の目的は達成されなかったが、その影響は大きく、教皇権の失墜と騎士の没落、イタリア諸都市の興隆や市民階級の成長、東方文化の移入などがもたらされた。広義には、中世キリスト教徒が行なった、地中海諸地域をイスラム勢力から解放する戦いやアルビ派(カタリ派)の大虐殺と制圧、巡礼団による自発的遠征をもいう。
+
:11世紀末から13世紀にかけて、ヨーロッパのキリスト教徒が結成した聖地エルサレム奪還のための遠征軍。広義には、それに加えて中世キリスト教徒が行なった対外遠征すべてのこと。
 +
:転じて、宗教的イデオロギーを行動原理とし、宗教的一体感によって結束した軍隊および軍事行動のこと。場合によってはキリスト教以外の宗教によるものにも用いる。
 
:*[[十字軍/Crusade]]
 
:*[[十字軍/Crusade]]
 +
:*[[アクロスの十字軍/Akroan Crusader]]
 
:*[[天使の炎の十字軍/Angelfire Crusader]]
 
:*[[天使の炎の十字軍/Angelfire Crusader]]
 
:*[[天界の十字軍/Celestial Crusader]]
 
:*[[天界の十字軍/Celestial Crusader]]
:*[[ドラルヌの十字軍/Dralnu's Crusade]]
+
:*[[雲の十字軍/Cloud Crusader]]
:*[[草原の十字軍/Grassland Crusader]]
+
:*[[オドリックの十字軍/Crusader of Odric]] など
:*[[秘教の十字軍/Mystic Crusader]]
+
;<span id="重装歩兵">重装歩兵(じゅうそうほへい)</span>
:*[[ストロームガルドの十字軍/Stromgald Crusader]]
+
:読んで字の如く、重装備で固めた歩兵のこと。
:*[[白き盾の十字軍/White Shield Crusader]]
+
:特に古代ギリシアにおける重装歩兵はHopliteと呼ばれ、[[#ファランクス|ファランクス]]という密集陣形を組んで戦ったことで有名。
 +
:*[[アクロスの重装歩兵/Akroan Hoplite]]
 +
:*[[戦識の重装歩兵/Battlewise Hoplite]]
 +
:*[[血に狂った重装歩兵/Bloodcrazed Hoplite]]
 +
:*[[恩寵の重装歩兵/Favored Hoplite]]
 +
:*[[サテュロスの重装歩兵/Satyr Hoplite]]
 +
;<span id="酋長">酋長(しゅうちょう)</span>
 +
:集団の指導者。主に未開の部族の長を指す。現在では差別的な語であるとして、使用が忌避される傾向にある。
 +
:*[[ケンタウルスの酋長/Centaur Chieftain]]
 +
:*[[ダルの酋長/Chieftain en-Dal]]
 +
:*[[ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain]]
 +
:*[[ゴリラの酋長/Gorilla Chieftain]]
 +
:*[[幽霊の酋長、カラドール/Karador, Ghost Chieftain]] など
 
;<span id="守銭奴">守銭奴(しゅせんど)</span>
 
;<span id="守銭奴">守銭奴(しゅせんど)</span>
 
:金銭をためることに異常な執着をもつ人。貪欲(どんよく)でけちな人。
 
:金銭をためることに異常な執着をもつ人。貪欲(どんよく)でけちな人。
 
:*[[虻たかりの守銭奴/Gnat Miser]]
 
:*[[虻たかりの守銭奴/Gnat Miser]]
 
:*[[蝗たかりの守銭奴/Locust Miser]]
 
:*[[蝗たかりの守銭奴/Locust Miser]]
 +
;<span id="准将">准将(じゅんしょう)</span>
 +
:軍隊の階級の一。少将の下で、大佐の上。主に陸軍と空軍で用いられる呼称で、海軍で同格とされるcommodoreは代将と訳されることが多い。
 +
:*[[真紅艦隊の准将/Crimson Fleet Commodore]]
 
;<span id="助祭">助祭(じょさい)</span>
 
;<span id="助祭">助祭(じょさい)</span>
 
:ローマ-カトリック教会における聖職位の一。ミサの際などに司祭を補助する者。
 
:ローマ-カトリック教会における聖職位の一。ミサの際などに司祭を補助する者。
 +
:*[[選定された助祭/Anointed Deacon]]
 
:*[[不快な助祭/Vile Deacon]]
 
:*[[不快な助祭/Vile Deacon]]
 
;<span id="随員">随員(ずいいん)</span>
 
;<span id="随員">随員(ずいいん)</span>
 
:地位や身分の高い人につき従う人。特に、外交使節などに随行する人。
 
:地位や身分の高い人につき従う人。特に、外交使節などに随行する人。
 +
:*[[隊商の随員/Caravan Escort]]
 +
:*[[不屈の随員/Dauntless Escort]]
 
:*[[外交官随員/Diplomatic Escort]]
 
:*[[外交官随員/Diplomatic Escort]]
 +
:*[[戦墓の随員/Diregraf Escort]]
 
;<span id="前哨">前哨(ぜんしょう)</span>
 
;<span id="前哨">前哨(ぜんしょう)</span>
 
:敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。
 
:敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。
 +
:*[[前哨地の放棄/Abandon the Post]]
 
:*[[見捨てられた前哨地/Abandoned Outpost]]
 
:*[[見捨てられた前哨地/Abandoned Outpost]]
 +
:*[[遊牧民の前哨地/Nomad Outpost]]
 +
:*[[前哨地の包囲/Outpost Siege]]
 +
;<span id="ソリスト">ソリスト(そりすと)</span>
 +
:単独で歌唱あるいは演奏する人。独唱者・独奏者。
 +
:*[[猛炎のソリスト/Sizzling Soloist]]
 +
;<span id="隊商">隊商(たいしょう)</span>
 +
:砂漠などで隊列を組んで旅をする商人の一団。キャラバン。運搬にはラクダなどの動物が用いられる。
 +
:*[[天駆ける隊商/Aerial Caravan]]
 +
:*[[隊商の随員/Caravan Escort]]
 +
:*[[隊商のハルダ/Caravan Hurda]]
 +
:*[[隊商の夜番/Caravan Vigil]]
 +
:*[[補給の隊商/Supply Caravan]] など
 +
;<span id="鷹匠">鷹匠(たかじょう)</span>
 +
:訓練したタカやハヤブサを用いて狩猟を行う者。日本を含む世界各地に存在する。
 +
:*[[アブザンの鷹匠/Abzan Falconer]]
 +
:*[[マーフォークの鷹匠/Merfolk Falconer]]
 
;<span id="チャンピオン">チャンピオン(ちゃんぴおん)</span>
 
;<span id="チャンピオン">チャンピオン(ちゃんぴおん)</span>
 
:日本語一般には「優勝者」の意で使われるが、ラテン語で「闘士」の意であり、英語でもこちら。
 
:日本語一般には「優勝者」の意で使われるが、ラテン語で「闘士」の意であり、英語でもこちら。
:*[[サルタリーのチャンピオン/Soltari Champion]]等数種
+
:*[[オーリオックのチャンピオン/Auriok Champion]]
 +
:*[[エルフのチャンピオン/Elvish Champion]]
 +
:*[[ケルドのチャンピオン/Keldon Champion]]
 +
:*[[ラクァタスのチャンピオン/Laquatus's Champion]]
 +
:*[[オパールのチャンピオン/Opal Champion]] など
 +
;<span id="聴罪司祭">聴罪司祭(ちょうざいしさい)</span>
 +
:カトリックの「[[Wikipedia:ja:ゆるしの秘跡|ゆるしの秘跡]]」において、罪の告白を聴き、指導を行い、赦しを与える司祭。
 +
:*[[聴罪司祭/Confessor]]
 +
:*[[要塞の聴罪司祭/Stronghold Confessor]]
 +
:*[[ヴィズコーパの聴罪司祭/Vizkopa Confessor]]
 
;<span id="寵児">寵児(ちょうじ)</span>
 
;<span id="寵児">寵児(ちょうじ)</span>
:世間でもてはやされている人物。
+
:特別に可愛がられている子供。転じて、世間で持て囃されている人物。
 
:*[[群集の寵児/Crowd Favorites]]
 
:*[[群集の寵児/Crowd Favorites]]
 +
:*[[群衆の寵児/Darling of the Masses]]
 +
:*[[イロアスの寵児/Favored of Iroas]]
 +
;<span id="腸卜師">腸卜師(ちょうぼくし)</span>
 +
:古代ローマにおいて、生け贄の動物の内臓を用いて占いを行っていた祭司。腸卜者、腸卜僧、ハルスペックスなどとも言う。
 +
:*[[不気味な腸卜師/Grim Haruspex]]
 
;<span id="廷臣">廷臣(ていしん)</span>
 
;<span id="廷臣">廷臣(ていしん)</span>
 
:朝廷に仕えている臣。
 
:朝廷に仕えている臣。
 
:*[[堕落した廷臣/Corrupt Court Official]]
 
:*[[堕落した廷臣/Corrupt Court Official]]
 +
;<span id="提督">提督(ていとく)</span>
 +
:艦隊の総司令官、もしくは海軍における将官(元帥・大将・中将など)の総称。陸軍・空軍における「将軍」に相当する。
 +
:*[[鉄面提督ベケット/Admiral Beckett Brass]]
 +
:*[[提督の命令/Admiral's Order]]
 +
:*[[飛空士の提督/Aeronaut Admiral]]
 +
:*[[蒼穹艦隊の提督/Azure Fleet Admiral]]
 +
:*[[鉄面提督の報奨/Brass's Bounty]]
 
;<span id="都督">都督(ととく)</span>
 
;<span id="都督">都督(ととく)</span>
 
:統率し監督すること。全軍を統率する人。総大将。
 
:統率し監督すること。全軍を統率する人。総大将。
 
:*[[呉の大都督 周瑜/Zhou Yu, Chief Commander]]
 
:*[[呉の大都督 周瑜/Zhou Yu, Chief Commander]]
 +
;<span id="人足">人足(にんそく)</span>
 +
:土木工事や荷運びなどの力仕事に従事する労働者。
 +
:*[[不気味な人足/Grim Roustabout]]
 +
:*[[ラクドスの人足/Rakdos Roustabout]]
 +
;<span id="野伏">野伏(のぶし)</span>
 +
:[[#山伏|山伏]]や放浪の民など、野外で生活する者。中世日本の、山野に隠れて落武者狩りなどを行う武装農民集団を指す言葉でもある。またrangerの日本語訳として使われることもある([[#レインジャー|レインジャー]]を参照)。「のぶせ」「のぶせり」とも読み、また「野武士」と書かれることもある。
 +
:*[[大蛇の野伏/Orochi Ranger]]
 
;<span id="幕僚">幕僚(ばくりょう)</span>
 
;<span id="幕僚">幕僚(ばくりょう)</span>
 
:将軍・君主などの参謀。軍隊で、司令部に直属し参謀事務に関与する将校。
 
:将軍・君主などの参謀。軍隊で、司令部に直属し参謀事務に関与する将校。
 
:*[[幕僚団/Council of Advisors]]
 
:*[[幕僚団/Council of Advisors]]
 
;<span id="旗本">旗本(はたもと)</span>
 
;<span id="旗本">旗本(はたもと)</span>
:大将の近くにあってこれを護衛する家臣団。
+
:武士・侍のうち、大将直属の配下として、本陣を護衛する者。
 
:*[[今田の旗本/Konda's Hatamoto]]
 
:*[[今田の旗本/Konda's Hatamoto]]
 +
;<span id="ハッカー">ハッカー(はっかー)</span>
 +
:原義は「(斧などで)叩き切る人」で、「斧1本で家具などを作る人」すなわち「手近なもので創意工夫する人」の意。
 +
:現在は主に、高度な知識とひらめきで成果を出すコンピュータ技術者のこと。特にコンピュータネットワークのセキュリティを突破して情報を盗んだり破壊工作をしたりと言った犯罪を行う者を指して使われる(が、この用途ではクラッカーという呼称を用いるべきだという意見もある)。
 +
:*[[月回路のハッカー/Moon-Circuit Hacker]]
 +
;<span id="バナレット">バナレット(ばなれっと)</span>
 +
:中世の爵位・称号の一つ。ナイト・バナレットとも。騎士のうち、他の騎士を家臣として動員する能力・資格を持つ階級。身分は、騎士の上、男爵の下に相当。
 +
:後に成立した準男爵(バロネット)階級とは、似てはいるが別物。[[#旗本|旗本]]の英訳として使われることもある。
 +
:*[[バリラシュの旗騎士/Ballyrush Banneret]]
 +
:*[[ゴブリンの旗持ち/Goblin Banneret]]
 +
:*[[高潔な旗騎士/Noble Banneret]] など
 
;<span id="匪賊">匪賊(ひぞく)</span>
 
;<span id="匪賊">匪賊(ひぞく)</span>
 
:集団で略奪・殺人・強盗などを行う賊。
 
:集団で略奪・殺人・強盗などを行う賊。
 
:*[[ダウスィーの匪賊/Dauthi Marauder]]
 
:*[[ダウスィーの匪賊/Dauthi Marauder]]
:*[[大峨の匪賊/Ogre Marauder]]
+
:*[[ファルケンラスの匪賊/Falkenrath Marauders]]
:*[[スカークの匪賊/Skirk Marauder]]
+
:*[[ファングレンの匪賊/Fangren Marauder]]
 +
:*[[肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder]]
 +
:*[[ケルドの匪賊/Keldon Marauders]]
 +
:*[[サラカーの匪賊/Surrakar Marauder]] など
 +
;<span id="ファランクス">ファランクス(ふぁらんくす)</span>
 +
:古代ギリシアなど東地中海文明でよく用いられた、[[#重装歩兵|重装歩兵]]による密集方陣のこと。
 +
:転じて密集陣形全般や密集軍のことも指す。ときおり重装歩兵を指して使われることもあるが、それは誤用。
 +
:*[[議事会の密集軍/Conclave Phalanx]]
 +
:*[[アイケイシアの密集軍/Icatian Phalanx]]
 +
:*[[Kjeldoran Phalanx]]
 +
:*[[冥界生まれの密集軍/Netherborn Phalanx]]
 +
:*[[密集軍の指揮者/Phalanx Leader]]
 +
:*[[蘇りし者の密集軍/Returned Phalanx]]
 
;<span id="腹心">腹心(ふくしん)</span>
 
;<span id="腹心">腹心(ふくしん)</span>
 
:深く信頼すること。また、そのような人。
 
:深く信頼すること。また、そのような人。
 
:*[[闇の腹心/Dark Confidant]]
 
:*[[闇の腹心/Dark Confidant]]
;<span id="偏執狂">偏執狂(へんしつきょう)</span>
+
;<span id="懐刀">懐刀(ふところがたな)</span>
 +
:知謀に長け、重要な計画や相談にあずかる信頼の厚い部下。元は懐に入れて携帯する護身用の小刀の意。類義語に右腕、[[#腹心|腹心]]など。
 +
:*[[ヴラスカの懐刀/Vraska's Finisher]]
 +
;<span id="偏執狂">偏執狂(へんしゅうきょう)</span>
 
:一つのことに異常な執着をもち、常軌を逸した行動をする人。
 
:一つのことに異常な執着をもち、常軌を逸した行動をする人。
 
:*[[モグの偏執狂/Mogg Maniac]]
 
:*[[モグの偏執狂/Mogg Maniac]]
 +
:*[[ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac]]
 +
:*[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]
 
;<span id="末裔">末裔(まつえい)</span>
 
;<span id="末裔">末裔(まつえい)</span>
 
:末の血筋。子孫。
 
:末の血筋。子孫。
365行: 726行:
 
:*[[増麻呂の末裔/Descendant of Masumaro]]
 
:*[[増麻呂の末裔/Descendant of Masumaro]]
 
:*[[空麻呂の末裔/Descendant of Soramaro]]
 
:*[[空麻呂の末裔/Descendant of Soramaro]]
:*[[闇の末裔/Scion of Darkness]]
+
:*[[末裔の道/Descendants' Path]]
:*[[野生の末裔/Scion of the Wild]]
+
:*[[老木の末裔/Elderwood Scion]] など
 +
;<span id="名代">名代(みょうだい)</span>
 +
:人の代理をつとめること。それをする人。
 +
:*[[ブレイゴの名代/Brago's Representative]]
 +
;<span id="民兵">民兵(みんぺい)</span>
 +
:民間人で編成された武装組織。平時はそれぞれの職業に就いている民間人が、有事の際に召集されたもの。国軍や常備軍とは分けて考えられる。予め定期的に軍事訓練を受けているものや、緊急的に作られまともな訓練を受けていないものなど、実態は国や時代によって様々。
 +
:*[[献身的民兵団/Ardent Militia]]
 +
:*[[ハンウィアーの民兵隊長/Hanweir Militia Captain]]
 +
:*[[民兵団の誇り/Militia's Pride]]
 +
:*[[スレイベンの歩哨/Thraben Sentry|スレイベンの民兵/Thraben Militia]]
 +
:*[[志願民兵団/Volunteer Militia]] など
 
;<span id="山伏">山伏(やまぶし)</span>
 
;<span id="山伏">山伏(やまぶし)</span>
 
:山野に起き伏しして仏道修行に励む僧。
 
:山野に起き伏しして仏道修行に励む僧。
372行: 743行:
 
:*[[山伏の炎/Yamabushi's Flame]]
 
:*[[山伏の炎/Yamabushi's Flame]]
 
:*[[山伏の嵐/Yamabushi's Storm]]
 
:*[[山伏の嵐/Yamabushi's Storm]]
 +
;<span id="竜騎兵">竜騎兵(りゅうきへい)</span>
 +
:射撃武器(主に[[#マスケット銃|マスケット銃]])を主要武器とした騎兵。中世ヨーロッパ当時は花形兵種であり、転じて「強い男」「精鋭の兵士」などの意でも使われる。
 +
:創作ファンタジーでは[[ドラゴン]]に騎乗した騎兵のことを指すことがあるが、日本独自の誤用。ただし近年は海外でも(特に日本製ゲームの英訳版で)用いられることもある。
 +
:*[[ジェディットの竜騎兵/Jedit's Dragoons]]
 +
:*[[ホブゴブリンの竜騎兵/Hobgoblin Dragoon]]
 +
:*[[レイディアントの竜騎兵/Radiant's Dragoons]]
 +
:*[[レイヴンの地の竜騎兵/Raven's Run Dragoon]]
 +
;<span id="レインジャー">レインジャー(れいんじゃー)</span>
 +
:レンジャー、レーンジャーとも。森林や自然公園の警備・管理を行う者(フォレストレンジャー、パークレンジャーなどという)、遊撃や偵察を行う軍隊の特殊部隊など、様々な職業を指す。
 +
:特にファンタジー作品やロールプレイングゲームでは、野外活動に長ける戦闘員を指すことが多い。[[Wikipedia:ja:指輪物語|指輪物語]]においてrangerが「[[#野伏|野伏]]」と訳されたことから、日本では野伏と呼ばれることもある。
 +
:*[[樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers]]
 +
:*[[国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger]]
 +
:*[[クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger]]
 +
:*[[イーオスのレインジャー/Ranger of Eos]]
 +
:*[[レインジャーの悪知恵/Ranger's Guile]] など
  
 
==鉱物・合金==
 
==鉱物・合金==
378行: 764行:
 
:*[[あられ石のヒル/Alabaster Leech]]
 
:*[[あられ石のヒル/Alabaster Leech]]
 
;<span id="黄鉄">黄鉄(おうてつ)</span>
 
;<span id="黄鉄">黄鉄(おうてつ)</span>
:鉄と硫黄の化合物。淡黄色で金属光沢がある。各種岩石・鉱床中に広く分布し、かつて硫酸の製造や製鉄の原料にした。
+
:鉄と硫黄の化合物。淡黄色で金属光沢がある。各種岩石・鉱床中に広く分布し、かつて硫酸の製造や製鉄の原料にした。黄鉄鉱。パイライト。
 
:*[[黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb]]
 
:*[[黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb]]
 +
;<span id="花崗岩">花崗岩(かこうがん)</span>
 +
:マグマが地下深くで冷えてできた深成岩の一種。石英、正長石、斜長石、雲母などを主成分とする。結晶の粒は大きく均質。色は白色から淡灰色、淡紅色。土木・建築用石材として使われる。
 +
:*[[花崗岩のタイタン/Granitic Titan]]
 +
:*[[花崗岩の贈り物/Gift of Granite]]
 +
:*[[花崗岩の壁/Wall of Granite]]
 +
:*[[花崗岩の凝視/Gaze of Granite]]
 +
:*[[花崗岩の装着/Granite Grip]]
 +
:*[[花崗岩の破片/Granite Shard]]
 
;<span id="岩滓">岩滓(がんさい)</span>
 
;<span id="岩滓">岩滓(がんさい)</span>
:火山砕屑(さいせつ)物の一。暗褐色で多孔質。形の不規則な破片。マグネシウム・鉄に富むマグマから生ずるものが多い。
+
:火山砕屑物(さいせつぶつ)の一。暗褐色で多孔質。形の不規則な破片。マグネシウム・鉄に富むマグマから生ずるものが多い。
 
:*[[岩滓の猫/Scoria Cat]]
 
:*[[岩滓の猫/Scoria Cat]]
 +
:*[[岩滓の精霊/Scoria Elemental]]
 
:*[[岩滓のワーム/Scoria Wurm]]
 
:*[[岩滓のワーム/Scoria Wurm]]
 
;<span id="輝石">輝石(きせき)</span>
 
;<span id="輝石">輝石(きせき)</span>
:鉄・マグネシウム・カルシウムなどのケイ酸塩鉱物。斜方晶系と単斜晶系とがある。火成岩・変成岩を構成する主要鉱物。ただし、輝石の英語名は「Pyroxene」である事、通常赤いものは存在しない事などを考えれば、これは文字通り、単なる「輝く石」なのかもしれない。
+
:鉄・マグネシウム・カルシウムなどのケイ酸塩鉱物。斜方晶系と単斜晶系とがある。火成岩・変成岩を構成する主要鉱物。ただし、輝石の英語名は「Pyroxene」であること、通常赤いものは存在しないことなどを考えれば、これは文字通り、単なる「輝く石」なのかもしれない。
 
:*[[輝石の儀式/Brightstone Ritual]]
 
:*[[輝石の儀式/Brightstone Ritual]]
 
;<span id="血石">血石(けっせき)</span>
 
;<span id="血石">血石(けっせき)</span>
 
:緑石英または緑玉髄の中に赤色または赤褐色の酸化鉄が点々と入っているもの。飾り石として用いられる。
 
:緑石英または緑玉髄の中に赤色または赤褐色の酸化鉄が点々と入っているもの。飾り石として用いられる。
 
:*[[血石のカメオ/Bloodstone Cameo]]
 
:*[[血石のカメオ/Bloodstone Cameo]]
 +
;<span id="玄武岩">玄武岩(げんぶがん)</span>
 +
:火成岩の一種。火山岩(マグマが急速に冷えて固まってできた火成岩)のうち、二酸化ケイ素の重量比が45〜52%のもの。[[#輝石|輝石]]やカンラン石などの有色鉱物を多く含む苦鉄質岩で、黒っぽい色のものが多い。
 +
:*[[玄武岩のガーゴイル/Basalt Gargoyle]]
 +
:*[[玄武岩のゴーレム/Basalt Golem]]
 +
:*[[玄武岩のモノリス/Basalt Monolith]]
 
;<span id="黒曜石">黒曜石(こくようせき)</span>
 
;<span id="黒曜石">黒曜石(こくようせき)</span>
 
:ガラス質の火山岩。黒色または暗灰色、時に赤褐色。割れ目は貝殻状を示す。流紋岩質や安山岩質のマグマが冷えて固まったもの。先史時代には石器に使用された。近年は焼いて粉末にし、断熱材に利用する。
 
:ガラス質の火山岩。黒色または暗灰色、時に赤褐色。割れ目は貝殻状を示す。流紋岩質や安山岩質のマグマが冷えて固まったもの。先史時代には石器に使用された。近年は焼いて粉末にし、断熱材に利用する。
 
:*[[黒曜石のゴーレム/Obsianus Golem]]
 
:*[[黒曜石のゴーレム/Obsianus Golem]]
 
:*[[黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte]]
 
:*[[黒曜石の見習い僧/Obsidian Acolyte]]
 +
:*[[黒曜石の戦斧/Obsidian Battle-Axe]]
 +
:*[[黒曜石の火心/Obsidian Fireheart]]
 
:*[[黒曜石の巨人/Obsidian Giant]]
 
:*[[黒曜石の巨人/Obsidian Giant]]
 
;<span id="琥珀">琥珀(こはく)</span>
 
;<span id="琥珀">琥珀(こはく)</span>
399行: 801行:
 
:*[[琥珀の牢/Amber Prison]]
 
:*[[琥珀の牢/Amber Prison]]
 
;<span id="コバルト">コバルト(こばると)</span>
 
;<span id="コバルト">コバルト(こばると)</span>
:鉄族に属する遷移元素の一。元素記号 Co 原子番号二七。原子量五八・九三。灰白色の金属。展性・延性があり強磁性を示す。高速度鋼などの合金製造のほか、ガラス・陶磁器などの顔料に利用される。
+
:鉄族に属する遷移元素の一。元素記号Co。原子番号27。原子量58.93。灰白色の金属。展性・延性があり強磁性を示す。高速度鋼などの合金製造のほか、ガラス・陶磁器などの顔料に利用される。
 
:*[[コバルトのゴーレム/Cobalt Golem]]
 
:*[[コバルトのゴーレム/Cobalt Golem]]
 
;<span id="ざくろ石">ざくろ石(ざくろいし)</span>
 
;<span id="ざくろ石">ざくろ石(ざくろいし)</span>
405行: 807行:
 
:*[[ざくろ石のヒル/Andradite Leech]]
 
:*[[ざくろ石のヒル/Andradite Leech]]
 
;<span id="サファイア">サファイア(さふぁいあ)</span>
 
;<span id="サファイア">サファイア(さふぁいあ)</span>
:鋼玉の一。青く透き通っており、良質のものは宝石とする。九月の誕生石。人工的にも合成される。
+
:コランダム(鋼玉)の一種。宝石としての価値があるコランダムのうち、赤いものを[[#ルビー|ルビー]]、赤以外のものをサファイアと呼ぶ。特に青色のものが有名で、主成分は酸化アルミニウムだが、微量に含まれる鉄やチタンによって青色を呈する。九月の誕生石。人工的にも合成される。
 
:*[[サファイアの魔除け/Sapphire Charm]]
 
:*[[サファイアの魔除け/Sapphire Charm]]
 +
:*[[サファイアのドレイク/Sapphire Drake]]
 
:*[[サファイアのヒル/Sapphire Leech]]
 
:*[[サファイアのヒル/Sapphire Leech]]
 
:*[[サファイアの大メダル/Sapphire Medallion]]
 
:*[[サファイアの大メダル/Sapphire Medallion]]
 +
;<span id="縞瑪瑙">縞瑪瑙(しまめのう)</span>
 +
:オパールや石英からなる玉髄のうち並行する縞模様を持つもの。中でも漆黒のブラックオニキスが有名。
 +
:*[[縞瑪瑙のゴブレット/Onyx Goblet]]
 +
:*[[縞瑪瑙の魔道士/Onyx Mage]]
 
;<span id="松脂">松脂(しょうし)</span>
 
;<span id="松脂">松脂(しょうし)</span>
 
:天然樹脂の一。松などの針葉樹から分泌される粘りけのある液体。独特の芳香がある。固化すると黄褐色のもろいガラス状となる。
 
:天然樹脂の一。松などの針葉樹から分泌される粘りけのある液体。独特の芳香がある。固化すると黄褐色のもろいガラス状となる。
 
:*[[松脂岩の壁/Pitchstone Wall]]
 
:*[[松脂岩の壁/Pitchstone Wall]]
 
;<span id="真鍮">真鍮(しんちゅう)</span>
 
;<span id="真鍮">真鍮(しんちゅう)</span>
:銅と亜鉛との合金。黄色。加工しやすくさびないので工業材料などとして広く用いる。5円玉の材料でもある。
+
:銅と亜鉛との合金。黄色。加工しやすく錆びないので工業材料などとして広く用いられる。五円硬貨の材料でもある。
 +
:*[[真鍮の虻/Brass Gnat]]
 
:*[[真鍮の伝令/Brass Herald]]
 
:*[[真鍮の伝令/Brass Herald]]
 
:*[[真鍮人間/Brass Man]]
 
:*[[真鍮人間/Brass Man]]
 
:*[[真鍮の秘書/Brass Secretary]]
 
:*[[真鍮の秘書/Brass Secretary]]
:*[[真鍮の鉤爪のキマイラ/Brass-Talon Chimera]]
+
:*[[真鍮の従者/Brass Squire]] など
:*[[真鍮爪のオーク/Brassclaw Orcs]]
+
:*[[真鍮の都/City of Brass]]
+
 
;<span id="水銀">水銀(すいぎん)</span>
 
;<span id="水銀">水銀(すいぎん)</span>
:亜鉛族元素の一。元素記号 Hg 原子番号八〇。原子量二〇〇・六。主鉱物は辰砂(しんしや)。常温で液体である唯一の金属。有毒。金・銀・スズなど多くの金属とアマルガムをつくる。鉄はアマルガムをつくらないため水銀の貯蔵容器に用いる。比重一三・五四六(摂氏二〇度)。融点は摂氏マイナス三八・八四二度。朱・アマルガムの製造、温度計・圧力計・水銀灯・理化学実験用などに用いられる。
+
:亜鉛族元素の一。元素記号Hg。原子番号80。原子量200.6。主鉱物は辰砂(しんしゃ)。常温で液体である唯一の金属。有毒。金・銀・スズなど多くの金属とアマルガムをつくる。鉄はアマルガムをつくらないため水銀の貯蔵容器に用いる。比重13.546(摂氏20度)。融点は摂氏マイナス38.842度。朱・アマルガムの製造、温度計・圧力計・水銀灯・理化学実験用などに用いられる。
 +
:*[[水銀の縛め/Bonds of Quicksilver]]
 
:*[[水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth]]
 
:*[[水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth]]
 
:*[[水銀の短剣/Quicksilver Dagger]]
 
:*[[水銀の短剣/Quicksilver Dagger]]
 
:*[[水銀のドラゴン/Quicksilver Dragon]]
 
:*[[水銀のドラゴン/Quicksilver Dragon]]
:*[[水銀の精霊/Quicksilver Elemental]]
+
:*[[水銀の精霊/Quicksilver Elemental]] など
:*[[水銀の泉/Quicksilver Fountain]]
+
;<span id="青銅">青銅(せいどう)</span>
:*[[水銀の壁/Quicksilver Wall]]
+
:銅を主成分としてスズを含む合金。ブロンズ。色は添加するスズの量によって様々だが、年月を経て錆びるとくすんだ青緑色(青銅色)になる。鉄の普及以前に最も広く利用されていた金属で、青銅器時代と呼ばれる一時代を築いた。日本でも銅鐸などが出土する。十円硬貨の原料であり、オリンピックの銅メダルも主にこれで作られる。
 +
:*[[青銅嘴の恐鳥/Bronzebeak Moa]]
 +
:*[[青銅の爆弾人形/Bronze Bombshell]]
 +
:*[[青銅の黒貂/Bronze Sable]]
 +
:*[[青銅のタブレット/Bronze Tablet]]
 +
:*[[青銅血のパーフォロス/Purphoros, Bronze-Blooded]] など
 
;<span id="雪花石">雪花石(せっかせき)</span>
 
;<span id="雪花石">雪花石(せっかせき)</span>
:雪花石膏のこと。厳密には Alabaster は石膏と方解石それぞれの変種である。
+
:雪花石膏のこと。厳密にはalabasterは石膏と方解石それぞれの変種である。
 +
:*[[雪花石の魔道士/Alabaster Mage]]
 
:*[[空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster]]
 
:*[[空翔ける雪花石の天使/Angel of Flight Alabaster]]
 +
:*[[雪花石を率いる者、ブルーナ/Bruna, Light of Alabaster]]
 
:*[[あられ石のヒル/Alabaster Leech]]や[[石膏の壁/Alabaster Wall]]
 
:*[[あられ石のヒル/Alabaster Leech]]や[[石膏の壁/Alabaster Wall]]
 
:転じて、"alabaster skin" (白く滑らかな肌)という表現が存在する。
 
:転じて、"alabaster skin" (白く滑らかな肌)という表現が存在する。
437行: 851行:
 
:有機物を熱分解して得る粘性のある褐色または黒色の油状液体。主成分は芳香族系の炭化水素とその誘導体。
 
:有機物を熱分解して得る粘性のある褐色または黒色の油状液体。主成分は芳香族系の炭化水素とその誘導体。
 
:*[[苛性タール/Caustic Tar]]
 
:*[[苛性タール/Caustic Tar]]
 +
:*[[忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit]]
 
:*[[岩山のタール坑/Rocky Tar Pit]]
 
:*[[岩山のタール坑/Rocky Tar Pit]]
 
:*[[くすぶるタール/Smoldering Tar]]
 
:*[[くすぶるタール/Smoldering Tar]]
:*[[タール坑の戦士/Tar Pit Warrior]]
+
:*[[タールの悪鬼/Tar Fiend]] など
 +
;<span id="大理石">大理石(だいりせき)</span>
 +
:石灰岩の一種で、石灰岩がマグマの熱の作用で再結晶したもの。変成岩に分類される。岩石学上の正式名は「結晶質石灰岩」であり、大理石は主に石材としての呼び名である。建築・彫刻・装飾などに用いられる。
 +
:*[[大理石の杯/Marble Chalice]]
 +
:*[[大理石のタイタン/Marble Titan]]
 
;<span id="白金">白金(はっきん)</span>
 
;<span id="白金">白金(はっきん)</span>
:白金族に属する遷移元素の一。元素記号 Pt 原子番号七八。原子量一九五・一。比重二一・四(二〇度)。銀白色の固体金属。化学的に安定で王水以外の酸に不溶。酸素・水素を吸収して活性化するので酸化還元触媒として用いられる。また抵抗温度計・坩堝(るつぼ)・電気炉・電極・装飾用貴金属として用いられる。
+
:白金族に属する遷移元素の一。プラチナ。元素記号Pt。原子番号78。原子量195.1。比重21.4(摂氏20度)。銀白色の固体金属。化学的に安定で王水以外の酸に不溶。酸素・水素を吸収して活性化するので酸化還元[[#触媒|触媒]]として用いられる。また抵抗温度計・[[#るつぼ|坩堝(るつぼ)]]・電気炉・電極・装飾用貴金属として用いられる。
 
:*[[白金の天使/Platinum Angel]]
 
:*[[白金の天使/Platinum Angel]]
 +
:*[[白金の帝像/Platinum Emperion]]
 
;<span id="玻璃">玻璃(はり)</span>
 
;<span id="玻璃">玻璃(はり)</span>
 
:水晶または透明なガラスの古い言い方。仏教用語では七宝の一つとされる。
 
:水晶または透明なガラスの古い言い方。仏教用語では七宝の一つとされる。
449行: 869行:
 
:*[[ゆらめく玻璃凧/Shimmering Glasskite]]
 
:*[[ゆらめく玻璃凧/Shimmering Glasskite]]
 
;<span id="翡翠">翡翠(ひすい)</span>
 
;<span id="翡翠">翡翠(ひすい)</span>
:珪酸塩鉱物の一種。深緑のものが有名だが、白、桃、薄紫、青など様々な色がある。また、化学成分により硬玉と軟玉に分かれ、狭義ではそのうち硬玉の方のみを指す。なお、鳥のカワセミの別名でもある。
+
:珪酸塩鉱物の一種。深緑のものが有名だが、白、桃、薄紫、青など様々な色がある。また、化学成分により硬玉と軟玉に分かれ、狭義ではそのうち硬玉の方のみを指す。なお、鳥の[[#カワセミ|カワセミ]]の別名でもある。
 
:*[[翡翠の彫像/Jade Idol]]
 
:*[[翡翠の彫像/Jade Idol]]
 
:*[[翡翠のヒル/Jade Leech]]
 
:*[[翡翠のヒル/Jade Leech]]
 +
:*[[翡翠の魔道士/Jade Mage]]
 
:*[[翡翠のモノリス/Jade Monolith]]
 
:*[[翡翠のモノリス/Jade Monolith]]
 
:*[[翡翠像/Jade Statue]]
 
:*[[翡翠像/Jade Statue]]
465行: 886行:
 
:*[[ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem]]
 
:*[[ヘマタイトのゴーレム/Hematite Golem]]
 
;<span id="斑岩">斑岩(まだらいわ)</span>
 
;<span id="斑岩">斑岩(まだらいわ)</span>
:完晶質で細粒の石基中に多くの斑晶を含む斑状の火成岩。石英斑岩・花崗(かこう)斑岩など。本来の読みは「はんがん」
+
:完晶質で細粒の石基中に多くの斑晶を含む斑状の火成岩。石英斑岩・花崗(かこう)斑岩など。本来の読みは「はんがん」。
 
:*[[斑岩の節/Porphyry Nodes]]
 
:*[[斑岩の節/Porphyry Nodes]]
 
;<span id="マラカイト">マラカイト(まらかいと)</span>
 
;<span id="マラカイト">マラカイト(まらかいと)</span>
471行: 892行:
 
:*[[マラカイトのゴーレム/Malachite Golem]]
 
:*[[マラカイトのゴーレム/Malachite Golem]]
 
;<span id="ルビー">ルビー(るびー)</span>
 
;<span id="ルビー">ルビー(るびー)</span>
:鋼玉(こうぎよく)の一。微量に含まれるクロムによって赤色を呈する。良質のものは宝石にする。七月の誕生石。ミャンマーのマンダレー地方産が有名。
+
:コランダム(鋼玉)の一種。宝石としての価値があるコランダムのうち、赤いものをルビー、赤以外のものを[[#サファイア|サファイア]]と呼ぶ。主成分は酸化アルミニウムだが、微量に含まれるクロムによって赤色を呈する。七月の誕生石。ミャンマーのマンダレー地方産が有名。
 
:*[[ルビーのヒル/Ruby Leech]]
 
:*[[ルビーのヒル/Ruby Leech]]
 
:*[[ルビーの大メダル/Ruby Medallion]]
 
:*[[ルビーの大メダル/Ruby Medallion]]
485行: 906行:
 
:鉄塩類の感光性を利用した複写印画。転じて、完成の予想図、未来の構想。
 
:鉄塩類の感光性を利用した複写印画。転じて、完成の予想図、未来の構想。
 
:*[[ウルザの青写真/Urza's Blueprints]]
 
:*[[ウルザの青写真/Urza's Blueprints]]
 +
;<span id="カタパルト">カタパルト</span>
 +
:大岩などを投出する兵器。攻城戦などに用いられる。
 +
:*[[髑髏カタパルト/Skull Catapult]]
 +
:*[[ドワーフのカタパルト/Dwarven Catapult]]
 +
:*[[ぶどう弾カタパルト/Grapeshot Catapult]]
 +
;<span id="カットラス">カットラス(かっとらす)</span>
 +
:湾曲した刃が特徴の刀剣。カトラス、舶刀(はくとう)とも。刀身が短く小回りが利くため、船のような狭い場所での戦闘に向く。大航海時代、船乗りや海賊に重用された。
 +
:*[[海賊のカットラス/Pirate's Cutlass]]
 +
;<span id="鉄梃">鉄梃(かなてこ)</span>
 +
:鉄製のてこ。バール。先が曲がった棒状の道具で、釘抜きなどの用途で使われる。
 +
:*[[市民の鉄梃/Citizen's Crowbar]]
 
;<span id="カメオ">カメオ(かめお)</span>
 
;<span id="カメオ">カメオ(かめお)</span>
 
:瑪瑙や貝殻などを素材とした浮き彫り。ブローチなどとする。
 
:瑪瑙や貝殻などを素材とした浮き彫り。ブローチなどとする。
493行: 925行:
 
:*[[トロールの角のカメオ/Troll-Horn Cameo]]
 
:*[[トロールの角のカメオ/Troll-Horn Cameo]]
 
;<span id="ガリオン船">ガリオン船(がりおんせん)</span>
 
;<span id="ガリオン船">ガリオン船(がりおんせん)</span>
:15-17世紀ごろのスペインの大帆船。
+
:15〜17世紀頃のスペインの大帆船。ガレオン船。
 
:*[[装甲ガリオン船/Armored Galleon]]
 
:*[[装甲ガリオン船/Armored Galleon]]
 +
:*[[征服者のガレオン船/Conqueror's Galleon]]
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;<span id="カルフ">カルフ(かるふ)</span>
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:ヴァイキング船の一種。カーヴ。小型のロングシップで、戦と、人や貨物の輸送の両方に使われた。底が浅く、沿岸部の浅い海を航行することができた。
 +
:*[[略奪者のカルフ/Raiders' Karve]]
 
;<span id="九輪">九輪(きゅうりん)</span>
 
;<span id="九輪">九輪(きゅうりん)</span>
 
:寺院の塔の頂上を飾る相輪の部分の名。露盤上の請花(うけばな)と水煙との間にある九つの金属製の輪。青銅製・鉄製・石製などがある。
 
:寺院の塔の頂上を飾る相輪の部分の名。露盤上の請花(うけばな)と水煙との間にある九つの金属製の輪。青銅製・鉄製・石製などがある。
501行: 937行:
 
:天子の印。
 
:天子の印。
 
:*[[伝国の玉璽/Imperial Seal]]
 
:*[[伝国の玉璽/Imperial Seal]]
 +
;<span id="切子">切子(きりこ)</span>
 +
:ガラスの表面を切削する加工。およびその加工品。
 +
:*[[切子読み/Facet Reader]]
 
;<span id="くぐつ">傀儡、くぐつ(くぐつ)</span>
 
;<span id="くぐつ">傀儡、くぐつ(くぐつ)</span>
 
:操り人形、木偶。転じて、他者の思いのままに利用されている人物や組織。
 
:操り人形、木偶。転じて、他者の思いのままに利用されている人物や組織。
508行: 947行:
 
:*[[くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique]]
 
:*[[くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique]]
 
;<span id="鎖鎌">鎖鎌(くさりがま)</span>
 
;<span id="鎖鎌">鎖鎌(くさりがま)</span>
:鎌に2、3メートルの長さの鉄の鎖をつけ、その端に鉄分銅をつけた武器。分銅で敵を打ち倒し、鎌でとどめを刺す。
+
:鎌に2、3mの長さの鉄の鎖をつけ、その端に鉄分銅をつけた武器。分銅で敵を打ち倒し、鎌でとどめを刺す。
 
:*[[鎖鎌/Kusari-Gama]]
 
:*[[鎖鎌/Kusari-Gama]]
 +
;<span id="苦無">苦無(くない)</span>
 +
:両刃に柄の付いた道具。柄尻は輪になっており、紐を通すことができる。かつてナイフやスコップのように使われたが、フィクションにおいては専ら忍者の武器とされ、[[#手裏剣|手裏剣]]のように投擲されることが多い。
 +
:*[[忍者の苦無/Ninja's Kunai]]
 +
;<span id="軛">軛(くびき)</span>
 +
:車や犂(すき)に繋ぐため、牛や馬などの首にはめる木製の器具。転じて、自由を束縛するもののこと。衡、頸木とも書く。
 +
:*[[タイタンたちの軛/The Binding of the Titans]]
 +
;<span id="クラリオン">クラリオン(くらりおん)</span>
 +
:金管楽器の一種。中世に登場した、高音域の巻管のラッパ。
 +
:*[[クラリオン吹きの聖戦士/Clarion Cathars]]
 +
:*[[クラリオンのスピリット/Clarion Spirit]]
 +
:*[[轟音のクラリオン/Deafening Clarion]]
 
;<span id="コイル">コイル(こいる)</span>
 
;<span id="コイル">コイル(こいる)</span>
 
:線を円形または円筒形に巻いたもの。
 
:線を円形または円筒形に巻いたもの。
 +
:*[[膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weird]]
 
:*[[キマイラ・コイル/Chimeric Coils]]
 
:*[[キマイラ・コイル/Chimeric Coils]]
 +
:*[[不死のコイル/Immortal Coil]]
 
:*[[稲妻のコイル/Lightning Coils]]
 
:*[[稲妻のコイル/Lightning Coils]]
 +
;<span id="篭手">篭手(こて)</span>
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:手や腕を保護するための防具。革や金属などで作られる。籠手、小手、甲手とも表記する。
 +
:英語のgauntletは西洋の甲冑の一部で、手と前腕を覆う防具を指す。bracerは前腕を覆う防具で、本来は自分の弓の弦から腕を保護するためのものを指す言葉だが、ロールプレイングゲームなどでは敵の攻撃に対する防具として扱われることも多い。gloveは手袋や野球のグローブなど、手と手首を覆うもののこと。
 +
:Gauntlet
 +
:*[[魔力の篭手/Gauntlet of Power]]
 +
:*[[紅蓮術士の篭手/Pyromancer's Gauntlet]]
 +
:*[[ヴァルショクの篭手/Vulshok Gauntlets]] など
 +
:Bracer
 +
:*[[刃の篭手/Bladed Bracers]]
 +
:*[[幻術師の篭手/Illusionist's Bracers]]
 +
:*[[樹上の篭手/Treetop Bracers]]
 +
:Glove
 +
:*[[常籠手の急使/Everglove Courier]]
 
;<span id="御幣">御幣(ごへい)</span>
 
;<span id="御幣">御幣(ごへい)</span>
 
:裂いた麻や畳んだ紙を細長い木にはさんだ祭具。おはらいをするのに用いる。
 
:裂いた麻や畳んだ紙を細長い木にはさんだ祭具。おはらいをするのに用いる。
 
:*[[遥か忘れられし御幣/Long-Forgotten Gohei]]
 
:*[[遥か忘れられし御幣/Long-Forgotten Gohei]]
 +
;<span id="コペシュ">コペシュ(こぺしゅ)</span>
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:古代エジプトで使われていた50〜60cm程度の長さの鎌形の剣。ケペシュともいう。その形状から盾を引っ掛けて剥がし、切りつけることができた。
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:ファラオが使っていた描写があり、王の墓から見つかっている。儀礼用として刃の研がれていないものも多く存在した。
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:*[[研ぎ澄まされたコペシュ/Honed Khopesh]]
 
;<span id="独楽">独楽(こま)</span>
 
;<span id="独楽">独楽(こま)</span>
 
:玩具の一。円板または円錐形の胴を心棒や軸を中心に回転させて遊ぶもの。心棒をひねったり、軸に紐を巻きつけて引き、回転を与える。
 
:玩具の一。円板または円錐形の胴を心棒や軸を中心に回転させて遊ぶもの。心棒をひねったり、軸に紐を巻きつけて引き、回転を与える。
 
:*[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]
 
:*[[師範の占い独楽/Sensei's Divining Top]]
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;<span id="細工箱">細工箱(さいくばこ)</span>
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:特定の操作を行わないと開かない箱。盗難防止等の目的で使用される。
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:*[[テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Box]]
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:*[[難問の細工箱/Vexing Puzzlebox]]
 
;<span id="輜重">輜重(しちょう)</span>
 
;<span id="輜重">輜重(しちょう)</span>
 
:前線に輸送・補給する食糧・被服・武器・弾薬などの軍需品の総称。
 
:前線に輸送・補給する食糧・被服・武器・弾薬などの軍需品の総称。
 
:*[[蜀の輜重隊/Shu Grain Caravan]]
 
:*[[蜀の輜重隊/Shu Grain Caravan]]
 
;<span id="十手">十手(じって)</span>
 
;<span id="十手">十手(じって)</span>
:捕り物道具の一。鉄・真鍮・木などの棒の手元に鈎(かぎ)などをつけ、柄の末端に緒をつけたもの。長さ30センチメートルから1メートルほどのものまである。相手の攻撃を防ぎ、また打ったり突いたりして攻める。
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:捕り物道具の一。鉄・真鍮・木などの棒の手元に鈎(かぎ)などをつけ、柄の末端に緒をつけたもの。長さ30cmから1mほどのものまである。相手の攻撃を防ぎ、また打ったり突いたりして攻める。
 
:*[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]
 
:*[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]
 
;<span id="手甲">手甲(しゅこう)</span>
 
;<span id="手甲">手甲(しゅこう)</span>
536行: 1,009行:
 
:*[[グルールの戦鍬/Gruul War Plow]]
 
:*[[グルールの戦鍬/Gruul War Plow]]
 
:*[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]
 
:*[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]]
 +
;<span id="スクーナー">スクーナー(すくーなー)</span>
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:帆船の一種。マストの数が2本以上で、それらすべてに縦帆(船の向きに平行な帆)が張られているものがこれに分類される。16〜17世紀のオランダで初めて用いられ、その後北米で広く使われた。
 +
:*[[小綺麗なスクーナー船/Sleek Schooner]]
 +
:*[[地底のスクーナー船/Subterranean Schooner]]
 +
;<span id="スリング">スリング(すりんぐ)</span>
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:投石のための道具。紐の端の輪に石を入れて振り回し、遠心力を利用して石を飛ばす。
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:*[[猿人のスリング/Simian Sling]]
 +
:*[[必中のスリング/Unerring Sling]]
 +
;<span id="セメント">セメント(せめんと)</span>
 +
:広義には様々な接合剤の総称だが、狭義には水と反応して硬化する粉末状の物質を指す。最も一般的なセメントはポルトランドセメントで、石灰石や粘土などを焼成して得られたものに石膏を添加して作られる。セメントに水と砂(細骨材)を混ぜることでモルタルとなり、水と砂と砂利(粗骨材)を混ぜることでコンクリートとなる。
 +
:*[[セメントの靴/Cement Shoes]]
 +
;<span id="戦車">戦車(せんしゃ)</span>
 +
:1. 旋回砲塔と装甲と無限軌道を備えた近現代の戦闘車両(英:tank)。
 +
:*[[ミジウムの戦車/Mizzium Tank]]
 +
:2. 古代の戦闘用馬車(英:chariot)。チャリオットとも。古代の戦争における主力兵器であったが、後に騎兵に取って代わられた。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]では基本的にこちらの意味で使われる。
 +
:*[[太陽の戦車/Chariot of the Sun]]
 +
:*[[勝利の戦車/Chariot of Victory]]
 +
:*[[ゴブリンの戦車/Goblin Chariot]]
 +
:*[[戦争売りの戦車/Warmonger's Chariot]]
 
;<span id="タービン">タービン(たーびん)</span>  
 
;<span id="タービン">タービン(たーびん)</span>  
 
:流体のエネルギーを回転運動に変換して、動力を得る機械。
 
:流体のエネルギーを回転運動に変換して、動力を得る機械。
 +
:*[[マイアのタービン/Myr Turbine]]
 
:*[[スランのタービン/Thran Turbine]]
 
:*[[スランのタービン/Thran Turbine]]
 
;<span id="大小">大小(だいしょう)</span>
 
;<span id="大小">大小(だいしょう)</span>
545行: 1,038行:
 
:開き戸・開き蓋(ぶた)などを支え、自由に開閉できるように取りつける金具。
 
:開き戸・開き蓋(ぶた)などを支え、自由に開閉できるように取りつける金具。
 
:*[[蝶番はずし/Unhinge]]
 
:*[[蝶番はずし/Unhinge]]
 +
;<span id="鎚鉾">鎚鉾(つちほこ)</span>
 +
:重量のある頭部(柄頭)と柄から成る殴打用の武器で、合成棍棒の一種。鎚矛、戦棍(せんこん)、メイスとも。
 +
:*[[勇敢な者の鎚鉾/Mace of the Valiant]]
 +
:*[[鎚鉾尾のヒストロドン/Macetail Hystrodon]]
 +
:*[[マナ力の鎚鉾/Manaforce Mace]]
 +
:*[[隕石の鎚鉾/Meteoric Mace]]
 +
:*[[荒廃者の鎚鉾/Ravager's Mace]]
 +
;<span id="鶴嘴">鶴嘴(つるはし)</span>
 +
:両端あるいは片端を尖らせた金属製の頭部に、柄を直角に連結した工具。主に、硬い土や岩やアスファルトを掘り起こしたり砕いたりするために用いる。ツルのくちばしに似ていることから鶴嘴の名がある。
 +
:*[[重いつるはし/Heavy Mattock]]
 +
:*[[スカイクレイブの鶴嘴/Skyclave Pick-Axe]]
 
;<span id="擲弾">擲弾(てきだん)</span>
 
;<span id="擲弾">擲弾(てきだん)</span>
:手で投げたり、小銃で発射したりする近接戦闘用の小型爆弾。
+
:手で投げたり、小銃で発射したりする近接戦闘用の小型爆弾。擲弾兵を意味する「grenadier」は勇猛な兵士とされ、転じて「精鋭兵」「近衛兵」等の意味でも用いられる。
 
:*[[アラボーンの擲弾兵/Alaborn Grenadier]]
 
:*[[アラボーンの擲弾兵/Alaborn Grenadier]]
 +
:*[[ゴブリン擲弾兵/Goblin Grenadiers]]
 +
;<span id="投網">投網(とあみ)</span>
 +
:漁網の一種。魚のいる水域に投げ広げ、被せて引き上げることで魚を獲る。円錐形の袋状になっており、裾の部分に多数のおもりが付いている。
 +
:*[[レオニンの投網使い/Leonin Snarecaster]]
 +
:*[[タジュールの投網使い/Tajuru Snarecaster]]
 +
;<span id="灯籠">灯籠(とうろう)</span>
 +
:1. 日本古来の照明器具。灯火が風などで消えないよう囲いをしたもので、通常、神仏に灯火を献ずるために用いられるものを指す。特に寺社の屋外に設置される石灯籠や金属灯籠を指すことが多いが、紙などでできた移動可能なものもあり、祭礼に用いられる。燈籠、燈篭、灯篭とも表記する。
 +
:*[[灯籠の神/Lantern Kami]]
 +
:*[[灯籠の灯る墓地/Lantern-Lit Graveyard]]
 +
:*[[霊都の灯籠/Reito Lantern]]
 +
:2. [[#ランタン|ランタン(Lantern)]]の訳語。
 +
:*[[彩色の灯籠/Chromatic Lantern]]
 +
;<span id="遠眼鏡">遠眼鏡(とおめがね)</span>
 +
:望遠鏡の古い言い方。
 +
:*[[秘儀の遠眼鏡/Arcane Spyglass]]
 +
:*[[魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass]]
 
;<span id="弩弓">弩弓(どきゅう)</span>
 
;<span id="弩弓">弩弓(どきゅう)</span>
:古代中国で用いた武器の一。発射機構を備えた弓で、西洋のクロスボウは同種の武器。引き金を操作して矢や小石などを発射する。威力、命中精度は弓より上だが、装填に時間がかかるという弱点があった。数人で扱うような大型のものもあった。
+
:古代中国で用いた武器の一。引き金を操作して矢や小石などを発射する機構の手持ち弓のこと。弓よりも少ない訓練で同等以上の威力・命中精度を得られる利点があるが、装填に時間がかかるという弱点があった。数人で扱うような大型のものもあった。
 +
:西洋の類似した武器をクロスボウという。日本ではしばしば「ボウガン」とも言うが、商品名である。より大型のものを[[大石弓/Heavy Arbalest|アーバレスト]]、さらに大型のものを[[#バリスタ|バリスタ]]と言う。
 
:*[[弩弓の待ち伏せ/Crossbow Ambush]]
 
:*[[弩弓の待ち伏せ/Crossbow Ambush]]
 
:*[[弩弓歩兵/Crossbow Infantry]]
 
:*[[弩弓歩兵/Crossbow Infantry]]
 +
:*[[ゴブリン弩弓隊/Goblin Artillery]]
 
:*[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]
 
:*[[オーク弩弓隊/Orcish Artillery]]
 
;<span id="帷">帷(とばり)</span>
 
;<span id="帷">帷(とばり)</span>
 
:室内に垂れ下げて隔てとする布。または、そのようなものの喩え。
 
:室内に垂れ下げて隔てとする布。または、そのようなものの喩え。
 +
:*[[夜帷の憑依者/Haunter of Nightveil]]
 +
:*[[夜帷の死霊/Nightveil Specter]]
 
:*[[帷の切断/Part the Veil]]
 
:*[[帷の切断/Part the Veil]]
 
:*[[秘密の帷/Veil of Secrecy]]
 
:*[[秘密の帷/Veil of Secrecy]]
561行: 1,085行:
 
:幅広で反りの強い刀身に、長い柄をつけた武器。平安時代から主に歩卒や僧兵が用い、南北朝時代以後は上級武士も使用したが、槍の発達で戦国時代以後は戦いの主要武器ではなくなった。江戸時代には婦人も用いた。
 
:幅広で反りの強い刀身に、長い柄をつけた武器。平安時代から主に歩卒や僧兵が用い、南北朝時代以後は上級武士も使用したが、槍の発達で戦国時代以後は戦いの主要武器ではなくなった。江戸時代には婦人も用いた。
 
:*[[大薙刀/O-Naginata]]
 
:*[[大薙刀/O-Naginata]]
 +
;<span id="鉈">鉈(なた)</span>
 +
:刃物の一種。形状や用途は様々だが、概ね刀身は厚く、林業やアウトドアなどで、薪割り、枝打ち、木の皮剥きなどの目的で使われる。また、映画『13日の金曜日』の影響により、ホラー作品において凶器として描かれることもある。
 +
:*[[大鉈暴動/Cleaver Riot]]
 +
:*[[大鉈のスカーブ/Cleaver Skaab]]
 +
:*[[腐敗の大鉈、ウィルヘルト/Wilhelt, the Rotcleaver]]
 
;<span id="根付">根付(ねつけ)</span>
 
;<span id="根付">根付(ねつけ)</span>
 
:印籠(いんろう)・タバコ入れ・巾着(きんちやく)などの、ひもの先端に付ける小さな細工物。帯にはさんで下げた際のすべりどめを兼ねた一種の装飾品。
 
:印籠(いんろう)・タバコ入れ・巾着(きんちやく)などの、ひもの先端に付ける小さな細工物。帯にはさんで下げた際のすべりどめを兼ねた一種の装飾品。
569行: 1,098行:
 
:*[[野太刀/No-Dachi]]
 
:*[[野太刀/No-Dachi]]
 
;<span id="バギー">バギー(ばぎー)</span>
 
;<span id="バギー">バギー(ばぎー)</span>
:砂地を走行するためのレジャー用自動車。タイヤが太い。
+
:砂地などの悪路の走行に適した軽量の自動車。タイヤが太い。
 +
:*[[バズ・バギー/Buzz Buggy]]
 
:*[[ゴブリン戦闘バギー/Goblin War Buggy]]
 
:*[[ゴブリン戦闘バギー/Goblin War Buggy]]
 +
:*[[密輸人のバギー/Smuggler's Buggy]]
 
;<span id="バリスタ">バリスタ(ばりすた)</span>
 
;<span id="バリスタ">バリスタ(ばりすた)</span>
 
:据え置き型の巨大なクロスボウ(弩砲)。主に数人で扱う。てこによって弦を引き、丸く整形した石や専用の大型の矢、火矢などを撃ち出す。
 
:据え置き型の巨大なクロスボウ(弩砲)。主に数人で扱う。てこによって弦を引き、丸く整形した石や専用の大型の矢、火矢などを撃ち出す。
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:*[[バリスタ突撃車/Ballista Charger]]
 
:*[[バリスタ班/Ballista Squad]]
 
:*[[バリスタ班/Ballista Squad]]
 
:*[[重バリスタ部隊/Heavy Ballista]]
 
:*[[重バリスタ部隊/Heavy Ballista]]
 +
:*[[歩行バリスタ/Walking Ballista]]
 +
;<span id="バルディッシュ">[[Wikipedia:ja:バルディッシュ|バルディッシュ]](ばるでぃっしゅ)</span>
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:長柄の先端に三日月状の斧頭を取り付けたポールウェポンの一種である戦斧。
 +
:*[[ミラディンのバルディッシュ/Mirran Bardiche]]
 +
;<span id="火打ち石">火打ち石(ひうちいし)</span>
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:発火具として用いられる硬質の石。火打ち金(ひうちがね)と呼ばれる鋼鉄片に火打ち石を打ち付けて火花を出し、火口(ほくち)に点火する。
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:英語のflintは本来燧石(フリント)という岩石の一種を指す言葉だが、燧石が西ヨーロッパで火打ち石として利用されていたことから、火打ち石の意味で使われることもある。
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:*[[火打ち石のゴーレム/Flint Golem]]
 +
:*[[火打ち蹄の猪/Flinthoof Boar]]
 
;<span id="浮嚢">浮嚢(ふのう)</span>
 
;<span id="浮嚢">浮嚢(ふのう)</span>
 
:うきぶくろ。空気の入った袋状の水泳具。または、魚の体内にある器官。
 
:うきぶくろ。空気の入った袋状の水泳具。または、魚の体内にある器官。
 
:*[[浮嚢/Air Bladder]]
 
:*[[浮嚢/Air Bladder]]
 
;<span id="フリゲート艦">フリゲート艦(ふりげーとかん)</span>
 
;<span id="フリゲート艦">フリゲート艦(ふりげーとかん)</span>
:一八世紀から一九世紀半ば頃まで用いられた大型木造帆船ならびに蒸気帆船で、近代海軍の巡洋艦的役割をもったもの。
+
:18世紀から19世紀半ば頃まで用いられた大型木造帆船ならびに蒸気帆船で、近代海軍の巡洋艦的役割をもったもの。
 
:*[[蒸気フリゲート艦/Steam Frigate]]
 
:*[[蒸気フリゲート艦/Steam Frigate]]
 +
;<span id="フレイル">フレイル(ふれいる)</span>
 +
:柄の先に鎖などで打撃部を接合した打撃武器。打撃部が棒状のものをフレイル、球状のものを[[#モーニングスター|モーニングスター]]と呼び区別する場合もある。脱穀用の農具、唐棹が起源とされる。連接棍、連接棍棒。
 +
:*[[征服者のフレイル/Conqueror's Flail]]
 +
:*[[ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail]]
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:*[[ヘルホールのフレイル使い/Hellhole Flailer]]
 +
:*[[審問官のフレイル/Inquisitor's Flail]]
 +
;<span id="ペナント">ペナント(ぺなんと)</span>
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:旗の一種。二等辺三角形のものが多いが、長方形などの場合もあり、いずれも細長い形状をしている。日本では、高度経済成長期に観光名所などをあしらった土産品として流行したが、現在では廃れている。野球などにおける「ペナントレース」は、優勝旗がペナントであることに由来する。
 +
:*[[チームのペナント/Team Pennant]]
 
;<span id="紡績">紡績(ぼうせき)</span>
 
;<span id="紡績">紡績(ぼうせき)</span>
 
:短い繊維を平行に並べ、引き伸ばしてよりをかけ、一本の糸にすること。またはその加工品の糸。
 
:短い繊維を平行に並べ、引き伸ばしてよりをかけ、一本の糸にすること。またはその加工品の糸。
 
:*[[紡績スリヴァー/Spinneret Sliver]]
 
:*[[紡績スリヴァー/Spinneret Sliver]]
 
;<span id="ボーラ">ボーラ(ぼーら)</span>
 
;<span id="ボーラ">ボーラ(ぼーら)</span>
:鉄の玉のついた投げなわ。
+
:両端に石や鉄の玉のついた投げなわ。
 
:*[[ボーラの戦士/Bola Warrior]]
 
:*[[ボーラの戦士/Bola Warrior]]
 
:*[[レオニンのボーラ/Leonin Bola]]
 
:*[[レオニンのボーラ/Leonin Bola]]
 +
;<span id="ボット">ボット(ぼっと)</span>
 +
:ロボット(自律的に作業を行う機械)の略称。転じて、オンラインゲームにおけるAIプレイヤーなど、自動化プログラムの一種を指す。
 +
:*[[暴走ごみ収集ボット/Runaway Trash-Bot]]
 +
:*[[都和市の案内ボット/Towashi Guide-Bot]]
 +
;<span id="マクアフィトル">マクアフィトル(まくあふぃとる)</span>
 +
:木の板に黒曜石の刃を挟んで作られた剣。主に中米で用いられていた。
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:*[[君主のマクアフィトル/Sovereign's Macuahuitl]]
 
;<span id="マスケット銃">マスケット銃(ますけっとじゅう)</span>
 
;<span id="マスケット銃">マスケット銃(ますけっとじゅう)</span>
 
:旧型小銃。銃身に螺旋の溝がないため、射程距離が短い。
 
:旧型小銃。銃身に螺旋の溝がないため、射程距離が短い。
 
:*[[アラボーンのマスケット銃兵/Alaborn Musketeer]]
 
:*[[アラボーンのマスケット銃兵/Alaborn Musketeer]]
 +
;<span id="マチェーテ">マチェーテ(まちぇーて)</span>
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:中南米で使用される山刀のスペイン語による呼称。主に草を広く薙ぎ払う役割に特化されており、映画などでもジャングルを切り開くために使われるシーンがよく描かれる。他に農園で収穫のために使ったり、やはりジャングルでの戦闘を想定されている兵士が、行く手を阻む茂みの伐採と武器を兼ねて支給されるケースなども存在する。マチェット、マシェット、マシェティなどとも。
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:*[[信頼おける山刀/Trusty Machete]]
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:*[[伝導性マチェーテ/Conductive Machete]]
 +
;<span id="モーニングスター">モーニングスター(もーにんぐすたー)</span>
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:打撃用の武器の一種。[[#鎚鉾|鎚鉾]](メイス)の一種で、球に複数の棘を付けた星型の柄頭が特徴。名前の由来は「明けの明星(明け方に見える金星のこと)」。棘付き球と柄を鎖で繋いだ[[#フレイル|フレイル]]の一種をこの名で呼ぶ場合もある。
 +
:*[[ゴブリンのモーニングスター/Goblin Morningstar]]
 +
;<span id="ランタン">ランタン(らんたん)</span>
 +
:ランプ(照明器具)の一種で、屋外で用いる手提げ式のものを指すことが多い。
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:*[[洞察のランタン/Lantern of Insight]]
 +
:*[[ランタンの斥候/Lantern Scout]]
 +
:*[[ランタンの霊魂/Lantern Spirit]]
 +
:*[[予見者のランタン/Seer's Lantern]]
 +
;<span id="リムジン">リムジン(りむじん)</span>
 +
:運転席と後部座席との間に仕切りを有する、大型の高級乗用車。
 +
:*[[謎めいたリムジン/Mysterious Limousine]]
 
;<span id="糧秣">糧秣(りょうまつ)</span>
 
;<span id="糧秣">糧秣(りょうまつ)</span>
 
:兵員の食糧と軍馬のまぐさ。
 
:兵員の食糧と軍馬のまぐさ。
596行: 1,169行:
 
;<span id="るつぼ">るつぼ(るつぼ)</span>
 
;<span id="るつぼ">るつぼ(るつぼ)</span>
 
:化学実験などで、物質を溶融し、または焙焼する場合に用いる耐熱性容器。石英製・陶磁製・金属製などがある。このことから種々のものが混ざっている状態のたとえを表す。
 
:化学実験などで、物質を溶融し、または焙焼する場合に用いる耐熱性容器。石英製・陶磁製・金属製などがある。このことから種々のものが混ざっている状態のたとえを表す。
 +
:*[[火のるつぼ/Crucible of Fire]]
 +
:*[[精霊龍のるつぼ/Crucible of the Spirit Dragon]]
 
:*[[世界のるつぼ/Crucible of Worlds]]
 
:*[[世界のるつぼ/Crucible of Worlds]]
 +
:*[[ヘリオンのるつぼ/Hellion Crucible]]
 +
;<span id="霊柩車">霊柩車(れいきゅうしゃ)</span>
 +
:遺体を運ぶための車両。日本では、遺体を葬儀場から火葬場へ送るための車を指す。
 +
:*[[ハネムーンの霊柩車/Honeymoon Hearse]]
 +
:*[[未認可霊柩車/Unlicensed Hearse]]
 +
;<span id="レイピア">レイピア(れいぴあ)</span>
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:刀剣の一種。刺突用の片手剣で、刀身は細身、先端は鋭く尖っている。16〜17世紀頃のヨーロッパで、護身用あるいは決闘用に使われた。
 +
:*[[決闘のレイピア/Dueling Rapier]]
 
;<span id="六分儀">六分儀(ろくぶんぎ)</span>
 
;<span id="六分儀">六分儀(ろくぶんぎ)</span>
:六〇度(円周の六分の一)の円弧と小望遠鏡・二個の平面鏡からなり、天体の高度を測るのに使う器械。船の位置を測定するのに用いる。六分儀の誕生した16世紀まで、航海ではアストロラーベ([[Astrolabe]])が主に用いられていた。
+
:60度(円周の六分の一)の円弧と小望遠鏡・二個の平面鏡からなり、天体の高度を測るのに使う器械。船の位置を測定するのに用いる。六分儀の誕生した16世紀まで、航海ではアストロラーベ([[Astrolabe]])が主に用いられていた。
 
:*[[逆刺の六分儀/Barbed Sextant]]
 
:*[[逆刺の六分儀/Barbed Sextant]]
 
:*[[ブレイドウッドの六分儀/Braidwood Sextant]]
 
:*[[ブレイドウッドの六分儀/Braidwood Sextant]]
 +
;<span id="ロッド">ロッド(ろっど)</span>
 +
:杖や釣り竿などの棒状の道具。マジック等のファンタジーでは基本的に魔法の杖の意味で使われる。
 +
:*[[水晶のロッド/Crystal Rod]]
 +
:*[[破滅のロッド/Rod of Ruin]]
 +
:*[[無のロッド/Null Rod]]
 +
;<span id="ロティサリー">ロティサリー(ろてぃさりー)</span>
 +
:肉を串に刺して回転させながら焼く調理器具。この調理法自体をロティサリーと呼ぶ場合もある。
 +
:*[[ロティサリーの精/Rotisserie Elemental]]
 +
;<span id="ワンド">ワンド(わんど)</span>
 +
:魔法の杖。魔法使いなどが振るう棒状の道具。一般にロッドと比較して小型のものを指す。
 +
:*[[呪術師のワンド/Sorcerer's Wand]]
 +
:*[[タウノスのワンド/Tawnos's Wand]]
 +
:*[[異形化するワンド/Transmogrifying Wand]]
 +
:*[[否定のワンド/Wand of Denial]]
 +
:*[[精霊のワンド/Wand of the Elements]] など
  
 
==地形・人工設備==
 
==地形・人工設備==
 +
;<span id="東屋">東屋(あずまや)</span>
 +
:眺望や休憩のために設けられた簡素な建屋。屋根と柱だけで構成され、壁面をほとんど持たないものが多い。四阿(あずまや、しあ)、亭(ちん)とも。
 +
:ただし、下記2枚のカードにはいずれも東屋が描かれていないため、原義である「(休憩できる)木陰」の意で捉えたほうがわかりやすい。
 +
:*[[東屋のエルフ/Arbor Elf]]
 +
:*[[ドライアドの東屋/Dryad Arbor]]
 
;<span id="暗渠">暗渠(あんきょ)</span>
 
;<span id="暗渠">暗渠(あんきょ)</span>
 
:覆いをしたり地下に設けたりして、外から見えないようになっている水路。
 
:覆いをしたり地下に設けたりして、外から見えないようになっている水路。
608行: 1,211行:
 
;<span id="オベリスク">オベリスク(おべりすく)</span>
 
;<span id="オベリスク">オベリスク(おべりすく)</span>
 
:古代エジプトの太陽の神を象徴する石柱。上方に向かって細くなり、先端がピラミッド形の巨大な一個の石の四角柱。各面に象形文字の碑文や図像が刻まれている。寺院・宮殿の入り口の両脇に建てられた。またそれに似せた記念碑。
 
:古代エジプトの太陽の神を象徴する石柱。上方に向かって細くなり、先端がピラミッド形の巨大な一個の石の四角柱。各面に象形文字の碑文や図像が刻まれている。寺院・宮殿の入り口の両脇に建てられた。またそれに似せた記念碑。
:*[[再帰のオベリスク/Obelisk of Undoing]]
+
:*[[アラーラのオベリスク/Obelisk of Alara]]
 +
:*[[バントのオベリスク/Obelisk of Bant]]
 +
:*[[エスパーのオベリスク/Obelisk of Esper]]
 +
:*[[再帰のオベリスク/Obelisk of Undoing]] など
 
;<span id="かさぶた地区">かさぶた地区(かさぶたちく)</span>
 
;<span id="かさぶた地区">かさぶた地区(かさぶたちく)</span>
 
:地がやせ、植物のほとんど育たない凸凹した火山溶岩地。スカブランド(かさぶたの土地)。
 
:地がやせ、植物のほとんど育たない凸凹した火山溶岩地。スカブランド(かさぶたの土地)。
 
:*[[かさぶた地区/Scabland]]
 
:*[[かさぶた地区/Scabland]]
 +
;<span id="カルー">カルー(かるー)</span>
 +
:アフリカ南部、ナミビアから南アフリカにかけて広がる半砂漠地帯。
 +
:*[[カルー・ミーアキャット/Karoo Meerkat]]
 
;<span id="カルデラ">カルデラ(かるでら)</span>
 
;<span id="カルデラ">カルデラ(かるでら)</span>
:火口周辺の崩壊・陥没によってできた大規模な円形または馬蹄形の窪地。直径2キロメートル以上で、数十キロメートルに及ぶものがある。
+
:火口周辺の崩壊・陥没によってできた大規模な円形または馬蹄形の窪地。直径2km以上で、数十kmに及ぶものがある。
 +
:*[[カルデラの乱暴者/Caldera Hellion]]
 +
:*[[カルデラのカヴー/Caldera Kavu]]
 
:*[[カルデラ湖/Caldera Lake]]
 
:*[[カルデラ湖/Caldera Lake]]
 
:*[[デアリガズのカルデラ/Darigaaz's Caldera]]
 
:*[[デアリガズのカルデラ/Darigaaz's Caldera]]
:*[[カルデラのカヴー/Caldera Kavu]]
+
;<span id="間欠泉">間欠泉(かんけつせん)</span>
:*[[カルデラの乱暴者/Caldera Hellion]]
+
:定期的に熱湯や水蒸気を噴出する温泉。
 +
:*[[間欠泉ドレイク/Geyser Drake]]
 
;<span id="岩礁">岩礁(がんしょう)</span>
 
;<span id="岩礁">岩礁(がんしょう)</span>
 
:水面下に隠れている岩。または、わずかに水面上に出ている岩。
 
:水面下に隠れている岩。または、わずかに水面上に出ている岩。
 
:*[[サプラーツォの岩礁/Saprazzan Skerry]]
 
:*[[サプラーツォの岩礁/Saprazzan Skerry]]
 
:*[[シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker]]
 
:*[[シラナの岩礁渡り/Silhana Ledgewalker]]
 +
;<span id="橋頭堡">橋頭堡(きょうとうほ)</span>
 +
:狭義では、渡河作戦において、補給の要となる橋を守るために対岸に築かれる拠点のこと。広義では、上陸作戦において海岸に築かれる海岸堡など、敵地内の部隊を防衛し、その後の攻撃の足場とするための前進拠点を指す。
 +
:*[[征服者のガレオン船/Conqueror's Galleon|征服者の橋頭堡/Conqueror's Foothold]]
 +
;<span id="拱門">拱門(きょうもん)</span>
 +
:アーチ形に造られた門。
 +
:*[[オラーズカの拱門/Arch of Orazca]]
 +
;<span id="岐路">岐路(きろ)</span>
 +
:分かれ道。転じて、将来が決まるような重大な場面。「人生の岐路に立つ」などの形で使われる。
 +
:*[[岐路の蝋燭案内/Crossroads Candleguide]]
 +
:*[[岐路の聖別者/Crossroads Consecrator]]
 +
:*[[岐路の占い師、エリゲス/Eligeth, Crossroads Augur]]
 +
;<span id="玄室">玄室(げんしつ)</span>
 +
:横穴式石室の古墳において、死者を安置する墓室。
 +
:*[[玄室荒らし/Vault Robber]]
 
;<span id="工廠">工廠(こうしょう)</span>
 
;<span id="工廠">工廠(こうしょう)</span>
 
:軍直属の軍需工場。
 
:軍直属の軍需工場。
636行: 1,262行:
 
:*[[砂州の大海蛇/Sandbar Serpent]]
 
:*[[砂州の大海蛇/Sandbar Serpent]]
 
;<span id="サバンナ">サバンナ(さばんな)</span>
 
;<span id="サバンナ">サバンナ(さばんな)</span>
:熱帯・亜熱帯地方にみられる乾性の草原。明瞭な乾季と雨季がある。年降雨量200~1000ミリメートルで、丈の高いイネ科植物が密生し、低木が点在する。アフリカのスーダン地方・南アメリカのリャノスやカンポなどがこれに属する。サバナ。
+
:熱帯・亜熱帯地方にみられる乾性の草原。明瞭な乾季と雨季がある。年降雨量200〜1000mmで、丈の高いイネ科植物が密生し、低木が点在する。アフリカのスーダン地方・南アメリカのリャノスやカンポなどがこれに属する。サバナ。
 +
:*[[Savannah]]
 
:*[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]
 
:*[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]
 
;<span id="三角州">三角州(さんかくす)</span>
 
;<span id="三角州">三角州(さんかくす)</span>
651行: 1,278行:
 
:*[[壌土からの生命/Life from the Loam]]
 
:*[[壌土からの生命/Life from the Loam]]
 
:*[[壌土に住むもの/Loam Dweller]]
 
:*[[壌土に住むもの/Loam Dweller]]
 +
:*[[壌土のライオン/Loam Lion]]
 
;<span id="震央">震央(しんおう)</span>
 
;<span id="震央">震央(しんおう)</span>
 
:震源の真上の地図上の位置。緯度・経度で示される。
 
:震源の真上の地図上の位置。緯度・経度で示される。
 
:*[[震央/Epicenter]]
 
:*[[震央/Epicenter]]
 +
;<span id="ステップ">ステップ(すてっぷ)</span>
 +
:内陸部の半乾燥地帯に分布する、丈の短い草だけが生えた草原。砂漠よりは湿潤だが、森林や[[#サバンナ|サバンナ]]よりは乾燥した地域に成立する。
 +
:*[[塩汚れのステップ/Saltcrusted Steppe]]
 +
:*[[隔離されたステップ/Secluded Steppe]]
 +
:*[[セジーリのステップ/Sejiri Steppe]]
 +
:*[[ステップのオオヤマネコ/Steppe Lynx]]
 +
:*[[砂草原の城塞/Sandsteppe Citadel]] など
 
;<span id="堰">堰(せき)</span>
 
;<span id="堰">堰(せき)</span>
 
:取水のため、また流量や水位を調節するため、川の途中や湖・池の出口などに流れを遮って作った構造物。
 
:取水のため、また流量や水位を調節するため、川の途中や湖・池の出口などに流れを遮って作った構造物。
660行: 1,295行:
 
:僧が住む建物。
 
:僧が住む建物。
 
:*[[死を刻む僧院長/Deathmark Prelate]]
 
:*[[死を刻む僧院長/Deathmark Prelate]]
:*[[ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery]]
+
:*[[僧院の導師/Monastery Mentor]]
 +
:*[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]
 +
:*[[神秘の僧院/Mystic Monastery]]
 +
:*[[ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery]] など
 
;<span id="堆石堤">堆石堤(たいせきてい)</span>
 
;<span id="堆石堤">堆石堤(たいせきてい)</span>
 
:氷河が運搬して堆積した岩塊や土砂からなる堤防状の地形。
 
:氷河が運搬して堆積した岩塊や土砂からなる堤防状の地形。
666行: 1,304行:
 
;<span id="ツンドラ">ツンドラ(つんどら)</span>
 
;<span id="ツンドラ">ツンドラ(つんどら)</span>
 
:タイガの北に位置し、夏の間だけ永久凍土層の表面が融解して、わずかに蘚苔類・地衣類などが生育する荒原。ロシア連邦の北極海沿岸地方・カナダ北部・アラスカ地方にわたる。
 
:タイガの北に位置し、夏の間だけ永久凍土層の表面が融解して、わずかに蘚苔類・地衣類などが生育する荒原。ロシア連邦の北極海沿岸地方・カナダ北部・アラスカ地方にわたる。
 +
:*[[Tundra]]
 
:*[[ツンドラ・カヴー/Tundra Kavu]]
 
:*[[ツンドラ・カヴー/Tundra Kavu]]
 
:*[[ツンドラ狼/Tundra Wolves]]
 
:*[[ツンドラ狼/Tundra Wolves]]
 +
;<span id="島嶼">島嶼(とうしょ)</span>
 +
:島。島々。「嶼」は「島」よりも小さいしまを意味する。
 +
:*[[怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle]]
 +
:*[[焦熱島嶼域/Fiery Islet]]
 +
:*[[シルンディの幻視/Silundi Vision|シルンディの島嶼/Silundi Isle]]
 +
:*[[興隆する島嶼/Thriving Isle]]
 +
;<span id="ピラミッド">ピラミッド(ぴらみっど)</span>
 +
:エジプトなどにある四角錐状の巨石建造物の総称。金字塔と訳されることもある。
 +
:転じて、角錐そのものや似た形状のものを指す言葉としても使われる。
 +
:*[[Pyramids]]
 +
:*[[神々のピラミッド/Pyramid of the Pantheon]]
 +
;<span id="フィヨルド">フィヨルド(ふぃよるど)</span>
 +
:氷河による浸食で形成された湾や入り江。峡湾、峡江とも。氷河に浸食されたU字谷が、海面上昇により沈水することで生まれる。湾の入口から奥まで湾の幅があまり変わらず、細長い形状となる。寒帯で見られ、特にノルウェーのものが有名。
 +
:*[[移り変わるフィヨルド/Volatile Fjord]]
 +
;<span id="ベースキャンプ">ベースキャンプ(べーすきゃんぷ)</span>
 +
:登山や探検をする際の基地として、必要物資を蓄えておく野営地、あるいは施設。
 +
:*[[ベースキャンプ/Base Camp]]
 
;<span id="濠">濠(ほり)</span>
 
;<span id="濠">濠(ほり)</span>
 
:敵などの侵入を防ぐために掘られた溝。水をたたえたりすることもある。
 
:敵などの侵入を防ぐために掘られた溝。水をたたえたりすることもある。
 +
:*[[Moat]]
 
:*[[濠の大魔術師/Magus of the Moat]]
 
:*[[濠の大魔術師/Magus of the Moat]]
 
:*[[テフェリーの濠/Teferi's Moat]]
 
:*[[テフェリーの濠/Teferi's Moat]]
677行: 1,334行:
 
;<span id="モルグ">モルグ(もるぐ)</span>
 
;<span id="モルグ">モルグ(もるぐ)</span>
 
:遺体安置所。mortuaryとも呼ばれる。→[[霊安室/Mortuary]]
 
:遺体安置所。mortuaryとも呼ばれる。→[[霊安室/Mortuary]]
 +
:*[[モルグの噴出/Morgue Burst]]
 
:*[[モルグの窃盗/Morgue Theft]]
 
:*[[モルグの窃盗/Morgue Theft]]
 
:*[[モルグのスラル/Morgue Thrull]]
 
:*[[モルグのスラル/Morgue Thrull]]
 
:*[[モルグのヒキガエル/Morgue Toad]]
 
:*[[モルグのヒキガエル/Morgue Toad]]
:*[[モルグの噴出/Morgue Burst]]
 
 
;<span id="矢来">矢来(やらい)</span>
 
;<span id="矢来">矢来(やらい)</span>
 
:竹や丸太を粗く組んで作った臨時の囲い。
 
:竹や丸太を粗く組んで作った臨時の囲い。
 
:*[[エルフの矢来/Elven Palisade]]
 
:*[[エルフの矢来/Elven Palisade]]
 
:*[[矢来の巨人/Palisade Giant]]
 
:*[[矢来の巨人/Palisade Giant]]
 +
;<span id="淀み">淀み・澱み(よどみ)</span>
 +
:河川の中で、水の流れが緩やかな場所。英語の「bayou」は「ゆっくり流れる小川」であり若干意味が違う。
 +
:*[[澱みのトンボ/Bayou Dragonfly]]
 +
:*[[淀みの霧/Mist of Stagnation]]
 +
:*[[淀み水の精霊/Brackwater Elemental]]
 +
;<span id="ラグーン">ラグーン(らぐーん)</span>
 +
:外海から隔てられた水深の浅い水域。湾が砂州によって隔てられ湖沼化したものと、海の一部がサンゴ礁によって隔てられたものの両方を含む。前者は潟(かた)、潟湖(せきこ)、後者は礁湖(しょうこ)、リーフラグーンとも呼ばれる。
 +
:*[[ラグーンの神秘家、アーチェロス/Archelos, Lagoon Mystic]]
 +
;<span id="稜堡">稜堡(りょうほ)</span>
 +
:要塞や城壁における、外側に突き出した三角形の部分。要塞全体は星形となり、星形要塞、稜堡式城郭などと呼ばれる。15世紀半ばのイタリアにて、火砲による攻撃の死角をなくすため、従来の円形の要塞に代わって造られるようになった。日本では五稜郭が有名。
 +
:*[[ヴァンスの爆破砲/Vance's Blasting Cannons|火を吐く稜堡/Spitfire Bastion]]
 
;<span id="塁壁">塁壁(るいへき)</span>
 
;<span id="塁壁">塁壁(るいへき)</span>
 
:とりでの壁。城壁。
 
:とりでの壁。城壁。
 
:*[[戦闘塁壁/Battle Rampart]]
 
:*[[戦闘塁壁/Battle Rampart]]
 +
:*[[塁壁壊し/Crash the Ramparts]]
 +
:*[[まばゆい塁壁/Dazzling Ramparts]]
 +
:*[[城砦化した塁壁/Fortified Rampart]]
 
:*[[塁壁を這うもの/Rampart Crawler]]
 
:*[[塁壁を這うもの/Rampart Crawler]]
 
;<span id="霊廟">霊廟(れいびょう)</span>
 
;<span id="霊廟">霊廟(れいびょう)</span>
693行: 1,364行:
 
:*[[霊廟の牢番/Mausoleum Turnkey]]
 
:*[[霊廟の牢番/Mausoleum Turnkey]]
 
:*[[霊廟の護衛/Mausoleum Guard]]
 
:*[[霊廟の護衛/Mausoleum Guard]]
 +
:*[[霊廟の放浪者/Mausoleum Wanderer]]
  
 
==気象・自然現象==
 
==気象・自然現象==
 +
;<span id="オーロラ">オーロラ(おーろら)</span>
 +
:地球やその他の天体の、北極・南極近辺で見られる大気の発光現象。極光。色は青、緑、赤など様々で、形はよくカーテンにたとえられる。太陽風の[[#プラズマ|プラズマ]]がその天体の磁力線に沿って高速で降下し、大気粒子を励起することによって起きると考えられているが、詳細については未だ謎が多い。
 +
:*[[オーロラの勇者/Aurora Champion]]
 +
:*[[オーロラのグリフィン/Aurora Griffin]]
 +
:*[[謎の石の断片/Cryptolith Fragment|エムラクールのオーロラ/Aurora of Emrakul]]
 +
:*[[オーロラのフェニックス/Aurora Phoenix]]
 +
:*[[大オーロラ/The Great Aurora]]
 
;<span id="海嘯">海嘯(かいしょう)</span>
 
;<span id="海嘯">海嘯(かいしょう)</span>
 
:満潮時、水が壁のようになって海から川の上流に逆流する現象。アマゾン川などで発生する。
 
:満潮時、水が壁のようになって海から川の上流に逆流する現象。アマゾン川などで発生する。
 
:*[[海嘯/Flooded Shoreline]]
 
:*[[海嘯/Flooded Shoreline]]
 +
:*[[霊気海嘯の鯨/Aethertide Whale]]
 
;<span id="黄塵">黄塵(こうじん)</span>
 
;<span id="黄塵">黄塵(こうじん)</span>
 
:黄色の土けむり。
 
:黄色の土けむり。
704行: 1,384行:
 
:シムーム/シムーン。(アラビア・アフリカの)春から夏にかけて吹く、砂まじりの熱風。simoomとも書く。
 
:シムーム/シムーン。(アラビア・アフリカの)春から夏にかけて吹く、砂まじりの熱風。simoomとも書く。
 
:*[[サイムーン/Simoon]]
 
:*[[サイムーン/Simoon]]
 +
;<span id="曙光">曙光(しょこう)</span>
 +
:夜明けに東の空から差す太陽の光。転じて、暗い状況の中に見えた希望の兆しを表すこともある。
 +
:*[[まやかしの曙光/False Dawn]]
 +
:*[[天界の曙光/Celestial Dawn]]
 +
:*[[曙光の精霊/Dawn Elemental]]
 +
:*[[曙光の騎士/Knight of Dawn's Light]]
 
;<span id="シロッコ">シロッコ(しろっこ)</span>
 
;<span id="シロッコ">シロッコ(しろっこ)</span>
 
:サハラ砂漠に発し、アフリカ北岸から地中海周辺に吹く熱風。
 
:サハラ砂漠に発し、アフリカ北岸から地中海周辺に吹く熱風。
 
:*[[シロッコ/Sirocco]]
 
:*[[シロッコ/Sirocco]]
 +
;<span id="砂嵐">砂嵐(すなあらし)</span>
 +
:風により舞い上がった砂。及びそれを含む強風。
 +
:*[[砂嵐/Sandstorm]]
 +
:*[[渦巻く砂嵐/Swirling Sandstorm]]
 +
:*[[砂漠の砂嵐/Desert Sandstorm]]
 +
:*[[砂嵐の突撃者/Sandstorm Charger]] など
 
;<span id="蒼穹">蒼穹(そうきゅう)</span>
 
;<span id="蒼穹">蒼穹(そうきゅう)</span>
 
:青空。大空。
 
:青空。大空。
 
:*[[蒼穹のドレイク/Azure Drake]]
 
:*[[蒼穹のドレイク/Azure Drake]]
 +
:*[[蒼穹艦隊の提督/Azure Fleet Admiral]]
 +
:*[[蒼穹の魔道士/Azure Mage]]
 +
;<span id="タンブルウィード">タンブルウィード</span><!--特定の植物を表す語ではないので自然現象の方に記載-->
 +
:枯れ草が風の影響で転がって球状になったもの。アメリカの乾燥地帯で多く見られる。
 +
:*[[タンブルウィードの踊り/Dance of the Tumbleweeds]]
 +
:*[[タンブルウィードの増大/Tumbleweed Rising]]
 
;<span id="津波">津波(つなみ)</span>
 
;<span id="津波">津波(つなみ)</span>
 
:海底地震の際の地殻変動によって広範囲に海底が急激に上下運動し、それに応じて起こる周期の長い水波。
 
:海底地震の際の地殻変動によって広範囲に海底が急激に上下運動し、それに応じて起こる周期の長い水波。
:*[[潮津波/Tidal Bore]]
 
 
:*[[津波/Tsunami]]
 
:*[[津波/Tsunami]]
 +
:*[[生きている津波/Living Tsunami]]
 +
:*[[潮津波/Tidal Bore]]
 
;<span id="冬月">冬月(とうげつ)</span>
 
;<span id="冬月">冬月(とうげつ)</span>
 
:冬の夜の月。
 
:冬の夜の月。
 
:*[[冬月台地/Wintermoon Mesa]]
 
:*[[冬月台地/Wintermoon Mesa]]
 +
;<span id="波濤">波濤(はとう)</span>
 +
:大きな波。
 +
:*[[荒ぶる波濤、キオーラ/Kiora, the Crashing Wave‎]]
 +
:*[[波濤牝馬/Surge Mare‎]]
 +
:*[[救済の波濤/Surge of Salvation‎]]
 +
:*[[波濤砕きのトリトン/Wavecrash Triton‎]]
 
;<span id="ハリケーン">ハリケーン(はりけーん)</span>
 
;<span id="ハリケーン">ハリケーン(はりけーん)</span>
 
:大西洋西部・カリブ海・メキシコ湾や、北太平洋東部に発生する強い熱帯低気圧。
 
:大西洋西部・カリブ海・メキシコ湾や、北太平洋東部に発生する強い熱帯低気圧。
735行: 1,440行:
 
;<span id="イエティ">イエティ(いえてぃ)</span>
 
;<span id="イエティ">イエティ(いえてぃ)</span>
 
:ヒマラヤに棲んでいるといわれている雪男。
 
:ヒマラヤに棲んでいるといわれている雪男。
 +
:[[イエティ]]も参照。
 
:*[[カープルーザンのイエティ/Karplusan Yeti]]
 
:*[[カープルーザンのイエティ/Karplusan Yeti]]
 
:*[[山イエティ/Mountain Yeti]]
 
:*[[山イエティ/Mountain Yeti]]
742行: 1,448行:
 
;<span id="河童">河童(かっぱ)</span>
 
;<span id="河童">河童(かっぱ)</span>
 
:水界にすむと考えられている動物。くちばしがとがり、甲羅や鱗があり、頭の頂に水をたたえた皿がある。人間に相撲を挑んだとか、人馬を水中に引き入れたとか、田植えを手伝ってくれたとか、人間界との交渉を説く話が多い。水神もしくはそのお使いの零落したものかといわれている。
 
:水界にすむと考えられている動物。くちばしがとがり、甲羅や鱗があり、頭の頂に水をたたえた皿がある。人間に相撲を挑んだとか、人馬を水中に引き入れたとか、田植えを手伝ってくれたとか、人間界との交渉を説く話が多い。水神もしくはそのお使いの零落したものかといわれている。
 +
:*[[河童の砲手/Kappa Cannoneer]]
 +
:*[[機械壊しの河童/Kappa Tech-Wrecker]]
 
:*[[最後の河童の甲羅/Shell of the Last Kappa]]
 
:*[[最後の河童の甲羅/Shell of the Last Kappa]]
 
;<span id="キマイラ">キマイラ(きまいら)</span>
 
;<span id="キマイラ">キマイラ(きまいら)</span>
:「キメラ」とも呼ばれるギリシャ神話上の生物。テュポーンとエキドナの子とされ、ケルベロスやスフィンクスとは兄弟となる。その姿は、竜・牡山羊・獅子の三つの頭を持ち、尻尾は蛇というものが一般的。マジックの世界では、それをモチーフにした機械生命体を指すようだ。
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:「キメラ」とも呼ばれるギリシャ神話上の生物。テュポーンとエキドナの子とされ、ケルベロスやスフィンクスとは兄弟となる。その姿は、竜・牡山羊・獅子の三つの頭を持ち、尻尾は蛇というものが一般的。
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:[[キマイラ]]も参照。
 
:*[[真鍮の鉤爪のキマイラ/Brass-Talon Chimera]]
 
:*[[真鍮の鉤爪のキマイラ/Brass-Talon Chimera]]
:*[[キマイラ・コイル/Chimeric Coils]]
+
:*[[厄介なキマイラ/Perplexing Chimera]]
:*[[キマイラ卵/Chimeric Egg]]
+
:*[[キマイラ像/Chimeric Idol]]
+
:*[[キマイラ球/Chimeric Sphere]]
+
:*[[キマイラ杖/Chimeric Staff]]
+
:*[[鉄の心臓のキマイラ/Iron-Heart Chimera]]
+
:*[[鉛の腹のキマイラ/Lead-Belly Chimera]]
+
:*[[ブリキの翼のキマイラ/Tin-Wing Chimera]]
+
 
;<span id="クラーケン">クラーケン(くらーけん)</span>
 
;<span id="クラーケン">クラーケン(くらーけん)</span>
 
:北欧神話の巨大な海の怪物。
 
:北欧神話の巨大な海の怪物。
 +
:[[クラーケン]]も参照。
 
:*[[深海のクラーケン/Deep-Sea Kraken]]
 
:*[[深海のクラーケン/Deep-Sea Kraken]]
 +
:*[[クラーケンの幼子/Kraken Hatchling]]
 +
:*[[クラーケンの目/Kraken's Eye]]
 +
:*[[船壊しのクラーケン/Shipbreaker Kraken]]
 
:*[[高潮のクラーケン/Tidal Kraken]]
 
:*[[高潮のクラーケン/Tidal Kraken]]
 
;<span id="コアトル">コアトル(こあとる)</span>
 
;<span id="コアトル">コアトル(こあとる)</span>
:「コアトル」とは古代ナワトル語で「蛇」を意味する。アステカ神話の神「ケツァルコアトル」は「羽毛ある(ケツァル)蛇(コアトル)」の意味である。M:TGのコアトルは蛇の姿をとっており、中には翼の生えたものもいる。
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:「コアトル」とは古代ナワトル語で「蛇」を意味する。アステカ神話の神「ケツァルコアトル」は「羽毛ある(ケツァル)蛇(コアトル)」の意味である。マジックのコアトルは蛇の姿をとっており、中には翼の生えたものもいる。
 +
:*[[氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl]]
 
:*[[知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl]]
 
:*[[知識鱗のコアトル/Lorescale Coatl]]
 
:*[[翼のコアトル/Winged Coatl]]
 
:*[[翼のコアトル/Winged Coatl]]
 
;<span id="業火">業火(ごうか)</span>
 
;<span id="業火">業火(ごうか)</span>
 
:罪人を焼く地獄の火。
 
:罪人を焼く地獄の火。
 +
:*[[業火への突入/Infernal Plunge]]
 +
:*[[業火の精霊/Inferno Elemental]]
 +
:*[[業火のタイタン/Inferno Titan]]
 +
:*[[業火の罠/Inferno Trap]]
 
:*[[生きている業火/Living Inferno]]
 
:*[[生きている業火/Living Inferno]]
 
;<span id="木霊">木霊(こだま)</span>
 
;<span id="木霊">木霊(こだま)</span>
778行: 1,489行:
 
;<span id="ゴルゴン">ゴルゴン(ごるごん)</span>
 
;<span id="ゴルゴン">ゴルゴン(ごるごん)</span>
 
:ギリシャ神話に登場する、ステンノ・エウリュアレ・メドゥーサの三人姉妹の怪物。特にメドゥーサを指す。頭髪は無数の蛇、歯はイノシシの牙。黄金の翼をもち、目は人を石に化す力をもつという。メドゥーサのみ可死で他の二人は不死であった。
 
:ギリシャ神話に登場する、ステンノ・エウリュアレ・メドゥーサの三人姉妹の怪物。特にメドゥーサを指す。頭髪は無数の蛇、歯はイノシシの牙。黄金の翼をもち、目は人を石に化す力をもつという。メドゥーサのみ可死で他の二人は不死であった。
 +
:[[ゴルゴン]]も参照。
 +
:*[[ゴルゴンの凝視/Gaze of the Gorgon]]
 +
:*[[ゴルゴンのフレイル/Gorgon Flail]]
 
:*[[ゴルゴンの世捨て/Gorgon Recluse]]
 
:*[[ゴルゴンの世捨て/Gorgon Recluse]]
:*[[仮面のゴルゴン/Masked Gorgon]]
+
:*[[形見持ちのゴルゴン/Keepsake Gorgon]]
 +
:*[[コロズダのゴルゴン/Korozda Gorgon]] など
 
;<span id="獅子">獅子(しし)</span>
 
;<span id="獅子">獅子(しし)</span>
 
:古来、百獣の王とされ、権威・王権などの象徴ともされた獣。仏教では文殊(もんじゆ)菩薩の乗物とする。
 
:古来、百獣の王とされ、権威・王権などの象徴ともされた獣。仏教では文殊(もんじゆ)菩薩の乗物とする。
 +
:*[[獅子のカルス/Carth the Lion]]
 
:*[[獅子面のタイタン、ジャレス/Jareth, Leonine Titan]]
 
:*[[獅子面のタイタン、ジャレス/Jareth, Leonine Titan]]
 +
:*[[獅子の飾緒/Lion Sash]]
 
:*[[獅子将マギータ/Mageta the Lion]]
 
:*[[獅子将マギータ/Mageta the Lion]]
 +
:*[[獅子の爪、エイリン卿/Syr Alin, the Lion's Claw]]
 
;<span id="熾天使">熾天使(してんし)</span>
 
;<span id="熾天使">熾天使(してんし)</span>
 
:天使の階級の一。偽ディオニシウスが定めた九位階においては最高位とされる。
 
:天使の階級の一。偽ディオニシウスが定めた九位階においては最高位とされる。
 
:*[[熾天使/Seraph]]
 
:*[[熾天使/Seraph]]
:*[[銀の熾天使/Silver Seraph]]
+
:*[[戦いの熾天使、バサンドラ/Basandra, Battle Seraph]]
 +
:*[[守護熾天使/Guardian Seraph]]
 +
:*[[暁の熾天使/Seraph of Dawn]]
 +
:*[[剣の熾天使/Seraph of the Sword]] など
 
;<span id="シンドバッド">シンドバッド(しんどばっど)</span>
 
;<span id="シンドバッド">シンドバッド(しんどばっど)</span>
 
:千夜一夜物語に登場する冒険好きな船乗りの名。
 
:千夜一夜物語に登場する冒険好きな船乗りの名。
793行: 1,514行:
 
;<span id="スフィンクス">スフィンクス(すふぃんくす)</span>
 
;<span id="スフィンクス">スフィンクス(すふぃんくす)</span>
 
:エジプト・アッシリアなどにおける神殿・王宮・墳墓などを守護する人頭獅子(しし)身の巨大な石像。ギリシャ神話では女性化され、翼をもつ姿に変化。テーベの岩山に現れて「朝は四脚、昼は二脚、夜は三脚で歩く動物は何か」という謎をかけ、答えられない通行者を殺していた。オイディプスが「それは人間である」と答えると、海中に身を投じて死んだという。
 
:エジプト・アッシリアなどにおける神殿・王宮・墳墓などを守護する人頭獅子(しし)身の巨大な石像。ギリシャ神話では女性化され、翼をもつ姿に変化。テーベの岩山に現れて「朝は四脚、昼は二脚、夜は三脚で歩く動物は何か」という謎をかけ、答えられない通行者を殺していた。オイディプスが「それは人間である」と答えると、海中に身を投じて死んだという。
 +
:[[スフィンクス]]も参照。
 
:*[[鐘塔のスフィンクス/Belltower Sphinx]]
 
:*[[鐘塔のスフィンクス/Belltower Sphinx]]
 
:*[[紺碧のスフィンクス/Cerulean Sphinx]]
 
:*[[紺碧のスフィンクス/Cerulean Sphinx]]
 
:*[[ペトラ・スフィンクス/Petra Sphinx]]
 
:*[[ペトラ・スフィンクス/Petra Sphinx]]
 
:*[[セラのスフィンクス/Serra Sphinx]]
 
:*[[セラのスフィンクス/Serra Sphinx]]
:*[[難問のスフィンクス/Vexing Sphinx]]
+
:*[[難問のスフィンクス/Vexing Sphinx]] など
 
;<span id="セイレーン">セイレーン(せいれーん)</span>
 
;<span id="セイレーン">セイレーン(せいれーん)</span>
 
:ギリシャ神話に登場する海の怪物。二人あるいは三人。乙女の顔、鳥の姿をし、美しい声で近くを通る船乗りをひき寄せ、殺したという。のちに、音楽との関連が強調され、女神ムーサの娘ともされた。
 
:ギリシャ神話に登場する海の怪物。二人あるいは三人。乙女の顔、鳥の姿をし、美しい声で近くを通る船乗りをひき寄せ、殺したという。のちに、音楽との関連が強調され、女神ムーサの娘ともされた。
 +
:[[セイレーン]]も参照。
 
:*[[セイレーンの呼び声/Siren's Call]]
 
:*[[セイレーンの呼び声/Siren's Call]]
 
:*[[魅惑するセイレーン/Alluring Siren]]
 
:*[[魅惑するセイレーン/Alluring Siren]]
 +
;<span id="チュパカブラ">チュパカブラ(ちゅぱかぶら)</span>
 +
:主に南米で目撃される未確認動物(UMA)。家畜の血を吸うとされ、その名前はスペイン語で「ヤギの血を吸う者」を意味する。背中にトゲの生えた二足歩行の宇宙人のような姿とも、四足歩行の犬のような姿とも言われる。
 +
:*[[隠れ潜むチュパカブラ/Lurking Chupacabra]]
 +
:*[[貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra]]
 
;<span id="ドッペルゲンガー">ドッペルゲンガー(どっぺるげんがー)</span>
 
;<span id="ドッペルゲンガー">ドッペルゲンガー(どっぺるげんがー)</span>
 
:自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種。自己像幻視。転じて、オカルトやファンタジーでは「自分と同じ姿をした不可思議な存在」を指す。
 
:自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種。自己像幻視。転じて、オカルトやファンタジーでは「自分と同じ姿をした不可思議な存在」を指す。
 
:*[[ディミーアのドッペルゲンガー/Dimir Doppelganger]]
 
:*[[ディミーアのドッペルゲンガー/Dimir Doppelganger]]
 +
:*[[嘲笑するドッペルゲンガー/Mocking Doppelganger]]
 +
:*[[背教のドッペルゲンガー/Renegade Doppelganger]]
 
:*[[変容するドッペルゲンガー/Shifty Doppelganger]]
 
:*[[変容するドッペルゲンガー/Shifty Doppelganger]]
 +
:*[[Vesuvan Doppelganger]]
 
;<span id="ドレカヴァク">ドレカヴァク(どれかヴぁく)</span>
 
;<span id="ドレカヴァク">ドレカヴァク(どれかヴぁく)</span>
 
:スラヴ神話に出てくる怪物。洗礼を受けていない子供の魂が夜に叫ぶ。
 
:スラヴ神話に出てくる怪物。洗礼を受けていない子供の魂が夜に叫ぶ。
811行: 1,541行:
 
;<span id="ネフィリム">ネフィリム(ねふぃりむ)</span>
 
;<span id="ネフィリム">ネフィリム(ねふぃりむ)</span>
 
:旧約聖書の「創世記」に登場する、神族と人類の間に生まれた巨人族。
 
:旧約聖書の「創世記」に登場する、神族と人類の間に生まれた巨人族。
:*[[ネフィリム]]
+
:[[ネフィリム]]も参照。
 +
:*[[ネフィリムの祝福/Blessing of the Nephilim]]
 +
:*[[砂丘生みのネフィリム/Dune-Brood Nephilim]]
 +
:*[[ネフィリムの力/Might of the Nephilim]] など
 
;<span id="バンシー">バンシー(ばんしー)</span>
 
;<span id="バンシー">バンシー(ばんしー)</span>
 
:スコットランド・アイルランドに現れるといわれる家族の死を予告する妖精。
 
:スコットランド・アイルランドに現れるといわれる家族の死を予告する妖精。
 
:*[[バンシー/Banshee]]
 
:*[[バンシー/Banshee]]
 
:*[[バンシーの刃/Banshee's Blade]]
 
:*[[バンシーの刃/Banshee's Blade]]
:*[[叫び回るバンシー/Keening Banshee]]
+
:*[[吠えたけるバンシー/Howling Banshee]]
 +
:*[[真夜中のバンシー/Midnight Banshee]]
 +
:*[[モークラットのバンシー/Morkrut Banshee]] など
 
;<span id="伏魔殿">伏魔殿(ふくまでん)</span>
 
;<span id="伏魔殿">伏魔殿(ふくまでん)</span>
 
:見た目は壮麗であるが内部には魔物が潜む殿堂。
 
:見た目は壮麗であるが内部には魔物が潜む殿堂。
 
:*[[伏魔殿/Pandemonium]]
 
:*[[伏魔殿/Pandemonium]]
 +
:*[[伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium]]
 
;<span id="伏竜">伏竜(ふくりゅう)</span>
 
;<span id="伏竜">伏竜(ふくりゅう)</span>
 
:水中深く隠れていて、昇天の機をうかがっている竜。転じて、世間に知られていない俊傑・大人物。
 
:水中深く隠れていて、昇天の機をうかがっている竜。転じて、世間に知られていない俊傑・大人物。
829行: 1,565行:
 
:*[[水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth]]
 
:*[[水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth]]
 
:*[[スカイシュラウドのビヒモス/Skyshroud Behemoth]]
 
:*[[スカイシュラウドのビヒモス/Skyshroud Behemoth]]
:*[[寄生牙のベヒモス/Wormfang Behemoth]]
+
:*[[寄生牙のベヒモス/Wormfang Behemoth]] など
 
;<span id="鳳雛">鳳雛(ほうすう)</span>
 
;<span id="鳳雛">鳳雛(ほうすう)</span>
 
:鳳凰の雛(ひな)の意、転じて将来大人物となることが期待される優秀な少年。
 
:鳳凰の雛(ひな)の意、転じて将来大人物となることが期待される優秀な少年。
835行: 1,571行:
 
;<span id="ホムンクルス">ホムンクルス(ほむんくるす)</span>
 
;<span id="ホムンクルス">ホムンクルス(ほむんくるす)</span>
 
:精子中にいると考えられていた超小人。
 
:精子中にいると考えられていた超小人。
 +
:[[ホムンクルス]]も参照。
 +
:*[[宮廷のホムンクルス/Court Homunculus]]
 
:*[[かすんだホムンクルス/Hazy Homunculus]]
 
:*[[かすんだホムンクルス/Hazy Homunculus]]
 
:*[[こそこそするホムンクルス/Sneaky Homunculus]]
 
:*[[こそこそするホムンクルス/Sneaky Homunculus]]
 
;<span id="明神">明神(みょうじん)</span>
 
;<span id="明神">明神(みょうじん)</span>
 
:神を尊んでいう語。特に霊験あらたかな神をいうこともある。
 
:神を尊んでいう語。特に霊験あらたかな神をいうこともある。
 +
:[[明神]]も参照。
 
:*[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]
 
:*[[浄火明神/Myojin of Cleansing Fire]]
 
:*[[激憤明神/Myojin of Infinite Rage]]
 
:*[[激憤明神/Myojin of Infinite Rage]]
849行: 1,588行:
 
;<span id="ユートピア">ユートピア(ゆーとぴあ)</span>
 
;<span id="ユートピア">ユートピア(ゆーとぴあ)</span>
 
:理想郷。理想の国。空想上の理想的社会。語源は「どこにもない場所」。
 
:理想郷。理想の国。空想上の理想的社会。語源は「どこにもない場所」。
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:*[[ユートピアの菌類/Utopia Mycon]]
 
:*[[ユートピアの木/Utopia Tree]]
 
:*[[ユートピアの木/Utopia Tree]]
 
:*[[ユートピアの誓約/Utopia Vow]]
 
:*[[ユートピアの誓約/Utopia Vow]]
857行: 1,597行:
 
:死後、霊魂が行くとされる所。死者の国。
 
:死後、霊魂が行くとされる所。死者の国。
 
:*[[黄泉からの帰還者/Revenant]]
 
:*[[黄泉からの帰還者/Revenant]]
 +
;<span id="雷獣">雷獣(らいじゅう)</span>
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:落雷と共に現れるとされる、日本の妖怪。その姿については地方により異なる伝承があるが、いずれも何らかの獣に似ている。
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:*[[轟く雷獣/Thundering Raiju]]
 
;<span id="リバイアサン">リバイアサン(りばいあさん)</span>
 
;<span id="リバイアサン">リバイアサン(りばいあさん)</span>
 
:旧約聖書のヨブ記などにしるされた水にすむ巨大な幻獣。悪の象徴とされる。
 
:旧約聖書のヨブ記などにしるされた水にすむ巨大な幻獣。悪の象徴とされる。
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:[[リバイアサン]]も参照。
 +
:*[[墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan]]
 +
:*[[ケデレクトのリバイアサン/Kederekt Leviathan]]
 
:*[[リバイアサン/Leviathan]]
 
:*[[リバイアサン/Leviathan]]
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:*[[嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan]]
 
;<span id="ルサルカ">ルサルカ(るさるか)</span>
 
;<span id="ルサルカ">ルサルカ(るさるか)</span>
 
:ロシアの民話に登場する、一種の精霊。ルサールカと書かれることも多い。溺死した少女は死後にルサルカと化し、美しい男性の旅人を水中に引き込むとされた。
 
:ロシアの民話に登場する、一種の精霊。ルサールカと書かれることも多い。溺死した少女は死後にルサルカと化し、美しい男性の旅人を水中に引き込むとされた。
:*[[溺れたルサルカ/Drowned Rusalka]]
+
:*[[溺れたルサルカ/Drowned Rusalka]]
 +
:*[[殉教したルサルカ/Martyred Rusalka]]
 +
:*[[病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalka]]
 +
:*[[焼け焦げたルサルカ/Scorched Rusalka]]
 +
:*[[飢えたルサルカ/Starved Rusalka]]
 +
;<span id="ワイト">ワイト(わいと)</span>
 +
:不死の怪物の一種。wightは本来「人間」を意味する言葉だが、『指輪物語』の[[Wikipedia:ja:塚人|塚人(Barrow-wight)]]をきっかけに、[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]などのファンタジー作品でアンデッド系モンスターの名称として用いられるようになった。
 +
:*[[ワイト/Wight]]
 +
:*[[疫病ワイト/Plague Wight]]
 +
:*[[屋根伝いのワイト/Roofstalker Wight]]
 +
:*[[第6管区のワイト/Wight of Precinct Six]]
  
 
==総合科学==
 
==総合科学==
 +
;<span id="硫黄">硫黄(いおう)</span>
 +
:元素の一。元素記号S。原子番号16。原子量32.1。多くの同素体を持つが、天然には通常、淡黄色の結晶として産出する。黒色火薬の原料であり、合成繊維、医薬品など様々な用途に用いられる。歴史的には日本でも採掘が行われていたが、現在の日本で流通している硫黄は全量が石油精製における脱硫の副産物である(石油に含まれる硫黄分は大気汚染の原因となるため取り除く必要がある)。火口や温泉などで俗に「硫黄の匂い」と言われるものは、正確には硫化水素の腐卵臭や二酸化硫黄の刺激臭であり、単体の硫黄自体は無臭である。英名はsulfurだが、古語でbrimstoneとも言う。
 +
:*[[硫黄の蛮人/Brimstone Vandal]]
 +
:*[[硫黄の流弾/Brimstone Volley]]
 +
:*[[硫黄の精霊/Sulfur Elemental]]
 +
:*[[硫黄の滝/Sulfur Falls]]
 +
:*[[硫黄の渦/Sulfuric Vortex]] など
 +
;<span id="イオン">イオン(いおん)</span>
 +
:電子を外部に放出する、あるいは外部から受け取ることにより、電荷を帯びた原子または原子団のこと。プラスに帯電したものを陽イオン、マイナスに帯電したものを陰イオンと呼ぶ。
 +
:*[[イオン化/Ionize]]
 
;<span id="陰極">陰極(いんきょく)</span>
 
;<span id="陰極">陰極(いんきょく)</span>
:電流が流れ出す(電子を集める)側の電極のこと。電池で言えばプラス側。
+
:回路の外部へ電流が流れ出す(外部から電子が流れ込む)側の電極のこと。カソードとも。対義語は陽極(アノード)。
 
:*[[陰極器/Cathodion]]
 
:*[[陰極器/Cathodion]]
 +
;<span id="ウイルス">ウイルス(ういるす)</span>
 +
:1. 核酸とそれを包むタンパク質から成る微小な構造体。生物に含めるかどうかについては議論があり、一般的な生物と違って細胞を持たず、単独では自己複製することができないが、遺伝子を持ち、他の生物の細胞に寄生することで自己複製を行う。この寄生(感染)により、一部のものはヒトを含む生物の疾病を引き起こす病原体となる。インフルエンザウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、SARSコロナウイルス2(新型コロナウイルス)などが知られている。
 +
:2. コンピュータウイルスの略称。マルウェア(悪意のあるソフトウェアや悪質なコード)の一種。独立して実行可能なプログラムではないが、他のプログラムに「感染」し、そのプログラムが実行されたときに自己のコピーを作らせて増殖する。
 +
:*[[ウイルスの甲虫/Virus Beetle]]
 
;<span id="瘡蓋">瘡蓋(かさぶた)</span>
 
;<span id="瘡蓋">瘡蓋(かさぶた)</span>
 
:できもの・傷口が、治るにしたがいできる皮膜。
 
:できもの・傷口が、治るにしたがいできる皮膜。
 +
:*[[瘡蓋族の突撃者/Scab-Clan Charger]]
 +
:*[[瘡蓋族の巨人/Scab-Clan Giant]]
 
:*[[瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler]]
 
:*[[瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler]]
 
;<span id="血清">血清(けっせい)</span>
 
;<span id="血清">血清(けっせい)</span>
 
:血液が凝固したときにできる、透明な淡黄色の上澄み液。
 
:血液が凝固したときにできる、透明な淡黄色の上澄み液。
 +
::なお、[[ミラディン/Mirrodin]]関連のカードに用いられている「血清」は[[背景世界]]上独自の意味を持つ用語なので注意。詳細は[[ちらつき蛾]]を参照。
 
:*[[血清スリヴァー/Lymph Sliver]]
 
:*[[血清スリヴァー/Lymph Sliver]]
 +
:*[[血清の粉末/Serum Powder]]
 +
:*[[血清掻き/Serum Raker]]
 
:*[[血清の幻視/Serum Visions]]
 
:*[[血清の幻視/Serum Visions]]
 
:*[[血清の水槽/Serum Tank]]
 
:*[[血清の水槽/Serum Tank]]
:*[[血清の粉末/Serum Powder]]
+
;<span id="晶洞">晶洞(しょうどう)</span>
;<span id="テレパシー">テレパシー(てれぱしー)</span>
+
:岩石の内部に形成された空洞。内壁にはしばしば自形の鉱物結晶が群生する。
:超心理学の用語。視覚や聴覚など通常の感覚的手段によることなく、直接、自分の意志や感情を伝えたり、相手のそれを感知したりすること。また、その能力。
+
:*[[晶洞ゴーレム/Geode Golem]]
:*[[テレパシー/Telepathy]]
+
:*[[マナ晶洞石/Mana Geode]]
:*[[テレパシー・スパイ/Telepathic Spies]]
+
;<span id="触媒">触媒(しょくばい)</span>
 +
:特定の化学反応の反応速度を向上させる物質で、自身はその反応の前後で変化しないもの。化学工業などの分野で様々な種類の触媒が使われているほか、人間の体内でも酵素と呼ばれる物質が触媒の役割を果たしている。
 +
:*[[触媒の精霊/Catalyst Elemental]]
 +
:*[[触媒石/Catalyst Stone]]
 
;<span id="電解">電解(でんかい)</span>
 
;<span id="電解">電解(でんかい)</span>
:電解質の溶液または溶融体に直流電流を通じ、陽イオン・陰イオンをそれぞれ陰極・陽極上で放電させ、電極上またはその近傍に反応生成物を得ること。水や食塩水の電解、電気めっき・電解研磨・電気化学分析などに広く応用される。
+
:電解質の溶液または溶融体に直流電流を通じ、[[#イオン|陽イオン・陰イオン]]をそれぞれ陰極・陽極上で放電させ、電極上またはその近傍に反応生成物を得ること。水や食塩水の電解、電気めっき・電解研磨・電気化学分析などに広く応用される。
 
:*[[電解/Electrolyze]]
 
:*[[電解/Electrolyze]]
 
;<span id="統一理論">統一理論(とういつりろん)</span>
 
;<span id="統一理論">統一理論(とういつりろん)</span>
896行: 1,675行:
 
:入力と出力のあるシステムで、出力に応じて入力を変化させること。増幅器や自動制御などの電気回路に多く使われる。転じて、結果を原因に反映させて自動的に調節していくこと。
 
:入力と出力のあるシステムで、出力に応じて入力を変化させること。増幅器や自動制御などの電気回路に多く使われる。転じて、結果を原因に反映させて自動的に調節していくこと。
 
:*[[フィードバック/Feedback]]
 
:*[[フィードバック/Feedback]]
 +
;<span id="プラズマ">プラズマ(ぷらずま)</span>
 +
:物質の状態の一つ。狭義には、気体を構成する分子が電離し、[[#イオン|陽イオン]]と電子に分かれて運動している状態を指す。固体、液体、気体のいずれとも異なり、物質の第4の状態とも言われる。宇宙の全質量の99%以上はプラズマで、太陽もプラズマである。地球上では、火や雷が代表的なプラズマである。
 +
:*[[プラズマの連鎖/Chain of Plasma]]
 +
:*[[ドラゴンプラズマ/Dracoplasm]]
 +
:*[[プラズマの精霊/Plasma Elemental]]
 +
:*[[プラズマの操作手/Plasma Jockey]]
 +
:*[[原初のプラズマ/Primal Plasma]]
 +
;<span id="ヘリウム">ヘリウム(へりうむ)</span>
 +
:元素の一。原子番号2、原子量4.00260、元素記号He。希ガスの一種で、常温・常圧では単原子気体として存在する。無色、無臭、無味、無毒。極めて軽く、水素と違って化学反応をほとんど起こさないため、風船や気球などの浮揚用ガスとして用いられる。またヘリウム中では空気中よりも音速が速いため、ヘリウムを吸入してから発声すると甲高い声が出る。
 +
:*[[ヘリウム噴射獣/Helium Squirter]]
 
;<span id="ロボトミー">ロボトミー(ろぼとみー)</span>
 
;<span id="ロボトミー">ロボトミー(ろぼとみー)</span>
 
:前頭葉白質を切り離して神経経路を切断する手術。こめかみの側面に穴を開け、そこからワイヤーなどを差し込み、前頭葉の一部を切り取る。昔は精神病の外科治療として行われていたが、危険性から現在は行われていない。
 
:前頭葉白質を切り離して神経経路を切断する手術。こめかみの側面に穴を開け、そこからワイヤーなどを差し込み、前頭葉の一部を切り取る。昔は精神病の外科治療として行われていたが、危険性から現在は行われていない。
910行: 1,699行:
 
;<span id="鬼火">鬼火(おにび)</span>
 
;<span id="鬼火">鬼火(おにび)</span>
 
:夜間、墓地や沼地などで、青白く燃え上がる不気味な火。人骨などのリンが自然発火したもの。
 
:夜間、墓地や沼地などで、青白く燃え上がる不気味な火。人骨などのリンが自然発火したもの。
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:*[[ちらつき鬼火/Flickerwisp]]
 
:*[[鬼火/Will-o'-the-Wisp]]
 
:*[[鬼火/Will-o'-the-Wisp]]
 
;<span id="凱歌">凱歌(がいか)</span>
 
;<span id="凱歌">凱歌(がいか)</span>
919行: 1,709行:
 
:*[[灰燼のグール/Ashen Ghoul]]
 
:*[[灰燼のグール/Ashen Ghoul]]
 
:*[[灰燼の大怪物/Ashen Monstrosity]]
 
:*[[灰燼の大怪物/Ashen Monstrosity]]
 +
:*[[灰燼の乗り手/Ashen Rider]]
 
;<span id="陥穽">陥穽(かんせい)</span>
 
;<span id="陥穽">陥穽(かんせい)</span>
 
:罠。また、罠に落ちること。
 
:罠。また、罠に落ちること。
926行: 1,717行:
 
:*[[大いなる禁猟区/Greater Realm of Preservation]]
 
:*[[大いなる禁猟区/Greater Realm of Preservation]]
 
;<span id="三畳紀">三畳紀(さんじょうき)</span>
 
;<span id="三畳紀">三畳紀(さんじょうき)</span>
:地質時代の中生代を三分した場合の最初の時代。現在より約二億四千七百万年前から約二億一千二百万年前までの期間。爬虫類やアンモナイトが栄えた。
+
:地質時代の中生代を三分した場合の最初の時代。現在より約2億4700万年前から約2億1200万年前までの期間。爬虫類やアンモナイトが栄えた。
 
:*[[三畳紀の卵/Triassic Egg]]
 
:*[[三畳紀の卵/Triassic Egg]]
 +
;<span id="駿馬">駿馬(しゅんめ)</span>
 +
:足の速い、優れた馬。「しゅんば」とも読む。
 +
:*[[金属の駿馬/Chrome Steed]]
 +
:*[[機械仕掛けの駿馬/Clockwork Steed]]
 +
:*[[ペガサスの駿馬/Pegasus Courser]]
 +
:*[[勇敢な駿馬/Valorous Steed]]
 
;<span id="頌歌">頌歌(しょうか)</span>
 
;<span id="頌歌">頌歌(しょうか)</span>
 
:神の栄光や人の功績などをほめたたえる歌。
 
:神の栄光や人の功績などをほめたたえる歌。
 +
:*[[ラクドスの頌歌/Anthem of Rakdos]]
 +
:*[[ガイアの頌歌/Gaea's Anthem]]
 
:*[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]
 
:*[[栄光の頌歌/Glorious Anthem]]
 +
:*[[司令官の頌歌/Marshal's Anthem]]
 +
;<span id="テラリウム">テラリウム(てらりうむ)</span>
 +
:ガラスなどの容器で、陸棲の小動物や植物を飼育すること。これに対し、水棲の動植物を育てることはアクアリウムと言う。
 +
:*[[生態学者のテラリウム/Ecologist's Terrarium]]
 +
;<span id="テレパシー">テレパシー(てれぱしー)</span>
 +
:超感覚的知覚(ESP)の一種。視覚や聴覚など通常の感覚的手段によることなく、直接、自分の意志や感情を伝えたり、相手のそれを感知したりすること。また、その能力。
 +
:*[[テレパシー/Telepathy]]
 +
:*[[テレパシー・スパイ/Telepathic Spies]]
 +
;<span id="テレパス">テレパス(てれぱす)</span>
 +
:[[#テレパシー|テレパシー]]を使うことのできる者。
 +
:*[[ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy|束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound]]
 +
:*[[テレパスの才能/Talent of the Telepath]]
 
;<span id="怒髪天">怒髪天(どはつてん)</span>
 
;<span id="怒髪天">怒髪天(どはつてん)</span>
 
:激しく怒って髪の毛が逆立ったすさまじい形相。怒髪天を衝く(どはつてんをつく)。この言葉の基になった「史記−藺相如伝」では「怒髪衝冠」とある。
 
:激しく怒って髪の毛が逆立ったすさまじい形相。怒髪天を衝く(どはつてんをつく)。この言葉の基になった「史記−藺相如伝」では「怒髪衝冠」とある。
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:春先に野原や土手などの枯れ草を焼く火。野焼きの火。
 
:春先に野原や土手などの枯れ草を焼く火。野焼きの火。
 
:*[[野火/Flashfires]]
 
:*[[野火/Flashfires]]
 +
:*[[浄化の野火/Cleansing Wildfire]]
 +
:*[[野火の悪魔/Wildfire Devils]]
 +
:*[[野火の精霊/Wildfire Elemental]]
 +
:*[[野火の永遠衆/Wildfire Eternal]]
 +
;<span id="狼煙">狼煙(のろし)</span>
 +
:情報を伝達するために高く上げる煙。古くから敵の攻撃を知らせる合図などに用いられた。転じて、大きな動きのきっかけとなるような行動を取ることを「狼煙を上げる」という。
 +
:*[[狼煙上げ/Ignite the Beacon]]
 
;<span id="八陣">八陣(はちじん)</span>
 
;<span id="八陣">八陣(はちじん)</span>
 
:兵法で、八種の陣立て。中国で、孫子・呉子・諸葛孔明などが創案したというが詳細は不明。
 
:兵法で、八種の陣立て。中国で、孫子・呉子・諸葛孔明などが創案したというが詳細は不明。
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:世界の終末に起こる善と悪との勢力の最後の決戦の場所。転じて、世界の終わり。
 
:世界の終末に起こる善と悪との勢力の最後の決戦の場所。転じて、世界の終わり。
 
:*[[ハルマゲドン/Armageddon]]
 
:*[[ハルマゲドン/Armageddon]]
 +
;<span id="挽歌">挽歌(ばんか)</span>
 +
:死者を悼む詩歌。輓歌とも書く。
 +
:*[[挽歌の歌い手/Threnody Singer]]
 +
;<span id="ブレス">ブレス(ぶれす)</span>
 +
:広義には呼吸を意味する。音楽や水泳における息継ぎの「ブレス」もここに由来する。
 +
:ゲームにおいてはドラゴン類が吐く炎などの息を意味する。
 +
:*[[炎のブレス/Firebreathing]]
 +
:*[[霜のブレス/Frost Breath]]
 +
:*[[ブレス攻撃/Breath Weapon]]
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:*他に[[フォーゴトン・レルム探訪]]のドラゴンの[[フレイバー語]]など
 +
;<span id="マトリックス">マトリックス(まとりっくす)</span>
 +
:1.何かを生み出すための母体、土台、基盤、材料、鋳型などのこと。マジックにおけるマトリックスはこちらの意味である。
 +
:2.数学の「行列」のこと。
 +
:*[[パワー・マトリックス/Power Matrix]]
 +
:*[[マイアのマトリックス/Myr Matrix]]
 +
:*[[泡のマトリックス/Bubble Matrix]]
 +
:*[[減衰のマトリックス/Damping Matrix]]
 +
:*[[面晶体のマトリックス/Hedron Matrix]]
 
;<span id="呼び水">呼び水(よびみず)</span>
 
;<span id="呼び水">呼び水(よびみず)</span>
 
:ポンプの水が出ない時、上から別の水を注ぎ込んで水が出るようにすること。またはその水。転じて、ある物事を引き出すきっかけ。
 
:ポンプの水が出ない時、上から別の水を注ぎ込んで水が出るようにすること。またはその水。転じて、ある物事を引き出すきっかけ。
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==参考==
 
==参考==
 +
*[[カード名国語辞典]]
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*[[カード名英語辞典]]
 
*[[その他]]
 
*[[その他]]

2024年12月10日 (火) 21:45時点における最新版

このページでは「物(架空の存在を含む)の名前」を解説します。概念・状態・行動などの場合はカード名国語辞典を参照。

  • まだ一部、分類が曖昧な場合があります。ご了承ください。特に、分類の異なる複数の意味を持つ用語の扱いは確定していません。

ページ内移動 生物職業・人物・団体鉱物・合金加工品地形・人工設備気象・自然現象架空物総合科学その他

[編集] 生物

アイベックス(あいべっくす)
鯨偶蹄目ウシ科ヤギ属に分類される野生のヤギ数種の総称で、特にアルプスアイベックスを指す。いずれも山地に棲息し、後方に向かって湾曲した長い角を持つ。
アスプ(あすぷ)
1. アスプコブラ。コブラ科の毒蛇で、エジプトコブラともいう。アフリカ大陸およびアラビア半島南部に生息。全長150〜200cmで、危険を感じると首の部分を広げ、立ち上がって威嚇する。
2. アスプクサリヘビ。クサリヘビ科の毒蛇。ヨーロッパ南西部に生息。全長60〜85cm。毒が強く、ヨーロッパでも特に危険な蛇と言われる。
アナコンダ(あなこんだ)
有鱗目ボア科アナコンダ属のヘビの総称で、特にオオアナコンダを指す。世界最大級のヘビであり、大きいものは全長9mに達する。体は暗緑色で背側に黒色円形の斑紋がある。無毒。卵胎生。獣や鳥を捕食する。中南米の水辺に棲む。
アビ(あび)
アビ目アビ科の水鳥。全長60cmほど。冬羽の背はまだらのある黒褐色、顔から腹は白色。夏羽の背は灰黒色、顔は青灰色。潜水・遊泳が巧み。夏、北極近くで繁殖。日本では冬期に各地の湾・河口で見られる。魚群の上に集まるので、漁船が目じるしとする。
アルマジロ(あるまじろ)
貧歯目アルマジロ科の哺乳類の総称。体長20〜100cm。体は真皮からできた骨質の小角板でおおわれ、前肢には丈夫な爪があり、土を掘るのに適する。歯はエナメル質を欠く。ミツオビアルマジロは完全な球状に体を丸めて、外敵から身を守る。夜行性で小動物や植物質、死肉を食べる。北アメリカ南部から南アメリカに分布。
アロサウルス(あろさうるす)
絶滅した大型肉食恐竜。全長は最大9〜12m。時速30km程で走り、発達した鋭い鉤爪で獲物を押さえつけ、顎を斧のように振り下ろして肉を抉り取っていたのではないかと考えられている。日本では国内初の全身骨格の化石が展示された恐竜でもあり、恐竜の中では有名な部類。ジュラ紀後期(約1億5000万〜1億6000万年前)の北アメリカに生息していた。マジックの世界では氷河期にその姿が描かれている。
アンテロープ(あんてろーぷ)
鯨偶蹄(くじらぐうてい)目ウシ科の哺乳(ほにゅう)類のうちシカに似た優美な形態をもつものの総称。多く草原や森林にすみ、草食性。一般に胴が細く、足が長く、走行に適する。角は雌雄あるいは雄にだけあり、形状はさまざま。多くはアフリカに分布するが、インド・中央アジアにすむ種類もある。エランド・インパラ・トムソンガゼルなど種類が多い。
イカ(いか)
頭足綱十腕目の軟体動物の総称。体は円筒状で10本の細長い腕をもつ。2本の触腕は長くて、先端だけに吸盤を備え、えさを捕らえたりする。他の8本は短く、内側に吸盤が並ぶ。胴の左右にひれ、外套(がいとう)膜背部に甲がある。口にはキチン質のあごがあり、俗に「からすとんび」という。敵にあうと腹部の墨ぶくろから墨を出して逃げる。体長25mmのヒメイカから、触腕を含めて15mを超えるダイオウイカまで種類が多い。食用。干したものは「するめ」と呼ぶ。日本近海には百数十種がすむ。
イカも参照。
イチイ(いちい)
イチイ科イチイ属に分類される針葉樹の総称。植木や材木として使われるほか、果実は食用になり、タキシンなどの有毒アルカロイドを含むことから薬の原料にもなる。標準和名でイチイといった場合は日本に分布する種を指すが、西洋文学でイチイといった場合は基本的にヨーロッパイチイのことである。別名アララギ、オンコなど。漢字表記は「一位」「櫟」。
イトグモ(いとぐも)
クモ目イトグモ科イトグモ属のクモの総称。細長い足を持つ。薄暗いところや物陰、石の下などで生活する。南北アメリカ大陸の熱帯〜温帯地域を中心に分布する。
英語ではrecluse spider、あるいは単にrecluseという。この語はマジックでは当初「出家蜘蛛」と訳されていた(詳細は青ざめた出家蜘蛛/Pale Recluseを参照)。
イモリ(いもり)
有尾目イモリ科に分類される両生類の総称。北半球に広く分布する。皮膚は粘液に包まれており、多くの種は皮膚に毒を持つ。水棲の種も陸棲の種も存在する。漢字では「井守」などと書き、これはアカハライモリが井戸を守る(一説には田を守るとも)とされたことに由来する。ヤモリとは名前が似ているが、こちらは両生類、あちらは爬虫類であり類縁関係は遠い。
イラクサ(いらくさ)
イラクサ目イラクサ科イラクサ属に分類される植物の総称。狭義にはそのうちの1種。葉や茎に毒を含んだ刺毛があり、触れると刺さって痛みなどを起こさせる。漢字で書くと「刺草」もしくは「蕁麻」で、蕁麻疹(じんましん)の名の由来。
インコ(いんこ)
オウム目インコ科に分類される鳥の総称。世界中に約330種が分布する。主に種子食で、殻を割るための湾曲した強靭な嘴を持つ。羽毛は鮮やかでカラフルなことが多い。ペットとしての人気も高く、特にセキセイインコなどの種はヒトの言葉を真似する鳥として知られる。漢字表記は「鸚哥」。
ウェルク(うぇるく)
軟体動物門腹足綱吸腔目エゾバイ科の巻貝の総称。殻高数mmの小型種から数十cmになる巨大な種まで多くの種類を含み、ほとんどが海産。大型の種は食用とされ、重要な水産資源。それ以外のあまり近縁でない貝類もこの名で呼ばれる場合がある。
ウツボ(うつぼ)
ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科の魚類の総称。ウナギ同様、細長い円筒形の体を持つ。大きく裂けた口と鋭い歯を持つ肉食魚。温暖な地域の浅海に棲息し、約200種が知られる。
エイ(えい)
軟骨魚類のエイ目の総称。体形は扁平でほぼ菱形に近いものが多い。胸びれは側方に大きく広がり、目は背面に、口と鰓孔(えらあな)は腹面にある。尾はきわめて細長く、基部に毒針をもつものもいる。アカエイ・イトマキエイ・ガンギエイ・シビレエイなど世界に約350種、日本近海に約50種がいる。多くは熱帯から温帯の海域に分布。
エランド(えらんど)
鯨偶蹄目ウシ科の哺乳類であり、アンテロープの一種。イランド、オオカモシカとも。コモンエランドとジャイアントエランドの2種の総称として用いられる場合もある。ジャイアントエランドはアンテロープの中で最も大きい。
オウム(おうむ)
オウム目オウム科に分類される鳥の総称。オーストラリア周辺に分布する。湾曲した強靭な嘴などは同じオウム目のインコと共通するが、概ねインコより大型で、インコほどカラフルでなく、冠羽を持つ。漢字表記は「鸚鵡」。
オオヤマネコ(おおやまねこ)
ネコ科の哺乳類。頭胴長約1m、尾は短い。全身が灰褐色ないし赤褐色で、暗色の斑点がある。耳は大きく三角形で、先端に黒色の長毛がある。敏捷(びんしよう)で性質が荒く、木登りや泳ぎがうまい。平原や森林にすみ、夜行性でウサギ、小形のシカなどを捕食する。毛皮は優良。ヨーロッパ・シベリア・朝鮮・サハリンなどに分布。
オカピ(おかぴ)
鯨偶蹄目キリン科オカピ属に分類される哺乳類。体形はウマに近く、四肢にシマウマのような横縞模様があるが、キリンの仲間である。コンゴ民主共和国に棲息。20世紀になってから初めてその存在が確認された。
オサムシ(おさむし)
甲虫目オサムシ科オサムシ亜科に分類される昆虫の総称。カタツムリを食べるマイマイカブリなど、肉食ないし雑食性のものが多い。一部を除き後翅が退化しており、飛ぶことができない。世界中に約25,000種が分布する。
オランウータン(おらんうーたん)
ショウジョウ科の哺乳類。大形の類人猿で、雄は背の高さ1.4mほどになる。上肢は長く、直立しても地に届く。全身赤褐色の長い毛で覆われるが顔は無毛。小さな群れで樹上生活をし、果実・芽などを食べる。ボルネオ・スマトラの熱帯雨林にすむ。
海綿(かいめん)
動物分類上の一門。外形は、単体のものは壺状、群体のものは火山群状で、下端で着生生活をする。筋肉・神経・感覚細胞はもたず、多細胞動物の中では最も下等。大部分が海産。
スポンジも参照。
カササギ(かささぎ)
スズメ目カラス科の鳥。全長約45cm。腹・肩・翼の先が白く他は黒く、尾は長くて緑黒色。樹上に小枝で大きな丸い巣を作る。日本へは16世紀末頃朝鮮から持ち込まれたとされ、筑紫平野で繁殖し、天然記念物に指定されている。
カブトガニ(かぶとがに)
剣尾目の節足動物。成体は全長60cm内外。半円形の頭胸甲と、五角形に近い腹甲、剣状の尾から成り、腹甲の縁には長く鋭いとげがある。脚は胸部に六対、うち第二対以下は先端がはさみ状。腹部には付属肢が六対ある。世界で4種現存、日本には瀬戸内海・博多湾に1種が分布。系統的にはカニよりもクモ類・サソリ類に近く、中生代に栄えた種属の生き残りで「生きている化石」といわれる。
カミツキガメ(かみつきがめ)
カメ目カミツキガメ科カミツキガメ属に分類されるカメの総称。甲長は最大約50cm。主に北中米に棲息し、日本でも外来種として目撃例がある。雑食性。その名の通り噛む力が強い上、首の伸びが素早く、気性も荒いためたいへん危険。
カメレオン(かめれおん)
有鱗目カメレオン科のトカゲの総称。全長30〜60cm、尾はその半分ほど。大きな眼球はドーム状のまぶたでおおわれ、左右の目は別々に動かせる。舌は螺旋(らせん)状で体長より長く伸び、先端から出る粘液で餌(えさ)の昆虫を捕らえる。樹上で生活し、周囲の状況や感情によりすばやく体色を変える。アフリカ・スペイン南部・セイロン島などに分布。
氈鹿(かもしか)
鯨偶蹄目ウシ科カモシカ属の哺乳類の総称。ヤギに似た姿で、体色は変異に富み、頭胴長1.1〜1.8m程。急峻な岩場で生活し、植物の葉や芽を食べる。ヒマラヤから東南アジア、台湾、日本にかけて分布。
カラカル(からかる)
ネコ科の肉食獣。アフリカ大陸からアラビア半島、インド西部にかけて分布。体長55-90cm、体重8-23kgほど。四肢は長く細め。耳は大きく、先端に特徴的な房毛がある。地域によっては人間に飼育され、狩猟のために使われることもある。
ガリアル(がりある)
ワニの一種。インド産。体長4m〜6m、体重160〜180㎏。左右の上顎骨が鼻骨で隔てられず互いに接し、口先が極端に細い。「ガビアル」とも言う。
カリブー(かりぶー)
シカ科の哺乳類。頭胴長1.3〜2.2m、肩高0.8〜1.5m。雌雄とも枝のある大きな角をもつ。体毛は密で褐色。草やコケを主食とする。ヨーロッパ・アジア・北アメリカの寒帯に分布し、北欧では古くから家畜化されている。
カワセミ(かわせみ)
ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長17cm内外。飛ぶと瑠璃(るり)色の背が光り、腹面は栗色で美しい。嘴(くちばし)が大きい。水辺にすみ、川魚・カエル・昆虫などを食べる。ユーラシア・アフリカに分布。日本では全国で見られる。
クーズー(くーずー)
鯨偶蹄目ウシ科の哺乳類。体長1.9〜2.5m、肩高1.2〜1.5m。オスは2回ねじれた一対の角を持つ。アフリカの主に丘陵や山地にある石が多い藪地、疎林に生息する。
クサリヘビ(くさりへび)
バイパーを参照。
葛(くず)
マメ科の大形つる性多年草。山野・荒地に自生。葉は卵円形の小葉三個からなる複葉で、裏は白っぽい。秋、葉腋(ようえき)に紅紫色の蝶形花を総状につける。肥大した根から葛粉をとるほか、漢方で葛根(かつこん)といい発汗・解熱剤とする。茎の繊維で葛布(くずふ)を織る。秋の七草の一。
クズリ(くずり)
イタチ科の哺乳類。イタチ類中最大で体長85cmほどになる。背面は光沢がある褐色、腹面と顔は黒色。体は頑丈で耳が小さく、クマの子に似る。性質が荒く、種々の動物を襲う。北ヨーロッパ・シベリア・アメリカ北部の平原や森林にすむ。
クズリも参照。
クロコダイル(くろこだいる)
ワニ目クロコダイル科に属する爬虫類の総称。アリゲーター科のワニにくらべ、口先は先端にいくにつれて幅が狭くなり、口を閉じた時、下顎の第四歯が外から見える。性質は荒い。ナイルワニ・イリエワニ・アメリカワニなど17種がある。クロコダイルも参照。
ケラトプス(けらとぷす)
鳥盤目周飾頭亜目角竜下目に分類される恐竜の総称。角竜(つのりゅう)。オウムのような嘴を持つ草食恐竜。一部を除き、四足歩行のサイのような体形で、頭部後方に広がるフリルを持つ。特にケラトプス科のものは目と鼻の上に角を持ち、これがケラトプス(角のある顔)という名前の由来となっている。最も有名な種はトリケラトプス。
剣歯虎(けんしこ)
ネコ科の哺乳類。8,000年くらい前に絶滅し、化石で発見される。現生のライオンほどの大きさで、上顎の犬歯が牙状に長く発達している。サーベル・タイガー。スミロドン。
鯉(こい)
コイ目コイ科に属する雑食性の淡水魚。体長は60cmほどだが大きなものでは1mを超える。口のまわりに2対のひげがある。食用のほか、改良品種のニシキゴイが観賞用に飼育される。
ゴキブリ(ごきぶり)
ゴキブリ目に属する昆虫の総称。体は扁平で幅広く、光沢がある。触角は糸状で長い。前ばねは革質、後ろばねは膜状で、通常は腹部の上にたたまれる。夜行性ですばやく走り、狭いすき間に好んでもぐる。人家にすむ種と野外にすむ種があり、前者は食品を汚染し、各種の病原菌や寄生虫を媒介する。日本にはクロゴキブリ・チャバネゴキブリなど約40種がいる。
黒檀(こくたん)
カキノキ科の常緑大高木。インド原産。葉は長楕円形で、革質。雌雄異花を同株につける。花は白色でカキの花に似る。心材は黒色で堅く、光沢があり、唐木の一種として家具・装飾材・細工物などにする。
極楽鳥(ごくらくちょう)
スズメ目フウチョウ科の鳥の総称。43種がある。雄は色彩がきわめて美しく、変化に富む飾り羽を持つ。繁殖期には飾り羽を広げ、さまざまなポーズで求愛のダンスをする。ニューギニアとその周辺の諸島、およびオーストラリア北部に分布。比翼の鳥。
後家蜘蛛(ごけぐも)
クモ目ヒメグモ科ゴケグモ属のクモの総称。強力な神経毒を持つことで知られ、人間の死亡例もある。メスはオスよりもずっと大きく、黒色〜黒褐色で腹面に赤い砂時計型の模様を持つものが多い。クロゴケグモ・セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモなど約30種が知られている。熱帯地方を中心に世界中に分布する。
英語ではwidow spider、あるいは単にwidowという。widowとその和訳である「後家」は夫に死別した女性のことで、交尾後にメスがオスを共食いすることがあるためについた名である。
コブラ(こぶら)
有鱗目コブラ科のヘビの総称。特に、威嚇する時に前半身を立て、えりの部分を平らに広げる種類をいう。毒は主に神経毒で、上顎の前方にある毒牙から流し込まれる。メガネヘビ・タイガースネーク・マンバなど種類が多く、最大種はキングコブラで長さ4.5mに達する。熱帯・亜熱帯に広く分布。
ゴリラ(ごりら)
ショウジョウ科の哺乳類。類人猿中最大。身長約2m、体重は300kg近くまで達する。全身黒褐色。成長した雄は背中の毛が白くなり、シルバーバックと呼ばれる。鼻は横に広く、雄の頭頂部は大きく突き出す。西アフリカ中部の森林に小群ですみ、タケノコ・バナナなど植物質のものを食べる。3亜種に大別される。
コンドル(こんどる)
タカ目コンドル科の鳥。全長1.1m以上、両翼を広げると3m以上もある巨鳥。羽色は黒色で、翼に大きな白色部がある。頭・頸(くび)には羽毛がなく、襟に襟巻状の白い綿羽がある。南米アンデスの高山に生息する。
サーバル(さーばる)
食肉目ネコ科サーバル属に分類されるネコの一種。頭胴長60〜100cm。アフリカ大陸に分布。黄褐色で黒い斑点がある。大きな耳を持ち、聴力に優れる。発達した後肢を用いた高い跳躍力が特徴で、狩りの際にはジャンプして上からネズミなどに襲いかかるほか、空中で鳥を捕らえることもある。
ジャガー(じゃがー)
食肉目ネコ科の哺乳類。体長175cm、肩高84cmほど。斑紋はヒョウに似るが大きく、中に小さい黒点がある。木登りと泳ぎが巧み。カピバラ・ペッカリーやワニ・カメなどを食べる。北米南部からアルゼンチン北部に分布。
ジャスミン(じゃすみん)
モクセイ科オウバイ属の植物の総称。熱帯・亜熱帯に分布し、200種以上ある。葉は単葉または羽状複葉。花は高坏(たかつき)形の花冠をもち、多くは香気が高い。観賞用に植え、また花から香油をとる。
ジャッカル(じゃっかる)
イヌ科の哺乳類。狼に似るが小形で、体長77cm、肩高47cmほど。毛は厚く黄色がかった灰色。小動物を捕食するほか、果実や死肉を食べる。アフリカ北部からヨーロッパ南東部・中央アジア・インドの草原に分布。ジャッカルも参照。
シュモクザメ(しゅもくざめ)
ネズミザメ目シュモクザメ科の海魚の総称。全長4mに達する種類もある。頭部がシャベル形や丁字形に左右に長くのび、その両端に目がある。性質は獰猛(どうもう)。アカシュモクザメなど日本近海にも3種が分布。
水鹿(すいろく)
鯨偶蹄目シカ科シカ属に分類されるシカの一種。南アジアや東南アジア、中国南部に分布する。主に湿地帯の森林に棲息し、水浴び・泥浴びを好む。オスは3本に枝分かれした角を持つ。サンバー。
スカラベ(すからべ)
タマオシコガネ(フンコロガシ)と呼ばれる一群の黄金虫(こがねむし)の称。古代エジプトでは太陽神ケペリを表し、生成・創造・再生のシンボルとして神聖視され、彫刻・印章・護符・装身具などにその意匠が彫られた。
スズメバチ(すずめばち)
ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科に属する昆虫の総称。ハチの中では比較的大型。ミツバチやアリと並ぶ社会性昆虫の代表格であり、女王蜂・働き蜂・雄蜂から成る大きな群れを作る。強力な毒を持ち攻撃性も高いものが多く、日本でも毎年死亡事故が発生している。
英語のhornetとwaspの違いについてはカード名英語辞典を参照。
センザンコウ(せんざんこう)
有鱗目の哺乳類の総称。歯がなく、細長い舌で、アリを捕食する。体の表面に堅い松かさ状の鱗(うろこ)があり、敵に襲われるとボールのように丸くなる。前後肢とも指は五本で、前肢の爪は大きい。アジア・アフリカに分布。
中国の伝説では「人間の顔と手をもつ魚の体をした怪物」のことをいい、穿山甲または魚へんに夌(「綾」のつくりの部分)と書く漢字があてられる。
象亀(ぞうがめ)
陸産のカメ。陸ガメの中では最大で、甲長1mを超す。草食性。ガラパゴス諸島とインド洋のアルダブラ諸島にすむ。食用として乱獲されたため激減し、現在は捕獲禁止。
タラバガニ(たらばがに)
海産のヤドカリの一種。カニに似た体をしているが歩脚は三対でカニより一対少ない。甲は25cm内外、脚を伸ばすと1m以上になる。雌は小さく、甲は10cm内外。肉は美味。主に缶詰にする。北海道以北に分布。タラの漁場でとれるのでこの名がある。
ダンゴムシ(だんごむし)
ワラジムシ目のうち、陸生で体を丸める習性を持つものの総称。主にオカダンゴムシを指す。刺激を受けると腹面を内側に丸まり、その名の通り団子のような球形になる。落ち葉や動物の死骸などを食べ、有機物を土壌に返す分解者。昆虫ではなく、フナムシに近縁な動物。
チドリ(ちどり)
チドリ目チドリ科の鳥の総称。全長15〜40cm。ほとんどの種が足の指は3本で後ろ指を欠く。海岸や平野の水辺にすみ、親鳥は外敵が近づくと擬傷動作をする。北方で繁殖し、日本では春秋に通過する旅鳥が多いが、周年とどまるものもある。
ツグミ(つぐみ)
スズメ目ツグミ科の鳥。ムクドリほどの大きさで、背面は黒褐色、腹面は白地に多数の黒斑がある。日本には冬鳥として各地の低山地および平地に渡来する。
蔦(つた)
ブドウ科のつる性落葉木本。日本・朝鮮・中国に分布。巻きひげには吸盤があり、山野の岩や樹に着生する。葉は円心形で浅く三裂し、光沢がある。夏、葉腋に黄緑色の小花をつけ、液果は小球形で紫黒色に熟す。秋の紅葉が美しいので、家屋の外壁や石垣にはわせたり、盆栽にして観賞する。
ディロフォサウルス(でぃろふぉさうるす)
絶滅した獣脚類恐竜の一種。ジュラ紀前期の北米に棲息していた。頭部に1対の半月状の鶏冠(とさか)を持ち、これが「2つの隆起を持つトカゲ」という名の由来となっている。かつては腐肉食であるとする説もあったが、現在では生きた獲物を捕らえていたと考えられている。小説・映画『ジュラシック・パーク』に登場したことで知名度が上がったが、「毒の唾液を吐く」「襟飾りを持つ」といった設定はこの作品独自の味付けであり、実際の姿とは異なる。
テナガザル(てながざる)
霊長目テナガザル科の哺乳類の総称。類人猿に属する進化の進んだサルである。顔面は無毛で黒い。体は細く、前肢が非常に長い。尾はなく、尻だこがある。頭胴長50cm内外で、体は灰色ないし灰褐色・黒色など。樹上にすみ、昆虫や果実を食べる。シロテテナガザル・フクロテナガザルなど。東南アジアの森林に分布。
トビ(とび)
タカ目タカ科の鳥。全長約60cmで暗褐色。尾の形がタカの尾としては珍しく凹形。全国の低山や海岸などに生息し、動物や魚の死骸などを食べる。ピーヒョロロと鳴きながら輪を描いて滑翔。
トビネズミ(とびねずみ)
齧歯目トビネズミ科に分類されるネズミの総称。体長4〜26cm。北アフリカや西南アジアなどの乾燥地帯に棲息している。夜行性で、暑い昼間は地中の巣穴で休み、涼しい夜間に外に出て種子や昆虫などを食べる。長く発達した後肢を用いて二本足で立ち、飛び跳ねて移動する。一跳びで3mほどジャンプする例もある。
トリュフ(とりゅふ)
セイヨウショウロ科セイヨウショウロ属に分類されるキノコの総称。セイヨウショウロ(西洋松露)。子実体は笠や柄のない、歪んだ球状ないし塊状を成す。高級食材であり、キャビア、フォアグラとともに世界三大珍味として知られる。特有の芳香を発するため、探索には嗅覚に優れるブタが伝統的に用いられてきたが、現代では主にイヌが使われる。
ナナカマド(ななかまど)
バラ科ナナカマド属に属する植物で、日本各地に自生する落葉の小高木。夏に白い花を咲かせ、秋には紅葉し赤い実をつける。「材が堅く大変燃えにくいので、7回かまどに入れても燃え尽きない」という言い伝えに由来する。
ニシキヘビ(にしきへび)
有鱗目ニシキヘビ科のヘビの総称。パイソン。世界最大のヘビであるアミメニシキヘビ(最大全長9.9m)が属する。無毒。獲物を噛みつきで捕らえた後、素早く体を巻きつけ、締め上げて窒息死させる。卵生。アフリカ・アジア・オーストラリアに分布。ボアとは近縁で、こちらを亜科としてボア科に含める説もある。
ノスリ(のすり)
タカ目タカ科の鳥。全長約55cm。全身褐色で下面は淡色。全国の山地で繁殖、冬期は平地にくだる。小形の哺乳類や昆虫・カエルなどを捕食する。ユーラシアとアフリカの一部に分布。
ハイエナ(はいえな)
食肉目ハイエナ科の哺乳類の総称。体長50〜160cm。外見は犬に似るが、分類上はジャコウネコに近縁。全身が褐色の体毛におおわれる。死肉をあさるが、大形動物を襲うこともある。夜行性。ブチハイエナ・シマハイエナなど4種がある。アフリカからインドに分布。
バイパー(ばいぱー)
有鱗目クサリヘビ科のヘビの総称。クサリヘビ。三角形の大きな頭部が特徴。毒は主に出血毒。上顎の前方にある長い毒牙は、口を開くと連動して直立し、口を閉じると折り畳まれる。世界全土に分布し、日本にもマムシやハブが棲息する。
禿鷹(はげたか)
ハゲワシ・コンドル類の俗称。頭部と頸部には羽毛がない。動物の死肉を主食とする。
鳩(はと)
ハト目ハト科に属する鳥の総称。翼長9〜40cm。頭部が小さく胸から腹にかけてやや膨らむ。家禽(かきん)として飼育されるドバトはカワラバトを改良したもので、伝書用・観賞用・食用などの用途別に多くの品種がある。日本の野生種としてはキジバトが多い。世界に約320種が知られる。平和の象徴とされる。
羽虫(はむし)
食毛目の昆虫の総称。体長は1〜2mmのものが多い。シラミに似る。鳥や獣の体表に寄生し、羽毛・毛・皮膚などを食べる。
隼(はやぶさ)
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属に分類される鳥。猛禽類の一種。飛行速度は鳥の中でもトップクラスで、特に獲物を捕らえる際の急降下の速度は時速390kmにも達する。英語ではハヤブサ属全体をfalcon、ハヤブサをperegrine falconあるいは単にperegrineと呼ぶ。
隼/Falcon
大隼/Peregrine
バラクーダ(ばらくーだ)
スズキ目カマス科に分類される魚の総称。カマス。海水魚で、世界中の熱帯・亜熱帯域に広く分布する。体形は細長い円筒形で、大きな口と鋭い歯を持つ。他の魚を食べる肉食性。ヒトに対しても攻撃的で、サメより危険な存在とされる地域もある。
ヒッコリー(ひっこりー)
ブナ目クルミ科ペカン属に分類される樹木の総称。北アメリカ原産。家具や建築に使われるほか、スキー用材として有名。
ヒヒ(ひひ)
霊長目オナガザル科ヒヒ属に属するサルの総称。主にアフリカに分布する。地上性。オスとメスの性差が大きい。代表的な種としてはマントヒヒがある。
ピラニア(ぴらにあ)
コイ目カラシン類のうち、南米産で肉食の淡水魚の総称。全長は最大で約45cm。一般に体は卵円形で強く側扁する。数種は性質が凶暴で、三角形の鋭い歯をもち、川を渡る牛や羊に群れをなして襲いかかり肉を食い尽くすことがある。アマゾン川・オリノコ川などに分布。
フクロウ(ふくろう)
フクロウ目フクロウ科に属する鳥の総称。全長15〜70cm。体幅・顔面が広く、眼が大きく、脚は太く短い。すべて肉食性で、多くは夜行性。世界に約130種が知られる。耳のように見える羽角(うかく)のない種をフクロウ、羽角のある種をミミズクと呼ぶが、分類学上の区別はない。
ぶどう(ぶどう)
ブドウ科のつる性落葉木本。西アジア原産。果樹として古く中国を経て渡来。葉は掌状。巻きひげは葉と対生。雌雄異株または同株。五、六月、開花。八〜十月、球形の液果が房状になる。果皮は黒紫色・黄緑色・紅紫色など。果実は多汁で甘く生食のほか、ジュース・ジャムなどに加工、また葡萄酒を作る。
プロングホーン(ぷろんぐほーん)
鯨偶蹄目の哺乳類。1種でプロングホーン科プロングホーン属を成す。体高80〜100㎝、体重35〜65㎏。北米大陸西部に分布。枝分かれした角を持ちエダヅノレイヨウともよばれる。
ベラドンナ(べらどんな)
ナス科の多年草。ヨーロッパに分布。アルカロイドを含む有毒植物。根と葉を散瞳薬や鎮痙・鎮痛薬に利用。名前はイタリア語で「美女」の意。ちなみに"nightshade"はナス科の植物全般をさし、特にベラドンナ(belladonna, deadly nightshade)だけでなくイヌホオズキ(black nightshade)を指す可能性もある。イヌホオズキは全草を乾燥させたものが漢方薬の「龍葵」であり、解熱・利尿効果がある。
ボア(ぼあ)
有鱗目ボア科のヘビの総称。大半は中・小型のヘビだが、最大9mに達するアナコンダのような大型種も含まれる。無毒。肉食性で、獲物に体を巻きつけ、締め上げて窒息死させる。ほとんどが卵胎生。多くは南米アメリカ大陸に分布。ニシキヘビは近縁。
ホタル(ほたる)
ホタル科の甲虫の総称。体長5〜20mmほど。体は長楕円形で、甲虫としては軟弱。体色は黒・赤・黄などが組み合わさる。日本には二十数種が知られ、約10種は腹部が発光・明滅する。ゲンジボタル・ヘイケボタルは特に有名で、幼虫は清流にすみ、六月頃羽化する。古来文学によく登場し、またホタルを死者の霊魂とする伝説が多い。
マーモセット(まーもせっと)
霊長目オマキザル科に分類される(諸説ある)、複数のサルの総称。南米に分布する。樹上棲で鉤爪を持つ。切歯で木を削って樹液や樹脂などを食べるほか、昆虫も食べる雑食性。ピグミーマーモセットは、頭胴長12〜16cmの極めて小さなサルとして知られる。
マストドン(ますとどん)
長鼻目マムート科マムート属に属するゾウの総称。約1万年前に絶滅した。
マングース(まんぐーす)
食肉目ジャコウネコ科のうち、特にインド産の汎存種を指す。頭胴長45cmほどで、尾も同じくらいの長さ。毛は柔らかく、暗赤褐色の霜降り状。ヘビ・ネズミ・トカゲ・小鳥などを食う。アラビアからインド・アッサムに分布。毒蛇・鼠駆除の目的で沖縄島などに移入された。
マングースも参照。
マンタ(まんた)
トビエイ目トビエイ科オニイトマキエイ属のエイの総称。オニイトマキエイやナンヨウマンタなど。魚類の中でも特に大きく、最大で横幅8m、体重3tにも達する。尾部は鞭状。体の前方に耳のようにみえる鰭(ひれ)が一対あり、これを動かして腹面にある口に餌を運ぶ。南日本以南から中国および熱帯海域にかけて広く分布。
マンドリル(まんどりる)
霊長目オナガザル科マンドリル属に分類されるサルの一種。アフリカ大陸赤道付近の熱帯雨林に分布する。成獣、特にオスの成獣は赤い鼻、青い頬、黄色の髭から成る色鮮やかな顔を持つ。
マンバ(まんば)
有鱗目コブラ科マンバ属に分類されるヘビの総称。アフリカ大陸に分布する。毒は強い神経毒。主に樹上棲だが、ブラックマンバは地表でも活動する。ブラックマンバは最大4.5mにもなり、毒蛇の中でも特に大きい。
マンモス(まんもす)
長鼻目ゾウ科マンモス属の化石獣の総称。6種ほどが知られる。肩高4mほど。体毛は赤褐色で長く、牙は長大。更新世にヨーロッパ・アジア・北アメリカ・アフリカで栄えた。シベリアなどで凍土から発見されている。
ミサゴ(みさご)
タカ目ミサゴ科ミサゴ属の鳥。猛禽類の一種。背部は黒褐色で、腹部は白色。「魚鷹(うおたか)」の異名にもあるように魚食性で、海岸や湖沼の近くに棲息し、水面に急降下して獲物を捕らえる。極地を除く世界全土に分布し、日本でも見られる。
ミーアキャット(みーあきゃっと)
ジャコウネコ科マングース亜科の哺乳類の一種。体重0.6〜1kg。雑食性。後肢で立って周囲を見回す独特の警戒姿勢をとる。南アフリカやナミビアなどに分布。
ムカデ(むかで)
唇脚綱に分類される節足動物の総称。世界各地に分布する。多くは全長1〜10cm。体は細長く、頭部と、体節の連なった胴部から成る。1つの体節に1対の歩脚を持つ。胴部第1節には顎肢と呼ばれる毒牙があり、これを用いて獲物を狩る。漢字では「百足」などと書き、英名のcentipedeも「百の足」を意味する。
メガロドン(めがろどん)
絶滅したサメの一種。ムカシオオホホジロザメ。約2300万年前から約150万年前までの海に棲息していた。その名は「大きな歯」を意味する。全長は10m程度と推定されており、現生のサメと比較しても大きい。かつては20mにも及ぶ史上最大のサメとする説もあったが、現在では否定されている。
猛禽(もうきん)
肉食で性質の荒々しい鳥のこと。ワシ・タカ・ハヤブサフクロウなどがこれに当たる。鋭い爪と鉤型の嘴を持つなど共通の特徴を有するが、これは収斂進化の結果であり、分類学上の類縁関係が近いわけではない。
以下のカードは誤訳(英語のraptorは小型の肉食恐竜を指す言葉でもある)。
モウセンゴケ(もうせんごけ)
ナデシコ目モウセンゴケ科モウセンゴケ属に分類される多年草。食虫植物の一種。葉にある腺毛から粘液を分泌しており、虫が付着すると、腺毛と葉がそれを包むように曲がり、消化・吸収する。日本を含む北半球の高山・寒地に広く分布。毛氈苔の名は、一面に生えると赤い粘液のために毛氈(フェルト)を敷いたように見えることから。
モズ(もず)
スズメ目モズ科に分類される鳥の総称。狭義にはそのうちの1種。肉食性で、昆虫のほか小型の鳥類・爬虫類・哺乳類なども食する。多くの種が捕らえた獲物を木の枝などに突き刺す習性を持ち、「モズの速贄(はやにえ)」と呼ばれる。
モロク(もろく)
有鱗目アガマ科に分類されるトカゲの一種、モロクトカゲのこと。体長15cmほど。オーストラリアの砂漠に棲息する。全身に円錐形の棘が並ぶ。皮膚には口に繋がる細い溝が走っており、体が少しでも濡れると毛細管現象で水分を摂取できるようになっている。主食はアリ。その名は古代中東の神モロクに由来する。
ヤスデ(やすで)
倍脚綱に分類される節足動物の総称。多くは全長1〜5cm。体は細長く、頭部と、体節の連なった胴部から成る。円筒形か扁平で、ムカデに似るが、1つの体節に2対の歩脚を持つ点などで異なる。腐植質の多い湿った場所に棲む。全世界に約1万種、日本では約200種が知られる。円座虫。古名は雨彦(あまびこ)、あるいは筬虫(おさむし)。
ヤツガシラ(やつがしら)
サイチョウ目ヤツガシラ科の鳥。全長約28cm。頭には広げると扇状になる冠羽があり、くちばしは細長く下に曲がっている。アフリカ南部からヨーロッパ南部、東アジアに至る広い地域に分布し、日本にも少数が冬鳥または旅鳥として飛来する。
ヤツメウナギ(やつめうなぎ)
ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科の脊椎動物で、円口類(古い分類では無顎類)の一種。漢字では「八目鰻」と書き、一対の目と七対の鰓孔(えらあな)とがすべて目のように見えることから「ヤツメ」の名がある。体型はウナギに似るが、顎を持たない原始的な脊椎動物であり、ウナギを含むほとんどの魚とは異なるグループに属する。
ヤモリ(やもり)
有隣目ヤモリ下目に分類されるトカゲの総称。世界各地に分布する。主に夜行性で、昆虫などを食べる種が多い。一部の種は四肢に趾下薄板(しかはくばん)と呼ばれる器官を持ち、垂直なガラス面も登ることができる。漢字表記は「守宮」「家守」で、これはニホンヤモリが人家に棲み、害虫を捕食することに由来する。イモリとは名前が似ているが、こちらは爬虫類、あちらは両生類であり類縁関係は遠い。
翼竜(よくりゅう)
翼竜目に分類される中生代の爬虫類の総称。初めて空を飛んだ脊椎動物。近縁ではあるが、恐竜には含まれない。翼となった前肢はコウモリに似ているが、複数の指で飛膜を支えるコウモリと違い、一本の指と後肢の間だけに膜を張っている。代表的な種はランフォリンクス、プテラノドン、ケツァルコアトルスなど。白亜紀末、恐竜などとともに絶滅した。
ライガー(らいがー)
ライオンの雄とトラの雌の間に生まれた交雑種。すべて人工飼育下で生まれた個体である。個体差はあるが、淡い縞模様を有し、雄は少量のたてがみを持つ。疾患に罹りやすく短命に終わる場合が多いため、倫理的な問題から現在では一般には作られていない。
レイザーバック(れいざーばっく)
『背中がかみそりのように鋭く尖った』という形容詞で、主にそのような特徴を持つ野生の豚のことを指す。また、ナガスクジラの仲間で小さく尖った背びれを持ったものを指す場合もある。
レッドウッド(れっどうっど)
セコイアの別名。セコイアはスギ科セコイア属に属する唯一の植物で、世界有数の大高木。アメリカ合衆国西海岸の海岸山脈に自生する。アメリカ杉、セコイヤメスギ、イチイモドキともいわれる。厚さ30cmに及ぶ樹皮や心材の色からレッドウッドと呼ばれる。
ワタリガラス(わたりがらす)
スズメ目カラス科の鳥。最も大形のカラスで、体長70cmに及ぶ。全身黒色で、くちばしが強大。雑食性。北半球に広く分布。日本では北海道に冬鳥として少数が渡来。

[編集] 職業・人物・団体

アスカーリ(あすかーり)
東アフリカにおいて、植民地政府に雇用された現地警察官。
アスカーリ/Askariも参照。
大入道(おおにゅうどう)
大柄な僧、あるいは坊主頭の大男。転じて、日本各地に伝わる大男の妖怪を指す。
御曹子(おんぞうし)
名門の子弟。
宦官(かんがん)
皇帝に侍るため、あるいは腐刑という処罰によって去勢した男子。
間者(かんじゃ)
敵方の様子を探る者。スパイ。
儀仗兵(ぎじょうへい)
儀礼および護衛のために、元首や高官などの高位者に付けられる兵員。儀仗とは実戦用の武器を指す兵仗に対し、儀礼用の武器のことを言う。
木戸番(きどばん)
芝居・相撲・見世物小屋の木戸口の番人。
吟遊詩人(ぎんゆうしじん)
各地を旅しながら詩曲を歌う芸人。またファンタジー作品に登場する、歌や演奏によって魔法的な力を発揮する職業「bard」にもこの訳語が当てられることがある。バードも参照。
ゲリラ(げりら)
敵の後方や敵中を奇襲して混乱させる小部隊。
コンシェルジュ(こんしぇるじゅ)
サービス業の一つ。原義は「集合住宅の管理人」だが、ホテルなどの施設においては、客のあらゆる要望に応え、案内や代行を担う「総合世話係」を意味する。
サディスト(さでぃすと)
相手に肉体的・精神的苦痛を与えることで、性的満足を得る異常性欲者。
司書(ししょ)
図書館に勤務し、書籍の管理などを行う専門職員。
十字軍(じゅうじぐん)
11世紀末から13世紀にかけて、ヨーロッパのキリスト教徒が結成した聖地エルサレム奪還のための遠征軍。広義には、それに加えて中世キリスト教徒が行なった対外遠征すべてのこと。
転じて、宗教的イデオロギーを行動原理とし、宗教的一体感によって結束した軍隊および軍事行動のこと。場合によってはキリスト教以外の宗教によるものにも用いる。
重装歩兵(じゅうそうほへい)
読んで字の如く、重装備で固めた歩兵のこと。
特に古代ギリシアにおける重装歩兵はHopliteと呼ばれ、ファランクスという密集陣形を組んで戦ったことで有名。
酋長(しゅうちょう)
集団の指導者。主に未開の部族の長を指す。現在では差別的な語であるとして、使用が忌避される傾向にある。
守銭奴(しゅせんど)
金銭をためることに異常な執着をもつ人。貪欲(どんよく)でけちな人。
准将(じゅんしょう)
軍隊の階級の一。少将の下で、大佐の上。主に陸軍と空軍で用いられる呼称で、海軍で同格とされるcommodoreは代将と訳されることが多い。
助祭(じょさい)
ローマ-カトリック教会における聖職位の一。ミサの際などに司祭を補助する者。
随員(ずいいん)
地位や身分の高い人につき従う人。特に、外交使節などに随行する人。
前哨(ぜんしょう)
敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。
ソリスト(そりすと)
単独で歌唱あるいは演奏する人。独唱者・独奏者。
隊商(たいしょう)
砂漠などで隊列を組んで旅をする商人の一団。キャラバン。運搬にはラクダなどの動物が用いられる。
鷹匠(たかじょう)
訓練したタカやハヤブサを用いて狩猟を行う者。日本を含む世界各地に存在する。
チャンピオン(ちゃんぴおん)
日本語一般には「優勝者」の意で使われるが、ラテン語で「闘士」の意であり、英語でもこちら。
聴罪司祭(ちょうざいしさい)
カトリックの「ゆるしの秘跡」において、罪の告白を聴き、指導を行い、赦しを与える司祭。
寵児(ちょうじ)
特別に可愛がられている子供。転じて、世間で持て囃されている人物。
腸卜師(ちょうぼくし)
古代ローマにおいて、生け贄の動物の内臓を用いて占いを行っていた祭司。腸卜者、腸卜僧、ハルスペックスなどとも言う。
廷臣(ていしん)
朝廷に仕えている臣。
提督(ていとく)
艦隊の総司令官、もしくは海軍における将官(元帥・大将・中将など)の総称。陸軍・空軍における「将軍」に相当する。
都督(ととく)
統率し監督すること。全軍を統率する人。総大将。
人足(にんそく)
土木工事や荷運びなどの力仕事に従事する労働者。
野伏(のぶし)
山伏や放浪の民など、野外で生活する者。中世日本の、山野に隠れて落武者狩りなどを行う武装農民集団を指す言葉でもある。またrangerの日本語訳として使われることもある(レインジャーを参照)。「のぶせ」「のぶせり」とも読み、また「野武士」と書かれることもある。
幕僚(ばくりょう)
将軍・君主などの参謀。軍隊で、司令部に直属し参謀事務に関与する将校。
旗本(はたもと)
武士・侍のうち、大将直属の配下として、本陣を護衛する者。
ハッカー(はっかー)
原義は「(斧などで)叩き切る人」で、「斧1本で家具などを作る人」すなわち「手近なもので創意工夫する人」の意。
現在は主に、高度な知識とひらめきで成果を出すコンピュータ技術者のこと。特にコンピュータネットワークのセキュリティを突破して情報を盗んだり破壊工作をしたりと言った犯罪を行う者を指して使われる(が、この用途ではクラッカーという呼称を用いるべきだという意見もある)。
バナレット(ばなれっと)
中世の爵位・称号の一つ。ナイト・バナレットとも。騎士のうち、他の騎士を家臣として動員する能力・資格を持つ階級。身分は、騎士の上、男爵の下に相当。
後に成立した準男爵(バロネット)階級とは、似てはいるが別物。旗本の英訳として使われることもある。
匪賊(ひぞく)
集団で略奪・殺人・強盗などを行う賊。
ファランクス(ふぁらんくす)
古代ギリシアなど東地中海文明でよく用いられた、重装歩兵による密集方陣のこと。
転じて密集陣形全般や密集軍のことも指す。ときおり重装歩兵を指して使われることもあるが、それは誤用。
腹心(ふくしん)
深く信頼すること。また、そのような人。
懐刀(ふところがたな)
知謀に長け、重要な計画や相談にあずかる信頼の厚い部下。元は懐に入れて携帯する護身用の小刀の意。類義語に右腕、腹心など。
偏執狂(へんしゅうきょう)
一つのことに異常な執着をもち、常軌を逸した行動をする人。
末裔(まつえい)
末の血筋。子孫。
名代(みょうだい)
人の代理をつとめること。それをする人。
民兵(みんぺい)
民間人で編成された武装組織。平時はそれぞれの職業に就いている民間人が、有事の際に召集されたもの。国軍や常備軍とは分けて考えられる。予め定期的に軍事訓練を受けているものや、緊急的に作られまともな訓練を受けていないものなど、実態は国や時代によって様々。
山伏(やまぶし)
山野に起き伏しして仏道修行に励む僧。
竜騎兵(りゅうきへい)
射撃武器(主にマスケット銃)を主要武器とした騎兵。中世ヨーロッパ当時は花形兵種であり、転じて「強い男」「精鋭の兵士」などの意でも使われる。
創作ファンタジーではドラゴンに騎乗した騎兵のことを指すことがあるが、日本独自の誤用。ただし近年は海外でも(特に日本製ゲームの英訳版で)用いられることもある。
レインジャー(れいんじゃー)
レンジャー、レーンジャーとも。森林や自然公園の警備・管理を行う者(フォレストレンジャー、パークレンジャーなどという)、遊撃や偵察を行う軍隊の特殊部隊など、様々な職業を指す。
特にファンタジー作品やロールプレイングゲームでは、野外活動に長ける戦闘員を指すことが多い。指輪物語においてrangerが「野伏」と訳されたことから、日本では野伏と呼ばれることもある。

[編集] 鉱物・合金

あられ石(あられいし)
炭酸カルシウムを主成分とした鉱物。透明または半透明で、色の付いたものもある。彫刻などに使われる「雪花石膏」の代用品として使われることがある。
黄鉄(おうてつ)
鉄と硫黄の化合物。淡黄色で金属光沢がある。各種岩石・鉱床中に広く分布し、かつて硫酸の製造や製鉄の原料にした。黄鉄鉱。パイライト。
花崗岩(かこうがん)
マグマが地下深くで冷えてできた深成岩の一種。石英、正長石、斜長石、雲母などを主成分とする。結晶の粒は大きく均質。色は白色から淡灰色、淡紅色。土木・建築用石材として使われる。
岩滓(がんさい)
火山砕屑物(さいせつぶつ)の一。暗褐色で多孔質。形の不規則な破片。マグネシウム・鉄に富むマグマから生ずるものが多い。
輝石(きせき)
鉄・マグネシウム・カルシウムなどのケイ酸塩鉱物。斜方晶系と単斜晶系とがある。火成岩・変成岩を構成する主要鉱物。ただし、輝石の英語名は「Pyroxene」であること、通常赤いものは存在しないことなどを考えれば、これは文字通り、単なる「輝く石」なのかもしれない。
血石(けっせき)
緑石英または緑玉髄の中に赤色または赤褐色の酸化鉄が点々と入っているもの。飾り石として用いられる。
玄武岩(げんぶがん)
火成岩の一種。火山岩(マグマが急速に冷えて固まってできた火成岩)のうち、二酸化ケイ素の重量比が45〜52%のもの。輝石やカンラン石などの有色鉱物を多く含む苦鉄質岩で、黒っぽい色のものが多い。
黒曜石(こくようせき)
ガラス質の火山岩。黒色または暗灰色、時に赤褐色。割れ目は貝殻状を示す。流紋岩質や安山岩質のマグマが冷えて固まったもの。先史時代には石器に使用された。近年は焼いて粉末にし、断熱材に利用する。
琥珀(こはく)
樹脂が地中で長い年月をかけて化石になったもの。黄褐色ないし黄色のものが多く、透明ないし半透明。虫や植物を内容するものもある。飾り石として用いられる。
コバルト(こばると)
鉄族に属する遷移元素の一。元素記号Co。原子番号27。原子量58.93。灰白色の金属。展性・延性があり強磁性を示す。高速度鋼などの合金製造のほか、ガラス・陶磁器などの顔料に利用される。
ざくろ石(ざくろいし)
珪酸塩鉱物の一種。ガーネット。濃い赤のものが有名だが、無色、黄、褐、緑、黒など様々な色がある。一月の誕生石。
サファイア(さふぁいあ)
コランダム(鋼玉)の一種。宝石としての価値があるコランダムのうち、赤いものをルビー、赤以外のものをサファイアと呼ぶ。特に青色のものが有名で、主成分は酸化アルミニウムだが、微量に含まれる鉄やチタンによって青色を呈する。九月の誕生石。人工的にも合成される。
縞瑪瑙(しまめのう)
オパールや石英からなる玉髄のうち並行する縞模様を持つもの。中でも漆黒のブラックオニキスが有名。
松脂(しょうし)
天然樹脂の一。松などの針葉樹から分泌される粘りけのある液体。独特の芳香がある。固化すると黄褐色のもろいガラス状となる。
真鍮(しんちゅう)
銅と亜鉛との合金。黄色。加工しやすく錆びないので工業材料などとして広く用いられる。五円硬貨の材料でもある。
水銀(すいぎん)
亜鉛族元素の一。元素記号Hg。原子番号80。原子量200.6。主鉱物は辰砂(しんしゃ)。常温で液体である唯一の金属。有毒。金・銀・スズなど多くの金属とアマルガムをつくる。鉄はアマルガムをつくらないため水銀の貯蔵容器に用いる。比重13.546(摂氏20度)。融点は摂氏マイナス38.842度。朱・アマルガムの製造、温度計・圧力計・水銀灯・理化学実験用などに用いられる。
青銅(せいどう)
銅を主成分としてスズを含む合金。ブロンズ。色は添加するスズの量によって様々だが、年月を経て錆びるとくすんだ青緑色(青銅色)になる。鉄の普及以前に最も広く利用されていた金属で、青銅器時代と呼ばれる一時代を築いた。日本でも銅鐸などが出土する。十円硬貨の原料であり、オリンピックの銅メダルも主にこれで作られる。
雪花石(せっかせき)
雪花石膏のこと。厳密にはalabasterは石膏と方解石それぞれの変種である。
転じて、"alabaster skin" (白く滑らかな肌)という表現が存在する。
タール(たーる)
有機物を熱分解して得る粘性のある褐色または黒色の油状液体。主成分は芳香族系の炭化水素とその誘導体。
大理石(だいりせき)
石灰岩の一種で、石灰岩がマグマの熱の作用で再結晶したもの。変成岩に分類される。岩石学上の正式名は「結晶質石灰岩」であり、大理石は主に石材としての呼び名である。建築・彫刻・装飾などに用いられる。
白金(はっきん)
白金族に属する遷移元素の一。プラチナ。元素記号Pt。原子番号78。原子量195.1。比重21.4(摂氏20度)。銀白色の固体金属。化学的に安定で王水以外の酸に不溶。酸素・水素を吸収して活性化するので酸化還元触媒として用いられる。また抵抗温度計・坩堝(るつぼ)・電気炉・電極・装飾用貴金属として用いられる。
玻璃(はり)
水晶または透明なガラスの古い言い方。仏教用語では七宝の一つとされる。
翡翠(ひすい)
珪酸塩鉱物の一種。深緑のものが有名だが、白、桃、薄紫、青など様々な色がある。また、化学成分により硬玉と軟玉に分かれ、狭義ではそのうち硬玉の方のみを指す。なお、鳥のカワセミの別名でもある。
ピューター(ぴゅーたー)
スズに鉛を少し混ぜた合金。スズの細工物の接合剤、銅容器のさび止めなどに用いた。
ブリキ(ぶりき)
スズをめっきした薄い鉄板。建材や缶詰の材料とする。
ヘマタイト(へまたいと)
鉄の酸化物からなる鉱物。六方晶系。結晶したものでは青鉄黒色、塊状のものでは赤ないし暗赤色を示す。堆積岩・変成岩・熱水鉱床中などに産し、鉄の重要な鉱石鉱物。
斑岩(まだらいわ)
完晶質で細粒の石基中に多くの斑晶を含む斑状の火成岩。石英斑岩・花崗(かこう)斑岩など。本来の読みは「はんがん」。
マラカイト(まらかいと)
別名・孔雀石。塩基性炭酸銅からなる鉱物。単斜晶系に属し、孔雀の羽のような緑色の絹糸状の光沢がある。銅鉱床の酸化帯に産し、飾り石となる。日本では、岩緑青と称し、顔料として古くから用いられた。
ルビー(るびー)
コランダム(鋼玉)の一種。宝石としての価値があるコランダムのうち、赤いものをルビー、赤以外のものをサファイアと呼ぶ。主成分は酸化アルミニウムだが、微量に含まれるクロムによって赤色を呈する。七月の誕生石。ミャンマーのマンダレー地方産が有名。
瀝青(れきせい)
歴青とも。別名・ビチューメン、またはチャン。アスファルト・タール・ピッチなど炭化水素の化合物または混合物の一般的総称。黒色で弾性・粘性・耐水性に優れ、二硫化水素に溶ける。瀝青を主成分とする瀝青材料は、道路舗装用材料・防水剤・防腐剤・接着剤などに用いられる。

[編集] 加工品

アウトリガー(あうとりがー)
カヌーなどで、舷側(げんそく)から張り出した腕木。先端に浮き木を付ける。
青写真(あおじゃしん)
鉄塩類の感光性を利用した複写印画。転じて、完成の予想図、未来の構想。
カタパルト
大岩などを投出する兵器。攻城戦などに用いられる。
カットラス(かっとらす)
湾曲した刃が特徴の刀剣。カトラス、舶刀(はくとう)とも。刀身が短く小回りが利くため、船のような狭い場所での戦闘に向く。大航海時代、船乗りや海賊に重用された。
鉄梃(かなてこ)
鉄製のてこ。バール。先が曲がった棒状の道具で、釘抜きなどの用途で使われる。
カメオ(かめお)
瑪瑙や貝殻などを素材とした浮き彫り。ブローチなどとする。
ガリオン船(がりおんせん)
15〜17世紀頃のスペインの大帆船。ガレオン船。
カルフ(かるふ)
ヴァイキング船の一種。カーヴ。小型のロングシップで、戦と、人や貨物の輸送の両方に使われた。底が浅く、沿岸部の浅い海を航行することができた。
九輪(きゅうりん)
寺院の塔の頂上を飾る相輪の部分の名。露盤上の請花(うけばな)と水煙との間にある九つの金属製の輪。青銅製・鉄製・石製などがある。
玉璽(ぎょくじ)
天子の印。
切子(きりこ)
ガラスの表面を切削する加工。およびその加工品。
傀儡、くぐつ(くぐつ)
操り人形、木偶。転じて、他者の思いのままに利用されている人物や組織。
鎖鎌(くさりがま)
鎌に2、3mの長さの鉄の鎖をつけ、その端に鉄分銅をつけた武器。分銅で敵を打ち倒し、鎌でとどめを刺す。
苦無(くない)
両刃に柄の付いた道具。柄尻は輪になっており、紐を通すことができる。かつてナイフやスコップのように使われたが、フィクションにおいては専ら忍者の武器とされ、手裏剣のように投擲されることが多い。
軛(くびき)
車や犂(すき)に繋ぐため、牛や馬などの首にはめる木製の器具。転じて、自由を束縛するもののこと。衡、頸木とも書く。
クラリオン(くらりおん)
金管楽器の一種。中世に登場した、高音域の巻管のラッパ。
コイル(こいる)
線を円形または円筒形に巻いたもの。
篭手(こて)
手や腕を保護するための防具。革や金属などで作られる。籠手、小手、甲手とも表記する。
英語のgauntletは西洋の甲冑の一部で、手と前腕を覆う防具を指す。bracerは前腕を覆う防具で、本来は自分の弓の弦から腕を保護するためのものを指す言葉だが、ロールプレイングゲームなどでは敵の攻撃に対する防具として扱われることも多い。gloveは手袋や野球のグローブなど、手と手首を覆うもののこと。
Gauntlet
Bracer
Glove
御幣(ごへい)
裂いた麻や畳んだ紙を細長い木にはさんだ祭具。おはらいをするのに用いる。
コペシュ(こぺしゅ)
古代エジプトで使われていた50〜60cm程度の長さの鎌形の剣。ケペシュともいう。その形状から盾を引っ掛けて剥がし、切りつけることができた。
ファラオが使っていた描写があり、王の墓から見つかっている。儀礼用として刃の研がれていないものも多く存在した。
独楽(こま)
玩具の一。円板または円錐形の胴を心棒や軸を中心に回転させて遊ぶもの。心棒をひねったり、軸に紐を巻きつけて引き、回転を与える。
細工箱(さいくばこ)
特定の操作を行わないと開かない箱。盗難防止等の目的で使用される。
輜重(しちょう)
前線に輸送・補給する食糧・被服・武器・弾薬などの軍需品の総称。
十手(じって)
捕り物道具の一。鉄・真鍮・木などの棒の手元に鈎(かぎ)などをつけ、柄の末端に緒をつけたもの。長さ30cmから1mほどのものまである。相手の攻撃を防ぎ、また打ったり突いたりして攻める。
手甲(しゅこう)
手の甲を覆うもの。武具は多く革製、旅行・労働用には多く紺の木綿が用いられた。本来の読みは「てっこう」
手裏剣(しゅりけん)
相手に投げつける鉄製の小武器。一方または両方をとがらせた小棒と、十字形・卍形(まんじがた)などの鉄板に刃をつけた車剣(くるまけん)とがある。
鍬(すき)
幅の広い刃に柄をつけた櫂(かい)状の農具。手と足で土を掘り起こすのに用いる。
スクーナー(すくーなー)
帆船の一種。マストの数が2本以上で、それらすべてに縦帆(船の向きに平行な帆)が張られているものがこれに分類される。16〜17世紀のオランダで初めて用いられ、その後北米で広く使われた。
スリング(すりんぐ)
投石のための道具。紐の端の輪に石を入れて振り回し、遠心力を利用して石を飛ばす。
セメント(せめんと)
広義には様々な接合剤の総称だが、狭義には水と反応して硬化する粉末状の物質を指す。最も一般的なセメントはポルトランドセメントで、石灰石や粘土などを焼成して得られたものに石膏を添加して作られる。セメントに水と砂(細骨材)を混ぜることでモルタルとなり、水と砂と砂利(粗骨材)を混ぜることでコンクリートとなる。
戦車(せんしゃ)
1. 旋回砲塔と装甲と無限軌道を備えた近現代の戦闘車両(英:tank)。
2. 古代の戦闘用馬車(英:chariot)。チャリオットとも。古代の戦争における主力兵器であったが、後に騎兵に取って代わられた。マジックでは基本的にこちらの意味で使われる。
タービン(たーびん)
流体のエネルギーを回転運動に変換して、動力を得る機械。
大小(だいしょう)
大刀と小刀(脇差(わきざし))。
蝶番(ちょうつがい)
開き戸・開き蓋(ぶた)などを支え、自由に開閉できるように取りつける金具。
鎚鉾(つちほこ)
重量のある頭部(柄頭)と柄から成る殴打用の武器で、合成棍棒の一種。鎚矛、戦棍(せんこん)、メイスとも。
鶴嘴(つるはし)
両端あるいは片端を尖らせた金属製の頭部に、柄を直角に連結した工具。主に、硬い土や岩やアスファルトを掘り起こしたり砕いたりするために用いる。ツルのくちばしに似ていることから鶴嘴の名がある。
擲弾(てきだん)
手で投げたり、小銃で発射したりする近接戦闘用の小型爆弾。擲弾兵を意味する「grenadier」は勇猛な兵士とされ、転じて「精鋭兵」「近衛兵」等の意味でも用いられる。
投網(とあみ)
漁網の一種。魚のいる水域に投げ広げ、被せて引き上げることで魚を獲る。円錐形の袋状になっており、裾の部分に多数のおもりが付いている。
灯籠(とうろう)
1. 日本古来の照明器具。灯火が風などで消えないよう囲いをしたもので、通常、神仏に灯火を献ずるために用いられるものを指す。特に寺社の屋外に設置される石灯籠や金属灯籠を指すことが多いが、紙などでできた移動可能なものもあり、祭礼に用いられる。燈籠、燈篭、灯篭とも表記する。
2. ランタン(Lantern)の訳語。
遠眼鏡(とおめがね)
望遠鏡の古い言い方。
弩弓(どきゅう)
古代中国で用いた武器の一。引き金を操作して矢や小石などを発射する機構の手持ち弓のこと。弓よりも少ない訓練で同等以上の威力・命中精度を得られる利点があるが、装填に時間がかかるという弱点があった。数人で扱うような大型のものもあった。
西洋の類似した武器をクロスボウという。日本ではしばしば「ボウガン」とも言うが、商品名である。より大型のものをアーバレスト、さらに大型のものをバリスタと言う。
帷(とばり)
室内に垂れ下げて隔てとする布。または、そのようなものの喩え。
薙刀(なぎなた)
幅広で反りの強い刀身に、長い柄をつけた武器。平安時代から主に歩卒や僧兵が用い、南北朝時代以後は上級武士も使用したが、槍の発達で戦国時代以後は戦いの主要武器ではなくなった。江戸時代には婦人も用いた。
鉈(なた)
刃物の一種。形状や用途は様々だが、概ね刀身は厚く、林業やアウトドアなどで、薪割り、枝打ち、木の皮剥きなどの目的で使われる。また、映画『13日の金曜日』の影響により、ホラー作品において凶器として描かれることもある。
根付(ねつけ)
印籠(いんろう)・タバコ入れ・巾着(きんちやく)などの、ひもの先端に付ける小さな細工物。帯にはさんで下げた際のすべりどめを兼ねた一種の装飾品。
野太刀(のだち)
平安時代、衛府(えふ)の官人や公家が用いた兵仗の太刀。野剣。野外出行にも用いるところからいう。
バギー(ばぎー)
砂地などの悪路の走行に適した軽量の自動車。タイヤが太い。
バリスタ(ばりすた)
据え置き型の巨大なクロスボウ(弩砲)。主に数人で扱う。てこによって弦を引き、丸く整形した石や専用の大型の矢、火矢などを撃ち出す。
バルディッシュ(ばるでぃっしゅ)
長柄の先端に三日月状の斧頭を取り付けたポールウェポンの一種である戦斧。
火打ち石(ひうちいし)
発火具として用いられる硬質の石。火打ち金(ひうちがね)と呼ばれる鋼鉄片に火打ち石を打ち付けて火花を出し、火口(ほくち)に点火する。
英語のflintは本来燧石(フリント)という岩石の一種を指す言葉だが、燧石が西ヨーロッパで火打ち石として利用されていたことから、火打ち石の意味で使われることもある。
浮嚢(ふのう)
うきぶくろ。空気の入った袋状の水泳具。または、魚の体内にある器官。
フリゲート艦(ふりげーとかん)
18世紀から19世紀半ば頃まで用いられた大型木造帆船ならびに蒸気帆船で、近代海軍の巡洋艦的役割をもったもの。
フレイル(ふれいる)
柄の先に鎖などで打撃部を接合した打撃武器。打撃部が棒状のものをフレイル、球状のものをモーニングスターと呼び区別する場合もある。脱穀用の農具、唐棹が起源とされる。連接棍、連接棍棒。
ペナント(ぺなんと)
旗の一種。二等辺三角形のものが多いが、長方形などの場合もあり、いずれも細長い形状をしている。日本では、高度経済成長期に観光名所などをあしらった土産品として流行したが、現在では廃れている。野球などにおける「ペナントレース」は、優勝旗がペナントであることに由来する。
紡績(ぼうせき)
短い繊維を平行に並べ、引き伸ばしてよりをかけ、一本の糸にすること。またはその加工品の糸。
ボーラ(ぼーら)
両端に石や鉄の玉のついた投げなわ。
ボット(ぼっと)
ロボット(自律的に作業を行う機械)の略称。転じて、オンラインゲームにおけるAIプレイヤーなど、自動化プログラムの一種を指す。
マクアフィトル(まくあふぃとる)
木の板に黒曜石の刃を挟んで作られた剣。主に中米で用いられていた。
マスケット銃(ますけっとじゅう)
旧型小銃。銃身に螺旋の溝がないため、射程距離が短い。
マチェーテ(まちぇーて)
中南米で使用される山刀のスペイン語による呼称。主に草を広く薙ぎ払う役割に特化されており、映画などでもジャングルを切り開くために使われるシーンがよく描かれる。他に農園で収穫のために使ったり、やはりジャングルでの戦闘を想定されている兵士が、行く手を阻む茂みの伐採と武器を兼ねて支給されるケースなども存在する。マチェット、マシェット、マシェティなどとも。
モーニングスター(もーにんぐすたー)
打撃用の武器の一種。鎚鉾(メイス)の一種で、球に複数の棘を付けた星型の柄頭が特徴。名前の由来は「明けの明星(明け方に見える金星のこと)」。棘付き球と柄を鎖で繋いだフレイルの一種をこの名で呼ぶ場合もある。
ランタン(らんたん)
ランプ(照明器具)の一種で、屋外で用いる手提げ式のものを指すことが多い。
リムジン(りむじん)
運転席と後部座席との間に仕切りを有する、大型の高級乗用車。
糧秣(りょうまつ)
兵員の食糧と軍馬のまぐさ。
るつぼ(るつぼ)
化学実験などで、物質を溶融し、または焙焼する場合に用いる耐熱性容器。石英製・陶磁製・金属製などがある。このことから種々のものが混ざっている状態のたとえを表す。
霊柩車(れいきゅうしゃ)
遺体を運ぶための車両。日本では、遺体を葬儀場から火葬場へ送るための車を指す。
レイピア(れいぴあ)
刀剣の一種。刺突用の片手剣で、刀身は細身、先端は鋭く尖っている。16〜17世紀頃のヨーロッパで、護身用あるいは決闘用に使われた。
六分儀(ろくぶんぎ)
60度(円周の六分の一)の円弧と小望遠鏡・二個の平面鏡からなり、天体の高度を測るのに使う器械。船の位置を測定するのに用いる。六分儀の誕生した16世紀まで、航海ではアストロラーベ(Astrolabe)が主に用いられていた。
ロッド(ろっど)
杖や釣り竿などの棒状の道具。マジック等のファンタジーでは基本的に魔法の杖の意味で使われる。
ロティサリー(ろてぃさりー)
肉を串に刺して回転させながら焼く調理器具。この調理法自体をロティサリーと呼ぶ場合もある。
ワンド(わんど)
魔法の杖。魔法使いなどが振るう棒状の道具。一般にロッドと比較して小型のものを指す。

[編集] 地形・人工設備

東屋(あずまや)
眺望や休憩のために設けられた簡素な建屋。屋根と柱だけで構成され、壁面をほとんど持たないものが多い。四阿(あずまや、しあ)、亭(ちん)とも。
ただし、下記2枚のカードにはいずれも東屋が描かれていないため、原義である「(休憩できる)木陰」の意で捉えたほうがわかりやすい。
暗渠(あんきょ)
覆いをしたり地下に設けたりして、外から見えないようになっている水路。
オベリスク(おべりすく)
古代エジプトの太陽の神を象徴する石柱。上方に向かって細くなり、先端がピラミッド形の巨大な一個の石の四角柱。各面に象形文字の碑文や図像が刻まれている。寺院・宮殿の入り口の両脇に建てられた。またそれに似せた記念碑。
かさぶた地区(かさぶたちく)
地がやせ、植物のほとんど育たない凸凹した火山溶岩地。スカブランド(かさぶたの土地)。
カルー(かるー)
アフリカ南部、ナミビアから南アフリカにかけて広がる半砂漠地帯。
カルデラ(かるでら)
火口周辺の崩壊・陥没によってできた大規模な円形または馬蹄形の窪地。直径2km以上で、数十kmに及ぶものがある。
間欠泉(かんけつせん)
定期的に熱湯や水蒸気を噴出する温泉。
岩礁(がんしょう)
水面下に隠れている岩。または、わずかに水面上に出ている岩。
橋頭堡(きょうとうほ)
狭義では、渡河作戦において、補給の要となる橋を守るために対岸に築かれる拠点のこと。広義では、上陸作戦において海岸に築かれる海岸堡など、敵地内の部隊を防衛し、その後の攻撃の足場とするための前進拠点を指す。
拱門(きょうもん)
アーチ形に造られた門。
岐路(きろ)
分かれ道。転じて、将来が決まるような重大な場面。「人生の岐路に立つ」などの形で使われる。
玄室(げんしつ)
横穴式石室の古墳において、死者を安置する墓室。
工廠(こうしょう)
軍直属の軍需工場。
サイロ(さいろ)
青刈り作物や生の牧草を詰めサイレージを作るための、石・れんが・コンクリートなどで作った貯蔵庫。
砂州(さす)
海岸や湖岸にできた砂堤。砂嘴(さし)のさらに発達したもの。潮流・風や河川の運んだ土砂がたまってできる。
サバンナ(さばんな)
熱帯・亜熱帯地方にみられる乾性の草原。明瞭な乾季と雨季がある。年降雨量200〜1000mmで、丈の高いイネ科植物が密生し、低木が点在する。アフリカのスーダン地方・南アメリカのリャノスやカンポなどがこれに属する。サバナ。
三角州(さんかくす)
河川の運搬する土砂が河口付近に堆積して形成され、上流に頂点をもつ三角形の低く平らな地形。
酸性土(さんせいど)
酸性を示す土壌。酸を遊離する腐植物質が集積したり、アルカリが流失・欠乏したりしてでき、湿潤な気候のもとで生じやすい。
銃眼(じゅうがん)
敵の様子をうかがったり銃で射撃したりするため、防壁などに作った小さな穴。
壌土(じょうど)
粘土が30パーセントほど混じった土壌。水分や養分の吸収・通気性にすぐれており、作物栽培に適する。
震央(しんおう)
震源の真上の地図上の位置。緯度・経度で示される。
ステップ(すてっぷ)
内陸部の半乾燥地帯に分布する、丈の短い草だけが生えた草原。砂漠よりは湿潤だが、森林やサバンナよりは乾燥した地域に成立する。
堰(せき)
取水のため、また流量や水位を調節するため、川の途中や湖・池の出口などに流れを遮って作った構造物。
僧院(そういん)
僧が住む建物。
堆石堤(たいせきてい)
氷河が運搬して堆積した岩塊や土砂からなる堤防状の地形。
ツンドラ(つんどら)
タイガの北に位置し、夏の間だけ永久凍土層の表面が融解して、わずかに蘚苔類・地衣類などが生育する荒原。ロシア連邦の北極海沿岸地方・カナダ北部・アラスカ地方にわたる。
島嶼(とうしょ)
島。島々。「嶼」は「島」よりも小さいしまを意味する。
ピラミッド(ぴらみっど)
エジプトなどにある四角錐状の巨石建造物の総称。金字塔と訳されることもある。
転じて、角錐そのものや似た形状のものを指す言葉としても使われる。
フィヨルド(ふぃよるど)
氷河による浸食で形成された湾や入り江。峡湾、峡江とも。氷河に浸食されたU字谷が、海面上昇により沈水することで生まれる。湾の入口から奥まで湾の幅があまり変わらず、細長い形状となる。寒帯で見られ、特にノルウェーのものが有名。
ベースキャンプ(べーすきゃんぷ)
登山や探検をする際の基地として、必要物資を蓄えておく野営地、あるいは施設。
濠(ほり)
敵などの侵入を防ぐために掘られた溝。水をたたえたりすることもある。
幕屋(まくや)
幕を張りめぐらした小屋。聖書に登場する移動式の神殿。
モルグ(もるぐ)
遺体安置所。mortuaryとも呼ばれる。→霊安室/Mortuary
矢来(やらい)
竹や丸太を粗く組んで作った臨時の囲い。
淀み・澱み(よどみ)
河川の中で、水の流れが緩やかな場所。英語の「bayou」は「ゆっくり流れる小川」であり若干意味が違う。
ラグーン(らぐーん)
外海から隔てられた水深の浅い水域。湾が砂州によって隔てられ湖沼化したものと、海の一部がサンゴ礁によって隔てられたものの両方を含む。前者は潟(かた)、潟湖(せきこ)、後者は礁湖(しょうこ)、リーフラグーンとも呼ばれる。
稜堡(りょうほ)
要塞や城壁における、外側に突き出した三角形の部分。要塞全体は星形となり、星形要塞、稜堡式城郭などと呼ばれる。15世紀半ばのイタリアにて、火砲による攻撃の死角をなくすため、従来の円形の要塞に代わって造られるようになった。日本では五稜郭が有名。
塁壁(るいへき)
とりでの壁。城壁。
霊廟(れいびょう)
先祖など、人の霊をまつってある建物。

[編集] 気象・自然現象

オーロラ(おーろら)
地球やその他の天体の、北極・南極近辺で見られる大気の発光現象。極光。色は青、緑、赤など様々で、形はよくカーテンにたとえられる。太陽風のプラズマがその天体の磁力線に沿って高速で降下し、大気粒子を励起することによって起きると考えられているが、詳細については未だ謎が多い。
海嘯(かいしょう)
満潮時、水が壁のようになって海から川の上流に逆流する現象。アマゾン川などで発生する。
黄塵(こうじん)
黄色の土けむり。
サイムーン(さいむーん)
シムーム/シムーン。(アラビア・アフリカの)春から夏にかけて吹く、砂まじりの熱風。simoomとも書く。
曙光(しょこう)
夜明けに東の空から差す太陽の光。転じて、暗い状況の中に見えた希望の兆しを表すこともある。
シロッコ(しろっこ)
サハラ砂漠に発し、アフリカ北岸から地中海周辺に吹く熱風。
砂嵐(すなあらし)
風により舞い上がった砂。及びそれを含む強風。
蒼穹(そうきゅう)
青空。大空。
タンブルウィード
枯れ草が風の影響で転がって球状になったもの。アメリカの乾燥地帯で多く見られる。
津波(つなみ)
海底地震の際の地殻変動によって広範囲に海底が急激に上下運動し、それに応じて起こる周期の長い水波。
冬月(とうげつ)
冬の夜の月。
波濤(はとう)
大きな波。
ハリケーン(はりけーん)
大西洋西部・カリブ海・メキシコ湾や、北太平洋東部に発生する強い熱帯低気圧。

[編集] 架空物

アトランティス(あとらんてぃす)
プラトンの「クリティアス」などに描かれる伝説上の王国。ジブラルタル海峡の西方の大西洋にあって、強勢を誇ったが、地震のために一夜で海中に没したとされる。
アラジン(あらじん)
「千夜一夜物語」中の一編「アラジンと不思議なランプ」の主人公。中国生まれの貧しい少年で、魔法のランプの中に住む大男の力を得て幸福になる。
アリ・ババ(あり・ばば)
「千夜一夜物語」中の一編「アリババと四十人の盗賊」の主人公。盗賊の洞窟(どうくつ)から宝を奪い、仕返しにきた盗賊を全滅させる。
イエティ(いえてぃ)
ヒマラヤに棲んでいるといわれている雪男。
イエティも参照。
河童(かっぱ)
水界にすむと考えられている動物。くちばしがとがり、甲羅や鱗があり、頭の頂に水をたたえた皿がある。人間に相撲を挑んだとか、人馬を水中に引き入れたとか、田植えを手伝ってくれたとか、人間界との交渉を説く話が多い。水神もしくはそのお使いの零落したものかといわれている。
キマイラ(きまいら)
「キメラ」とも呼ばれるギリシャ神話上の生物。テュポーンとエキドナの子とされ、ケルベロスやスフィンクスとは兄弟となる。その姿は、竜・牡山羊・獅子の三つの頭を持ち、尻尾は蛇というものが一般的。
キマイラも参照。
クラーケン(くらーけん)
北欧神話の巨大な海の怪物。
クラーケンも参照。
コアトル(こあとる)
「コアトル」とは古代ナワトル語で「蛇」を意味する。アステカ神話の神「ケツァルコアトル」は「羽毛ある(ケツァル)蛇(コアトル)」の意味である。マジックのコアトルは蛇の姿をとっており、中には翼の生えたものもいる。
業火(ごうか)
罪人を焼く地獄の火。
木霊(こだま)
木に宿っている霊。
御霊(ごりょう)
怨みを残して死んだ人の霊や疫神など、人々に災厄をもたらす怨霊(おんりょう)。
ゴルゴン(ごるごん)
ギリシャ神話に登場する、ステンノ・エウリュアレ・メドゥーサの三人姉妹の怪物。特にメドゥーサを指す。頭髪は無数の蛇、歯はイノシシの牙。黄金の翼をもち、目は人を石に化す力をもつという。メドゥーサのみ可死で他の二人は不死であった。
ゴルゴンも参照。
獅子(しし)
古来、百獣の王とされ、権威・王権などの象徴ともされた獣。仏教では文殊(もんじゆ)菩薩の乗物とする。
熾天使(してんし)
天使の階級の一。偽ディオニシウスが定めた九位階においては最高位とされる。
シンドバッド(しんどばっど)
千夜一夜物語に登場する冒険好きな船乗りの名。
スフィンクス(すふぃんくす)
エジプト・アッシリアなどにおける神殿・王宮・墳墓などを守護する人頭獅子(しし)身の巨大な石像。ギリシャ神話では女性化され、翼をもつ姿に変化。テーベの岩山に現れて「朝は四脚、昼は二脚、夜は三脚で歩く動物は何か」という謎をかけ、答えられない通行者を殺していた。オイディプスが「それは人間である」と答えると、海中に身を投じて死んだという。
スフィンクスも参照。
セイレーン(せいれーん)
ギリシャ神話に登場する海の怪物。二人あるいは三人。乙女の顔、鳥の姿をし、美しい声で近くを通る船乗りをひき寄せ、殺したという。のちに、音楽との関連が強調され、女神ムーサの娘ともされた。
セイレーンも参照。
チュパカブラ(ちゅぱかぶら)
主に南米で目撃される未確認動物(UMA)。家畜の血を吸うとされ、その名前はスペイン語で「ヤギの血を吸う者」を意味する。背中にトゲの生えた二足歩行の宇宙人のような姿とも、四足歩行の犬のような姿とも言われる。
ドッペルゲンガー(どっぺるげんがー)
自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種。自己像幻視。転じて、オカルトやファンタジーでは「自分と同じ姿をした不可思議な存在」を指す。
ドレカヴァク(どれかヴぁく)
スラヴ神話に出てくる怪物。洗礼を受けていない子供の魂が夜に叫ぶ。
ネフィリム(ねふぃりむ)
旧約聖書の「創世記」に登場する、神族と人類の間に生まれた巨人族。
ネフィリムも参照。
バンシー(ばんしー)
スコットランド・アイルランドに現れるといわれる家族の死を予告する妖精。
伏魔殿(ふくまでん)
見た目は壮麗であるが内部には魔物が潜む殿堂。
伏竜(ふくりゅう)
水中深く隠れていて、昇天の機をうかがっている竜。転じて、世間に知られていない俊傑・大人物。
ビヒモス(びひもす)
ベヒモス/ベヒーモス。旧約聖書のヨブ記などに記された水陸両用の巨大な動物。
鳳雛(ほうすう)
鳳凰の雛(ひな)の意、転じて将来大人物となることが期待される優秀な少年。
ホムンクルス(ほむんくるす)
精子中にいると考えられていた超小人。
ホムンクルスも参照。
明神(みょうじん)
神を尊んでいう語。特に霊験あらたかな神をいうこともある。
明神も参照。
メドゥーサ(めどぅーさ)
ギリシャ神話中の怪物ゴルゴン三姉妹の一人。三人のうち彼女だけが不死ではなかった。頭髪は蛇で、黄金の翼をもち、見るものを石に化す。ペルセウスに首を切られたとき、有翼の天馬ペガサスを生じた。
ユートピア(ゆーとぴあ)
理想郷。理想の国。空想上の理想的社会。語源は「どこにもない場所」。
雪女(ゆきおんな)
雪国の伝説で、白い着物を着て女の姿で現れるという雪の精。
黄泉(よみ)
死後、霊魂が行くとされる所。死者の国。
雷獣(らいじゅう)
落雷と共に現れるとされる、日本の妖怪。その姿については地方により異なる伝承があるが、いずれも何らかの獣に似ている。
リバイアサン(りばいあさん)
旧約聖書のヨブ記などにしるされた水にすむ巨大な幻獣。悪の象徴とされる。
リバイアサンも参照。
ルサルカ(るさるか)
ロシアの民話に登場する、一種の精霊。ルサールカと書かれることも多い。溺死した少女は死後にルサルカと化し、美しい男性の旅人を水中に引き込むとされた。
ワイト(わいと)
不死の怪物の一種。wightは本来「人間」を意味する言葉だが、『指輪物語』の塚人(Barrow-wight)をきっかけに、ダンジョンズ&ドラゴンズなどのファンタジー作品でアンデッド系モンスターの名称として用いられるようになった。

[編集] 総合科学

硫黄(いおう)
元素の一。元素記号S。原子番号16。原子量32.1。多くの同素体を持つが、天然には通常、淡黄色の結晶として産出する。黒色火薬の原料であり、合成繊維、医薬品など様々な用途に用いられる。歴史的には日本でも採掘が行われていたが、現在の日本で流通している硫黄は全量が石油精製における脱硫の副産物である(石油に含まれる硫黄分は大気汚染の原因となるため取り除く必要がある)。火口や温泉などで俗に「硫黄の匂い」と言われるものは、正確には硫化水素の腐卵臭や二酸化硫黄の刺激臭であり、単体の硫黄自体は無臭である。英名はsulfurだが、古語でbrimstoneとも言う。
イオン(いおん)
電子を外部に放出する、あるいは外部から受け取ることにより、電荷を帯びた原子または原子団のこと。プラスに帯電したものを陽イオン、マイナスに帯電したものを陰イオンと呼ぶ。
陰極(いんきょく)
回路の外部へ電流が流れ出す(外部から電子が流れ込む)側の電極のこと。カソードとも。対義語は陽極(アノード)。
ウイルス(ういるす)
1. 核酸とそれを包むタンパク質から成る微小な構造体。生物に含めるかどうかについては議論があり、一般的な生物と違って細胞を持たず、単独では自己複製することができないが、遺伝子を持ち、他の生物の細胞に寄生することで自己複製を行う。この寄生(感染)により、一部のものはヒトを含む生物の疾病を引き起こす病原体となる。インフルエンザウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、SARSコロナウイルス2(新型コロナウイルス)などが知られている。
2. コンピュータウイルスの略称。マルウェア(悪意のあるソフトウェアや悪質なコード)の一種。独立して実行可能なプログラムではないが、他のプログラムに「感染」し、そのプログラムが実行されたときに自己のコピーを作らせて増殖する。
瘡蓋(かさぶた)
できもの・傷口が、治るにしたがいできる皮膜。
血清(けっせい)
血液が凝固したときにできる、透明な淡黄色の上澄み液。
なお、ミラディン/Mirrodin関連のカードに用いられている「血清」は背景世界上独自の意味を持つ用語なので注意。詳細はちらつき蛾を参照。
晶洞(しょうどう)
岩石の内部に形成された空洞。内壁にはしばしば自形の鉱物結晶が群生する。
触媒(しょくばい)
特定の化学反応の反応速度を向上させる物質で、自身はその反応の前後で変化しないもの。化学工業などの分野で様々な種類の触媒が使われているほか、人間の体内でも酵素と呼ばれる物質が触媒の役割を果たしている。
電解(でんかい)
電解質の溶液または溶融体に直流電流を通じ、陽イオン・陰イオンをそれぞれ陰極・陽極上で放電させ、電極上またはその近傍に反応生成物を得ること。水や食塩水の電解、電気めっき・電解研磨・電気化学分析などに広く応用される。
統一理論(とういつりろん)
広義には、重力、電磁気力、強い力、弱い力を最終的に1つに統一し、物質世界を記述するただ1つの理論になるであろうとされる理論。狭義には、電磁気力と弱い力を統一したワインバーグ・サラム理論。
脳髄(のうずい)
中枢神経系の主要な部分を占め、多数の神経細胞が集合し、全身の神経を支配している部分。脊椎動物では発生学的には脊髄の前方が発達して、大脳・間脳・小脳・中脳・橋・延髄に分化している。原索動物の一部は脊椎動物に似た脳をもつが、より原始的。他の無脊椎動物では頭部神経節をいう。
バックファイア(ばっくふぁいあ)
内燃機関で、燃焼室から気化器や吸気管に火が吹き返す現象。点火時期や吸入弁の開閉時期の不整によって起こる。
フィードバック(ふぃーどばっく)
入力と出力のあるシステムで、出力に応じて入力を変化させること。増幅器や自動制御などの電気回路に多く使われる。転じて、結果を原因に反映させて自動的に調節していくこと。
プラズマ(ぷらずま)
物質の状態の一つ。狭義には、気体を構成する分子が電離し、陽イオンと電子に分かれて運動している状態を指す。固体、液体、気体のいずれとも異なり、物質の第4の状態とも言われる。宇宙の全質量の99%以上はプラズマで、太陽もプラズマである。地球上では、火や雷が代表的なプラズマである。
ヘリウム(へりうむ)
元素の一。原子番号2、原子量4.00260、元素記号He。希ガスの一種で、常温・常圧では単原子気体として存在する。無色、無臭、無味、無毒。極めて軽く、水素と違って化学反応をほとんど起こさないため、風船や気球などの浮揚用ガスとして用いられる。またヘリウム中では空気中よりも音速が速いため、ヘリウムを吸入してから発声すると甲高い声が出る。
ロボトミー(ろぼとみー)
前頭葉白質を切り離して神経経路を切断する手術。こめかみの側面に穴を開け、そこからワイヤーなどを差し込み、前頭葉の一部を切り取る。昔は精神病の外科治療として行われていたが、危険性から現在は行われていない。
Lobotomyの「lobo-」は前頭葉などの「葉」という意味で、「-tomy」は「切除」を意味する。正式には「prefrontal lobotomy」といい「前部前頭葉切截術」と訳される。また「脳手術」と和訳されることが多い。

[編集] その他

役畜(えきちく)
農耕・運搬などをさせるために飼っている家畜。
役馬(えきば)
労役に使う馬。
鬼火(おにび)
夜間、墓地や沼地などで、青白く燃え上がる不気味な火。人骨などのリンが自然発火したもの。
凱歌(がいか)
戦勝を祝う歌。かちどき。
灰燼(かいじん)
灰と燃えがら。
陥穽(かんせい)
罠。また、罠に落ちること。
禁猟区(きんりょうく)
狩猟が禁止される区域。法律的には、旧狩猟法時代の用語。現行法では鳥獣保護区が設けられている。
三畳紀(さんじょうき)
地質時代の中生代を三分した場合の最初の時代。現在より約2億4700万年前から約2億1200万年前までの期間。爬虫類やアンモナイトが栄えた。
駿馬(しゅんめ)
足の速い、優れた馬。「しゅんば」とも読む。
頌歌(しょうか)
神の栄光や人の功績などをほめたたえる歌。
テラリウム(てらりうむ)
ガラスなどの容器で、陸棲の小動物や植物を飼育すること。これに対し、水棲の動植物を育てることはアクアリウムと言う。
テレパシー(てれぱしー)
超感覚的知覚(ESP)の一種。視覚や聴覚など通常の感覚的手段によることなく、直接、自分の意志や感情を伝えたり、相手のそれを感知したりすること。また、その能力。
テレパス(てれぱす)
テレパシーを使うことのできる者。
怒髪天(どはつてん)
激しく怒って髪の毛が逆立ったすさまじい形相。怒髪天を衝く(どはつてんをつく)。この言葉の基になった「史記−藺相如伝」では「怒髪衝冠」とある。
野火(のび)
春先に野原や土手などの枯れ草を焼く火。野焼きの火。
狼煙(のろし)
情報を伝達するために高く上げる煙。古くから敵の攻撃を知らせる合図などに用いられた。転じて、大きな動きのきっかけとなるような行動を取ることを「狼煙を上げる」という。
八陣(はちじん)
兵法で、八種の陣立て。中国で、孫子・呉子・諸葛孔明などが創案したというが詳細は不明。
ハルマゲドン(はるまげどん)
世界の終末に起こる善と悪との勢力の最後の決戦の場所。転じて、世界の終わり。
挽歌(ばんか)
死者を悼む詩歌。輓歌とも書く。
ブレス(ぶれす)
広義には呼吸を意味する。音楽や水泳における息継ぎの「ブレス」もここに由来する。
ゲームにおいてはドラゴン類が吐く炎などの息を意味する。
マトリックス(まとりっくす)
1.何かを生み出すための母体、土台、基盤、材料、鋳型などのこと。マジックにおけるマトリックスはこちらの意味である。
2.数学の「行列」のこと。
呼び水(よびみず)
ポンプの水が出ない時、上から別の水を注ぎ込んで水が出るようにすること。またはその水。転じて、ある物事を引き出すきっかけ。

[編集] 参考

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