ヘリオンのるつぼ/Hellion Crucible
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カウンターを貯めて生け贄に捧げることで、トークンを生み出す土地。ガーゴイルの城/Gargoyle Castleや暗黒の深部/Dark Depthsの流れを汲む。
ミシュラランド同様、普段は土地として使いつつ、必要な場合にはクリーチャーに変えることもできる便利なカードだが、そのためには実質9マナと3ターンを要するため、速攻持ちである点を考慮しても挙動が遅いのが問題。また一度クリーチャーにするとマナ基盤としては使えなくなる点や、バウンスやソーサリー・タイミングの除去でも対処されるという弱点から、クリーチャーに変えるリスクはミシュラランド以上に高い。
十分なサイズは持っているので、赤を含む長期戦志向のコントロールであれば追加のフィニッシャーとして挿すことも検討できる。アンタップインであるためビートダウンにも採用可能だが、息切れ対策としてはやはり遅さが気になるところ。いずれにしても、スタンダード環境には色マナを出せない強力な基本でない土地が多数存在するため、使用するのならばそれらとの差別化は必須となる。
- 起動コストに赤マナを用いるが、サイクルではなく、これ単独で登場している。
- 非常に珍しいカウンターとトークンを用いるカード。内圧カウンターを用いるのはマグマ地雷/Magma Mineとケラル山/Mount Keraliaに続く3枚目(次元カードを除くと2枚目)で、ヘリオン・クリーチャー・トークンを用いるのは乱暴者の噴火/Hellion Eruption以来となる2枚目。
- 乱暴者の噴火のトークンは同じ赤の4/4だが速攻は持たない。