血の芸術家/Blood Artist

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[[モダン]]でも同じく[[アグロ]]デッキや[[アリストクラッツ]]系のデッキに採用される。[[ヨーグモス・コンボ]]のループパーツとしても有名。
 
[[モダン]]でも同じく[[アグロ]]デッキや[[アリストクラッツ]]系のデッキに採用される。[[ヨーグモス・コンボ]]のループパーツとしても有名。
  
*[[戦乱のゼンディカー]]では[[ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat]]という亜種が登場。ズーラポートの殺し屋の方が妨害を受けにくいため即死[[コンボ]]が成立しやすいが、こちらは対戦相手のクリーチャーでも誘発するため[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]同士の対決に強い。また、[[タイプ的]][[シナジー]]という点では、ズーラポートの殺し屋のほうが汎用性は高い。
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*亜種は多いが(→[[#関連カード]])、中でも[[ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat]][[復讐に燃えた血術師/Vengeful Bloodwitch]]は性能の似た[[リメイク]]版である。
*彼が描いているのは[[忘却の呪い/Curse of Oblivion]]<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/blood-artists-subject-2012-05-10-0 Blood Artist Subject](Arcana [[2012年]]5月10日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。
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*{{Gatherer|id=294393}}で彼が描いているのは[[忘却の呪い/Curse of Oblivion]]({{Gatherer|id=274474}})<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/blood-artists-subject-2012-05-10-0 Blood Artist Subject](Arcana [[2012年]]5月10日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。
  
 
==利用==
 
==利用==
 
===単体で利用===
 
===単体で利用===
*[[戦闘]]を有利にする。1/1クリーチャーを[[攻撃]]させた場合、[[通し|通って]]も1点、[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]されて討死しても1点ドレイン。また[[チャンプブロック]]をこちらがしても、[[対戦相手]]にさせても1点ドレイン。
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*[[戦闘]]を有利にする。1/1クリーチャーを[[攻撃]]させた場合、[[通し|通って]]も1点、[[ブロック]]されて討死しても1点ドレイン。また[[チャンプブロック]]をこちらがしても、[[対戦相手]]にさせても1点ドレイン。
 
*こちらの[[除去]]の強化、および対戦相手の除去への牽制。[[単体除去]]にドレインのオマケが付くのも素晴らしいが、特筆すべきは[[全体火力]]や[[全体除去]]を撃った(撃たれた)場合に[[誘発]]する、ゲームを終わらせる威力となり得る大量ドレイン。対戦相手の[[ウィニー]]をごっそり始末しながら一気に[[ダメージレース]]を有利にするも良し、逆にこちらがクリーチャーを[[展開]]していればいるほど、対戦相手はうかつに[[審判の日/Day of Judgment]]等を[[唱える]]ことができなくなる。
 
*こちらの[[除去]]の強化、および対戦相手の除去への牽制。[[単体除去]]にドレインのオマケが付くのも素晴らしいが、特筆すべきは[[全体火力]]や[[全体除去]]を撃った(撃たれた)場合に[[誘発]]する、ゲームを終わらせる威力となり得る大量ドレイン。対戦相手の[[ウィニー]]をごっそり始末しながら一気に[[ダメージレース]]を有利にするも良し、逆にこちらがクリーチャーを[[展開]]していればいるほど、対戦相手はうかつに[[審判の日/Day of Judgment]]等を[[唱える]]ことができなくなる。
 
*対戦相手からすればできるだけすぐに除去したいクリーチャーであるため、[[避雷針]]としても優秀。すぐ除去されても2マナと[[軽い]]ため[[テンポ]]はさほど損にはならないし、([[追放]]や[[バウンス]]で無ければ)最低限1点ドレインできる。
 
*対戦相手からすればできるだけすぐに除去したいクリーチャーであるため、[[避雷針]]としても優秀。すぐ除去されても2マナと[[軽い]]ため[[テンポ]]はさほど損にはならないし、([[追放]]や[[バウンス]]で無ければ)最低限1点ドレインできる。

2024年11月17日 (日) 00:17時点における版


Blood Artist / 血の芸術家 (1)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

0/1

敵味方問わずクリーチャー死亡するたび1点のライフドレインをする吸血鬼ファルケンラスの貴族/Falkenrath Nobleと同じ能力を持つ下位種

P/Tは0/1と戦力としては全く期待できないが、そのぶん能力は強力。クリーチャーの死亡は頻繁に起こるし、またコントローラーを問わないため、誘発させやすい。対戦相手ライフを削るという直接的な攻めであり、同時にライフの回復という防御手段でもあるため、使い道が幅広い。見た目はシンプルだが、とかく多芸なクリーチャーである。

構築では、クリーチャーが死にやすく除去も採用しやすい黒ウィニー系のデッキに適しているほか、コンボパーツとしてのポテンシャルも高い。

スタンダードではアヴァシンの帰還参入当初より、これ自身はゾンビでないにもかかわらずゾンビデッキに採用された。同エキスパンション殺戮の波/Killing Waveとの相性がよく、併用されることもしばしば。また生け贄死亡シナジーを最大限に活用したアリストクラッツでも主力を担った。

モダンでも同じくアグロデッキやアリストクラッツ系のデッキに採用される。ヨーグモス・コンボのループパーツとしても有名。

利用

単体で利用

コンボでの利用

MTGアリーナにおける再調整


MTGアリーナ専用カード

Blood Artist / 血の芸術家 (1)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

血の芸術家か他のクリーチャーが死亡するたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。

0/1


2022年4月7日、MTGアリーナにおいて、アルケミーヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[2]

誘発するたびに対戦相手をクリックしなくてもよいよう、対戦相手のみを対象にできるようになった。

  • 対戦相手が呪禁を得ているとライフ回復を誘発条件にするカードを誘発させられないなど、機能的に見れば下方修正である。

関連カード

主な亜種

クリーチャーが死亡する度に誘発で対象プレイヤーのライフを削ることができるパーマネント太字はあなたのものでないと誘発しない。特記しない限りのクリーチャー。

自らの起動型能力で生け贄にしてライフを削るものはゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentの項を、自身の死亡時にしか削れないものは夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starの項を、逆にクリーチャーが戦場に出るたびにライフを削るものは猛然たる突撃/Furious Assaultの項を、誘発条件が単なる死亡でなく生け贄に捧げた場合に限るものはゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgariの項を参照。

以下はクリーチャー以外の条件のパーマネントが墓地に置かれて誘発するもの。

脚注

  1. Blood Artist Subject(Arcana 2012年5月10日 Monty Ashley著)
  2. Alchemy Rebalancing for April 7, 2022/2022年4月7日 アルケミー再調整(Daily MTG 2022年3月30日)

参考

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