苦しめる声/Tormenting Voice

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Tormenting Voice / 苦しめる声 (1)(赤)
ソーサリー

この呪文を唱えるための追加コストとして、カード1枚を捨てる。
カードを2枚引く。


捨ててから引くルータードロー呪文色拘束が緩くなった野生の勘/Wild Guessであり、その上位互換

ソーサリーであり、追加コストで捨てるためカウンターに弱いなど、ドローカードとしては小回りが効かないのが難点。とは言え、赤は本来ドローが苦手な色であるため、カードパワーとしては妥当なところ。墓地利用やマッドネスなどとの相性の良さも見逃せない。シンプルかつ使い勝手も悪くないため、赤の基本的なカードとしてゼンディカーの夜明けまで定期的に再録され、本流のセットにおける常連であった。時代が進んだ現在では追加効果などを持つ上位互換、あるいは実質上位互換カードが標準となっている(→#関連カード)。

タルキール覇王譚期のスタンダードでは、軽量ドローがないこともあり、プロツアー「タルキール覇王譚」ジェスカイの隆盛コンボで採用された。また、スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelageアルハマレットの書庫/Alhammarret's Archive紅蓮術師のゴーグル/Pyromancer's Gogglesなどとのシナジーを買われてマグマの洞察力/Magmatic Insightと一緒に青赤後見に採用、イニストラードを覆う影ブロック参入後に登場したゴーグルでもほぼ4枚採用されていた。カラデシュ・ブロックでは手札を回転させたいデッキ安堵の再会/Cathartic Reunionを優先するため影が薄くなった。ラヴニカのギルド期のスタンダードではイゼット・フェニックスに採用される。より使いやすい航路の作成/Chart a Courseも存在する環境ではあるが、併用されることが多い。

モダンでは、任意のカードを捨てられるためグリセルシュートで採用されていた。また「カードを捨ててから引く」ためドレッジでも採用されていた。その後、安堵の再会/Cathartic Reunion胸躍る可能性/Thrill of Possibilityをはじめとした上位互換が登場したことで、それらにスロットを譲る形で現役を退いた。

リミテッドでは、序盤の色事故や終盤のマナフラッドを緩和できるため便利。果敢探査マッドネス不朽など様々なメカニズムシナジーを形成する点も見逃せない。タルキール覇王譚基本セット2019など、多色デッキになりがちな環境ならばより評価は上がる。

[編集] 関連カード

[編集] 主な亜種

手札を捨ててからドローするカード。特筆のない限りソーサリーで、1枚捨ててから2枚引く。太字解決前に追加コストとして捨てる必要があるもの。履修は割愛。

捨てたカードの枚数に比例して引くカード数が変わるタイプには以下のものが存在する。

現在の手札を全て捨てる必要があるものはWheel of Fortune意外な授かり物/Windfallの項をそれぞれ参照。

[編集] 脚注

  1. @EthanFleischerEthan FleischerのTwitter 2018年7月9日)

[編集] 参考

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