払拭の光/Banishing Light

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[[テーロス還魂記]]で[[再録]]。スタンダードでは[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|アゾリウス・コントロール]]や[[星座 (デッキ)#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|星座]]などで採用される。
 
[[テーロス還魂記]]で[[再録]]。スタンダードでは[[青白コントロール/スタンダード/ラヴニカのギルド~基本セット2021期|アゾリウス・コントロール]]や[[星座 (デッキ)#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|星座]]などで採用される。
  
*[[2014年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]で新規[[絵|イラスト]]版の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[https://web.archive.org/web/20220813175014/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/august-through-october-fnm-promo-update-2014-07-25 August through October FNM Promo Update(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/publicity/0010848/ 8月~10月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新](Arcana [[2014年]]7月25日 [[Mike McArtor]]著)</ref>。
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[[ブルームバロウ]]および[[ファウンデーションズ]]では[[コモン]]になって再録。こちらのスタンダードでは多用されていないが、[[リミテッド]]では[[平和な心/Pacifism]]系統の[[攻撃制限]][[オーラ]][[レンジストライク]]より使い勝手のよいカードとして白の基本的な除去を担っている。
  
*登場から10年後、[[ブルームバロウ]]にて初めて[[コモン]]として再録された。これにより[[パウパー]]で使用できるようになった。
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[[パウパー]]でもブルームバロウ以降は使用可能だが、直後のセットの[[ダスクモーン:戦慄の館]]で実際上の[[上位互換]]となる[[画面の中への幽閉/Trapped in the Screen]]が登場しており優先度は低い。
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*[[2014年]]9月の[[フライデー・ナイト・マジック]]で新規[[絵|イラスト]]版の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[https://web.archive.org/web/20220813175014/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/august-through-october-fnm-promo-update-2014-07-25 August through October FNM Promo Update(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/publicity/0010848/ 8月~10月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新](Arcana [[2014年]]7月25日 [[Mike McArtor]]著)</ref>。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
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**[[薄暮薔薇の聖遺/Dusk Rose Reliquary]] - W。護法(2)を持つアーティファクト版飛行機械による拘束。ただし[[追加コスト]]にクリーチャーかアーティファクトの[[生け贄]]が必要。([[イクサラン:失われし洞窟]])
 
**[[薄暮薔薇の聖遺/Dusk Rose Reliquary]] - W。護法(2)を持つアーティファクト版飛行機械による拘束。ただし[[追加コスト]]にクリーチャーかアーティファクトの[[生け贄]]が必要。([[イクサラン:失われし洞窟]])
 
**[[画面の中への幽閉/Trapped in the Screen]] - 2W。エンチャントも対象にできる上に護法(2)も持つ飛行機械による拘束の上位互換。(ダスクモーン:戦慄の館)
 
**[[画面の中への幽閉/Trapped in the Screen]] - 2W。エンチャントも対象にできる上に護法(2)も持つ飛行機械による拘束の上位互換。(ダスクモーン:戦慄の館)
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**[[拘留戦車/Detention Chariot]] - 4WW。6/6[[搭乗]]3の機体アーティファクトになった飛行機械による拘束。([[霊気走破]])
 
*[[イクサランの束縛/Ixalan's Binding]] - 3W。対戦相手は同名のカードを唱えられない。([[イクサラン]])
 
*[[イクサランの束縛/Ixalan's Binding]] - 3W。対戦相手は同名のカードを唱えられない。([[イクサラン]])
 
*[[秘儀術師の檻/Hieromancer's Cage]] - 3W。1マナ重い[[下位互換]]。([[基本セット2019]])
 
*[[秘儀術師の檻/Hieromancer's Cage]] - 3W。1マナ重い[[下位互換]]。([[基本セット2019]])
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*[[同化の神盾/Assimilation Aegis]] - 1WU。[[装備]]コスト(2)の[[装備品]]版。クリーチャー1体を追放。装備先がそれの[[コピー]]になる。(サンダー・ジャンクションの無法者)
 
*[[同化の神盾/Assimilation Aegis]] - 1WU。[[装備]]コスト(2)の[[装備品]]版。クリーチャー1体を追放。装備先がそれの[[コピー]]になる。(サンダー・ジャンクションの無法者)
 
*[[静牢/Static Prison]] - W。ただしあなたの[[戦闘前メイン・フェイズ]]ごとに[[エネルギー・カウンター]]を1個支払わないと、これを[[生け贄に捧げる]]。([[モダンホライゾン3]])
 
*[[静牢/Static Prison]] - W。ただしあなたの[[戦闘前メイン・フェイズ]]ごとに[[エネルギー・カウンター]]を1個支払わないと、これを[[生け贄に捧げる]]。([[モダンホライゾン3]])
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*[[危険な罠/Perilous Snare]] - 2W。アーティファクト。対戦相手の土地でないパーマネント1つを追放。[[最高速度]]に達すると対象に[[+1/+1カウンター]]を置く[[タップ能力]]を得る。(霊気走破)
 
*[[刑務所に行け/GO TO JAIL]] - W。クリーチャー1体を追放する。[[6面ダイス]]を振った結果によってはこれ自身が[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られる。[[アン・カード]]。([[Unstable]])
 
*[[刑務所に行け/GO TO JAIL]] - W。クリーチャー1体を追放する。[[6面ダイス]]を振った結果によってはこれ自身が[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られる。[[アン・カード]]。([[Unstable]])
  

2025年2月13日 (木) 21:30時点における最新版


Banishing Light / 払拭の光 (2)(白)
エンチャント

払拭の光が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。払拭の光が戦場を離れるまで、それを追放する。


忘却の輪/Oblivion Ringリメイク能力放逐する僧侶/Banisher Priestと同じ書式になり、また対戦相手パーマネントしか対象にできなくなった。

追放したパーマネントが戦場戻らないようにするテクニック(ナイトメア能力を参照)は使えなくなってしまったが、基本的な性能は忘却の輪と同じ。3マナとやや重く割られるリスクはあるものの、土地以外のパーマネント全般を対処できる優秀な単体除去である。特にミッドレンジプレインズウォーカーを多用するタイプのコントロールデッキに対して有効。

ニクスへの旅登場時のスタンダードではセレズニア・アグロオルゾフ・ミッドレンジで採用されたほか、ボロス・バーンでもサイドボードに採用されることがあった。群れネズミ/Pack Ratに強い拘留の宝球/Detention Sphereを使用できる白青系のデッキでも、5枚目以降の拘留の宝球として採用されることがあった。ローテーション後は拘留の宝球がスタンダード落ちしたこともあり、ジェスカイ・アグロ緑白アグロ、またエンチャントであることを活かして星座などでも採用された。

テーロス還魂記再録。スタンダードではアゾリウス・コントロール星座などで採用される。

ブルームバロウおよびファウンデーションズではコモンになって再録。こちらのスタンダードでは多用されていないが、リミテッドでは平和な心/Pacifism系統の攻撃制限オーラレンジストライクより使い勝手のよいカードとして白の基本的な除去を担っている。

パウパーでもブルームバロウ以降は使用可能だが、直後のセットのダスクモーン:戦慄の館で実際上の上位互換となる画面の中への幽閉/Trapped in the Screenが登場しており優先度は低い。

[編集] ルール

基本的なルールは放逐する僧侶/Banisher Priest#ルールの項を参照。

  • 追放する効果戦場に出たときの誘発型能力によるものである。オーラのように唱える際に対象を選ぶのではない。
    • この呪文を打ち消すかどうかの判断は、どのパーマネントを追放するか選択される前に行わなければならない。「どのパーマネントを追放しますか?」など解決後の選択に関する質問した場合、それは払拭の光が解決されるまで優先権の放棄をしたとみなされるので注意[2]
    • 逆に唱える側は唱える時点でどのパーマネントを追放するか宣言してもよい。ただし、対戦相手が何も対応しなかった場合、その宣言通りの選択をしなければならない[2]

[編集] 開発秘話

前述のナイトメア能力の性質を利用した永久追放テクニックは、挙動が直観的ではなく、カードの意図にも反していると開発部が感じていたことから、このカードが作られることになった[3]

多人数戦における忘却の輪が抱えていた問題(忘却の輪のコントローラーゲームから除外されると追放したパーマネントがそのままになる)を解消することも意識している[4]

対戦相手のパーマネントしか追放できないようにしているのは、Magic Onlineなどのコンピューターゲームにおいてクリック回数を減らすことを目的としている[5]

[編集] 関連カード

[編集] 同型再版

[編集] 主な亜種

「放逐」能力を持つ白のパーマネント・カード。特筆しない限りエンチャントであり、対戦相手の土地でないパーマネントのみを対象にとれ、能力は強制。対象のマナ総量に制限がある亜種については絹包み/Silkwrapの項を参照。

[編集] 脚注

  1. August through October FNM Promo Update(Internet Archive)/8月~10月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新(Arcana 2014年7月25日 Mike McArtor著)
  2. 2.0 2.1 マジックイベント規定 - 4.2 イベントでの手順省略
  3. Journey to the Center of the Set, Part 1/セット中央への旅 その1(Making Magic 2014年4月21日 Mark Rosewater著)
  4. Developing With Multiplayer in Mind(Internet Archive)/多人数戦を踏まえたデベロップ(Latest Developments 2014年10月17日 Sam Stoddard著)
  5. Magical Mailbag(Internet Archive)/マジック的一問一答(Latest Developments 2015年12月11日 Sam Stoddard著)

[編集] 参考

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