バーン

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(モダン: グランプリ神戸)
(赤単バーン(衝動的ドロー型))
 
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{{#card:Fireball}}
 
{{#card:Fireball}}
  
[[ライフ]]20点を[[削る|削り]]きることを基準としているため[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]などの[[軽減]]やライフ[[回復]]に非常に弱いが、一度突っ走ると圧倒的な攻撃力を発揮する魅力的なデッキである。[[山]]2枚から10点ダメージが飛び出したり、1[[ターン]]目からライフをそこそこ削ることができたりする。
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赤のダメージ呪文を最速で効率よく対戦相手に叩き込み、[[ライフ]]20点を[[削る|削り]]きるという戦術のデッキ。そのため[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]などの[[軽減]]やライフ[[回復]]に非常に弱いが、一度突っ走ると圧倒的な攻撃力を発揮する魅力的なデッキである。[[山]]2枚から10点ダメージが飛び出したり、1[[ターン]]目からライフをそこそこ削ることができたりする。
  
火力を中心とするため、[[クリーチャー]]などと違い対応策が少ないことが最大の利点である。クリーチャーは[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]や[[攻撃制限]]、[[除去]]など対応策が豊富であるが、火力は軽減、[[打ち消す|打ち消し]]、[[手札破壊]]や[[土地破壊]]などによる[[唱える]]ことの阻害以外では対応がしにくい。なお、この火力の対応策はクリーチャーにも使えるため、それだけ火力の“通りやすさ”がわかると思われる。
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火力を中心とするため、[[クリーチャー]]などと違い対応手段が少ないことが最大の利点である。クリーチャーは[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]や[[攻撃制限]]、[[除去]]など対応手段が豊富であるが、火力は[[解決]]された時点で直接ダメージが与えられるため、その前に軽減、[[打ち消す|打ち消し]]、[[手札破壊]]や[[マナ拘束]]などで対応するしかない。
  
 
また、[[召喚酔い]]がないことや、同[[コスト]]のクリーチャーの[[パワー]]よりダメージが大きいことによるスピードも大きな利点である。そのため、クリーチャーでも[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]のような、いわゆる[[歩く火力]]は使われる場合もある。
 
また、[[召喚酔い]]がないことや、同[[コスト]]のクリーチャーの[[パワー]]よりダメージが大きいことによるスピードも大きな利点である。そのため、クリーチャーでも[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]のような、いわゆる[[歩く火力]]は使われる場合もある。
  
ただし、一点突破主義的なデッキのためにいろいろな対策カード1枚であっさり完封されてしまうなどといった欠点も併せ持つ。また序盤を凌がれると息切れしやすいため、何らかの[[アドバンテージ]]源を搭載することもしばしば。
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ただし、一点突破主義的なデッキのためにいろいろな対策カード1枚であっさり完封されてしまうなどといった欠点も併せ持つ。また序盤を凌がれると息切れしやすいため、何らかの[[カード・アドバンテージ]]源を搭載することもしばしば。
  
様々な欠点を持つが、[[メタる|メタら]]れなければそれなりに強い。黎明期より存在しており、[[白ウィニー]]などと同じく愛好者は多い。
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様々な欠点を持つが、[[メタる|メタら]]れなければそれなりに強い。メタられればそれまで。黎明期より存在しており、[[白ウィニー]]などと同じく愛好者は多い。
  
 
*ある程度バーン要素が強めの[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]であってもバーンの一種とみなされる場合もある。区別のために、歩く火力以外のクリーチャーを使用しない特化したバーンデッキを[[フルバーン]]と呼ぶ場合もある。
 
*ある程度バーン要素が強めの[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]であってもバーンの一種とみなされる場合もある。区別のために、歩く火力以外のクリーチャーを使用しない特化したバーンデッキを[[フルバーン]]と呼ぶ場合もある。
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[[ショック/Shock]]などに代表される優良な[[火力]]系[[呪文]]は、[[コモン]]・[[アンコモン]]に設定されていることが多く、初心者[[プレイヤー]]でも手を出しやすい[[デッキ]]であり、それなりに強い。[[バーン/スタンダード/ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期|ミラージュ~テンペスト期]]のバーンの隆盛を考慮してか一時期火力の性能は著しく落ちたが、近年は再び質が向上しつつある。
 
[[ショック/Shock]]などに代表される優良な[[火力]]系[[呪文]]は、[[コモン]]・[[アンコモン]]に設定されていることが多く、初心者[[プレイヤー]]でも手を出しやすい[[デッキ]]であり、それなりに強い。[[バーン/スタンダード/ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期|ミラージュ~テンペスト期]]のバーンの隆盛を考慮してか一時期火力の性能は著しく落ちたが、近年は再び質が向上しつつある。
  
ただし、デッキ[[構築]]や[[プレイング]]は相当難しい。ただ「[[土地]]と火力でデッキを組んで全部[[対戦相手]]に撃ち込めばいい」というものではない。そんなことをしていたら、よほど優秀な火力がないかぎり、相手の[[ライフ]]を削り切る前に[[クリーチャー]]に[[殴る|殴り]]殺されてしまう。かといって火力で正直にクリーチャーを1体1体[[除去]]していたら、[[対戦相手]]に撃つ分が足りなくなって息切れしてしまう。無視すべきか[[焼く|焼き]]落とすか、その判断を常に計算しなければならないが、クリーチャー同士の殴り合いと違い、目に見える状況は相手だけなので、読み切る力の難しさは[[パーミッション]]をも遥かにしのぐ。
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ただし、デッキ[[構築]]や[[プレイング]]は相当難しい。ただ「[[土地]]と火力でデッキを組んで全部[[対戦相手]]に撃ち込めばよい」というものではない。そんなことをしていたら、よほど優秀な火力がないかぎり、相手の[[ライフ]]を削り切る前に[[クリーチャー]]に[[殴る|殴り]]殺されてしまう。かといって火力で正直にクリーチャーを1体1体[[除去]]していたら、[[対戦相手]]に撃つ分が足りなくなって息切れしてしまう。無視すべきか[[焼く|焼き]]落とすか、その判断を常に計算しなければならない。
  
さらに、単純に焼けばいいという話ではなく、1ターンにどれだけ大きなダメージを与えられるか、ということを数ターンを見越して考えなくてはならない。[[コンボデッキ]]ほどではなくとも結構頭を使うデッキタイプである。
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1ターンにどれだけ大きなダメージを与えられるか、ということを数ターンを見越して考える力が必要になる。
  
 
===火力===
 
===火力===
1・2[[マナ]]の扱いやすい[[カード]]が主力だが、効率的な[[ダメージ]]を念頭に置くなら、[[火炎破/Fireblast]]や[[音波の炸裂/Sonic Burst]]のように使いどころが難しいが強力なカードを使う必要が出てくる。柔軟なプレイを考えるならば、[[インスタント]]と[[ソーサリー]]の比率も考えなくてはならない。
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1~2[[マナ]]の扱いやすい[[カード]]が主力だが、効率的な[[ダメージ]]を念頭に置くなら、[[火炎破/Fireblast]]や[[音波の炸裂/Sonic Burst]]のように使いどころが難しいが強力なカードを使う必要が出てくる。柔軟なプレイを考えるならば、[[インスタント]]と[[ソーサリー]]の比率も考えなくてはならない。
  
 
[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]などの恒久火力も息切れを防いでくれる重要なカードである。
 
[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]などの恒久火力も息切れを防いでくれる重要なカードである。
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いかに火力が優秀であるとしても、クリーチャーのダメージ効率の優秀さを捨て置くことはできない。
 
いかに火力が優秀であるとしても、クリーチャーのダメージ効率の優秀さを捨て置くことはできない。
  
火力とクリーチャーのコンビネーションによる攻撃を突き詰めると[[スライ]]に分類されるデッキに近くなるが、バーン戦略でも採用されるクリーチャーという物は存在する。1つはボール・ライトニングに代表される歩く火力。次に[[モグの狂信者/Mogg Fanatic]]などの火力内蔵クリーチャーである。前者は同じマナ域の呪文としてダメージ効率が高いことが多く、ソーサリーによる干渉が無い。後者は除去の損失を最低限に抑えつつ本体への直接ダメージ能力もあり、火力とクリーチャーの長所を併せ持つ。
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火力とクリーチャーのコンビネーションによる攻撃を突き詰めると[[スライ]]に分類されるデッキに近くなるが、バーン戦略でも採用されるクリーチャーという物は存在する。1つはボール・ライトニングに代表される歩く火力。次に[[モグの狂信者/Mogg Fanatic]]などの火力[[内蔵]]クリーチャーである。前者は同じマナ域の呪文としてダメージ効率が高いことが多く、ソーサリーによる干渉が無い。後者は除去の損失を最低限に抑えつつ本体への直接ダメージ能力もあり、火力とクリーチャーの長所を併せ持つ。
  
 
特にアドバンテージを重視しつつ敵を焼ききるタイプのデッキでは、後者に加えて[[ミシュラランド]]を投入することがある。
 
特にアドバンテージを重視しつつ敵を焼ききるタイプのデッキでは、後者に加えて[[ミシュラランド]]を投入することがある。
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==スタンダード==
 
==スタンダード==
 
下記の時期の[[スタンダード]]においても、活躍を見せる。  
 
下記の時期の[[スタンダード]]においても、活躍を見せる。  
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*[[バーン/スタンダード/タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期|タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期]]
 
*[[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期]]
 
*[[バーン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期]]
 
*[[バーン/スタンダード/アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期]]
 
*[[バーン/スタンダード/アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期]]
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特に、[[燃えがらの匂い/Scent of Cinder]]まで投入したタイプは[[匂いバーン]]と呼ばれる。
 
特に、[[燃えがらの匂い/Scent of Cinder]]まで投入したタイプは[[匂いバーン]]と呼ばれる。
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==パイオニア==
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[[パイオニア]]環境でも成立する。[[モダン]]のバーンと比較すると、[[稲妻/Lightning Bolt]]などの優良[[火力]]が使えないため、やや[[クリーチャー]]に寄った構成となる。[[ボロスの魔除け/Boros Charm]]などのために[[白]]が[[タッチ]]される。
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{{#card:Soul-Scar Mage}}
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{{#card:Wizard's Lightning}}
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[[クリーチャー]]と火力[[呪文]]で[[ライフ]]を[[削る|削り]]、[[批判家刺殺/Skewer the Critics]]や[[舞台照らし/Light Up the Stage]]を[[絢爛]]で[[唱える]]。クリーチャーは[[魔術師の稲妻/Wizard's Lightning]]との[[タイプ的]][[シナジー]]のため、[[損魂魔道士/Soul-Scar Mage]]などの[[ウィザード]]が中心となる。
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[[イコリア:巨獣の棲処]]からは、強力な[[相棒]]である[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]を獲得した。
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{{#card:Lurrus of the Dream-Den}}
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===サンプルリスト===
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====初期型====
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*備考
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**Pioneer Challenge #12049245 on 12/22/2019 優勝 ([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-challenge-2019-12-23 参考])
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**使用者:D00mwake
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*[[フォーマット]]
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**[[パイオニア]](~[[エルドレインの王権]])
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{{#MagicFactory:df319574}}
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*初期のリスト。
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====イコリア:巨獣の棲処後====
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*備考
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**Pioneer Super Qualifier #12138020 on 04/17/2020 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-super-qualifier-2020-04-18 参考])
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**使用者:LalauWBA
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*[[フォーマット]]
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**[[パイオニア]](~[[イコリア:巨獣の棲処]])
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{{#MagicFactory:df319812}}
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*[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後のリスト。[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]が[[相棒]]に据えられている。
  
 
==モダン==
 
==モダン==
 
[[モダン]]でも、[[稲妻/Lightning Bolt]]・[[溶岩の撃ち込み/Lava Spike]]・[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]の1[[マナ]]3点[[火力]]3種を軸にした[[デッキ]]が存在している。
 
[[モダン]]でも、[[稲妻/Lightning Bolt]]・[[溶岩の撃ち込み/Lava Spike]]・[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]の1[[マナ]]3点[[火力]]3種を軸にした[[デッキ]]が存在している。
  
{{#card: Rift Bolt}}
+
{{#card:Rift Bolt}}
{{#card:Vexing Devil}}
+
{{#card:Skullcrack}}
  
 
[[フルバーン]]の構成は少なく、[[苛立たしい小悪魔/Vexing Devil]]や[[ゴブリンの先達/Goblin Guide]]などの[[クリーチャー]]も採用する場合が多い。
 
[[フルバーン]]の構成は少なく、[[苛立たしい小悪魔/Vexing Devil]]や[[ゴブリンの先達/Goblin Guide]]などの[[クリーチャー]]も採用する場合が多い。
  
基本的には他の[[環境]]と同様に[[赤単色デッキ|赤単色]]の構成を取るが、[[黒]]を[[タッチ]]して[[夜の衝突/Bump in the Night]]や[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]、[[白]]をタッチして[[ボロスの魔除け/Boros Charm]]や[[稲妻のらせん/Lightning Helix]]などが加えられる場合もある。
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基本的には他の[[環境]]と同様に[[赤単色デッキ|赤単色]]の構成を取るが、[[黒]]を[[タッチ]]して[[夜の衝突/Bump in the Night]]や[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]、[[白]]をタッチして[[ボロスの魔除け/Boros Charm]]や[[稲妻のらせん/Lightning Helix]][[]]をタッチして[[破壊的な享楽/Destructive Revelry]][[アタルカの命令/Atarka's Command]]などが加えられる場合もある。
[[神々の軍勢]]参入後は[[大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel]]の採用により大きく強化され、[[グランプリ神戸14]]では優勝者含めトップ8に2名を送り込んだ。
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===サンプルレシピ===
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[[ニクスへの旅]]参入後は[[大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel]]の採用により大きく強化され[[トップメタ]]の一角に定着、[[グランプリ神戸14]]では優勝者含めトップ8に2名を送り込んだ(→[[#サンプルレシピ2|*1]])。
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その後[[神聖の力線/Leyline of Sanctity]]などバーン対策を取られることが多くなったため、[[破壊的な享楽/Destructive Revelry]]をサイドに採用した[[赤緑白]]のタイプが主流となっている。
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[[イコリア:巨獣の棲処]]からは、強力な[[相棒]]である[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]を獲得した。
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{{#card:Lurrus of the Dream-Den}}
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{{#card:Mishra's Bauble}}
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===サンプルリスト===
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====4色====
 
*備考
 
*備考
 
**[[グランプリカンザスシティ13]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpkc13/welcome 参考])
 
**[[グランプリカンザスシティ13]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpkc13/welcome 参考])
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{{#MagicFactory:df310601}}
 
{{#MagicFactory:df310601}}
 
*[[白]]・[[黒]]・[[緑]]の3[[色]]が[[タッチ]]されている。
 
*[[白]]・[[黒]]・[[緑]]の3[[色]]が[[タッチ]]されている。
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====赤単====
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*備考
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**[[グランプリブリスベン13]] ベスト16 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpbri13/welcome 参考])
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**使用者:[[Sam Sedgman]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[テーロス]])
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{{#MagicFactory:df311083}}
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*[[赤単色デッキ|赤単色]]のタイプ。
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====赤白====
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*備考
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**[[グランプリ神戸14]] 優勝 ([http://coverage.mtg-jp.com/gpkob14/ 参考])
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**使用者:[[覚前輝也]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[基本セット2015]])
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{{#MagicFactory:df312072}}
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*[[赤白]]のバージョン。
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====赤緑白====
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*備考
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**[[グランプリポルトアレグレ15]] 準優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppoa15 参考])
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**使用者:[[Vagner William Casatti]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[戦乱のゼンディカー]])
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{{#MagicFactory:df315142}}
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*[[赤緑白]]のバージョン。[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]を採用し[[クロック]]を重視したタイプ。
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====赤白黒====
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*備考
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**[[グランプリピッツバーグ15]] 第11位 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gppit15 参考])
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**使用者:[[Brendan Reginbald]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[戦乱のゼンディカー]])
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{{#MagicFactory:df315559}}
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*[[赤白黒]]のバージョン。4種類目の1マナ3点火力として[[夜の衝突/Bump in the Night]]が採用されている。
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 +
====イコリア:巨獣の棲処後====
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*備考
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**Modern Challenge #12148182 on 05/03/2020 ベスト4([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-challenge-2020-05-04 参考])
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**使用者:ColletClow
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[イコリア:巨獣の棲処]])
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{{#MagicFactory:df319916}}
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*[[イコリア:巨獣の棲処]]参入後の[[赤白]]のリスト。[[夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den]]が[[相棒]]に据えられており、これと相性の良い[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]と[[炎の印章/Seal of Fire]]が採用されている。
  
 
==レガシー==
 
==レガシー==
108行: 201行:
 
{{#card:Fireblast}}
 
{{#card:Fireblast}}
  
[[稲妻/Lightning Bolt]]、[[Chain Lightning]]、[[溶岩の撃ち込み/Lava Spike]]、[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]による1マナ3点火力16枚がよく用いられるが、[[虚空の杯/Chalice of the Void]]の存在によりフル投入しないデッキも存在する。他には[[火炎の裂け目/Flame Rift]]、[[火炎破/Fireblast]]などがメインで、[[マグマの噴流/Magma Jet]]も安定性を増すために好んで採用される。いかにバーンと言えど、ただ早く勝つ事だけを考えていては[[エターナル]]では生き残れないということである。
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[[稲妻/Lightning Bolt]]、[[稲妻の連鎖/Chain Lightning]]、[[溶岩の撃ち込み/Lava Spike]]、[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]による1マナ3点火力16枚がよく用いられるが、[[虚空の杯/Chalice of the Void]]の存在によりフル投入しないデッキも存在する。他には[[火炎の裂け目/Flame Rift]]、[[火炎破/Fireblast]]などがメインで、[[マグマの噴流/Magma Jet]]も安定性を増すために好んで採用される。いかにバーンと言えど、ただ早く勝つ事だけを考えていては[[エターナル]]では生き残れないということである。
  
 
[[デュアルランド]]の蔓延するレガシーを強烈に[[メタる]][[発展の代価/Price of Progress]]をためらいなく採用できる点も大きい。これの存在が、レガシーの[[単色デッキ]]として一定の地位を獲得せしめているといえる。
 
[[デュアルランド]]の蔓延するレガシーを強烈に[[メタる]][[発展の代価/Price of Progress]]をためらいなく採用できる点も大きい。これの存在が、レガシーの[[単色デッキ]]として一定の地位を獲得せしめているといえる。
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レガシーにしては比較的安い資産で構築可能であることも有名である。そのため、レガシーの「[[貧乏デッキ]]」といえばバーンがイメージされることも多い。「貧乏デッキ」とはいえ、一瞬で焼き殺すことのできる爆発力を持つため油断は禁物である。
 
レガシーにしては比較的安い資産で構築可能であることも有名である。そのため、レガシーの「[[貧乏デッキ]]」といえばバーンがイメージされることも多い。「貧乏デッキ」とはいえ、一瞬で焼き殺すことのできる爆発力を持つため油断は禁物である。
  
===サンプルレシピ===
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===サンプルレシピ1===
 
*備考
 
*備考
 
**[[レガシー選手権10]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/104 参考])
 
**[[レガシー選手権10]] ベスト8 ([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/104 参考])
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{{#MagicFactory:df303270}}
 
{{#MagicFactory:df303270}}
  
==Pauper==
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===サンプルレシピ2===
Pauperでも有力なアーキタイプとして成立している。
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*備考
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**[[グランプリシアトルタコマ15]] 第26位 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15 参考])
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**使用者:[[Kian Dre]]
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*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[戦乱のゼンディカー]])
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{{#MagicFactory:df315299}}
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*[[ニクスへの旅]]で[[大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel]]、[[タルキール覇王譚]]で[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]、[[マジック・オリジン]]で[[極上の炎技/Exquisite Firecraft]]を獲得した後のリスト。
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==パウパー==
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[[パウパー]]でも赤単バーンが有力なアーキタイプとして成立している。
  
 
{{#card:Lightning Bolt}}
 
{{#card:Lightning Bolt}}
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{{#card:Keldon Marauders}}
  
[[稲妻/Lightning Bolt]]に代表される優良火力はほとんどがコモンであるため、レガシー版とほぼ変わらない質のバーンデッキを組むことが可能である。
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[[稲妻/Lightning Bolt]]に代表される優良火力はほとんどがコモンであるため、レガシー版とほぼ変わらない質のバーンデッキを組むことが可能である。一方でバーン向けのクリーチャーは充実しているとは言い難いため、クリーチャーは1~2種類程度か全く入れない構成を取る事が多い。パウパーではクリーチャーをほとんど入れないデッキは少ないため、[[黒単信心#パウパー|黒単コントロール]]などの除去コンとは非常に相性が良くなる。[[異界月]]では[[熱錬金術師/Thermo-Alchemist]]を、[[破滅の刻]]では[[火付け射手/Firebrand Archer]]を獲得し、爆発力は高くなったものの、クリーチャーへの依存性もやや上がった。
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また、[[紅蓮破/Pyroblast]]や[[電謀/Electrickery]]といった強力な対策カードや[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]などを突破する[[鋭い痛み/Flaring Pain]]、相手の動きを遅らせつつダメージを与えられる[[溶鉄の雨/Molten Rain]]や[[粉々/Smash to Smithereens]]など[[サイドボード]]向けにも優秀なカードが多い。
  
 
ただし、レガシーにおける[[紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar]]や[[硫黄の渦/Sulfuric Vortex]]などの相手に対するメタカードや全体火力のほとんどがアンコモン以上であり、相手のデッキに対しての対策をほとんど講じることができないという点では脆さもあるといえる。
 
ただし、レガシーにおける[[紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar]]や[[硫黄の渦/Sulfuric Vortex]]などの相手に対するメタカードや全体火力のほとんどがアンコモン以上であり、相手のデッキに対しての対策をほとんど講じることができないという点では脆さもあるといえる。
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相手によって得意不得意が出やすいデッキではあるが、メタゲームの状況次第ではトップメタに食い込めるほどの地力があるデッキでもある。
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[[稲妻の連鎖/Chain Lightning]]を4枚積みするため、紙のカードで組む場合はお金がかかるパウパーデッキの筆頭であった。現在は稲妻の連鎖の再録により他のデッキとそれほど変わらない値段で組むことができる。
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{{#card:Reckless Impulse}}
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{{#card:Wrenn's Resolve}}
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[[イニストラード:真紅の契り]]では[[無謀なる衝動/Reckless Impulse]]を、[[機械兵団の進軍]]でその[[同型再版]]の[[レンの決意/Wrenn's Resolve]]を獲得。[[ケッシグの炎吹き/Kessig Flamebreather]]や[[熱錬金術師/Thermo-Alchemist]]を並べた状態でこれらの[[軽い]][[衝動的ドロー]]呪文を連打することで、[[リソース]]を獲得しながら[[対戦相手]]に[[ダメージ]]を与える構成が登場した。
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{{#card:Kuldotha Rebirth}}
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[[カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirth]]を採用した構成は、'''[[赤単カルドーサ]]'''と呼ばれる。
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{{#card:Vampire's Kiss}}
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また、[[吸血鬼の口づけ/Vampire's Kiss]]などを採用した[[黒赤]]の[[マッドネス]]要素を含むバーンデッキも存在し、'''[[ブラッドバーン]]'''と呼ばれる。
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{{#card:Bump in the Night}}
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この他に、[[夜の衝突/Bump in the Night]]などの黒の[[ライフロス]]呪文を採用した'''黒単バーン'''が少数存在する。ライフを攻めるカードを[[除去]]として使えない代わりに、ダメージ[[軽減]]によって封殺されないのが特徴である。
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===赤単バーン===
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====初期型====
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*備考
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**Pauper Challenge #687676 on 11/14/2009 3rd Place ([http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/687676 参考])
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**使用者:yaya3 ([[八十岡翔太]])
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[ゼンディカー]])
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{{#MagicFactory:df313228}}
 +
*合計8枚の[[クリーチャー]]が入ったバージョン。
 +
 +
====ラヴニカへの回帰後====
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*備考
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**Pauper Daily #7446383 on 09/07/2014 4-0 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2014-09-08 参考])
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**使用者:Kohanalily
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[基本セット2015]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df312249}}
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*基本的な構成は変わっていないものの、[[焼尽の猛火/Searing Blaze]]や[[貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart]]、[[電謀/Electrickery]]などが加わっている。
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*[[ピラニアの湿地/Piranha Marsh]]を採用した亜種も存在する。自然に[[黒]]をタッチすることが可能なため、[[夜の衝突/Bump in the Night]]と[[荒廃稲妻/Blightning]]を使えるのが強み。
 +
 +
====フルバーン====
 +
*備考
 +
**Pauper Daily #7515446 on 10/06/2014 4-0 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2014-10-07 参考])
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**使用者:Abaris
 +
*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[タルキール覇王譚]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df312246}}
 +
*クリーチャー0枚のフルバーンバージョン。
 +
 +
====破滅の刻後====
 +
*備考
 +
**Pauper Challenge #10985229 on 11/12/2017 ベスト8([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2017-11-13 参考])
 +
**使用者:ACtuallyMeAmKing
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[イクサラン]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df318259}}
 +
*[[熱錬金術師/Thermo-Alchemist]]と[[火付け射手/Firebrand Archer]]を両方採用したバージョン。
 +
*[[モダンマスターズ2017]]からは[[マグマの噴流/Magma Jet]]を獲得している。
 +
 +
====ドミナリア後====
 +
*備考
 +
**Pauper Challenge #11460914 on 07/01/2018 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2018-07-02 参考])
 +
**使用者: TabaDonk
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[ドミナリア]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df318664}}
 +
*[[ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner]]を採用したバージョン。[[ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe]]まで採用し、序盤からギトゥの溶岩走りに+1/+0[[修整]]と[[速攻]]を付与させることを目指した構成。
 +
 +
====ラヴニカの献身後====
 +
*備考
 +
**Pauper Challenge #12285843 on 04/17/2021 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2021-04-18 参考])
 +
**使用者: murilobds
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df320499}}
 +
*ギタクシア派の調査[[禁止カード|禁止]]後のリスト。クリーチャーはこの2種を採用したタイプが主流となっている。
 +
*[[ラヴニカの献身]]では[[批判家刺殺/Skewer the Critics]]を獲得している。
 +
 +
====ダブルマスターズ2022後====
 +
*備考
 +
**Pauper League on 08/30/2023 5-0([https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/pauper-league-2023-08-30 参考])
 +
**使用者: GuerraDeLaChespa
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[統率者マスターズ]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323936}}
 +
*[[ダブルマスターズ2022]]で[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]を獲得し、大幅に強化された。
 +
 +
====禁止改定後====
 +
*備考
 +
**Pauper League on 03/09/2024 5-0([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-league-2024-03-097928 参考])
 +
**使用者: LANMEE
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[カルロフ邸殺人事件]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323937}}
 +
*[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]禁止後のリスト。
 +
 +
===赤単バーン(衝動的ドロー型)===
 +
====機械兵団の進軍後====
 +
*備考
 +
**Pauper Showcase Challenge on 06/10/2023 準優勝([https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/pauper-showcase-challenge-2023-06-1012556855 参考])
 +
**使用者: Ixidor29
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[機械兵団の進軍]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df322175}}
 +
*簡単に2回唱えられるため[[クリーチャー]]の[[能力]]を[[誘発]]させやすい[[溶岩の投げ矢/Lava Dart]]が採用される一方、[[衝動的ドロー]]と相性の悪い[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]などは採用されない。
 +
 +
====禁止改定後====
 +
*備考
 +
**Pauper League on 09/14/2024 5-0([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-league-2024-09-148386 参考])
 +
**使用者: _KhAlMyR_
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[ブルームバロウ]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323938}}
 +
*[[僧院の速槍/Monastery Swiftspear]]禁止後のリスト。
 +
 +
===黒単バーン===
 +
====サンプルリスト1====
 +
*備考
 +
**Pauper League #12285843 on 07/08/2020 5-0([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-league-2020-07-08 参考])
 +
**使用者: aarong
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[基本セット2021]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323770}}
 +
*[[欠片盗み/Morsel Theft]]を[[徘徊]]で唱えるために、[[回避能力]]を持つ軽い[[ならず者]]を採用した[[黒ウィニー|ウィニー]]風のリスト。
 +
**[[ならず者 (デッキ)|ならず者デッキ]]の一種ともいえる。追加のならず者として[[夜市の見張り/Night Market Lookout]]が採用されることも多い。
 +
*[[夜の衝突/Bump in the Night]]を[[フラッシュバック]]で唱える際の[[赤]]マナ源として[[ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium]]を採用している。
 +
 +
====サンプルリスト2====
 +
*備考
 +
**Pauper Challenge #12309186 on 06/28/2021 7位([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2021-06-28 参考])
 +
**使用者: BonVoyYawg
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[モダンホライゾン2]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323771}}
 +
*[[鋸刃蠍/Serrated Scorpion]]や[[危険なマイア/Perilous Myr]]を採用した、[[サクリファイス#パウパー|サクリファイスデッキ]]とのハイブリッド型のリスト。
 +
*[[村の儀式/Village Rites]]を用いる関係上、クリーチャーの数が20枚とかなり多いのが特徴。
 +
 +
====サンプルリスト3====
 +
*備考
 +
**Pauper League #12285843 on 09/28/2022 5-0([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-league-2022-09-28 参考])
 +
**使用者: Alvatar
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[団結のドミナリア]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323768}}
 +
*クリーチャーの枚数を削った代わりに、[[ドレイン]]呪文を多く採用することによって相手の攻めを耐えるリスト。
 +
*クリーチャーが少ないため[[村の儀式/Village Rites]]ではなく、[[血]]や[[囁きの大霊堂/Vault of Whispers]]をサクれる[[命取りの論争/Deadly Dispute]]が採用される。
 +
 +
====サンプルリスト4====
 +
*備考
 +
**Pauper League on 09/06/2023 5-0([https://www.mtgo.com/en/mtgo/decklist/pauper-league-2023-09-06 参考])
 +
**使用者: Beicodegeia
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[統率者マスターズ]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323788}}
 +
*[[大釜の使い魔/Cauldron Familiar]]を採用した、[[食物 (デッキ)#パウパー|食物デッキ]]とのハイブリッド型のリスト。
 +
 +
====サンプルリスト5====
 +
*備考
 +
**Pauper Challenge 32 on 06/29/2024 8位([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-challenge-32-2024-06-2912653978 参考])
 +
**使用者: RedRob4287
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[パウパー]](~[[モダンホライゾン3]])
 +
 +
{{#MagicFactory: df323769}}
 +
*[[鋸歯の痩せ地/Jagged Barrens]]と[[不吉な前兆の鴉/Raven of Fell Omens]]を獲得した後のリスト。
 +
*鋸歯の痩せ地は追加のダメージ源になると同時に、[[夜の衝突/Bump in the Night]]を[[フラッシュバック]]で唱える際の[[赤]]マナ源になる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[Premium Deck Series: Fire & Lightning]]
 
*[[Premium Deck Series: Fire & Lightning]]
*[http://archive.mtg-jp.com/reading/010092/ デッキタイムトラベル!:赤単編](文:[[浅原晃]]
+
*[https://web.archive.org/web/20130306112141/http://archive.mtg-jp.com/reading/010092/ デッキタイムトラベル!:赤単編 (Internet Archive)][[浅原晃]]著)
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/rc/217 開幕三点!](ReConstructed、文:[[Gavin Verhey]]
+
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/reconstructed/surprise-take-3-2012-10-16 Surprise! Take 3!](ReConstructed [[2012年]]10月16日 [[Gavin Verhey]]著)
 
*[[フルバーン]]
 
*[[フルバーン]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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2024年11月14日 (木) 09:29時点における最新版

バーン(Burn)とは、の直接ダメージ呪文火力)を主体に構成されたデッキクリーチャーをいっさい投入しないノンクリーチャー・タイプも珍しくない。

目次

[編集] 概要


Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。



Fireball / 火の玉 (X)(赤)
ソーサリー

この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(1)多くなる。
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち望む数を対象とする。火の玉はそれらにそれぞれ、X点を端数を切り捨てて均等に割った点数のダメージを与える。


赤のダメージ呪文を最速で効率よく対戦相手に叩き込み、ライフ20点を削りきるという戦術のデッキ。そのため赤の防御円/Circle of Protection: Redなどの軽減やライフ回復に非常に弱いが、一度突っ走ると圧倒的な攻撃力を発揮する魅力的なデッキである。2枚から10点ダメージが飛び出したり、1ターン目からライフをそこそこ削ることができたりする。

火力を中心とするため、クリーチャーなどと違い対応手段が少ないことが最大の利点である。クリーチャーはブロック攻撃制限除去など対応手段が豊富であるが、火力は解決された時点で直接ダメージが与えられるため、その前に軽減、打ち消し手札破壊マナ拘束などで対応するしかない。

また、召喚酔いがないことや、同コストのクリーチャーのパワーよりダメージが大きいことによるスピードも大きな利点である。そのため、クリーチャーでもボール・ライトニング/Ball Lightningのような、いわゆる歩く火力は使われる場合もある。

ただし、一点突破主義的なデッキのためにいろいろな対策カード1枚であっさり完封されてしまうなどといった欠点も併せ持つ。また序盤を凌がれると息切れしやすいため、何らかのカード・アドバンテージ源を搭載することもしばしば。

様々な欠点を持つが、メタられなければそれなりに強い。メタられればそれまで。黎明期より存在しており、白ウィニーなどと同じく愛好者は多い。

  • ある程度バーン要素が強めのビートダウンデッキであってもバーンの一種とみなされる場合もある。区別のために、歩く火力以外のクリーチャーを使用しない特化したバーンデッキをフルバーンと呼ぶ場合もある。

[編集] デッキ構築

ショック/Shockなどに代表される優良な火力呪文は、コモンアンコモンに設定されていることが多く、初心者プレイヤーでも手を出しやすいデッキであり、それなりに強い。ミラージュ~テンペスト期のバーンの隆盛を考慮してか一時期火力の性能は著しく落ちたが、近年は再び質が向上しつつある。

ただし、デッキ構築プレイングは相当難しい。ただ「土地と火力でデッキを組んで全部対戦相手に撃ち込めばよい」というものではない。そんなことをしていたら、よほど優秀な火力がないかぎり、相手のライフを削り切る前にクリーチャー殴り殺されてしまう。かといって火力で正直にクリーチャーを1体1体除去していたら、対戦相手に撃つ分が足りなくなって息切れしてしまう。無視すべきか焼き落とすか、その判断を常に計算しなければならない。

1ターンにどれだけ大きなダメージを与えられるか、ということを数ターンを見越して考える力が必要になる。

[編集] 火力

1~2マナの扱いやすいカードが主力だが、効率的なダメージを念頭に置くなら、火炎破/Fireblast音波の炸裂/Sonic Burstのように使いどころが難しいが強力なカードを使う必要が出てくる。柔軟なプレイを考えるならば、インスタントソーサリーの比率も考えなくてはならない。

呪われた巻物/Cursed Scrollなどの恒久火力も息切れを防いでくれる重要なカードである。

[編集] クリーチャー

いかに火力が優秀であるとしても、クリーチャーのダメージ効率の優秀さを捨て置くことはできない。

火力とクリーチャーのコンビネーションによる攻撃を突き詰めるとスライに分類されるデッキに近くなるが、バーン戦略でも採用されるクリーチャーという物は存在する。1つはボール・ライトニングに代表される歩く火力。次にモグの狂信者/Mogg Fanaticなどの火力内蔵クリーチャーである。前者は同じマナ域の呪文としてダメージ効率が高いことが多く、ソーサリーによる干渉が無い。後者は除去の損失を最低限に抑えつつ本体への直接ダメージ能力もあり、火力とクリーチャーの長所を併せ持つ。

特にアドバンテージを重視しつつ敵を焼ききるタイプのデッキでは、後者に加えてミシュラランドを投入することがある。

また、黎明期ではオーグ/Orggなどのデメリット持ちファッティも採用されている。

[編集] 補助

効率良くカードを使っていくために、火力以外の補助カード(等時の王笏/Isochron Scepter吠えたける鉱山/Howling Mineなど)も入れる必要がある。それらの補助カードが手札に来なければ無意味なので、相応の枚数は必要だが、入れすぎると肝心の火力が減ってしまって本末転倒になるというもどかしさがある。

手札と土地、自分のライフのみリソースとする(パーマネント展開しない)ことから、息切れを防ぐためにカードドローも重要。赤単色では怒鳴りつけ/Browbeat生体融合帽/Grafted Skullcapが一般的だが、他のを混ぜて嘘か真か/Fact or Fiction夜の囁き/Night's Whisper闇の腹心/Dark Confidantなどを採用するケースも見られる。

また、火力だけではクリーチャーへの対応が厳しい場合は、他のパーマネント除去などを採用する場合もある。

[編集] マナカーブ

マナカーブも非常に重視される。基本的に1~3マナ圏のカードのみにしたいが、スタンダード程度のカード・プールではそうは言ってられず、決め手となるカードを入れなければならない。その決め手となるカードのマナ・コストにも悩まされる。扱いの非常に難しいデッキである。

[編集] スタンダード

下記の時期のスタンダードにおいても、活躍を見せる。

[編集] ブロック構築

下記の時期のブロック構築においても、活躍を見せる。

[編集] エクステンデッド(デュアルランド期)

初期のエクステンデッドでは、ネクロPoxに対抗しやすいフルバーンデッキが存在した。


Scent of Cinder / 燃えがらの匂い (1)(赤)
ソーサリー

あなたの手札にある赤のカードを望む枚数だけ公開する。クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。燃えがらの匂いはそれにX点のダメージを与える。Xは、これにより公開されたカードの数に等しい。


特に、燃えがらの匂い/Scent of Cinderまで投入したタイプは匂いバーンと呼ばれる。

[編集] パイオニア

パイオニア環境でも成立する。モダンのバーンと比較すると、稲妻/Lightning Boltなどの優良火力が使えないため、ややクリーチャーに寄った構成となる。ボロスの魔除け/Boros Charmなどのためにタッチされる。


Soul-Scar Mage / 損魂魔道士 (赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

果敢
あなたがコントロールする発生源が対戦相手がコントロールするクリーチャーに戦闘ダメージでないダメージを与えるなら、代わりにその点数に等しい数の-1/-1カウンターをそのクリーチャーの上に置く。

1/2


Wizard's Lightning / 魔術師の稲妻 (2)(赤)
インスタント

あなたがウィザード(Wizard)をコントロールしているなら、この呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。魔術師の稲妻はそれに3点のダメージを与える。


クリーチャーと火力呪文ライフ削り批判家刺殺/Skewer the Critics舞台照らし/Light Up the Stage絢爛唱える。クリーチャーは魔術師の稲妻/Wizard's Lightningとのタイプ的シナジーのため、損魂魔道士/Soul-Scar Mageなどのウィザードが中心となる。

イコリア:巨獣の棲処からは、強力な相棒である夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denを獲得した。


Lurrus of the Dream-Den / 夢の巣のルールス (1)(白/黒)(白/黒)
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) ナイトメア(Nightmare)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている各パーマネント・カードが、それぞれマナ総量が2以下であること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
絆魂
あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地からマナ総量が2以下のパーマネント呪文を1つ唱えてもよい。

3/2

[編集] サンプルリスト

[編集] 初期型

Boros Burn [1]
土地 (19)
4 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
4 感動的な眺望所/Inspiring Vantage
7 山/Mountain
4 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
クリーチャー (18)
4 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
2 ギトゥの溶岩走り/Ghitu Lavarunner
4 僧院の速槍/Monastery Swiftspear
4 損魂魔道士/Soul-Scar Mage
4 ヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancer
呪文 (23)
4 ボロスの魔除け/Boros Charm
1 巻き添え被害/Collateral Damage
3 舞台照らし/Light Up the Stage
2 稲妻の一撃/Lightning Strike
1 ショック/Shock
4 批判家刺殺/Skewer the Critics
4 乱撃斬/Wild Slash
4 魔術師の稲妻/Wizard's Lightning
サイドボード (15)
3 岩への繋ぎ止め/Chained to the Rocks
3 暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidon
3 安らかなる眠り/Rest in Peace
3 サテュロスの火踊り/Satyr Firedancer
3 灼熱の血/Searing Blood
  • 初期のリスト。

[編集] イコリア:巨獣の棲処後


[編集] モダン

モダンでも、稲妻/Lightning Bolt溶岩の撃ち込み/Lava Spike裂け目の稲妻/Rift Boltの1マナ3点火力3種を軸にしたデッキが存在している。


Rift Bolt / 裂け目の稲妻 (2)(赤)
ソーサリー

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。裂け目の稲妻はそれに3点のダメージを与える。
待機1 ― (赤)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(赤)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが1個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)



Skullcrack / 頭蓋割り (1)(赤)
インスタント

このターン、プレイヤーはライフを得られない。このターン、ダメージは軽減できない。プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。頭蓋割りはそれに3点のダメージを与える。


フルバーンの構成は少なく、苛立たしい小悪魔/Vexing Devilゴブリンの先達/Goblin Guideなどのクリーチャーも採用する場合が多い。

基本的には他の環境と同様に赤単色の構成を取るが、タッチして夜の衝突/Bump in the Night死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanをタッチしてボロスの魔除け/Boros Charm稲妻のらせん/Lightning Helixをタッチして破壊的な享楽/Destructive Revelryアタルカの命令/Atarka's Commandなどが加えられる場合もある。

ニクスへの旅参入後は大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revelの採用により大きく強化されトップメタの一角に定着、グランプリ神戸14では優勝者含めトップ8に2名を送り込んだ(→*1)。

その後神聖の力線/Leyline of Sanctityなどバーン対策を取られることが多くなったため、破壊的な享楽/Destructive Revelryをサイドに採用した赤緑白のタイプが主流となっている。

イコリア:巨獣の棲処からは、強力な相棒である夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denを獲得した。


Lurrus of the Dream-Den / 夢の巣のルールス (1)(白/黒)(白/黒)
伝説のクリーチャー — 猫(Cat) ナイトメア(Nightmare)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている各パーマネント・カードが、それぞれマナ総量が2以下であること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
絆魂
あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地からマナ総量が2以下のパーマネント呪文を1つ唱えてもよい。

3/2


Mishra's Bauble / ミシュラのガラクタ (0)
アーティファクト

(T),ミシュラのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを1枚見る。次のターンのアップキープの開始時にカードを1枚引く。


[編集] サンプルリスト

[編集] 4色

Modern burn [2]
土地 (20)
4 乾燥台地/Arid Mesa
4 黒割れの崖/Blackcleave Cliffs
2 血の墓所/Blood Crypt
1 湿地の干潟/Marsh Flats
2 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
4 沸騰する小湖/Scalding Tarn
2 冠雪の山/Snow-Covered Mountain
1 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
クリーチャー (13)
3 死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman
4 ゴブリンの先達/Goblin Guide
2 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
4 苛立たしい小悪魔/Vexing Devil
呪文 (27)
4 ボロスの魔除け/Boros Charm
4 夜の衝突/Bump in the Night
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 稲妻/Lightning Bolt
1 火柱/Pillar of Flame
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
2 焼尽の猛火/Searing Blaze
1 欠片の飛来/Shard Volley
3 頭蓋割り/Skullcrack
サイドボード (15)
1 火炎崩れ/Flamebreak
1 墓掘りの檻/Grafdigger's Cage
2 隠匿+探求/Hide+Seek
3 ラクドスの魔除け/Rakdos Charm
2 焼尽の猛火/Searing Blaze
1 頭蓋割り/Skullcrack
1 呪文滑り/Spellskite
1 倦怠の宝珠/Torpor Orb
2 火山の流弾/Volcanic Fallout
1 摩耗+損耗/Wear+Tear

[編集] 赤単

Mono Red GP Brisbane 2013 [3]
土地 (19)
4 乾燥台地/Arid Mesa
1 ケルドの巨石/Keldon Megaliths
11 山/Mountain
3 沸騰する小湖/Scalding Tarn
クリーチャー (8)
4 ゴブリンの先達/Goblin Guide
4 ケルドの匪賊/Keldon Marauders
呪文 (33)
4 血の手の炎/Flames of the Blood Hand
4 稲妻/Lightning Bolt
4 マグマの噴流/Magma Jet
4 焼尽の猛火/Searing Blaze
2 欠片の飛来/Shard Volley
4 頭蓋割り/Skullcrack
3 火山の流弾/Volcanic Fallout
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
サイドボード (15)
2 ボール・ライトニング/Ball Lightning
4 ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics
4 溶鉄の雨/Molten Rain
4 粉々/Smash to Smithereens
1 火山の流弾/Volcanic Fallout

[編集] 赤白

Rw Burn [4]
土地 (20)
8 山/Mountain
4 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
4 乾燥台地/Arid Mesa
4 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
クリーチャー (15)
4 ゴブリンの先達/Goblin Guide
4 苛立たしい小悪魔/Vexing Devil
4 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
3 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
呪文 (25)
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 稲妻/Lightning Bolt
4 頭蓋割り/Skullcrack
3 ボロスの魔除け/Boros Charm
3 灼熱の血/Searing Blood
3 欠片の飛来/Shard Volley
サイドボード (15)
4 溶鉄の雨/Molten Rain
4 石のような静寂/Stony Silence
1 粉砕の嵐/Shatterstorm
2 摩耗+損耗/Wear+Tear
4 神聖の力線/Leyline of Sanctity

[編集] 赤緑白

Naya Burn(Modern) [5]
土地 (20)
4 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
3 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
4 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
2 乾燥台地/Arid Mesa
3 山/Mountain
クリーチャー (18)
2 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
4 僧院の速槍/Monastery Swiftspear
4 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
4 ゴブリンの先達/Goblin Guide
4 野生のナカティル/Wild Nacatl
呪文 (22)
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
2 焼尽の猛火/Searing Blaze
4 アタルカの命令/Atarka's Command
4 ボロスの魔除け/Boros Charm
4 稲妻/Lightning Bolt
サイドボード (15)
2 焼尽の猛火/Searing Blaze
3 コーの火歩き/Kor Firewalker
4 流刑への道/Path to Exile
4 破壊的な享楽/Destructive Revelry
2 古えの遺恨/Ancient Grudge

[編集] 赤白黒

Mardu Burn(Modern) [6]
土地 (20)
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
3 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
2 山/Mountain
1 断崖の避難所/Clifftop Retreat
4 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
2 血の墓所/Blood Crypt
4 乾燥台地/Arid Mesa
クリーチャー (12)
4 僧院の速槍/Monastery Swiftspear
4 ゴブリンの先達/Goblin Guide
4 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
呪文 (28)
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 夜の衝突/Bump in the Night
4 焼尽の猛火/Searing Blaze
4 稲妻のらせん/Lightning Helix
4 稲妻/Lightning Bolt
4 ボロスの魔除け/Boros Charm
サイドボード (15)
4 粉々/Smash to Smithereens
2 流刑への道/Path to Exile
4 コーの火歩き/Kor Firewalker
2 跳ね返す掌/Deflecting Palm
3 はじける破滅/Crackling Doom

[編集] イコリア:巨獣の棲処後

Boros Burn [7]
土地 (20)
2 乾燥台地/Arid Mesa
3 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
4 感動的な眺望所/Inspiring Vantage
3 山/Mountain
3 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
4 灼陽大峡谷/Sunbaked Canyon
1 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
クリーチャー (12)
4 大歓楽の幻霊/Eidolon of the Great Revel
4 ゴブリンの先達/Goblin Guide
4 僧院の速槍/Monastery Swiftspear
呪文 (28)
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
4 ボロスの魔除け/Boros Charm
4 稲妻/Lightning Bolt
3 稲妻のらせん/Lightning Helix
3 焼尽の猛火/Searing Blaze
2 頭蓋割り/Skullcrack
2 ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble
2 炎の印章/Seal of Fire
サイドボード (15)
1 頭蓋割り/Skullcrack
4 コーの火歩き/Kor Firewalker
1 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den
3 流刑への道/Path to Exile
3 粉々/Smash to Smithereens
3 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt

[編集] レガシー

過去の優良火力が自由に使えるレガシーではそれなりの勢力を誇る。主力火力に禁止制限がかけられていないのも重要。


Lava Spike / 溶岩の撃ち込み (赤)
ソーサリー — 秘儀(Arcane)

プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。溶岩の撃ち込みはそのプレイヤーに3点のダメージを与える。



Fireblast / 火炎破 (4)(赤)(赤)
インスタント

あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える。


稲妻/Lightning Bolt稲妻の連鎖/Chain Lightning溶岩の撃ち込み/Lava Spike裂け目の稲妻/Rift Boltによる1マナ3点火力16枚がよく用いられるが、虚空の杯/Chalice of the Voidの存在によりフル投入しないデッキも存在する。他には火炎の裂け目/Flame Rift火炎破/Fireblastなどがメインで、マグマの噴流/Magma Jetも安定性を増すために好んで採用される。いかにバーンと言えど、ただ早く勝つ事だけを考えていてはエターナルでは生き残れないということである。

デュアルランドの蔓延するレガシーを強烈にメタる発展の代価/Price of Progressをためらいなく採用できる点も大きい。これの存在が、レガシーの単色デッキとして一定の地位を獲得せしめているといえる。

デュアルランド同様に、フェッチランドの蔓延する環境をメタるミシュラのアンク/Ankh of Mishraが採用される場合があり、アンク・バーンとも呼ばれる。このようなアーティファクトを多めに投入し、爆片破/Shrapnel Blastを使えるようにする場合もある。

息切れ対策としては、怒鳴りつけ/Browbeatや、渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer呪われた巻物/Cursed Scrollなど恒久火力を投入している事が多い。

また、軽くて強力な呪文が横行するエターナル環境に対する紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillarコントロールデッキに対しての硫黄の渦/Sulfuric Vortexなど、エンチャントからのダメージソースが採用されることも多い。

レガシーにしては比較的安い資産で構築可能であることも有名である。そのため、レガシーの「貧乏デッキ」といえばバーンがイメージされることも多い。「貧乏デッキ」とはいえ、一瞬で焼き殺すことのできる爆発力を持つため油断は禁物である。

[編集] サンプルレシピ1


[編集] サンプルレシピ2


[編集] パウパー

パウパーでも赤単バーンが有力なアーキタイプとして成立している。


Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。



Keldon Marauders / ケルドの匪賊 (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

消失2(このクリーチャーは時間(time)カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、その上から時間カウンターを1個取り除く。最後の1個が取り除かれたとき、それを生け贄に捧げる。)
ケルドの匪賊が戦場に出るか戦場を離れるかしたとき、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。ケルドの匪賊はそれに1点のダメージを与える。

3/3

稲妻/Lightning Boltに代表される優良火力はほとんどがコモンであるため、レガシー版とほぼ変わらない質のバーンデッキを組むことが可能である。一方でバーン向けのクリーチャーは充実しているとは言い難いため、クリーチャーは1~2種類程度か全く入れない構成を取る事が多い。パウパーではクリーチャーをほとんど入れないデッキは少ないため、黒単コントロールなどの除去コンとは非常に相性が良くなる。異界月では熱錬金術師/Thermo-Alchemistを、破滅の刻では火付け射手/Firebrand Archerを獲得し、爆発力は高くなったものの、クリーチャーへの依存性もやや上がった。

また、紅蓮破/Pyroblast電謀/Electrickeryといった強力な対策カードや赤の防御円/Circle of Protection: Redなどを突破する鋭い痛み/Flaring Pain、相手の動きを遅らせつつダメージを与えられる溶鉄の雨/Molten Rain粉々/Smash to Smithereensなどサイドボード向けにも優秀なカードが多い。

ただし、レガシーにおける紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar硫黄の渦/Sulfuric Vortexなどの相手に対するメタカードや全体火力のほとんどがアンコモン以上であり、相手のデッキに対しての対策をほとんど講じることができないという点では脆さもあるといえる。

相手によって得意不得意が出やすいデッキではあるが、メタゲームの状況次第ではトップメタに食い込めるほどの地力があるデッキでもある。

稲妻の連鎖/Chain Lightningを4枚積みするため、紙のカードで組む場合はお金がかかるパウパーデッキの筆頭であった。現在は稲妻の連鎖の再録により他のデッキとそれほど変わらない値段で組むことができる。



Wrenn's Resolve / レンの決意 (1)(赤)
ソーサリー

あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を追放する。次のあなたのターンの終了時まで、あなたはそれらのカードをプレイしてもよい。


イニストラード:真紅の契りでは無謀なる衝動/Reckless Impulseを、機械兵団の進軍でその同型再版レンの決意/Wrenn's Resolveを獲得。ケッシグの炎吹き/Kessig Flamebreather熱錬金術師/Thermo-Alchemistを並べた状態でこれらの軽い衝動的ドロー呪文を連打することで、リソースを獲得しながら対戦相手ダメージを与える構成が登場した。


Kuldotha Rebirth / カルドーサの再誕 (赤)
ソーサリー

この呪文を唱えるための追加コストとして、アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。
赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを3体生成する。


カルドーサの再誕/Kuldotha Rebirthを採用した構成は、赤単カルドーサと呼ばれる。


Vampire's Kiss / 吸血鬼の口づけ (1)(黒)
ソーサリー

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。血(Blood)トークン2つを生成する。(それらは「(1),(T),カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。」を持つアーティファクトである。)


また、吸血鬼の口づけ/Vampire's Kissなどを採用した黒赤マッドネス要素を含むバーンデッキも存在し、ブラッドバーンと呼ばれる。


Bump in the Night / 夜の衝突 (黒)
ソーサリー

対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは3点のライフを失う。
フラッシュバック(5)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


この他に、夜の衝突/Bump in the Nightなどの黒のライフロス呪文を採用した黒単バーンが少数存在する。ライフを攻めるカードを除去として使えない代わりに、ダメージ軽減によって封殺されないのが特徴である。

[編集] 赤単バーン

[編集] 初期型


[編集] ラヴニカへの回帰後

Burn(Pauper) [8]
土地 (20)
20 山/Mountain
クリーチャー (8)
4 ケルドの匪賊/Keldon Marauders
4 火花の精霊/Spark Elemental
呪文 (32)
4 稲妻の連鎖/Chain Lightning
4 火炎の裂け目/Flame Rift
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
4 火炎破/Fireblast
4 火葬/Incinerate
4 稲妻/Lightning Bolt
4 焼尽の猛火/Searing Blaze
サイドボード (15)
4 貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart
3 電謀/Electrickery
2 鋭い痛み/Flaring Pain
2 紅蓮破/Pyroblast
4 粉々/Smash to Smithereens

[編集] フルバーン

Burn(Pauper) [9]
土地 (18)
2 忘れられた洞窟/Forgotten Cave
16 山/Mountain
クリーチャー (0)
呪文 (42)
4 稲妻の連鎖/Chain Lightning
3 炎の稲妻/Firebolt
1 火炎の裂け目/Flame Rift
4 溶岩の撃ち込み/Lava Spike
4 裂け目の稲妻/Rift Bolt
4 火炎破/Fireblast
4 火葬/Incinerate
4 稲妻/Lightning Bolt
4 針落とし/Needle Drop
4 焼尽の猛火/Searing Blaze
2 欠片の飛来/Shard Volley
4 貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart
サイドボード (15)
2 電謀/Electrickery
2 鋭い痛み/Flaring Pain
2 灰の殉教者/Martyr of Ashes
2 溶鉄の雨/Molten Rain
4 紅蓮破/Pyroblast
3 粉々/Smash to Smithereens
  • クリーチャー0枚のフルバーンバージョン。

[編集] 破滅の刻後


[編集] ドミナリア後


[編集] ラヴニカの献身後


[編集] ダブルマスターズ2022後


[編集] 禁止改定後


[編集] 赤単バーン(衝動的ドロー型)

[編集] 機械兵団の進軍後


[編集] 禁止改定後


[編集] 黒単バーン

[編集] サンプルリスト1


[編集] サンプルリスト2


[編集] サンプルリスト3


[編集] サンプルリスト4


[編集] サンプルリスト5

Mono-Black Burn(Pauper) [10]
土地 (18)
4 鋸歯の痩せ地/Jagged Barrens
14 沼/Swamp
クリーチャー (8)
4 不吉な前兆の鴉/Raven of Fell Omens
4 鋸刃蠍/Serrated Scorpion
呪文 (34)
4 血管の施し/Alms of the Vein
4 夜の衝突/Bump in the Night
4 汚染された地/Contaminated Ground
4 血の署名/Sign in Blood
4 魂の刈り取り/Soul Reap
4 君主の一噛み/Sovereign's Bite
4 暴君の選択/Tyrant's Choice
4 吸血鬼の口づけ/Vampire's Kiss
2 村の儀式/Village Rites
サイドボード (15)
4 押し寄せる砂/Choking Sands
2 悲哀まみれ/Drown in Sorrow
4 強迫/Duress
2 虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb
3 侵入者への呪い/Trespasser's Curse

[編集] 参考

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