罠の橋/Ensnaring Bridge
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自分の手札が少ないほど得をするカードの1つで、手札が無ければほとんどのクリーチャーが攻撃できなくなる。
サイズの大きいクリーチャーを使うビートダウンに対しては非常に有効に働く。ただし、自分のクリーチャーも影響を受けるので、それを考慮して採用しなければならない。
スタンダードでは手札消費の激しいバーンデッキによく採用されていた。このタイプは特にバーニングブリッジと呼ばれ、相性の良い生体融合帽/Grafted Skullcapや精神嵐の冠/Mindstorm Crownと共にデッキの根幹を成した。また、手札を0にした状態で罠の橋と無のブローチ/Null Broochで相手をロックし、呪われた巻物/Cursed Scrollでダメージを与えるエンプティ・ハンドロックというデッキも存在した。相手のクリーチャーのサイズが大きい場合には完全に手札を0にしなくてもいいため、対リアニメイト用にRed Deck Winsやポンザ系のデッキが使うこともあった。
またゲートウォッチの誓い以降のモダンやレガシーにおいて大きな存在感を放っているエルドラージ・アグロへの対策でサイドボード、場合によってはメインデッキから採用されることもある。大型クリーチャーによる攻撃がほぼ唯一の勝ち手段であるため罠の橋が劇的に効き、かつエルドラージ側が罠の橋を対策することが(特に主流型である無色のカードのみを採用しているタイプでは)難しいためである。手札とクリーチャーに依存しないコントロールであるランタンコントロールでもメインデッキから採用される。
- あなたの手札の枚数と同じ値のパワーを持つクリーチャーは攻撃に参加できる。よって、手札がなくてもパワー0のクリーチャーは攻撃できてしまう。 攻撃クリーチャーに指定した後でパワーが上がっても関係ないので、罪を与えるもの/Guiltfeederやパンプアップできる凍てつく影/Frozen Shadeなどは天敵だろう。モダン以下ならば羽ばたき飛行機械/Ornithopterで攻撃した後に頭蓋囲い/Cranial Platingの装備能力を起動するなど。
- 橋なのに飛行持ちの攻撃も妨害できる。ストロングホールド版のイラストを見ると納得するだろう。
- 第8版を選ぼうで静態の宝珠/Static Orbを抑えて再録された。
- マスターズ25thに新規イラストと新規フレイバー・テキストで収録。
[編集] 王国と遺物
「指輪物語」とのユニバースビヨンド版の別名はカザド=ドゥームの橋/Bridge of Khazad-dûm(イラスト)。
モリア/Moria内部の奈落の断崖の上に掛けられた細い石橋。元々はドワーフ/Dwarfがオークへの防衛線として建築した。
「旅の仲間」では一行がオークの軍勢から逃走して辿り着き、橋上でガンダルフ/Gandalfとバルログ/Balrogが一騎打ちを繰り広げた。