エルフ (デッキ)

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==ローウィン=シャドウムーア・ブロック期==
 
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[[エルフ]]が主要[[部族 (俗称)|部族]]に選ばれたこともあり、同[[環境]]の[[黒緑ビートダウン#ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|黒緑ビートダウン]]の中にエルフを中心にしたものが登場した。
 
[[エルフ]]が主要[[部族 (俗称)|部族]]に選ばれたこともあり、同[[環境]]の[[黒緑ビートダウン#ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|黒緑ビートダウン]]の中にエルフを中心にしたものが登場した。
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集合した中隊と[[召喚の調べ/Chord of Calling]]という2種類の[[サーチ]][[カード]]を擁するため、[[呪文滑り/Spellskite]]や[[漁る軟泥/Scavenging Ooze]]などの[[メタる|メタ]]能力を持つ[[クリーチャー]]を必要に応じて[[シルバーバレット]]することができる。この点を活かすべく他の[[色]](特に[[白]])を[[タッチ]]し、採用できるクリーチャーの幅を広げているものが多い。
 
集合した中隊と[[召喚の調べ/Chord of Calling]]という2種類の[[サーチ]][[カード]]を擁するため、[[呪文滑り/Spellskite]]や[[漁る軟泥/Scavenging Ooze]]などの[[メタる|メタ]]能力を持つ[[クリーチャー]]を必要に応じて[[シルバーバレット]]することができる。この点を活かすべく他の[[色]](特に[[白]])を[[タッチ]]し、採用できるクリーチャーの幅を広げているものが多い。
  
===タッチ白===
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*備考
 
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**[[グランプリシャーロット15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpcha15 参考])
 
**[[グランプリシャーロット15]] 優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpcha15 参考])
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*[[メインデッキ]]は[[緑単色デッキ|緑単色]]だが、[[サイドボード]]の[[ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender]]と[[静翼のグリフ/Hushwing Gryff]]のために白がタッチされている。
 
*[[メインデッキ]]は[[緑単色デッキ|緑単色]]だが、[[サイドボード]]の[[ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender]]と[[静翼のグリフ/Hushwing Gryff]]のために白がタッチされている。
  
===タッチ白黒===
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*備考
 
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**[[グランプリオクラホマシティ15]] 第12位 ([http://magic.wizards.com/en/content/grand-prix-oklahoma-city-2015 参考])
 
**[[グランプリオクラホマシティ15]] 第12位 ([http://magic.wizards.com/en/content/grand-prix-oklahoma-city-2015 参考])
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*[[黒]]をタッチして[[群れのシャーマン/Shaman of the Pack]]を採用したタイプ。サイドボードでは白もタッチされている。
 
*[[黒]]をタッチして[[群れのシャーマン/Shaman of the Pack]]を採用したタイプ。サイドボードでは白もタッチされている。
  
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*旧[[エクステンデッド]]と同様[[垣間見る自然/Glimpse of Nature]]を採用した[[チェイン・コンボ]]型の[[親和エルフ]]も活躍している。詳細は[[親和エルフ#レガシー|親和エルフ]]のページを参照のこと。
 
*旧[[エクステンデッド]]と同様[[垣間見る自然/Glimpse of Nature]]を採用した[[チェイン・コンボ]]型の[[親和エルフ]]も活躍している。詳細は[[親和エルフ#レガシー|親和エルフ]]のページを参照のこと。
  
===サンプルレシピ(初期)===
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*備考
 
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**デッキ名:'''Elves!'''
 
**デッキ名:'''Elves!'''
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*[[レガシー]]環境初期の“純”エルフデッキ。[[マナ加速]]から[[手札]]補充、[[全体強化]]に至るまでほとんどの[[呪文]]がエルフである。[[メインデッキ]]の非エルフ呪文は[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]のみ。
 
*[[レガシー]]環境初期の“純”エルフデッキ。[[マナ加速]]から[[手札]]補充、[[全体強化]]に至るまでほとんどの[[呪文]]がエルフである。[[メインデッキ]]の非エルフ呪文は[[ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote]]のみ。
  
===サンプルレシピ(イーブンタイド後)===
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====イーブンタイド後====
 
*備考
 
*備考
 
**[[レガシー選手権08]] ベスト8
 
**[[レガシー選手権08]] ベスト8
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しかし、遠くの旋律が暴走の先導に置き換わったことで全体除去後のリカバリーが可能になり、[[島/Island]]と[[森のレインジャー/Sylvan Ranger]]を使わなくてもよくなり安定性も向上。当時トップメタだったストンピィに相性が良いこともあり、一大勢力となった。
 
しかし、遠くの旋律が暴走の先導に置き換わったことで全体除去後のリカバリーが可能になり、[[島/Island]]と[[森のレインジャー/Sylvan Ranger]]を使わなくてもよくなり安定性も向上。当時トップメタだったストンピィに相性が良いこともあり、一大勢力となった。
  
===初期型===
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===サンプルレシピ===
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====初期型====
 
*備考
 
*備考
 
**Pauper Challenge #809767 on 12/26/2009 2nd Place([http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/809767 参考])
 
**Pauper Challenge #809767 on 12/26/2009 2nd Place([http://archive.wizards.com/Magic/digital/magiconlinetourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/809767 参考])
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{{#MagicFactory:df313209}}
 
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====タッチ青====
===タッチ青===
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*備考
 
*備考
 
**Pauper Premier Event #6767373 on 02/24/2014 3rd Place([http://www.wizards.com/Magic/digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6767373 参考])
 
**Pauper Premier Event #6767373 on 02/24/2014 3rd Place([http://www.wizards.com/Magic/digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6767373 参考])
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{{#MagicFactory:df311700}}
 
{{#MagicFactory:df311700}}
 
 
*[[ウィー=ゼロックス#Pauper|ウィー=ゼロックス]]すら霞む60枚デッキでの[[土地]]13枚。マナ加速への自信の表れと言える。
 
*[[ウィー=ゼロックス#Pauper|ウィー=ゼロックス]]すら霞む60枚デッキでの[[土地]]13枚。マナ加速への自信の表れと言える。
  
===緑単===
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====緑単====
 
*備考
 
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**Pauper Daily #8046338 on 03/06/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-03-07 参考])
 
**Pauper Daily #8046338 on 03/06/2015 4-0([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2015-03-07 参考])
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*緑単色のタイプ。こちらはそれ以上に少なくなんと土地10枚。
 
*緑単色のタイプ。こちらはそれ以上に少なくなんと土地10枚。
 
*ティタニアの僧侶による大量マナや遠くの旋律による大量ドローは採用せず、[[森林守りのエルフ/Timberwatch Elf]]や[[エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender]]で大型クリーチャーを調達し殴り倒すのが勝ち筋となる。
 
*ティタニアの僧侶による大量マナや遠くの旋律による大量ドローは採用せず、[[森林守りのエルフ/Timberwatch Elf]]や[[エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender]]で大型クリーチャーを調達し殴り倒すのが勝ち筋となる。
  
=== 緑単(アイコニックマスターズ以降) ===
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==== 緑単(アイコニックマスターズ後)  ====
 
* 備考
 
* 備考
 
** Pauper Constructed League on 12/22/2017 5-0([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-constructed-league-2017-12-22 参考])
 
** Pauper Constructed League on 12/22/2017 5-0([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-constructed-league-2017-12-22 参考])

2018年7月19日 (木) 13:53時点における版

エルフ(Elf/Elves)は、エルフを主体とした部族デッキの総称。

目次

概要

小型展開しやすいエルフを大量に、それも高速で戦場に並べ、その物量とマナ・アドバンテージ対戦相手を圧倒する。これだけ大量のクリーチャーマナを同時に確保できるデッキは少なく、ならではということで病みつきになる人も多い。

エルフ達は基本的に小粒でありカードパワーで押し切るのが難しいため、全体強化手段か別途フィニッシャーを用意するのが普通である。また、展開力に非常に長けるがゆえに、全体除去に脆いのも共通した弱点である。

特にオンスロート・ブロック以降は、ブロック構築からエターナルまで、幅広い場面で見られるデッキタイプとなった。

ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期

優秀なエルフが複数登場したことで、スタンダードでも復権を果たす。



ラノワールのエルフ/Llanowar Elves東屋のエルフ/Arbor Elfジョラーガの樹語り/Joraga Treespeakerといったマナ・エルフを高速で並べて猛烈にマナ・ブースト獣相のシャーマン/Fauna Shamanで必要なエルフをサーチし、エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid等で全体強化して一気に押し切る。

暴走の先導/Lead the Stampedeハンド・アドバンテージを確保して息切れを防ぎ、獣相のシャーマンとシナジーする復讐蔦/Vengevineを採用して全体除去への耐性を向上させている。

その他の部分はデッキによって様々。エルドラージの碑/Eldrazi Monumentエンドカードにしてエルドラージの碑に寄せたもの、エルフによる加速に加えて原始のタイタン/Primeval Titanなどを採用しエルドラージ召喚を可能にしたエルドラージ・ランプとのハイブリッドデッキ(このタイプはエルドラージに引っ掛けてエルフドラージと呼ばれる)などのバリエーションが存在する。

サンプルレシピ

Elves [1]
土地 (20)
20 森/Forest
クリーチャー (36)
4 東屋のエルフ/Arbor Elf
4 銅角笛の斥候/Copperhorn Scout
4 エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid
4 背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader
4 獣相のシャーマン/Fauna Shaman
4 ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker
2 ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
2 森のレインジャー/Sylvan Ranger
3 復讐蔦/Vengevine
1 狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental
呪文 (4)
4 暴走の先導/Lead the Stampede
サイドボード (15)
1 忍び寄る腐食/Creeping Corrosion
1 皮背のベイロス/Leatherback Baloth
4 活力の力線/Leyline of Vitality
3 自然の要求/Nature's Claim
1 強情なベイロス/Obstinate Baloth
3 呪文滑り/Spellskite
2 ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter

ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

エルフが主要部族に選ばれたこともあり、同環境黒緑ビートダウンの中にエルフを中心にしたものが登場した。



詳細は黒緑エルフを参照のこと。

また、それとは別路線で、遺産のドルイド/Heritage Druidの爆発力を活かした親和エルフも登場、こちらも一定の戦果をあげている。


オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期

ミラディン・ブロック期のスタンダードでは、史上最悪の装備品として名高い頭蓋骨絞め/Skullclampと組み、エルフ&ネイルが登場する。



オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期

オンスロート期のスタンダードでは、オンスロート・ブロック部族支援によって強化され、トーナメントレベルとなる。この頃のデッキエルフ・ビートと呼ばれる。



エクステンデッド

ローウィン=シャドウムーア・ブロック~ミラディンの傷跡ブロック期

もともと優秀なエルフを多く擁するカードプールではあったが、特にミラディン包囲戦暴走の先導/Lead the Stampedeというアドバンテージ手段を得たことで大きく強化され、メタゲームの上位にまで躍進した。



ラノワールのエルフ/Llanowar Elves東屋のエルフ/Arbor Elfなどのマナ・クリーチャーからエルフの大ドルイド/Elvish Archdruidジョラーガの戦呼び/Joraga Warcallerといった様々なロード展開強化された大量のエルフ達で速やかに勝負を決めるエルフらしいエルフ。

親和エルフからは遺産のドルイド/Heritage Druidイラクサの歩哨/Nettle Sentinelコンビが受け継がれている。また献身のドルイド/Devoted Druid2体と背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leaderによる無限マナ無限強化コンボが搭載されることも。

その爆発力は環境随一だが、全体除去に非常に弱く、マッチ2ゲーム目以降は苦しい戦いを強いられることが多い。グランプリ神戸11では参加者数4位を誇るも、2日目に駒を進めたデッキはごくわずかであった。

オンスロート・ブロック~アラーラの断片ブロック期

モーニングタイド期のスタンダードではローグデッキのひとつに過ぎなかった親和エルフが劇的に強化され、プロツアーベルリン08では上位を独占している。


テンペスト・ブロック~オンスロート・ブロック期

ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryを並べ、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなどによる潤沢なマナを背景に、相手を圧倒するタイプが主流。



エルフガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleを使用することから、クレイドルエルフと呼ばれることが多い。

サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (25) 3 繁殖力/Fecundity
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 1 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist
4 極楽鳥/Birds of Paradise 1 黄塵地帯/Dust Bowl
3 錯乱した隠遁者/Deranged Hermit 3 束縛/Bind
1 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist 1 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
3 貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth 1 起源/Genesis
4 ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary 1 マスティコア/Masticore
3 スカイシュラウドの密猟者/Skyshroud Poacher 1 帰化/Naturalize
3 マスティコア/Masticore 1 スパイクの飼育係/Spike Feeder
呪文 (12) 1 系図の石版/Slate of Ancestry
4 獣群の呼び声/Call of the Herd 1 ウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutan
4 生ける願い/Living Wish
2 帰化/Naturalize
2 系図の石版/Slate of Ancestry
土地 (23)
2 黄塵地帯/Dust Bowl
18 森/Forest
3 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle

モダン

モダンではフォーマット制定当初から垣間見る自然/Glimpse of Nature禁止されており、長らく目立った成果を上げることができなかった。しかしタルキール龍紀伝から集合した中隊/Collected Companyを獲得したことで大きく強化され、活躍を見せるようになった。



各種マナ・クリーチャー遺産のドルイド/Heritage Druidイラクサの歩哨/Nettle Sentinelコンビでマナを、エルフの幻想家/Elvish Visionary手札を確保しながらエルフを並べ、最後はエルフの大ドルイド/Elvish Archdruidニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxによる大量マナから背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader全体強化能力に繋げて押し切る。

集合した中隊と召喚の調べ/Chord of Callingという2種類のサーチカードを擁するため、呪文滑り/Spellskite漁る軟泥/Scavenging Oozeなどのメタ能力を持つクリーチャーを必要に応じてシルバーバレットすることができる。この点を活かすべく他の(特に)をタッチし、採用できるクリーチャーの幅を広げているものが多い。

サンプルレシピ

タッチ白

Elves [2]
土地 (18)
5 森/Forest
4 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
3 ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
1 先祖の院、翁神社/Okina, Temple to the Grandfathers
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
クリーチャー (34)
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 エルフの幻想家/Elvish Visionary
4 エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid
3 背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader
1 呪文滑り/Spellskite
1 漁る軟泥/Scavenging Ooze
1 獣相のシャーマン/Fauna Shaman
1 永遠の証人/Eternal Witness
1 再利用の賢者/Reclamation Sage
1 エルフのチャンピオン/Elvish Champion
1 スラーグ牙/Thragtusk
呪文 (8)
4 集合した中隊/Collected Company
4 召喚の調べ/Chord of Calling
サイドボード (15)
1 呪文滑り/Spellskite
1 再利用の賢者/Reclamation Sage
3 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
3 内にいる獣/Beast Within
2 引き裂く突風/Fracturing Gust
2 四肢切断/Dismember
1 ナイレアの弓/Bow of Nylea
1 静翼のグリフ/Hushwing Gryff
1 ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender

タッチ白黒

Elves(Modern) [3]
土地 (18)
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
2 草むした墓/Overgrown Tomb
1 寺院の庭/Temple Garden
1 ペンデルヘイヴン/Pendelhaven
3 森/Forest
2 地平線の梢/Horizon Canopy
3 霧深い雨林/Misty Rainforest
2 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
クリーチャー (33)
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
3 エルフの幻想家/Elvish Visionary
2 ドゥイネンの精鋭/Dwynen's Elite
1 呪文滑り/Spellskite
4 エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid
2 背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader
1 エルフのチャンピオン/Elvish Champion
4 群れのシャーマン/Shaman of the Pack
呪文 (9)
2 暴走の先導/Lead the Stampede
4 集合した中隊/Collected Company
3 召喚の調べ/Chord of Calling
サイドボード (15)
1 呪文滑り/Spellskite
1 臓物の予見者/Viscera Seer
1 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage
1 再利用の賢者/Reclamation Sage
1 永遠の証人/Eternal Witness
2 ブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tender
2 シルヴォクののけ者、メリーラ/Melira, Sylvok Outcast
2 四肢切断/Dismember
2 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
2 引き裂く突風/Fracturing Gust

レガシー

レガシーでも一定の勢力が見られるデッキである。



オンスロート以降の強力なエルフをはじめとして、クウィリーオン・レインジャー/Quirion RangerFyndhorn Elvesを「追加のラノワールのエルフ/Llanowar Elves」として採用しているものが一般的。大量のマナ加速から、エルフを次々に展開し、全体強化によって押し潰す戦略が基本となる。

弱点としては、相変わらずのリセット耐性の低さや、宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator擁するゴブリンと違い、スロット除去に割きづらいことが挙げられる。加速手段として大量のエルフを用いることも、他の呪文にスロットを割けない一因である。

近年では、様々なタイプに派生が進んでいる。そのいずれも、エルフの弱点である単調さや、「マナはあるが、ロードがいなくて殴るに殴れない」といった状況を打破するための手段として研究が進んでいる。アタッカーとして有用なエルフを多く用いた、一種のストンピィと見ることができるタイプや、大量のクリーチャーを用いることを利用し適者生存/Survival of the Fittestを搭載したタイプなどが登場している。

サンプルレシピ

初期

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (43) 4 繁殖力/Fecundity
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves 4 ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot
4 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger 4 津波/Tsunami
4 ティタニアの僧侶/Priest of Titania 3 エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist
4 血統のシャーマン/Bloodline Shaman
4 ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
4 部族の腕力魔道士/Tribal Forcemage
4 森の伝書使/Sylvan Messenger
4 宝石の手の徘徊者/Gempalm Strider
4 深き闇のエルフ/Elves of Deep Shadow
4 Fyndhorn Elves
3 エルフのチャンピオン/Elvish Champion
呪文 (0)
土地 (17)
2 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
2 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
9 森/Forest
4 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle

イーブンタイド後

メインデッキ (60)
クリーチャー (41)
1 鉤爪の統率者/Caller of the Claw
1 カメレオンの巨像/Chameleon Colossus
3 Fyndhorn Elves
4 遺産のドルイド/Heritage Druid
4 傲慢な完全者/Imperious Perfect
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
3 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
3 スカイシュラウドの精鋭/Skyshroud Elite
4 森の伝書使/Sylvan Messenger
3 ワイアウッドの伝令/Wirewood Herald
4 狼骨のシャーマン/Wolf-Skull Shaman
4 レンの地の克服者/Wren's Run Vanquisher
プレインズウォーカー (2)
2 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
土地 (17)
7 森/Forest
2 ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
サイドボード
4 クローサの掌握/Krosan Grip
3 真髄の針/Pithing Needle
4 トーモッドの墓所/Tormod's Crypt
4 梅澤の十手/Umezawa's Jitte

Pauper

マナ加速用のエルフはコモンに多いことから、Pauperでも一定数見られる。



アンコモン遺産のドルイド/Heritage Druidこそ使用不可であるが、樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangersイラクサの歩哨/Nettle Sentinelの組み合わせは健在。クウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerティタニアの僧侶/Priest of Titaniaの組み合わせもあるのでマナは有り余るほど出る。そのマナからリス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster森林守りのエルフ/Timberwatch Elfエルフの枝曲げ/Elvish Branchbenderエルフの先兵/Elvish Vanguardエターナルマスターズ以降)といったエルフの数が重要なエルフたちを高速展開する。バーンストンピィなどが相手なら幸運を祈る者/Wellwisherも事実上の勝ち手段となり得るだろう。豊富なマナとクリーチャーの頭数を活かしてヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow除去の手段にするなど、柔軟な戦略を取れる。

ドロー手段としてをタッチしての遠くの旋律/Distant Melodyが長らく主流であったが、アイコニックマスターズにて暴走の先導/Lead the Stampedeがコモンで収録されたことから、現在では緑単色での構築が可能となっている。

弱点はやはり全体除去。Pauperは全体除去の少ない環境であるが、電謀/Electrickeryのようなタフネス1のクリーチャーを狙い撃ちにするカードはそれなりにあり、タフネス1を多用するこのデッキにとっては致命傷になるので飛行対策も兼ねて蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armorを採用することもある。それでも墓所のネズミ/Crypt Ratsクラーク族のシャーマン/Krark-Clan Shamanあたりはどうしようもないので、なかなかトップメタまで上り詰めるまでは至らなかった。

しかし、遠くの旋律が暴走の先導に置き換わったことで全体除去後のリカバリーが可能になり、島/Island森のレインジャー/Sylvan Rangerを使わなくてもよくなり安定性も向上。当時トップメタだったストンピィに相性が良いこともあり、一大勢力となった。

サンプルレシピ

初期型

Elves(Pauper) [4]
土地 (16)
11 森/Forest
1 島/Island
4 広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse
クリーチャー (40)
4 樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers
4 エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender
4 エルフの幻想家/Elvish Visionary
4 フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
4 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
4 森林守りのエルフ/Timberwatch Elf
4 幸運を祈る者/Wellwisher
呪文 (4)
4 遠くの旋律/Distant Melody
サイドボード (15)
4 本質の管理人/Essence Warden
4 滋養/Nourish
4 Thermokarst
3 活力の覆い/Wrap in Vigor

タッチ青

Pauper Elves [5]
土地 (13)
12 森/Forest
1 島/Island
クリーチャー (39)
4 樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers
3 エルフの神秘家/Elvish Mystic
2 フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 ラノワールの歩哨/Llanowar Sentinel
4 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
4 ティタニアの僧侶/Priest of Titania
4 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
3 森のレインジャー/Sylvan Ranger
4 森林守りのエルフ/Timberwatch Elf
4 幸運を祈る者/Wellwisher
呪文 (8)
4 遠くの旋律/Distant Melody
2 蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor
2 ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow
サイドボード (15)
3 上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage
2 心の管理人/Heart Warden
2 一瞬の平和/Moment's Peace
4 散弾の射手/Scattershot Archer
4 Thermokarst

緑単

Elves(Pauper) [6]
土地 (10)
10 森/Forest
クリーチャー (33)
2 エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender
4 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 エルフの幻想家/Elvish Visionary
2 本質の管理人/Essence Warden
4 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
3 イラクサの歩哨/Nettle Sentinel
4 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
3 安寧砦の精鋭/Safehold Elite
3 散弾の射手/Scattershot Archer
4 森林守りのエルフ/Timberwatch Elf
呪文 (17)
4 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4 土地譲渡/Land Grant
3 魔力変/Manamorphose
3 怨恨/Rancor
3 蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor
サイドボード (15)
3 ブラストダーム/Blastoderm
3 上機嫌の破壊/Gleeful Sabotage
2 本質の管理人/Essence Warden
2 ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow
2 幸運を祈る者/Wellwisher
1 蜘蛛糸の鎧/Spidersilk Armor
1 夜の土/Night Soil
1 大祖始の遺産/Relic of Progenitus

緑単(アイコニックマスターズ後)

Elves [7]
土地 (14)
14 森/Forest
クリーチャー (41)
2 樺の知識のレインジャー/Birchlore Rangers
2 エルフの枝曲げ/Elvish Branchbender
3 エルフの神秘家/Elvish Mystic
4 エルフの先兵/Elvish Vanguard
4 エルフの幻想家/Elvish Visionary
3 フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
3 ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
4 リス・アラナの狩りの達人/Lys Alana Huntmaster
4 ティタニアの僧侶/Priest of Titania
4 クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger
4 森林守りのエルフ/Timberwatch Elf
4 幸運を祈る者/Wellwisher
呪文 (5)
4 暴走の先導/Lead the Stampede
1 ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow
サイドボード (15)
1 空への斉射/Aerial Volley
2 本質の管理人/Essence Warden
2 帰化/Naturalize
2 滋養/Nourish
2 大祖始の遺産/Relic of Progenitus
2 散弾の射手/Scattershot Archer
2 もつれ/Tangle
2 活力の覆い/Wrap in Vigor

参考

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