適者生存/Survival of the Fittest

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Survival of the Fittest / 適者生存 (1)(緑)
エンチャント

(緑),クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリーからクリーチャー・カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。


繰り返し使えるクリーチャー限定のサーチエンチャント。今風に言うと、クリーチャー全般をタイプ・サイクリングをしているようなものである。

単体で直接アドバンテージを得ることはできないが、融通性、速効性が高く、またそれ以上に様々なカードシナジーを持つ優秀なエンチャント。単純に使っても、中盤過ぎの極楽鳥/Birds of Paradiseファッティに替えられるなど、便利である。

好きなクリーチャーをサーチできるのと同時に、手札からクリーチャーを墓地に置くことができるため、繰り返す悪夢/Recurring Nightmareをはじめとしたリアニメイトカードとも相性がよい。今はエターナル環境でしかできないが、ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobとのシナジーが凶悪であった。最近では墓地にあるだけで意味を持つクリーチャーも増加したため、恐るべきアドバンテージ発生装置の側面も強い。

これを使用したデッキサバイバルは、時代を問わず各種フォーマットで活躍していた。

[編集] 禁止指定

2001年4月1日より、エクステンデッド禁止カードに指定された。このカードがスタンダードを去ってから追加された強力なクリーチャーにより、ただでさえ高いカードパワーがさらに高まったため[1]

2011年1月1日より、レガシー禁止カードに指定された[2]。サバイバル系デッキの勝率が著しく高く、環境から多様性を奪っていたため。復讐蔦/Vengevineなど他のカードの禁止も検討されたが、復讐蔦を採用しないサバイバルも存在していることや、腐った対策カードをコンボパーツに入れ替えられる汎用性が理由となった[3]

2025年2月11日より、統率者戦へのブラケット制導入に伴いゲームチェンジャー・カードに指定された。サーチカードの中でもトップクラスの性質を持ち、コンボパーツを揃えたり、ゲームの再現性を高めすぎてしまうため[4]

[編集] 関連カード

[編集] 脚注

  1. DCI(TM) Banned and Restricted List Announcement(Internet Archive)(有志によるDCIの引用 2001年3月1日)
  2. December 20 2010 DCI Banned & Restricted List Announcement(Internet Archive)Daily MTG 2010年12月20日)
  3. Explanation of December 2010 B&R Changes(Internet Archive)(Daily MTG 2010年12月20日 Erik Lauer著)
  4. Introducing Commander Brackets Beta/「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせDaily MTG 2025年2月11日 Gavin Verhey著)

[編集] 参考

MOBILE