統率者レジェンズ

提供:MTG Wiki

2021年12月19日 (日) 18:41時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索
統率者レジェンズ/Commander Legends
シンボル 伝説のカードのフレーム
略号 CMR
コードネーム chevron
発売日 2020年11月20日
セット枚数 全361種類

統率者レジェンズ/Commander Legendsとは、リミテッド統率者戦用の特殊セットである。2020年11月20日発売。日本語を含む各言語で発売される。 キャッチコピーは「パックすべてが伝説/Every Pack is Legendary」。

目次

概要

シールドブースター・ドラフト統率者戦を楽しむことを目的とした統率者戦用セット

新規キャラクターから既存のキャラクターの初カード化やリメイクまで、総勢71枚の統率者として使用できる新規の伝説のクリーチャー伝説のプレインズウォーカーが登場。後述のエッチング・フォイル仕様の再録の伝説のクリーチャーを含めれば、ブースターパックから出現する伝説のカードは神河物語を超え史上最多の103枚となる。

新規メカニズムとして再演が登場。また共闘統治者続唱を持つ新規カードが収録されている。

ショーケース・フレームとして、各伝説のクリーチャー・カードには通常のプレミアム版とは別にエッチング風の新たなフォイル加工とそれを模したフレームのエッチング・フォイル仕様プレミアム・カードが存在する。また、過去の有力な伝説のクリーチャー・カードも番外カードとしてエッチング仕様プレミアム・カード限定で再録されており、これらはドラフト・ブースターにも一定の確率で封入されている。

新規カードはエターナルフォーマットでのみ使用可能であり、その他のカードは同名のカードが該当フォーマットに存在する場合に限り使用することができる。

リミテッド

統率者レジェンズ発売に伴い、ブースター・ドラフトで統率者戦を遊ぶための選択ルール、「統率者ドラフト」が規定された。

統率者ドラフトでは、プレイヤーは20枚入りのパックから1回の手番ごとにカードを2枚ピックし、統率者を含む60枚以上のデッキを組む特殊ルールが推奨される。統率者の固有色のルールは順守する必要があるがシングルトンルールは除外され、デッキに同じカード名のカードを2枚以上入れてもよい。また、望むなら自身のカードプール虹色の笛吹き/The Prismatic Piperを加えることができる。ルールについての詳細は統率者戦#統率者ドラフトの項を参照のこと。

統率者とその固有色に合致する色のカードをピックしていく必要があるが、単色の伝説のクリーチャー/プレインズウォーカーはすべて共闘を持っているため、2色で組むことに不自由はなくドラフト中の色変えも可能となっている。万が一統率者を取り逃したプレイヤーへの救済措置として、6パックに1つはコモンのスロットにどの色の統率者としても使用でき共闘できる虹色の笛吹き/The Prismatic Piperが封入されている。また通常のコモンアンコモンの範囲では単一のよりアーティファクトの方が開封比が高くなっている。

リミテッド用アーキタイプとして、2色の組み合わせごとに共通するテーマが存在する。

テーマ
白青 飛行
白黒 トークン
青黒 墓地利用
青赤 海賊
黒赤 生け贄
黒緑 エルフ
赤緑 パワー参照
赤白 オーラ装備品
緑白 +1/+1カウンター
緑青 マナ総量が6以上の呪文

番外カード

付属製品に含まれるカードやプロモーション・カード、別イラスト、特殊なのカードはコレクター番号が362番以降の番外カードとなっている。

統率者デッキ新規カード(#362~367)
統率者レジェンズ統率者デッキの新規カード。内訳はカード個別評価:統率者デッキ新規カードを参照。
統率者デッキ再録カード(#368~511)
統率者レジェンズ統率者デッキの再録カード。メインセットに含まれているカードについても別途コレクター番号が振られている。
ボーダーレス版プレインズウォーカー/Borderless Planeswalker(#512~513)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたプレインズウォーカー・カード。
ドラフト・ブースター、コレクター・ブースターから非プレミアム版、プレミアム版共に一定の確率で入手できる。
エッチング仕様の再録の伝説のクリーチャー・カード(#514~545)
エッチング風の特殊なフォイル加工とそれを模したフレームのカード。過去の有力な伝説のクリーチャーの再録であり、プレミアム版しか存在しない。
コレクター・ブースターには専用のスロットがあり、ドラフト・ブースターからはプレミアム・カードのスロットから一定の確率で出現する。
エッチング仕様の伝説のクリーチャー・カード(#546~614)
前述の再録カードと同じ仕様の新録の伝説のクリーチャー・カード。プレミアム版しか存在せず、統率者レジェンズの新規の伝説のクリーチャー・カードは、通常版、プレミアム版、エッチング仕様プレミアム版の3種類が存在することになる。
コレクター・ブースターには専用のスロットがあり、ドラフト・ブースターからはプレミアム・カードのスロットから一定の確率で出現する。
拡張アート枠/Extended-Art Frame(#615~716)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダーレスでもショーケースでもないすべてのレア・神話レアに存在する。それに加え、統率者戦で多用されるアンコモン、コモンのカード33種類が選出され拡張アート枠で収録されている。ドラフト・ブースターからは出ない(統率者デッキには含まれる)カードも入っている。内訳はカード個別評価:拡張アートのコモンかアンコモンを参照。
非プレミアム版、プレミアム版ともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
欠番(#717~720)
このコレクター番号のカードは存在しない。統率者デッキ限定カードの拡張アート枠が収録される予定だったが、削除された[2]
BOX特典カード(#721)
ブースターパックからは出現しないマナの合流点/Mana Confluence
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。
参加賞プロモカード(#722)
ブースターパックから出現するカードとは異なるイラストのプレミアム版闇の男爵、センギア/Sengir, the Dark Baron
統率者レジェンズのプレリリースに参加したプレイヤーに配布される。非プレミアム版は存在しない。

事前情報

本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[3]

製品ラインナップ

ドラフト・ブースター
カード20枚入りのブースター・ドラフトでも遊べる基本製品。
24パック入りのブースター・ボックスをウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で早期購入すると、BOX特典カードとしてマナの合流点/Mana Confluenceが配布される。
封入内容は以下の20枚+1枚[4];
  • コモン13枚。6パックに1つの割合で虹色の笛吹き/The Prismatic Piperがコモン1枚の代わりに封入されている。
  • アンコモン3枚。
  • アンコモンかレア神話レアの伝説のクリーチャーかプレインズウォーカー2枚。どの稀少度の組み合わせになるかは無作為だが、神話レアが2枚出ることはない。
  • 伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーでは無いレアか神話レア1枚。
  • プレミアム・カード1枚。再録の伝説のクリーチャーを含むエッチング仕様プレミアム版カードが封入されている場合もある。
  • 広告カードかトークン・カード1枚。
コレクター・ブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
12パック入りのブースター・ボックスをウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で早期購入すると、BOX特典カードとしてマナの合流点が配布される。
封入内容は以下の15枚+1枚。
  • プレミアム版コモン5枚。稀少度がスペシャルの笛吹きもこのスロットに含まれる。
  • 通常フレームのプレミアム版のアンコモンかレアか神話レアの伝説のクリーチャー・カード2枚。どの稀少度の組み合わせになるかは無作為だが、神話レアが2枚でることはない。
  • プレミアム版の、伝説のクリーチャーでもプレインズウォーカーでもないレアか神話レアのカード1枚。30%の確率で拡張アート版に置換される。
  • 拡張アートのコモンかアンコモン1枚。
  • 拡張アートのレアか神話レア1枚。
  • プレミアム版の非伝説のアンコモン2枚。1枚ごとに20%の確率でプレミアム版の前述の拡張アートのコモンかアンコモンに置換される。
  • エッチング仕様プレミアム版のアンコモンの伝説のクリーチャー・カード1枚。虹色の笛吹きもこのスロットに含まれる。
  • エッチング仕様プレミアム版の再録の伝説のクリーチャー・カード1枚。
  • エッチング仕様プレミアム版のレアか神話レアの伝説のクリーチャー・カードか、ボーダーレス版プレインズウォーカー・カード1枚。
  • プレミアム版両面トークン・カード1枚
統率者レジェンズ統率者デッキ
メイン統率者となるプレミアム版の伝説のクリーチャー・カードを含めた100枚のデッキと、トークン・カード10枚、ライフカウンター、デッキボックスとなる紙箱が封入された構築済みデッキ製品。メインセットには含まれない新規カードが各3枚収録されている。

主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版セット特設サイトのクレジットを参照。

公式特集ページ

製品情報

開発コラム

背景設定

その他

脚注

  1. Ashnod, Hurkyl, & More: 21 Legends that Were Cut from Commander Legends! | Good Morning Magic(Gavin VerheyのYoutubeチャンネル 2020年12月9日)
  2. Twitter(マジック米国公式アカウント 2020年11月7日)
  3. Commander Legends Maro Teaser(Blogatog 2020年10月21日)
  4. Twitter(マジック米国公式アカウント 2020年11月3日)

参考

MOBILE