ズアーオーバーロード
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ズアーオーバーロード (Zur Overlords) は、ダスクモーン：戦慄の館で登場した大主サイクルと、永遠の策謀家、ズアー/Zur, Eternal Schemerのコンボを搭載したコントロールデッキ。スタンダード環境とパイオニア環境に存在する。
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概要
ホーントウッドの大主/Overlord of the Hauntwoodsをはじめとする大主サイクルは、兆候コストで唱えた場合、そのままだと唱えてからクリーチャーになるまでの間にタイムラグが発生する。そこで、永遠の策謀家、ズアー/Zur, Eternal Schemerの起動型能力で時間カウンターが乗ったままの大主をクリーチャー化して、ズアーの常在型能力で接死・絆魂・呪禁を得た大主で殴り倒すコンボが開発された。
大主の中でも緑のホーントウッドの大主は、すべての基本土地タイプを持つ土地・トークンを生成できるので、色拘束のきついズアーとの相性がいい。そのため、ホーントウッドの大主の緑とズアーの白青黒を合わせた緑白青黒で組まれることが多い。
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期においては、ドメイン・ランプの亜種として組まれる。大主はマナ総量が大きいため豆の木をのぼれ/Up the Beanstalkのドローを誘発させることができ、さらにズアーによって大主だけではなく力線の束縛/Leyline Binding(ホーントウッドの大主が生成した土地・トークンがあれば1マナで唱えられる)をクリーチャー化することもできる。
霊気走破では追加の追放系単体除去として、豆の木をのぼれのドローを誘発させられる上に、条件を満たせば2マナで唱えられる全損事故/Ride's Endを獲得したことで強化された。
サンプルリスト
初期型
- 大主たちはクリーチャー・タイプを共有していることから魂の洞窟/Cavern of Soulsを無理なく採用でき、大振りなデッキでありながらある程度打ち消しにも強くなっている。
霊気走破後
| Zur Overlords [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- メインデッキには永遠の策謀家、ズアー/Zur, Eternal Schemer以外に青と黒のカードが採用されていないのが特徴。環境から打ち消しを多用するデッキが減っているため、魂の洞窟/Cavern of Soulsも抜けている。
パイオニア
パイオニアにおいても基本構造はスタンダード版とほぼ同様であるが、各種トライオームが使用可能であるためマナ基盤が安定している。同じく大主＋ズアーコンボを搭載したタイプの奇怪な具現デッキから奇怪な具現/Enigmatic Incarnationを抜いたデッキともいえる。
サンプルリスト
| Zur Overlords(Pioneer) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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