スライ
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[[血騎士/Blood Knight]]や[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]などの優秀[[カード]]の登場で注目を集める。 | [[血騎士/Blood Knight]]や[[裂け目の稲妻/Rift Bolt]]などの優秀[[カード]]の登場で注目を集める。 | ||
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[[未来予知]]以降は[[月の大魔術師/Magus of the Moon]]を得たことで、コントロールに対する耐性を増した。 | [[未来予知]]以降は[[月の大魔術師/Magus of the Moon]]を得たことで、コントロールに対する耐性を増した。 | ||
− | ==サンプルレシピ== | + | ===サンプルレシピ=== |
*備考 | *備考 | ||
− | **[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome | + | **[[プロツアー横浜07]]ベスト6([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome 参考]) |
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[[時のらせんブロック]]で登場した[[血騎士/Blood Knight]]や[[硫黄の精霊/Sulfur Elemental]]などの優秀[[カード]]に加え、[[第10版]]で[[火葬/Incinerate]]と[[モグの狂信者/Mogg Fanatic]]が[[再録]]され、一躍[[メタ]]の中心に上りあがる。 | [[時のらせんブロック]]で登場した[[血騎士/Blood Knight]]や[[硫黄の精霊/Sulfur Elemental]]などの優秀[[カード]]に加え、[[第10版]]で[[火葬/Incinerate]]と[[モグの狂信者/Mogg Fanatic]]が[[再録]]され、一躍[[メタ]]の中心に上りあがる。 | ||
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純粋なスライのほか、[[黒]]を加えて[[闇の腹心/Dark Confidant]]を投入した[[ラクドス・アグロ]]や、[[大いなるガルガドン/Greater Gargadon]]と[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]の[[コンボ]]を搭載した[[グレーター・ゴイフ]]など、いくつかの亜種も存在する。 | 純粋なスライのほか、[[黒]]を加えて[[闇の腹心/Dark Confidant]]を投入した[[ラクドス・アグロ]]や、[[大いなるガルガドン/Greater Gargadon]]と[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]の[[コンボ]]を搭載した[[グレーター・ゴイフ]]など、いくつかの亜種も存在する。 | ||
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<!-- タッチ緑スライというには緑が濃い。これはいわゆるステロイドではないかと思うのですが。 --> | <!-- タッチ緑スライというには緑が濃い。これはいわゆるステロイドではないかと思うのですが。 --> | ||
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これは[[親和#deck|親和]]の台頭を受けて、[[アーティファクト]]に強い赤に注目が集まったためであるが、親和と闘う為スピードよりもコントロール力が重視されたため。 | これは[[親和#deck|親和]]の台頭を受けて、[[アーティファクト]]に強い赤に注目が集まったためであるが、親和と闘う為スピードよりもコントロール力が重視されたため。 | ||
だが、親和の主要パーツが[[禁止カード|禁止]]され、[[ウルザトロン]]や[[ヴィダルケンの枷]]などが台頭してくると、高速のスライが再び[[環境]]に登場。 | だが、親和の主要パーツが[[禁止カード|禁止]]され、[[ウルザトロン]]や[[ヴィダルケンの枷]]などが台頭してくると、高速のスライが再び[[環境]]に登場。 | ||
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[[日本選手権05]]でもベスト8に2人を送り込んだ。 | [[日本選手権05]]でもベスト8に2人を送り込んだ。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
− | **[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome | + | **[[日本選手権05]]準優勝([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/jpnat05ja/welcome 参考]) |
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とくに[[スカージ]]以降はその傾向が強い。 | とくに[[スカージ]]以降はその傾向が強い。 | ||
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強力な[[ウルザ・ブロック]]も抜けて、スライは消滅を囁かれたが、[[プレーンシフト]]で[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]を得て生き永らえる。 | 強力な[[ウルザ・ブロック]]も抜けて、スライは消滅を囁かれたが、[[プレーンシフト]]で[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]を得て生き永らえる。 | ||
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詳細は[[スペッド・レッド]]を参照のこと。 | 詳細は[[スペッド・レッド]]を参照のこと。 | ||
− | ==[[マスクス・ブロック構築] | + | ==[[マスクス・ブロック構築]]== |
[[コントロール#deck|コントロール]][[メタ]]で[[土地破壊]]にシフトしたタイプの[[デッキ]]が登場した。 | [[コントロール#deck|コントロール]][[メタ]]で[[土地破壊]]にシフトしたタイプの[[デッキ]]が登場した。 | ||
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自分は[[ピッチスペル]]や[[炎の印章/Seal of Fire]]などによりその影響を最小限に抑えることができる。 | 自分は[[ピッチスペル]]や[[炎の印章/Seal of Fire]]などによりその影響を最小限に抑えることができる。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
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強力な[[テンペスト・ブロック]]の退場で、いよいよ弱体化甚だしい[[スライ]]だが、それでもなんとか[[ネメシス]]で[[炎の印章/Seal of Fire]]を得て命脈を保つ。 | 強力な[[テンペスト・ブロック]]の退場で、いよいよ弱体化甚だしい[[スライ]]だが、それでもなんとか[[ネメシス]]で[[炎の印章/Seal of Fire]]を得て命脈を保つ。 | ||
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[[メタ]]の中心にある[[トリニティ]]系デッキの[[マナ・クリーチャー]]を殺しやすい火力の人気が上がったことも幸いした。 | [[メタ]]の中心にある[[トリニティ]]系デッキの[[マナ・クリーチャー]]を殺しやすい火力の人気が上がったことも幸いした。 | ||
− | ==[[ウルザ・ブロック構築] | + | ==[[ウルザ・ブロック構築]]== |
[[ラッキースライ]]の一種、[[ゴブリン・バーン]]が組まれた。 | [[ラッキースライ]]の一種、[[ゴブリン・バーン]]が組まれた。 | ||
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[[倒壊/Raze]]で[[土地]]を縛る。 | [[倒壊/Raze]]で[[土地]]を縛る。 | ||
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[[基本セット]]が[[第5版]]から[[クラシック]]に移行したことで赤は多くの火力を失い、大幅に弱体化。 | [[基本セット]]が[[第5版]]から[[クラシック]]に移行したことで赤は多くの火力を失い、大幅に弱体化。 | ||
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{{#card:Goblin Lackey}} | {{#card:Goblin Lackey}} | ||
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*備考 | *備考 | ||
**[[日本選手権99]] 第7位 | **[[日本選手権99]] 第7位 | ||
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− | ==[[テンペスト・ブロック]]期 | + | ==[[テンペスト・ブロック]]期== |
この時期、スライは比類なき強力なデッキとなる。 | この時期、スライは比類なき強力なデッキとなる。 | ||
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だが、余りにも強化されすぎたためテンペスト・ブロック構築では[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]は[[禁止カード]]に指定されてしまった。 | だが、余りにも強化されすぎたためテンペスト・ブロック構築では[[呪われた巻物/Cursed Scroll]]は[[禁止カード]]に指定されてしまった。 | ||
− | ==[[ミラージュ・ブロック]]期 | + | ==[[ミラージュ・ブロック]]期== |
− | [[火葬/Incinerate]]や[[火炎破/Fireblast]] | + | [[火葬/Incinerate]]や[[火炎破/Fireblast]]などの[[トーナメント]]・レベルのカードが数多く収録されていたため、一躍人気[[デッキ]]に。 |
同時期の[[スタンダード]]や[[ミラージュ・ブロック構築]]で活躍した。 | 同時期の[[スタンダード]]や[[ミラージュ・ブロック構築]]で活躍した。 | ||
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*[[ブロック構築]]には[[黒]]を[[タッチ]]した[[ブードゥー]]など、いくつかの亜種も存在していた。 | *[[ブロック構築]]には[[黒]]を[[タッチ]]した[[ブードゥー]]など、いくつかの亜種も存在していた。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
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− | ==[[アイスエイジ・ブロック]]期 | + | ==[[アイスエイジ・ブロック]]期== |
[[プロツアー予選|Jay Schneider]]の考案した[[デッキ]]が[[Paul Sligh]]により[[PTQ]]を抜けたことで一躍有名になる。 | [[プロツアー予選|Jay Schneider]]の考案した[[デッキ]]が[[Paul Sligh]]により[[PTQ]]を抜けたことで一躍有名になる。 | ||
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詳しくは下記の[[デッキリスト]]を参照のこと。 | 詳しくは下記の[[デッキリスト]]を参照のこと。 | ||
− | ==サンプルレシピ== | + | ===サンプルレシピ=== |
*備考 | *備考 | ||
**使用者:[[Paul Sligh]] | **使用者:[[Paul Sligh]] | ||
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− | ==黎明期 | + | ==黎明期== |
オリジナルの[[#Ice|スライ]]が登場する以前にも、よく似た[[単色|赤]][[単]][[デッキ]]は存在した。 | オリジナルの[[#Ice|スライ]]が登場する以前にも、よく似た[[単色|赤]][[単]][[デッキ]]は存在した。 | ||
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驚異的な[[ダメージ]]効率を誇る[[黒の万力/Black Vise]]も大きい。 | 驚異的な[[ダメージ]]効率を誇る[[黒の万力/Black Vise]]も大きい。 | ||
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*備考 | *備考 | ||
**戦績:[[世界選手権95]]ベスト8 | **戦績:[[世界選手権95]]ベスト8 | ||
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スライは[[テンペスト・ブロック]]以降[[エクステンデッド]]でも有力な[[アーキタイプ]]になった。 | スライは[[テンペスト・ブロック]]以降[[エクステンデッド]]でも有力な[[アーキタイプ]]になった。 | ||
− | 近年は特に[[RDW# | + | 近年は特に[[RDW#エクステンデッド|RDW]]の名で呼ばれることが多い。 |
{{#card:Jackal Pup}} | {{#card:Jackal Pup}} | ||
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要となる[[テンペスト・ブロック]]は[[ローテーション]]で退場してしまったが、速攻+[[土地破壊]]という動きは[[BDW]]にも受け継がれている。 | 要となる[[テンペスト・ブロック]]は[[ローテーション]]で退場してしまったが、速攻+[[土地破壊]]という動きは[[BDW]]にも受け継がれている。 | ||
− | [[ | + | [[オンスロート]]以降は強力な[[ゴブリン]]の登場を受けて[[ラッキースライ]]も強化されたが、[[ゴブヴァンテージ]]に取って代わられてしまい、その後の[[ゴブリン#エクステンデッド|ゴブリン]]もスライとは動きが異なる。 |
− | ==[[レガシー] | + | ==[[レガシー]]== |
近年は、[[レガシー]]でも散見される。 | 近年は、[[レガシー]]でも散見される。 | ||
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{{#card:Dark Confidant}} | {{#card:Dark Confidant}} | ||
− | [[ | + | [[レガシー]]の赤単といえば、[[ゴブリン#レガシー|ゴブリンデッキ]]が主流であるが、純粋なスライタイプも少なくない。 |
構成としては、旧[[エクステンデッド]]のものに加えて[[渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer]]や[[血騎士/Blood Knight]]などが採用される。 | 構成としては、旧[[エクステンデッド]]のものに加えて[[渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer]]や[[血騎士/Blood Knight]]などが採用される。 | ||
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− | ==サンプルレシピ== | + | ===サンプルレシピ=== |
*備考 | *備考 | ||
− | **戦績: | + | **戦績:[[レガシー選手権05]] 準優勝([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/282 参考]) |
**使用者:[[Peter Franke]] | **使用者:[[Peter Franke]] | ||
**[[レガシー]](〜[[ラヴニカ:ギルドの都]]) | **[[レガシー]](〜[[ラヴニカ:ギルドの都]]) | ||
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==参考== | ==参考== | ||
− | * | + | *[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010607a,,en Finding the Tinker Deck]([[WotC]]、文:[[Mike Flores]]) |
− | * | + | *[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=sb20010607a,,ja Tinkerデッキへの探求](上の邦訳) |
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] |
2008年2月19日 (火) 20:22時点における版
目次 |
スライ(Sligh)
赤を中心とした、マナカーブとダメージ効率を重視した超速攻ウィニーデッキ。 または、赤を中心としたビートダウン系デッキの総称。
軽量のクリーチャーと数種類の火力が主戦力で、無色のダメージ源として呪われた巻物/Cursed Scrollなども使用される。 5ターン以内に決められるかどうかが勝負の分かれ目となる。
もともとのスライはJay Schneiderの唱えた「そのターンに出し得るマナをムダなく使うにはどうしたらいいか?」という理論のもと生み出されたデッキ。
特定のマナカーブ(スライカーブ)に基づいて構築されており、元来は土地23枚に対して1マナ13枚、2マナ9枚、3マナ5枚、4マナ3枚を目安にクリーチャーが投入されており、火力呪文などは別途で計算されていた。
往年のスライには土地20枚に対して、1マナ20枚、2マナ16枚、3マナ4枚という極限までマナカーブを特化したものも見られた(3マナ4枚とはボール・ライトニング/Ball Lightningのことに相違ない)。
Paul Slighによってプレイされ、彼がそのPTQで2位に入ったことで、以後“スライ”というニックネームがつけられることになった。 当時は2位でもPT枠に入れたので、インターネット上における若干の誇大宣伝もあって、この名前が定着してしまった。実際、このデッキ(またの名を“ギーバ”や“オークの司書デッキ”)は、今日においても偉大なデッキビルダーであるJay Schneiderのデザインによるものであるが、スライに比べてその名はここ数年ほとんど表に出てこない。
近年、スライと呼ばれているデッキの殆どがデッドガイレッド(又はバーン)に近い。 エクステンデッドでは土地破壊要素も入り、赤単色の高速デッキ全体がRDW(レッドデックウィンズ)と呼ばれることが多い。
時のらせんブロック構築
血騎士/Blood Knightや裂け目の稲妻/Rift Boltなどの優秀カードの登場で注目を集める。
赤のビートダウンとしては珍しく土地が24枚程度のものが多い。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
瞬速
刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
白のクリーチャーは+1/-1の修整を受ける。
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。裂け目の稲妻はそれに3点のダメージを与える。
待機1 ― (赤)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(赤)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが1個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
緑をタッチして嵐の束縛/Stormbindを足し息切れしにくくしたものや、青をタッチして優良火力心霊破/Psionic Blast・デッキの対応力を増させるヴェズーヴァの多相の戦士/Vesuvan Shapeshifterを投入したものも存在する。
未来予知以降は月の大魔術師/Magus of the Moonを得たことで、コントロールに対する耐性を増した。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー横浜07ベスト6(参考)
- 使用者:Raphael Levy
- フォーマット
aligen="center" | LEFT: | |
メインデッキ (60) | ||
クリーチャー (18) | ||
4 | 巻物の大魔術師/Magus of the Scroll | |
4 | 血騎士/Blood Knight | |
4 | ケルドの匪賊/Keldon Marauders | |
4 | 硫黄の精霊/Sulfur Elemental | |
2 | ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary | |
呪文 (18) | ||
4 | 裂け目の稲妻/Rift Bolt | |
2 | 突然のショック/Sudden Shock | |
4 | 癇しゃく/Fiery Temper | |
4 | 怒鳴りつけ/Browbeat | |
4 | 分解/Disintegrate | |
土地 (24) | ||
21 | 山/Mountain | |
1 | 溶鉄の金屑場/Molten Slagheap | |
2 | 菌類の到達地/Fungal Reaches | |
サイドボード | ||
3 | 大いなるガルガドン/Greater Gargadon | |
2 | ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary | |
1 | 情け知らずのエロン/Eron the Relentless | |
3 | なだれ乗り/Avalanche Riders | |
4 | 鋸刃の矢/Serrated Arrows | |
2 | 捕縛の言葉/Word of Seizing |
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
時のらせんブロックで登場した血騎士/Blood Knightや硫黄の精霊/Sulfur Elementalなどの優秀カードに加え、第10版で火葬/Incinerateとモグの狂信者/Mogg Fanaticが再録され、一躍メタの中心に上りあがる。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
モグの狂信者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。モグの狂信者はそれに1点のダメージを与える。
1/1インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
純粋なスライのほか、黒を加えて闇の腹心/Dark Confidantを投入したラクドス・アグロや、大いなるガルガドン/Greater Gargadonとタルモゴイフ/Tarmogoyfのコンボを搭載したグレーター・ゴイフなど、いくつかの亜種も存在する。
サンプルレシピ
aligen="center" | LEFT: | |
メインデッキ (60) | ||
クリーチャー (20) | ||
4 | カープルーザンのクズリ/Karplusan Wolverine | |
4 | モグの狂信者/Mogg Fanatic | |
4 | 瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler | |
4 | タルモゴイフ/Tarmogoyf | |
4 | トロールの苦行者/Troll Ascetic | |
呪文 (16) | ||
4 | 裂け目の稲妻/Rift Bolt | |
4 | 黒焦げ/Char | |
4 | 火葬/Incinerate | |
4 | 炎の印章/Seal of Fire | |
土地 (24) | ||
4 | 地平線の梢/Horizon Canopy | |
4 | カープルーザンの森/Karplusan Forest | |
8 | 山/Mountain | |
1 | ペンデルヘイヴン/Pendelhaven | |
4 | 踏み鳴らされる地/Stomping Ground | |
3 | 樹上の村/Treetop Village | |
サイドボード | ||
3 | 氷結地獄/Cryoclasm | |
2 | 灰の殉教者/Martyr of Ashes | |
3 | 真髄の針/Pithing Needle | |
4 | ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan | |
3 | トーモッドの墓所/Tormod's Crypt |
- 緑を加えタルモゴイフ/Tarmogoyfなどを採用した赤緑タイプ。
ミラディン・ブロック期
ミラディン・ブロック初期は、ビッグ・レッドなどの重いコントロールが主体であった。 これは親和の台頭を受けて、アーティファクトに強い赤に注目が集まったためであるが、親和と闘う為スピードよりもコントロール力が重視されたため。 だが、親和の主要パーツが禁止され、ウルザトロンやヴィダルケンの枷などが台頭してくると、高速のスライが再び環境に登場。
凍らし/Frostlingなどをはじめとして高速にまとめたものや、ビッグ・レッドのアーティファクト除去や一部火力などの要素をクリーチャーや装備品に置き換えた中速のものなどが存在した。
クリーチャー — スリス(Slith)
速攻
炎歩スリスがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
メタの中心にあるウルザトロンに対抗するため、サイドボードには土地破壊が投入される場合が殆ど。 日本選手権05でもベスト8に2人を送り込んだ。
サンプルレシピ
メインデッキ | サイドボード | ||||
22| style="background:#eeeeff"|クリーチャー | 4 | 溶鉄の雨/Molten Rain | |||
4 | 炎歩スリス/Slith Firewalker | 3 | 静電気の稲妻/Electrostatic Bolt | ||
3 | かまどの神/Hearth Kami | 3 | 粉砕/Shatter | ||
4 | 凍らし/Frostling | 3 | 真髄の針/Pithing Needle | ||
4 | 罰する者、ゾーズー/Zo-Zu the Punisher | 1 | 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice | ||
3 | ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer | 1 | 尖塔の源獣/Genju of the Spires | ||
4 | 弧炎撒き/Arc-Slogger | ||||
18| style="background:#eeeeff"|呪文 | |||||
4 | 金属モックス/Chrome Mox | ||||
4 | マグマの噴流/Magma Jet | ||||
3 | 尖塔の源獣/Genju of the Spires | ||||
3 | 煮えたぎる歌/Seething Song | ||||
2 | 爆片破/Shrapnel Blast | ||||
2 | 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice | ||||
20| style="background:#eeeeff"|土地 | |||||
4 | ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus | ||||
16 | 山/Mountain |
オンスロート・ブロック期
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
(T):クリーチャー1体を対象とする。火花鍛冶は、それとあなたにX点のダメージを与える。Xは、戦場に出ているゴブリン(Goblin)の数に等しい。
1/1クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)
プロテクション(青)(このクリーチャーは青のものに対して、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
ゴブリンの群衆追いが攻撃するたび、それはターン終了時まで他の攻撃しているゴブリン(Goblin)1体につき+2/+0の修整を受ける。
初期は軽いゴブリンを主体にした速攻デッキで、ゴブリンスライの名で呼ばれていた。
だが、火花鍛冶/Sparksmithと宝石の手の焼却者/Gempalm Incineratorの存在が火力の必要性を薄れさせ、次第にゴブリンによる純粋なビートダウンデッキへと変化した。 とくにスカージ以降はその傾向が強い。
マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期
強力なウルザ・ブロックも抜けて、スライは消滅を囁かれたが、プレーンシフトで火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuを得て生き永らえる。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) レインジャー(Ranger)
(緑),(T):あなたは、あなたの手札から基本土地カードを1枚戦場に出してもよい。
2/1クリーチャー — カヴー(Kavu)
火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。
4/2弱体化された赤のクリーチャーの質を補うため、精力的なレインジャー/Firebrand Rangerなどまでもが採用される。 詳細はスペッド・レッドを参照のこと。
マスクス・ブロック構築
コントロールメタで土地破壊にシフトしたタイプのデッキが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
防御プレイヤーがアンタップ状態の土地をコントロールしている場合、老練の喧嘩屋は攻撃できない。
あなたがアンタップ状態の土地をコントロールしている場合、老練の喧嘩屋ではブロックできない。
アーティファクト
(0):あなたがコントロールするすべての土地をタップする。キマイラ像は、ターン終了時まで3/3の海亀(Turtle)アーティファクト・クリーチャーになる。
地盤の亀裂/Tectonic Breakと黄塵地帯/Dust Bowlで互いの土地を封じ、キマイラ像/Chimeric Idolで自分の土地をフルタップすることで老練の喧嘩屋/Veteran Brawlersや岩滓の猫/Scoria Catの能力を活用する。 自分はピッチスペルや炎の印章/Seal of Fireなどによりその影響を最小限に抑えることができる。
サンプルレシピ
メインデッキ | サイドボード | ||||
9| style="background:#eeeeff"|クリーチャー | 3 | 岩滓の猫/Scoria Cat | |||
3 | 老練の喧嘩屋/Veteran Brawlers | 2 | 古代のハイドラ/Ancient Hydra | ||
2 | 岩滓の猫/Scoria Cat | 3 | レイモスの心臓/Heart of Ramos | ||
4 | 溶岩渡り/Lava Runner | 1 | 落盤/Cave-In | ||
27| style="background:#eeeeff"|呪文 | 4 | 石の雨/Stone Rain | |||
4 | キマイラ像/Chimeric Idol | 1 | 地盤の亀裂/Tectonic Break | ||
4 | カイレンのオモチャ/Kyren Toy | 3 | モグの分捕り/Mogg Salvage | ||
3 | 落盤/Cave-In | ||||
2 | 流動石の山崩れ/Flowstone Slide | ||||
3 | 地盤の亀裂/Tectonic Break | ||||
4 | 雷音/Thunderclap | ||||
4 | 炎の印章/Seal of Fire | ||||
3 | 一芸魔道師の集会/Task Mage Assembly | ||||
24| style="background:#eeeeff"|土地 | |||||
20 | 山/Mountain | ||||
2 | ラースの果て/Rath's Edge | ||||
2 | 黄塵地帯/Dust Bowl |
- 珍しい一芸魔道師の集会/Task Mage Assemblyは、火力だけでなく自分の土地をタップする手段として使われている。
ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期
強力なテンペスト・ブロックの退場で、いよいよ弱体化甚だしいスライだが、それでもなんとかネメシスで炎の印章/Seal of Fireを得て命脈を保つ。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの士官候補生がブロックするかブロックされた状態になるたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、ゴブリンの士官候補生のコントロールを得る。(これはゴブリンの士官候補生を戦闘から取り除く。)
2/1メタの中心にあるトリニティ系デッキのマナ・クリーチャーを殺しやすい火力の人気が上がったことも幸いした。
ウルザ・ブロック構築
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの従僕がプレイヤーにダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札にあるゴブリン(Goblin)・パーマネント・カードを1枚、戦場に出してもよい。
1/1デッキを超軽量ゴブリンと火力で仕上げ、 倒壊/Razeで土地を縛る。
テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期
基本セットが第5版からクラシックに移行したことで赤は多くの火力を失い、大幅に弱体化。 非常に強力なマスティコア/Masticoreなどの存在も逆風となる。
また、ゴブリンの従僕/Goblin Lackeyを使用したラッキースライも登場したが、本格的な始動はエクステンデッドでオンスロートが登場してからである。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
ゴブリンの従僕がプレイヤーにダメージを与えるたび、あなたはあなたの手札にあるゴブリン(Goblin)・パーマネント・カードを1枚、戦場に出してもよい。
1/1サンプルレシピ
aligen="center" | LEFT: | |
メインデッキ (60) | ||
クリーチャー (22) | ||
4 | ジャッカルの仔/Jackal Pup | |
4 | モグの狂信者/Mogg Fanatic | |
3 | モグの徴集兵部隊/Mogg Conscripts | |
3 | 投火師/Fireslinger | |
2 | ゴブリン巡視部隊/Goblin Patrol | |
2 | モグの下働き/Mogg Flunkies | |
2 | ヴィーアシーノの砂漠の斥候/Viashino Sandscout | |
1 | モグの略奪者/Mogg Raider | |
1 | ラースのスターク/Starke of Rath | |
インスタント・ソーサリー (9) | ||
4 | ショック/Shock | |
4 | 音波の炸裂/Sonic Burst | |
1 | 乾燥/Parch | |
エンチャント・アーティファクト (11) | ||
2 | 湯焼/Scald | |
2 | 狂った怒り/Maniacal Rage | |
2 | 巨人の力/Giant Strength | |
1 | 血の狂乱/Consuming Ferocity | |
1 | ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment | |
3 | 呪われた巻物/Cursed Scroll | |
土地 (18) | ||
17 | 山/Mountain | |
1 | シヴの地溝/Shivan Gorge | |
サイドボード | ||
3 | 大荒れ/Havoc | |
2 | スランのレンズ/Thran Lens | |
2 | ボトルのノーム/Bottle Gnomes | |
2 | 占有の兜/Helm of Possession | |
1 | 呪われた巻物/Cursed Scroll | |
1 | ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment | |
1 | 湯焼/Scald | |
1 | ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor | |
1 | 弧状の稲妻/Arc Lightning | |
1 | ヴィーアシーノの異端者/Viashino Heretic |
- 逆境の中、結果を残すことができた例の1つ。
MoMa対策に湯焼/Scaldをメインデッキから投入しているのが特徴。
テンペスト・ブロック期
この時期、スライは比類なき強力なデッキとなる。
クリーチャー — ジャッカル(Jackal)
ジャッカルの仔にダメージが与えられるたび、それはあなたにそのダメージに等しい点数のダメージを与える。
2/1アーティファクト
(3),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。カード名を1つ選ぶ。その後、あなたの手札からカードを1枚、無作為に公開する。そのカードが選ばれた名前を持つ場合、呪われた巻物はそれに2点のダメージを与える。
白や緑に匹敵するほどにコスト・パフォーマンスの高いウィニークリーチャー、高効率の火力、無色のダメージ源兼息切れを防ぐ呪われた巻物/Cursed Scrollも得て、スライは黄金時代を迎える。
チーム・「デッドガイ」の構築したデッドガイレッドはテンペスト・ブロック構築、スタンダードともに大きな成果を上げた。
この強力なスライを後の環境で再現することは難しい。 当時の環境で赤が群を抜いて強く、質の良いカードがあったからこそ成し得た芸術品だからである。
だが、余りにも強化されすぎたためテンペスト・ブロック構築では呪われた巻物/Cursed Scrollは禁止カードに指定されてしまった。
ミラージュ・ブロック期
火葬/Incinerateや火炎破/Fireblastなどのトーナメント・レベルのカードが数多く収録されていたため、一躍人気デッキに。 同時期のスタンダードやミラージュ・ブロック構築で活躍した。
クリーチャー — トカゲ(Lizard) 戦士(Warrior)
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下になってすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
終了ステップの開始時に、ヴィーアシーノの砂漠の狩人をオーナーの手札に戻す。(それが戦場に出ているときのみ戻す。)
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、山(Mountain)を2つ生け贄に捧げることを選んでもよい。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎破はそれに4点のダメージを与える。
次のテンペスト・ブロックでも優秀カードが数多く採用されたため、スライは黄金時代を迎える。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーパリ97 ベスト8
- 使用者:Paul Ferker
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||||
21| style="background:#eeeeff"|クリーチャー | 4 | ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary | |||
3 | ゴブリンの占い屋/Goblin Soothsayer | 2 | 地の底の精霊/Subterranean Spirit | ||
4 | クークズの番人/Keeper of Kookus | 2 | ボガーダン・フェニックス/Bogardan Phoenix | ||
3 | ゴブリン修繕屋/Goblin Tinkerer | 2 | 砂のゴーレム/Sand Golem | ||
2 | ドワーフ鉱夫/Dwarven Miner | 2 | 否定のワンド/Wand of Denial | ||
4 | スークアタの槍騎兵/Suq'Ata Lancer | 2 | 微震/Tremor | ||
1 | 灼熱の槍のアスカーリ/Searing Spear Askari | 1 | 工匠の破滅/Builder's Bane | ||
3 | ヴィーアシーノの砂漠の狩人/Viashino Sandstalker | ||||
1 | タールルーム・ミノタウルス/Talruum Minotaur | ||||
16| style="background:#eeeeff"|呪文 | |||||
4 | 火葬/Incinerate | ||||
4 | 火炎破/Fireblast | ||||
4 | ボガーダンの鎚/Hammer of Bogardan | ||||
3 | ケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torch | ||||
1 | 最後の賭け/Final Fortune | ||||
23| style="background:#eeeeff"|土地 | |||||
19 | 山/Mountain | ||||
4 | 流砂/Quicksand |
アイスエイジ・ブロック期
Jay Schneiderの考案したデッキがPaul SlighによりPTQを抜けたことで一躍有名になる。
オークの司書/Orcish Librarianによるデッキ圧縮が特徴のため「オークの司書」デッキの名で呼ばれる。 詳しくは下記のデッキリストを参照のこと。
サンプルレシピ
- 備考
- 使用者:Paul Sligh
- デザイン:Jay Schneider
- フォーマット
aligen="center" | LEFT: | |
メインデッキ (61) | ||
クリーチャー (25) | ||
2 | フラーグのゴブリン/Goblins of the Flarg | |
2 | Dwarven Trader | |
4 | 鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs | |
2 | オークの司書/Orcish Librarian | |
3 | Dwarven Lieutenant | |
2 | 火の兄弟/Brothers of Fire | |
2 | オーク弩弓隊/Orcish Artillery | |
2 | Orcish Cannoneers | |
2 | チビ・ドラゴン/Dragon Whelp | |
4 | 真鍮人間/Brass Man | |
インスタント・ソーサリー (11) | ||
4 | 稲妻/Lightning Bolt | |
1 | 粉砕/Shatter | |
4 | 火葬/Incinerate | |
1 | 爆破/Detonate | |
1 | 火の玉/Fireball | |
エンチャント・アーティファクト (2) | ||
1 | 炎の供犠/Immolation | |
1 | 黒の万力/Black Vise | |
土地 (23) | ||
13 | 山/Mountain | |
4 | ミシュラの工廠/Mishra's Factory | |
4 | 露天鉱床/Strip Mine | |
2 | ドワーフ都市の廃墟/Dwarven Ruins | |
サイドボード | ||
3 | 活火山/Active Volcano | |
1 | 粉砕/Shatter | |
1 | 爆破/Detonate | |
1 | 火の玉/Fireball | |
4 | 魔力のとげ/Manabarbs | |
1 | An-Zerrin Ruins | |
1 | Zuran Orb | |
1 | 弱者の石/Meekstone | |
2 | 鋸刃の矢/Serrated Arrows |
- オークの司書/Orcish Librarianによるデッキ圧縮が特徴のため、「オークの司書」デッキの名で呼ばれる。
- レシピを見て解るとおり、クリーチャーの質はものすごく高いわけでもないし、明らかにアンチシナジーのカード(フラーグのゴブリン/Goblins of the Flargとドワーフ)が入っている。
これはそれぞれのエキスパンションから最低5枚ずつデッキに使用しなければならないという特殊なフォーマットのせいでもある。 赤のクリーチャーの質がピークを迎えるのはもっと後のことであり、このデッキの強さはその安定性、構築理論の正確さであると言える。
黎明期
オリジナルのスライが登場する以前にも、よく似た赤単デッキは存在した。
アーティファクト
黒の万力が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、黒の万力はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、そのプレイヤーの手札のカードの枚数引く4である。
通常のスライよりもクリーチャーの数は少なく、どちらかというとバーンに近い。 驚異的なダメージ効率を誇る黒の万力/Black Viseも大きい。
サンプルレシピ
- 備考
- 戦績:世界選手権95ベスト8
- 使用者:Andrea Redi
- スタンダード(第4版+フォールン・エンパイア+アイスエイジ)
aligen="center" | LEFT: | |
メインデッキ (60) | ||
クリーチャー (11) | ||
2 | オークのスパイ/Orcish Spy | |
4 | ウスデン・トロール/Uthden Troll | |
2 | ゴブリン気球部隊/Goblin Balloon Brigade | |
1 | ゴブリンの突然変異/Goblin Mutant | |
2 | オーグ/Orgg | |
呪文 (27) | ||
4 | 稲妻/Lightning Bolt | |
4 | 石の雨/Stone Rain | |
1 | 石臼/Millstone | |
1 | 道化の帽子/Jester's Cap | |
1 | 氷の干渉器/Icy Manipulator | |
3 | ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk | |
1 | ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome | |
4 | 火葬/Incinerate | |
1 | 爆破/Detonate | |
1 | 火の玉/Fireball | |
2 | 分解/Disintegrate | |
4 | 黒の万力/Black Vise | |
土地 (22) | ||
17 | 山/Mountain | |
4 | 露天鉱床/Strip Mine | |
1 | ドワーフ都市の廃墟/Dwarven Ruins | |
サイドボード | ||
1 | ドワーフの砦/Dwarven Hold | |
1 | Zuran Orb | |
2 | 鉄の星/Iron Star | |
1 | 紅蓮地獄/Pyroclasm | |
2 | Anarchy | |
2 | 野火/Flashfires | |
2 | 粉砕/Shatter | |
4 | 赤霊破/Red Elemental Blast |
エクステンデッド
スライはテンペスト・ブロック以降エクステンデッドでも有力なアーキタイプになった。 近年は特にRDWの名で呼ばれることが多い。
クリーチャー — ジャッカル(Jackal)
ジャッカルの仔にダメージが与えられるたび、それはあなたにそのダメージに等しい点数のダメージを与える。
2/1優秀なウィニークリーチャーと火力に加え、リシャーダの港/Rishadan Portや不毛の大地/Wastelandでマナを縛り、相手の動きを封じる。 また、オンスロートのフェッチランドがライブラリーを圧縮しつつ、終盤の無駄な土地ドローを減らしてくれる。
要となるテンペスト・ブロックはローテーションで退場してしまったが、速攻+土地破壊という動きはBDWにも受け継がれている。
オンスロート以降は強力なゴブリンの登場を受けてラッキースライも強化されたが、ゴブヴァンテージに取って代わられてしまい、その後のゴブリンもスライとは動きが異なる。
レガシー
近年は、レガシーでも散見される。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)
モグの狂信者を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。モグの狂信者はそれに1点のダメージを与える。
1/1クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。
2/1レガシーの赤単といえば、ゴブリンデッキが主流であるが、純粋なスライタイプも少なくない。
構成としては、旧エクステンデッドのものに加えて渋面の溶岩使い/Grim Lavamancerや血騎士/Blood Knightなどが採用される。
強力な特殊地形が蔓延する環境であるため、発展の代価/Price of Progressや破滅/Ruinationなどが使用される場合が多い。
最近では、黒をタッチして闇の腹心/Dark Confidantを採用したり、緑をタッチしてタルモゴイフ/Tarmogoyfを採用する等の構成も多く見られる。
また、火力が十分に充実している環境である為、モグの狂信者/Mogg Fanatic以外のクリーチャーを外し、完全なフルバーンの構成を取るタイプなども存在する。
サンプルレシピ
- 備考
- 戦績:レガシー選手権05 準優勝(参考)
- 使用者:Peter Franke
- レガシー(〜ラヴニカ:ギルドの都)
aligen="center" | LEFT: | |
メインデッキ (60) | ||
クリーチャー (24) | ||
4 | ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder | |
4 | モグの狂信者/Mogg Fanatic | |
4 | ジャッカルの仔/Jackal Pup | |
2 | モグの下働き/Mogg Flunkies | |
2 | 蛮行ゴブリン/Goblin Vandal | |
4 | 炎歩スリス/Slith Firewalker | |
4 | ボール・ライトニング/Ball Lightning | |
呪文 (19) | ||
4 | 稲妻/Lightning Bolt | |
4 | マグマの噴流/Magma Jet | |
4 | 火葬/Incinerate | |
4 | 火炎破/Fireblast | |
3 | 呪われた巻物/Cursed Scroll | |
土地 (17) | ||
17 | 山/Mountain | |
サイドボード | ||
1 | 破滅/Ruination | |
2 | 血染めの月/Blood Moon | |
2 | Anarchy | |
3 | 赤霊破/Red Elemental Blast | |
1 | 紅蓮破/Pyroblast | |
2 | 蛮行ゴブリン/Goblin Vandal | |
1 | 呪われた巻物/Cursed Scroll | |
2 | ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary | |
1 | 溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge |