ゼンディカーの夜明け

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(3人の利用者による、間の5版が非表示)
17行: 17行:
 
新規[[メカニズム]]として特定の[[クリーチャー・タイプ]]を揃えることでボーナスを得る[[パーティー]]、そして[[変身]]ではなく[[プレイ]]する際にどちらの面でプレイするか決めることができる「[[モードを持つ両面カード]]」が登場。再録メカニズムは[[上陸]]と[[キッカー]]。その他の[[落葉樹]]メカニズムとして[[有色アーティファクト]]と[[単色混成マナ・シンボル]]が登場した。
 
新規[[メカニズム]]として特定の[[クリーチャー・タイプ]]を揃えることでボーナスを得る[[パーティー]]、そして[[変身]]ではなく[[プレイ]]する際にどちらの面でプレイするか決めることができる「[[モードを持つ両面カード]]」が登場。再録メカニズムは[[上陸]]と[[キッカー]]。その他の[[落葉樹]]メカニズムとして[[有色アーティファクト]]と[[単色混成マナ・シンボル]]が登場した。
  
[[同盟者]]に代わる冒険世界を表す新たなメカニズムは、[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]をモチーフに[[クレリック]]、[[ならず者]]、[[戦士]]、[[ウィザード]]の[[職業|冒険職]]の[[クリーチャー・タイプ]]を揃えるほど[[コスト]]が[[軽く]]なったり[[効果]]が強力になる[[パーティー]]。4つの職業はそれぞれ単独の[[部族カード]]と小テーマも内包しており、クレリックは[[ライフ]]を得ること、ならず者は[[切削]]により[[対戦相手]]の[[墓地]]を[[肥やす]]こと、戦士は[[装備品]]、ウィザードは[[インスタント]]か[[ソーサリー]]かウィザード[[呪文]]を唱えることとなっている。
+
[[同盟者]]に代わる冒険世界を表す新たなメカニズムは、[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]をモチーフに[[クレリック]]、[[ならず者]]、[[戦士]]、[[ウィザード]]の[[職業|冒険職]]の[[クリーチャー・タイプ]]を揃えるほど[[コスト]]が[[軽く]]なったり[[効果]]が強力になる[[パーティー]]。4つの職業はそれぞれ単独の[[タイプ的カード]]と小テーマも内包しており、クレリックは[[ライフ]]を得ること、ならず者は[[切削]]により[[対戦相手]]の[[墓地]]を[[肥やす]]こと、戦士は[[装備品]]、ウィザードは[[インスタント]]か[[ソーサリー]]かウィザード[[呪文]]を唱えることとなっている。
  
 
[[モードを持つ両面カード]]は続く[[カルドハイム]]と[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]でも採用が決定されており、セット毎に同じメカニズムへ異なるアプローチをすることで[[ローテーション]]が同期する3つのエキスパンションにまとまりを持たせる要素となっている。ゼンディカーの夜明けでは[[両面カード]]の[[第2面]]はすべて[[土地]]となっている。
 
[[モードを持つ両面カード]]は続く[[カルドハイム]]と[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]でも採用が決定されており、セット毎に同じメカニズムへ異なるアプローチをすることで[[ローテーション]]が同期する3つのエキスパンションにまとまりを持たせる要素となっている。ゼンディカーの夜明けでは[[両面カード]]の[[第2面]]はすべて[[土地]]となっている。
101行: 101行:
  
 
===[[ゼンディカーの夜明けエクスペディション]]===
 
===[[ゼンディカーの夜明けエクスペディション]]===
戦乱のゼンディカー・ブロックの[[Zendikar Expeditions]]と同様に、過去の強力な土地カードを新規イラストで再録した'''[[ゼンディカーの夜明けエクスペディション]]'''が登場。Zendikar Expeditionsと同様に独自の[[エキスパンション・シンボル]]と[[コレクター番号]]を持った独立したセット扱いであり、スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。Zendikar Expeditionsと異なりドラフト・ブースターからは出現せず、ボックスを購入することでついてくるボックス・トッパーか、コレクター・ブースターからのみ入手できる。
+
戦乱のゼンディカー・ブロックの[[Zendikar Expeditions]]と同様に、過去の強力な土地カードを新規イラストで再録した'''[[ゼンディカーの夜明けエクスペディション]]'''が登場。Zendikar Expeditionsと同様に独自の[[エキスパンション・シンボル]]と[[コレクター番号]]を持った独立したセット扱いであり、スタンダード用セットに[[カード名|同名]]のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。Zendikar Expeditionsと異なりドラフト・ブースターからは出現せず、ボックスを購入することでついてくる[[ボックストッパー]]か、コレクター・ブースターからのみ入手できる。
  
 
===事前情報===
 
===事前情報===
164行: 164行:
 
:*レアか神話レアが1枚
 
:*レアか神話レアが1枚
 
:*[[プレミアム・カード]]1枚
 
:*[[プレミアム・カード]]1枚
:*広告カード。25%の確率で、過去のセットから選定された英語版カード1枚に置換される。[[Mystery Booster]]と同じく[[プレインズウォーカー・シンボル]]が左下に入る以外は元々のセットと同じ仕様となっている。このカードはゼンディカーの夜明けのカードとしては扱われないため、スタンダード使用可能セットに[[カード名|同名]]のカードが無い限りスタンダードでは使用できない。「マジック・ミニゲーム」と称した[[カジュアルプレイ]]のマニュアルが封入されることも(5種類)。
+
:*広告カード。25%の確率で、過去のセットから選定された英語版カード([[ザ・リスト]])1枚に置換される。[[Mystery Booster]]と同じく[[プレインズウォーカー・シンボル]]が左下に入る以外は元々のセットと同じ仕様となっている。このカードはゼンディカーの夜明けのカードとしては扱われないため、スタンダード使用可能セットに[[カード名|同名]]のカードが無い限りスタンダードでは使用できない。「マジック・ミニゲーム」と称した[[カジュアルプレイ]]のマニュアルが封入されることも(5種類)。
  
 
;[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマ・ブースター]](日本語版なし)
 
;[[ブースターパック#テーマ・ブースターパック|テーマ・ブースター]](日本語版なし)
235行: 235行:
 
*[https://mtg-jp.com/products/0000192/ ゼンディカーの夜明け 製品情報](マジック日本公式サイト)
 
*[https://mtg-jp.com/products/0000192/ ゼンディカーの夜明け 製品情報](マジック日本公式サイト)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/zendikar-rising 『ゼンディカーの夜明け』](マジック米国公式サイト セット特設サイト)
 
*[https://magic.wizards.com/ja/products/zendikar-rising 『ゼンディカーの夜明け』](マジック米国公式サイト セット特設サイト)
*[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/zendeikanoye-ming-ke-2020-09-02 『ゼンディカーの夜明け』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
+
*[https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/zendikar-rising-card-image-gallery 『ゼンディカーの夜明け』カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
*[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/zendikar-rising-variants  『ゼンディカーの夜明け』特別版カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
+
*[https://magic.wizards.com/ja/news/card-image-gallery/zendikar-rising-variants  『ゼンディカーの夜明け』特別版カードイメージギャラリー](マジック米国公式サイト)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034297/ 『ゼンディカーの夜明け』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2020年9月1日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034297/ 『ゼンディカーの夜明け』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2020年9月1日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034300/ 『ゼンディカーの夜明け』公開と公式発表まとめ]([[Daily MTG]] 2020年9月1日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034300/ 『ゼンディカーの夜明け』公開と公式発表まとめ]([[Daily MTG]] 2020年9月1日)
261行: 261行:
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034427/ こぼれ話:『ゼンディカーの夜明け』]([[Making Magic]] 2020年10月5日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034427/ こぼれ話:『ゼンディカーの夜明け』]([[Making Magic]] 2020年10月5日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035334/ デザイン演説2021]([[Making Magic]] [[2021年]]8月16日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035334/ デザイン演説2021]([[Making Magic]] [[2021年]]8月16日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036581/ ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その1]([[Making Magic]] [[2022年]]12月19日)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036597/ ストーム値:『エルドレインの王権』~『ストリクスヘイヴン:魔法学院』 その2]([[Making Magic]] [[2023年]]1月3日)
  
 
その他。
 
その他。

2024年7月19日 (金) 08:38時点における最新版

ゼンディカーの夜明け/Zendikar Rising
シンボル 面晶体/Hedron
略号 ZNR
コードネーム Diving
発売日 MOArena:2020年9月17日
:2020年9月25日
セット枚数 全280種類

ゼンディカーの夜明け/Zendikar Risingは、スタンダード用のエキスパンション2020年9月25日発売。キャッチコピーは「冒険は常に死と隣り合わせ/Out Here, Everything Wants You Dead.」。

目次

[編集] 概要

ゼンディカー・ブロック戦乱のゼンディカー・ブロックに続き、次元/Planeゼンディカー/Zendikarを3度目の舞台とする。エルドラージ/Eldraziの傷跡は残るが、大地を揺るがす乱動/The Roilと危険な冒険の営みが戻ってきたゼンディカー。7つの大陸に出現した空中遺跡スカイクレイブ/Skyclaveには、エルドラージより旧い時代の遺物が眠っていた。かつてゼンディカーにエルドラージを封印し乱動の原因を作ったプレインズウォーカー/Planeswalkerナヒリ/Nahiriは、その力を持って過ちを正し静穏な世界を取り戻そうとする。エルドラージを解き放ってしまった1人であるニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneは、ジェイス・ベレレン/Jace Belerenの力を借り今のゼンディカーを否定しようとするナヒリを止められるのか。

エルドラージとの戦争がメインだった戦乱のゼンディカー・ブロックがプレイヤーの望んだ続編ではなかったことを反省点とし、ゼンディカー・ブロック前半の冒険世界に立ち返ることを目指している。

新規メカニズムとして特定のクリーチャー・タイプを揃えることでボーナスを得るパーティー、そして変身ではなくプレイする際にどちらの面でプレイするか決めることができる「モードを持つ両面カード」が登場。再録メカニズムは上陸キッカー。その他の落葉樹メカニズムとして有色アーティファクト単色混成マナ・シンボルが登場した。

同盟者に代わる冒険世界を表す新たなメカニズムは、ダンジョンズ&ドラゴンズをモチーフにクレリックならず者戦士ウィザード冒険職クリーチャー・タイプを揃えるほどコスト軽くなったり効果が強力になるパーティー。4つの職業はそれぞれ単独のタイプ的カードと小テーマも内包しており、クレリックはライフを得ること、ならず者は切削により対戦相手墓地肥やすこと、戦士は装備品、ウィザードはインスタントソーサリーかウィザード呪文を唱えることとなっている。

モードを持つ両面カードは続くカルドハイムストリクスヘイヴン:魔法学院でも採用が決定されており、セット毎に同じメカニズムへ異なるアプローチをすることでローテーションが同期する3つのエキスパンションにまとまりを持たせる要素となっている。ゼンディカーの夜明けでは両面カード第2面はすべて土地となっている。

過去のゼンディカーを舞台としたセットとの繋がりとして上陸キッカーが再録。上陸を持つ各カードにはショーケース・フレーム版が存在する。キッカーはキッカー能力を参照するカードやキッカーした呪文を唱えることで誘発する能力を持つカードなど、シナジーを持つカードも多く収録されている。

装備品が各の有色アーティファクトを始め多く収録されており、すべて戦場に出た時に装備コストを必要とせずにクリーチャーに装備させることができる能力を持つ即用装備品/Snap-on Equipmentとなっている。そのためか、クリーチャー用の強化オーラは収録されていない。

その他新たなルールとして、スタック上のパーマネント呪文コピーが可能となった。コピーのパーマネント呪文が解決されるとその特性を備えたトークンとして戦場に出る。それはトークンを生成したものとは扱われない。

  • 生産と流通の遅れにより、日本語版セット・ブースター、英語日本語両言語のコレクター・ブースター、および各言語のドラフト・ブースターの発売が本来の発売日の9月25日より10月2日に延期された。また英語版セット・ブースターは11月中旬に延期された。
  • 本セットより、神話レアの封入率が変更された。従来までは1/8の確率でレアと置き換わっていたが、ゼンディカーの夜明け以降は1/7.4の確率となり、神話レアが出現しやすくなった[1]
  • ドラフト・ブースターには必ずモードを持つ両面カードが1枚以上含まれている。両面専用のスロットが設けられているのではなく、対応する稀少度のスロットに封入されている。
  • 広告カードのスロットからはトークン・カードの他に両面カード用の差し替えカードが出現する。差し替えカードは枠部分に書かれたイラストが異なる9種類が存在し、コレクター番号順に3x3に並べると1枚のイラストになる。
  • 各種ブースターから出現する基本土地はフルアート仕様となっている。通常のフレームの基本土地はバンドルか統率者デッキからのみ入手できる。
  • プレインズウォーカーデッキに代わる入門者用製品として、ゼンディカーの夜明け統率者デッキが発売される。デッキにはゼンディカーの夜明けのカードも含まれるが、独立した製品であり新規カードを含む 収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。

[編集] リミテッド

パーティーと上陸は全色に満遍なく存在するほか、2色の組み合わせ毎に共通するテーマが存在する。今回はコモン基本土地枠に多色土地は収録されていないためタッチは慎重にする必要がある。

テーマ
白青 パーティー
白黒 クレリック
青黒 ならず者
青赤 ウィザード
黒赤 パーティー
黒緑 +1/+1カウンター
赤緑 上陸
赤白 戦士
緑白 上陸
緑青 キッカー

[編集] 番外カード

プロモーション・カードや別イラスト、特殊なのカードはコレクター番号が281番以降の番外カードとなっている。

ボーダーレス・カード/Borderless Card(#281~289)
カードの縁まで通常版とは異なるイラストが描かれたカード。ゼンディカーの夜明けではプレインズウォーカー・カードと小道サイクルに対応して存在する。
各種ブースターから非プレミアム版、プレミアム版共に一定の確率で入手できる。
プレインズウォーカーのイラストのトリミングされていないフルバージョンでは各キャラクターの冒険の様子が描かれており、それらは店頭ポスターやセット・ブースターのアート・カードで見ることができる。
以前は拡張アート版プレインズウォーカーと呼ばれていたが、プレインズウォーカー以外へ拡大していき拡張アートと区別するためか現在の訳に変更された。
ショーケース・フレーム/Showcase Frame(#290~313)
通常版とは異なるイラストが描かれ、面晶体をモチーフにした特殊なフレームのカード。ゼンディカーの夜明けでは影さす太枝のニッサ/Nissa of Shadowed Boughs以外の上陸を持つカードに対応して存在する。
各種ブースターから非プレミアム版、プレミアム共に一定の確率で入手できる。
拡張アート枠/Extended-Art Frame(#314~379)
イラストが両端の枠まで拡大されたカード。ボーダーレスでもショーケースでもないすべてのレア・神話レアに対応して存在する。
非プレミアム版、プレミアムともにコレクター・ブースターでしか入手できない。
通常フレーム基本土地(#380~384)
フルアートではない通常のフレームの基本土地。各1種でイラストはフルアートの1枚と同じものが使われている。
バンドルかゼンディカーの夜明け統率者デッキからのみ入手できる。プレミアム版はバンドルからのみ入手できる。
BOX特典カード(#385)
ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で各種ブースターボックスを早期購入したプレイヤーに配布される。通常版やコレクター・ブースターの拡張アート版とは異なるイラストの、プレミアム拡張アート・カード仕様のスカイクレイブの秘儀司祭、オラー/Orah, Skyclave Hierophant。非プレミアム版は存在しない。
今回はドラフト・ブースターだけではなくセット・ブースター、コレクター・ブースターのボックス、プレリリース・パックの6個セットを購入した場合も入手することができる[2]
バンドルプロモ(#386)
通常版とは異なるイラストのプレミアム版怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle
バンドルからのみ入手でき、非プレミアム版は存在しない。
WPNプロモ(#387~391)
イラストは通常版と同じだが枠がダークフレームのカード。
基本セット2021シーズンのWPNプロモパックからのみ入手できる。プレミアム版はプレミアムプロモパックからのみ入手できる。

[編集] ゼンディカーの夜明けエクスペディション

戦乱のゼンディカー・ブロックのZendikar Expeditionsと同様に、過去の強力な土地カードを新規イラストで再録したゼンディカーの夜明けエクスペディションが登場。Zendikar Expeditionsと同様に独自のエキスパンション・シンボルコレクター番号を持った独立したセット扱いであり、スタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない。Zendikar Expeditionsと異なりドラフト・ブースターからは出現せず、ボックスを購入することでついてくるボックストッパーか、コレクター・ブースターからのみ入手できる。

[編集] 事前情報

恒例として、本格的なプレビュー開始前にMark RosewaterのBlog「Blogatog」で収録カードの事前情報が公開された[3]

[編集] スタンダードでの禁止カード

2020年10月12日付けで創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationスタンダード禁止カードに指定された[4]。セット発売からのスタンダードでの禁止発効日数はテーブルトップ基準では17日、Magic: The Gathering ArenaおよびMagic Online基準でも25日で禁止であり、ウルザズ・レガシー発売から記憶の壺/Memory Jar禁止までの45日を大幅に更新した。

[編集] イベント

プレリリース

2020年9月18日から24日までに開催される。基本セット2021と同じく1週間にわたって店舗が自由に開催できる。

発売記念パーティ

2020年9月26日、27日に開催される。

[編集] スプリット

Magic: The Gathering Arenaの競技シーズンは今回からスプリット制を導入する。 基本的には毎月ミシック上位1200名に予選ウィークエンドの参加資格を経て、12月に開催する『『ゼンディカーの夜明け』チャンピオンシップ』で頂点を決める。

[編集] 製品ラインナップ

ドラフト・ブースター
15枚+トークン/広告カード入りの基本製品。今製品から日本語版の名称もブースターパックからドラフト・ブースターとなった。
36パック入りのブースター・ボックスにはボックストッパーがついており、ゼンディカーの夜明けエクスペディションがいずれか1枚封入されている。さらにウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗でブースターボックスを早期購入すると、BOX特典カードとしてプレミアム版スカイクレイブの秘儀司祭、オラー/Orah, Skyclave Hierophantが配布される。
セット・ブースター
ゼンディカーの夜明けから販売される新たな形式のブースターパック。12枚のマジックのカードと2枚の特殊カードが含まれている。
ドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗で30パック入りのブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
テーマ・ブースター(日本語版なし)
特定のテーマに沿ったカードのみが封入されたブースターパック。
コレクター・ブースター
主に拡張アート枠やプレミアム・カードが封入されたコレクター向けのブースターパック。
12パック入りのブースター・ボックスにはゼンディカーの夜明けエクスペディション1枚入りのボックストッパーが2パック付いてくる。さらにドラフト・ブースターと同様に、ウィザーズ・プレイ・ネットワーク加盟店舗でブースターボックスを早期購入するとBOX特典カードが配布される。
  • プレミアム版の特殊フレームのレアか神話レア1枚。レアか神話レアの上陸ショーケース、ボーダーレスのプレインズウォーカーか小道、拡張アートのレアか神話レアが含まれる。さらに6パックに1つの確率でプレミアム版のエクスペディションに置換される。
  • プレミアム版通常フレームのレアか神話レア1枚。両面カードも含まれる。
  • ショーケースかボーダーレスのレアか神話レア1枚。
  • 拡張アート版レアか神話レア1枚。ゼンディカーの夜明け統率者デッキ遺跡の盗人、アノワン/Anowon, the Ruin Thief‎およびムル・ダヤの祖、オブーン/Obuun, Mul Daya Ancestor‎の拡張アート版も含まれる。
  • プレミアム版のショーケースのコモンかアンコモン1枚。
  • ショーケースのコモンかアンコモン2枚。
  • 通常フレームのコモンかアンコモン2枚。両面カードも含まれる。
  • 通常フレームのプレミアム版コモン5枚。基本土地は含まれない。
  • プレミアム版フルアート基本土地1枚。
  • プレミアム版両面トークン・カード1枚。
バンドル
以下の内容が封入された大型商品
  • ドラフト・ブースター×10
  • プレミアム版基本土地20枚
  • 基本土地20枚
  • 通常とはイラスト違いのプレミアム版
  • 大型スピンダウンライフカウンター
  • 早見表カード2枚
バンドル Gift Edition
バンドルの内容にコレクターブースター1パックが追加された大型商品
ゼンディカーの夜明け統率者デッキ
統率者戦用の構築済みデッキ。ゼンディカーの夜明けとテーマを共有しゼンディカーの夜明けのカードも含まれるが、独立した製品であり新規カードを含む 収録カードはスタンダード用セットに同名のカードが含まれていない限りスタンダードでは使用できない

[編集] パッケージ・イラスト

ドラフト・ブースター
セット・ブースター
コレクター・ブースター
テーマ・ブースター

[編集] 注目のストーリー

暫定的にコレクター番号順。

[編集] 主な開発スタッフ

その他のスタッフについては米国版セット特設サイトのクレジットを参照。

[編集] 公式特集ページ

[編集] 製品情報

[編集] 開発コラム

Making Magic -マジック開発秘話- - Mark Rosewaterによるコラム。

その他。

[編集] 背景設定

[編集] 広報

[編集] 動画

マジック:ザ・ギャザリングYoutube公式チャンネル

[編集] 脚注

  1. Set Boosters/セット・ブースターMaking Magic 2020年7月25日 Mark Rosewater著)
  2. 『ゼンディカーの夜明け』プレリリースについて知っておくべき7つのこと(WPN 2020年8月31日)
  3. Maro’s Zendikar Rising Teaser(Blogatog 2020年8月27日)
  4. October 12, 2020 Banned and Restricted Announcement/2020年10月12日 禁止制限告知(News 2020年10月12日 Ian Duke著)

[編集] 参考

MOBILE