カニ
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カニ/Crabはクリーチャー・タイプの1つ。名前の通り、蟹である。
クリーチャー — カニ(Crab)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
0/2クリーチャー — エルフ(Elf) カニ(Crab) 戦士(Warrior)
(2)(緑):順応2を行う。(このクリーチャーの上に+1/+1カウンターが置かれていないなら、これの上に+1/+1カウンターを2個置く。)
成長室の守護者の上に+1/+1カウンターが1個以上置かれるたび、あなたは「あなたのライブラリーから《成長室の守護者/Growth-Chamber Guardian》という名前のカード1枚を探し、それを公開してあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
伝説のクリーチャー — リバイアサン(Leviathan) カニ(Crab)
対戦相手が怒り狂う島嶼、キャリクスを対象として呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる。
(3):ターン終了時まで、怒り狂う島嶼、キャリクスは+X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしている島(Island)の総数に等しい。
初出はテンペストの巨大ガニ/Giant Crab。その後も何度か登場するも、レギオンの金属殻のカニ/Chromeshell Crabのタイプはビーストのみだったので、絶滅が心配された時期もあった。だが、第10版に再録されたカブトガニ/Horseshoe Crabはカニのままであり、クリーチャー・タイプ大再編で金属殻のカニやオラクシド/Oraxidもカニの仲間となった。さらにゼンディカー・ブロックで面晶体のカニ/Hedron Crabが登場し、絶滅の危機は回避された。水棲動物だが地上で活動しても違和感が無い点が評価されたのか、エルドラージ覚醒以降、青の小型~中堅クリーチャーとして時折新種が登場している。ラヴニカ/Ravnicaを舞台としたカード・セットでは、シミック連合/The Simic Combineの混成体/Krasisとして登場する機会が多い。
ほとんどは青単色か青を含む多色。緑単色と無色にも存在する。パワーよりタフネスが高いものが多く、防御的な種族である。
タイプ的カードとして、条件を満たすとカニを全体強化するエンチャントの小走り波/Scuttletideが存在する。
カニ・トークンを生成するカードはモダンホライゾン2で3枚登場した。いずれも青の0/3を生成する(→トークン一覧)。
伝説のカニはFallout統率者デッキ現在、怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isleと船砕き、レッドデス/Red Death, Shipwreckerの2枚。
- カニに変化するカードはシミックの魔鍵/Simic Keyruneがある。
- タラバガニ/King Crabやカブトガニ/Horseshoe Crabなど、厳密にいうとカニ(カニ下目の甲殻類)でないものもいる(生物学的にはタラバガニはヤドカリ下目タラバガニ科、カブトガニは甲殻類ではなくクモに近縁の剣尾類)。マジックにおいては水棲節足動物一般を表すものとして受け取った方がよいだろう。
- カジュアルプレイのトライバル・ウォーズ系フォーマットにおけるダークホース。面晶体のカニ/Hedron Crabとそのリメイク(氷山のカンクリックス/Iceberg Cancrix、遺跡ガニ/Ruin Crab)でライブラリーアウトデッキが成立する。