Pete Venters

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ピート・ヴェンタース(Pete Venters)は、マジック:ザ・ギャザリングアーティストマジック・コンティニュイティ元マネージャー。イギリス・ポーツマス出身。

目次

[編集] アーティストとして

1993年、フィラデルフィアのイベント(Comicfest 93)で当時のアートディレクターであるJesper Myrforsと出会ったことがきっかけとなりマジックのアーティストとして働き始める[1]

アンティキティーの時代から長い間マジックのイラストを描き続けてきた。基本セット2012ゴブリンの投火師/Goblin Fireslingerイラスト)を最後に長らく新規イラストを描くことはなかったが、それ以降もグランプリのほぼ常連客として多くのプレイヤーと触れ合ってきた。

そして統率者レジェンズではプレリリース・カードとして闇の男爵、センギア/Sengir, the Dark Baron――かつての代表作であるBaron Sengirリメイクを手掛けるというサプライズを見せた。彼自身も男爵を再び描く機会を長らく待ち望んでおり、統率者レジェンズの情報が公開された際、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストに別イラストを手掛けたいと自ら頼み込んだのだ[2][3]

  • マジック初の公式カードバインダーのイラストも彼によるものである[4]

[編集] イラストの特徴

筋肉質でグロテスクな画風が特徴で、ゾンビゴブリン邪悪な人物画を描くことが多い。

遠近法で面白いものを作ろうとすることがよくある。その最もたる例がアンヒンジドZzzyxas's Abyssイラスト)で、センギア男爵を文章欄に配置するアイデアにより、文章欄と絵の高低差を表現しようとした意欲的な一枚[2]

  • アンヒンジドのDrawn Togetherイラスト)では宙吊りにされながら、歴代の作品をあたり一面に描いている。
  • ゴブリンを多く手掛けている関係上、彼のファンからは山/Mountainを描いてほしいとよく言われている。彼自身も描きたいらしいのだが、今のところ一度も機会を与えられていない[2]

[編集] 代表作

[編集] コンティニュイティとして

ホームランドで好意からコンティニュイティ部門に関わったことがきっかけとなり、アライアンスからウルザズ・サーガまで正式なコンティニュイティ・メンバーとしてマジックに多大な貢献をした人物である[2]。セットのストーリー、フレイバー・テキスト、カードの機能、小説や短編、コミックなどから情報を収集整理して、設定の統合、年表や地図の作成を精力的に進めた。雑誌や公式サイトで設定記事を執筆するほか、ドミニアFAQではファンからの質問に回答も行った。

[編集] 脚注

  1. My Own Personal 20th Anniversary(Pete Venters – Blog 2013年10月10日)
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 An interview with 'Magic' artist Pete VentersMagic Untappedのインタビュー記事 2020年11月17日 Evan Symon著)
  3. Return of the Baron(Pete Venters – Blog 2020年8月22日)
  4. The 5 (and a bit) Colors of Magic – Prologue (1994)(Pete Venters – Blog 2013年9月9日)

[編集] 参考

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