金属モックス/Chrome Mox

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Chrome Mox / 金属モックス (0)
アーティファクト

刻印 ― 金属モックスが戦場に出たとき、あなたの手札にあるアーティファクトでも土地でもないカードを1枚、追放してもよい。
(T):その追放されたカードと共通する好きな色のマナ1点を加える。


WHISPERのテキストには誤りがあります。「その追放されたカードと共通する好きな色のマナ」は「その追放されているカードの色1色のマナ」と読み替えて下さい。

Moxの名を冠する0マナマナ・アーティファクト。新メカニズム刻印により、カード・アドバンテージを代償にマナ加速をする。ミラディンを代表する人気レアの1枚であり、シングルカード価格も高額。

モックス・ダイアモンド/Mox Diamondの修正版として作られたカードではあるが、それに負けず劣らず強力。そちらと異なり土地を失うことがないので、投入される土地の枚数が少ない速攻型デッキにとってはむしろこちらの方が重宝する。また、多色化に貢献したそちらと異なり、こちらはどちらかというと単色デッキ向けという点でも噛み合っている。

ミラディン・ブロック当時はビッグ・レッドゴブリン召集スライといった赤系デッキによく採用された。例えば炎歩スリス/Slith Firewalkerを1ターン目に唱えられるなど、序盤の爆発力を重視する赤の戦略に噛み合っていたためであろう。なお当時速攻デッキの花形であった親和デッキ有色呪文が少なく、ブルード親和では利用されたものの、電結親和型ではほとんど使われなかったようだ。

メリットもデメリットも大きいため、手放しで使える様なカードではない。デッキタイプを問わず様々なデッキに採用されていたが、何枚採用するかはプレイヤーの好みやメタゲームによって大きく異なる。特に超高速の環境ならばスピードアップのために採用されることが多い。例えば、極悪コンボが荒れ狂ったプロツアーニューオーリンズ03では、環境の高速化に合わせコントロールデッキにまで採用されていた(例:横須賀智裕セプターサイカ)。

[編集] ルール

  • カード刻印しなかった場合、マナを出すことはできない。
  • 有色アーティファクトドライアドの東屋/Dryad Arborは色を持つが、アーティファクトや土地であるため刻印できない。
  • アーティファクトでも土地でもない無色のカードを刻印することができるが、マナは出せない。出るのは「好きな""のマナ」であって「好きな"タイプ"のマナ」ではないからである。
  • 刻印したカードが追放領域を離れてしまった場合、マナを出すことはできない。

[編集] 禁止指定

2004年1月1日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードタイプ1.5禁止カードに指定された。しかし、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでは禁止カードに指定されておらず、ヴィンテージでも2008年9月20日より制限が解除された。一方、モダンではフォーマット制定当初より禁止カード

MTGアリーナでは霊気走破スペシャルゲストとして実装されたが、フェアなフォーマットを崩す危険があることから、ヒストリックでは実装段階から禁止されている[1]

[編集] 脚注

  1. MTG Arena Announcements – February 3, 2025Daily MTG 2025年2月3日 Clayton KrohJubilee Finnegan著 )

[編集] 参考

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