にやにや笑いのイグナス/Grinning Ignus

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Grinning Ignus / にやにや笑いのイグナス (2)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

(赤),にやにや笑いのイグナスをオーナーの手札に戻す:(◇)(◇)(赤)を加える。起動はソーサリーとしてのみ行う。

2/2

自身を手札戻すことで自身のマナ・コストと同じマナを生成するエレメンタル

3マナ2/2とクリーチャーとしては標準の戦闘力を備えている上、必要になればマナに変換することもできるので時のらせんブロックリミテッドでは十分な戦力となり得る。

また、大量の赤マナを必要とするが、雲の鍵/Cloud Keyケンタウルスの前兆読み/Centaur Omenreaderと組み合わせることで単純なマナ加速として使える。このギミック未来予知テーマデッキの1つ未来の衝撃/Future Shockにも採用されている。上記のギミックに宝石の陣列/Gemstone Arrayを組み合わせることで、好きなだけ出し入れを繰り返すことができ、スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elfのような1ターンに何度も使えるマナフィルター魔の魅惑/Alurenがあれば無限マナも可能である。

ストリクスヘイヴン:魔法学院で初めて本流のセットで(逆)再録された。クリーチャー全体の質の向上によって戦闘力が相対的に落ちてしまい、リミテッドでも無条件で採用とはいかなくなったが、同セットの青赤のテーマである重量級呪文を早期に唱える助けとなる。ストリクスヘイヴン期のスタンダードでは、語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytellingとの組み合わせで無限に出し入れでき、峰の恐怖/Terror of the Peaksがいれば無限ダメージとなる。

ストームを簡単に稼げるのもポイント。これがすでに戦場に出ている状態なら、元手1マナにつき1回唱えることができる計算になる。リミテッドでも、未来予知では時のらせんに収録されているぶどう弾/Grapeshot等と、ストリクスヘイヴン:魔法学院ではミスティカルアーカイブに再録されたストーム呪文と合わせることができる。さらにチャネル/Channelを組み合わせることでリミテッドとは思えない瞬殺コンボを実現する事も可能。

「イグナスに何を捧げるのか、よく考えるがいい。食い物は、まあいいじゃろう。硬貨もな。だが、燃えるものはだめじゃ!」
村の奇人、ストヴィク

(出典:未来予知
希に、プリズマリの生徒が召喚した精霊が有望とされ、滞在と入学を許されることがある。

禁止指定

2022年7月7月付けでアルケミーで禁止に指定される[1]ゆすり屋のボス/Racketeer Boss永久宝物生成する能力を付与することでいとも簡単に無限キャスト無限マナが達成できてしまう。その結果アルケミー環境が「どちらが先にイグナスの無限コンボを決めるか」の戦いとなってしまい健全な対戦環境から逸脱してしまったことが原因。

パワー・エラッタで再調整する議論も行われたが、提案された内容はどれもこの無限コンボを封殺するもので禁止とほぼ変わらない状態であったためエラッタではなく禁止措置を受けることになった。

脚注

  1. July 5, 2022 Banned and Restricted Announcement/2022年7月5日 禁止制限告知Daily MTG 2022年7月5日)

参考

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