マナフィルター
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マナフィルター(Mana Filter)はマナをコストとして色マナを生み出す能力やそれを持つカードの俗称。マナの色をフィルターを通したかのように別のものにすることから、こう呼ばれる。単に「フィルター」と呼ばれることも。
例えば、沼の信徒/Bog Initiateは黒マナに変換するマナフィルター、マナ・プリズム/Mana Prismは好きな色マナに変換するマナフィルターである。
主に多色デッキで使われ、色事故を防止して安定性を高める効果がある。また、無色マナしか出せない無限マナデッキで色マナを得るために使われる場合もある。
ほかに、スランのタービン/Thran Turbineなどが生む制限付きのマナも、適切なフィルターを通せば使い道が自由になる。ひと手間かかるため実用的な組み合わせはそれほど多くないが、パワーストーンを生成するカードが多い兄弟戦争のリミテッドでは重要なテクニックだった。
色の役割としては、好きな色へのマナフィルターは緑の専売特許。黒や赤は他のマナを自分の色マナに変換するタイプのフィルターを持つ。白や青にとっては苦手分野で、ほとんど存在しない。アーティファクトや土地に備わっていることもある。マナフィルター付きの土地はフィルターランドと呼ばれる。
- 最も効率の悪いマナフィルターを持つカードはアンヒンジドのMox Lotus。100マナを1つの色マナに変える。
- Astrolabeや印鑑など、起動コストより生み出されるマナの量の方が多い場合はマナフィルターであるとともにマナ加速にも分類されることが多い。