孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard
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伝説のクリーチャー — 猫(Cat) ビースト(Beast)
相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている各クリーチャー・カードが、それぞれ猫(Cat)やエレメンタル(Elemental)やナイトメア(Nightmare)や恐竜(Dinosaur)やビースト(Beast)であるカードであること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、ソーサリーとして(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)
警戒
他の、あなたがコントロールしていて猫やエレメンタルやナイトメアや恐竜やビーストである各クリーチャーは、それぞれ+1/+1の修整を受け警戒を持つ。
WHISPERの相棒の注釈文は最新のオラクルに未対応です。詳細は相棒の項をご覧ください。
緑白混成の伝説の猫・ビースト。デッキのクリーチャー・カードがすべてイコリア/Ikoriaの主要怪物種族のいずれかなら相棒にできる。
相棒の条件は、これら5つのクリーチャー・タイプの部族デッキであれば無理なく達成できる。クリーチャー・カード以外に制限はないので、除去呪文やプレインズウォーカーなどを入れることも可能。部族デッキにおいてロードをゲームの外部から確実に手札に加えられるのは、打点の面でもカード・アドバンテージの面でも優秀と言える。手札に加えるための3マナがテンポを損ないやすいため、あえて相棒に据えずにメインデッキに入れてもよいだろう。ただし、自身は猫・ビーストでしかないので他の3種族からのサポートは受けられないことには注意。
スタンダードでは、これを相棒に据えた恐竜とビーストとエレメンタルの混合部族デッキ、グルール・ファイアーズが登場した。
またスタンダードやパイオニアでは、ノンクリーチャーにすることで相棒条件を満たすデッキ、カヒーラ・コントロールも組まれている。この場合のカヒーラは実質3マナ3/2警戒のフレンチ・バニラと一見地味であるが、アグロ相手のブロッカーやコントロール相手の3点クロック兼プレインズウォーカーへの圧力が常に用意できるという点は、案外バカにならない。
ルール
- 相棒の条件
- デッキのクリーチャー・カードを1種類のクリーチャー・タイプで統一する必要はない。例えば、猫とナイトメアだけが入っているデッキでカヒーラを相棒にすることは適正である。
- 5つのクリーチャー・タイプのいずれかを持つなら、その5つ以外のクリーチャー・タイプを持っていてもよい。
- デッキにクリーチャー・カードが1枚も入っていない場合も、条件は満たされていると見なされ、相棒にできる。
- 部族・カードはクリーチャー・カードではないので、どのようなクリーチャー・タイプを持っていてもよい。
- 強化能力
- 5つのクリーチャー・タイプのうち2つ以上を持つクリーチャーも、受ける修整は+1/+1である。
関連カード
サイクル
イコリア:巨獣の棲処の相棒クリーチャーサイクル。混成カードの伝説のクリーチャーで、それぞれ異なる条件の相棒能力を持つ。稀少度はレア。
- 空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(白青)
- 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den(白黒)
- 深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths(青黒)
- 呪文追い、ルーツリー/Lutri, the Spellchaser(青赤)
- 獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer(黒赤)
- 集めるもの、ウモーリ/Umori, the Collector(黒緑)
- 湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring(赤緑)
- 黎明起こし、ザーダ/Zirda, the Dawnwaker(赤白)
- 孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard(緑白)
- 巨智、ケルーガ/Keruga, the Macrosage(緑青)
ストーリー
カヒーラ/Kaheeraはイコリア/Ikoriaに棲む、猫とビーストの特徴を併せ持つ怪物(イラスト)。
狩人が怪物を殺せば、その子供が独りで生きていかなければならなくなることも珍しくない。この怪物はどうやら、出会った幼い命すべてを守ろうとするようで、多種多様な種の孤児を我が子のように育てるのだ[1]。
- イラストでは、カヒーラを取り巻く小さな可愛らしい「孤児」たちが見られる。