原初の征服者、エターリ/Etali, Primal Conqueror

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Etali, Primal Conqueror / 原初の征服者、エターリ (5)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)

トランプル
原初の征服者、エターリが戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれ、土地でないカード1枚が追放されるまで自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。あなたはこれにより追放されて土地でないカードの中から望む数の呪文を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
(9)(緑/Φ):原初の征服者、エターリを変身させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。

7/7
Etali, Primal Sickness / 原初の病、エターリ
〔赤/緑〕 伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)

トランプル、破壊不能
原初の病、エターリがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはその点数に等しい個数の毒(poison)カウンターを得る。(毒カウンター10個以上を持っているプレイヤーは、このゲームに敗北する。)

11/11

ファイレクシア・マナ変身する両面カード第1面トランプルETBで各プレイヤーライブラリーの一番上から呪文踏み倒す伝説のエルダー恐竜第2面赤緑破壊不能に加え戦闘ダメージ分の毒カウンターを与える赤緑の伝説のファイレクシアン・エルダー・恐竜。

原初の嵐、エターリ/Etali, Primal Stormより一回り重くなった分サイズも増し、踏み倒し能力は攻撃誘発からETBになった他に土地がめくれて空ぶるという事が無くなった。打ち消し全体除去などハズレを引かなければ1対3交換を狙えるマナ・コストに見合った能力。エターリからエターリをめくって唱えることも可能なので、デッキに複数枚積んで連鎖でアドバンテージを狙うのも悪くない。多人数戦ではより有効なのも原初の嵐と同じ。

第2面は荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusを彷彿させる。変身コストは非常に重いが、一度変身してしまえば排除が困難、かつブロックされなければ一撃で毒カウンターによる勝利をもぎ取れる強力な性能。さらに荒廃鋼の巨像と異なり戦闘ダメージと毒カウンターとの両方を与えることができるため、勝利手段としてダメージと毒との両天秤をかけられるのも優秀なところといえる。

第1面のままでも十分に強いため変身すること自体がオーバーキル気味だが、第1面には除去耐性がないのも事実なので変身する、という余地はあるか。ただし、変身能力はソーサリー・タイミングでしか使えないため、変身しようとしたところで除去呪文を撃ち込まれてしまうような恐れもある。

登場時のスタンダードではリアニメイトデッキの新たなリアニメイト候補や5色ランプフィニッシャーとして採用される。ラクドス・ミッドレンジサイドボードに採用する場合もある。特に多元宇宙の突破/Breach the Multiverseからのリアニメイトはアドバンテージ差が容易にひっくり返る爆発力があるため、ラクドス・ブリーチという派生型も登場した。イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期もラクドス・ブリーチの直系であるラクドス・コントロールや、イクサーリの伝承守り/Ixalli's Lorekeeper巨体の猛竜/Hulking Raptorで高速召喚を目指す恐竜デッキなどで採用される。

  • この伝説サイクルの一部のカードは、第2面に既存のファイレクシアンを思わせる要素がイースター・エッグとして仕込まれている[1]。11/11、トランプル・破壊不能、戦闘ダメージ分の毒カウンターといった要素から、上記の通り荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusが元ネタと見て間違いないだろう。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

機械兵団の進軍の、ファイレクシアン変身する両面カードクリーチャーサイクルコストファイレクシア・マナを含む起動型能力で、変身後は起動コストの色が追加された多色になる。コモンに反時計周りの友好色のサイクル、アンコモン対抗色のサイクル2つ、レアに時計回りの友好色の伝説のクリーチャーのサイクルが存在する。

[編集] ストーリー

エターリ/Etaliイクサラン/Ixalanオラーズカ/Orazcaとともに長い眠りについていた古の恐竜の1体。

新ファイレクシア/New Phyrexiaによって、銅の徒党/Copper Hostの一員として完成化されてしまった。

[編集] 登場記事

[編集] 脚注

  1. March of the Machine Learning, Part 2/『機械兵団の進軍』の学び その2Making Magic 2023年4月3日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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