解決中に呪文を唱える

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呪文能力解決中に他の呪文を唱えるよう指示する効果がある。


Omnispell Adept / 万呪文の達人 (4)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(2)(青),(T):あなたは、あなたの手札からインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。

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Harness the Storm / 嵐の活用 (2)(赤)
エンチャント

あなたがあなたの手札からインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを唱えるたび、あなたの墓地からその呪文と同じ名前を持つカード1枚を対象とする。あなたはそれを唱えてもよい。(そのコストは支払う必要がある。)



Panglacial Wurm / 氷河跨ぎのワーム (5)(緑)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

トランプル
あなたは氷河跨ぎのワームを、あなたが自分のライブラリーからカードを探している間に、自分のライブラリーから唱えてもよい。

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プレイヤーは、ルールや効果によって唱えることが認められていない限り、呪文を唱え始めることはできない(CR:601.3)。通常、呪文を唱えられるタイミングは、カード・タイプごとにルールによって許可されているが、呪文や能力の解決中に効果が呪文を唱えるよう指示しているなら、ルールによる許可以外のタイミングでも呪文を唱えることができる。

タイミングが異なる以外は通常の唱える手順に従ってその呪文を唱える。「マナ・コストを支払うことなく唱える」ことを許可されているのでないかぎり、コストも通常通り支払う必要がある。唱えた呪文は、スタック上で現在解決を行っている呪文や能力の上に積まれることになる。解決も通常の呪文と同じで、現在解決を行っている呪文や能力の解決を終えた後、優先権のやり取りが発生し対応することもできるし打ち消されることもある。

未来予知/Future Sightのような常在型能力による継続的効果や、衝動的な行動/Act on Impulseなどの「ターン終了時まで」「このカードが追放されている限り」などの期間が示されている効果は、手札以外の領域から呪文を唱えることを許可しているだけで呪文を唱えるタイミングを変更しているわけではない。これらの効果により呪文を唱えるときは、そのカード・タイプのルールによる許可に従って唱える必要がある。

  • アップキープ中や相手ターンに発揮される解決中に呪文を唱える効果に対して、初心者は「このタイミングではインスタント以外は唱えられない」という勘違いをすることが多いが、呪文や能力の解決中はプレイヤーは優先権を得ることは無いためインスタント・タイミングでも無い。効果が唱えることを許可しているため、カード・タイプのルールとは別口で唱えることができる。
  • 法の定め/Rule of Law時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerなどその呪文を唱えることをできないとする効果があるなら、効果が呪文を唱えることを許可していても唱えることはできない(マジックの黄金律)。
    • インスタントとソーサリー他の違いを説明するために「ソーサリーは自分のメイン・フェイズ中でスタックが空で無いと唱えることができない」という表現が使われることが多いが、厳密にはカード・タイプごとにタイミングが異なるだけで「できる」とするルールが個別に制定されている。これも初心者が混同しやすいため注意。
  • 唱える最中に誘発した誘発型能力は、現在解決を行っている呪文や能力が解決した後、優先権を得る際にまとめてスタックに置かれる。
  • 解決中に複数の呪文を唱えるよう指示されている場合、好きな順番で呪文を1つずつ唱えていく。呪文を唱える手順を複数並行して行うことはない。
  • 「(特性)である呪文を唱えてもよい」と「(特性)であるカードを唱えてよい」では、唱えられるカードに差異が存在する。詳細は唱えてもよいを参照。
  • 他の呪文や能力の解決中に自身を唱えることを許可するカードとして、氷河跨ぎのワーム/Panglacial Wurmが存在する。

[編集] 解決中に呪文を唱えることを許可するキーワード能力

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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