Magic: The Gathering Arena
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Magic: The Gathering Arena(MTG Arena、MTG アリーナ)は、マジック:ザ・ギャザリングのデジタルトレーディングカードゲーム。略称はMTGAなど。デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズの後継にあたる。
制作はウィザーズ・オブ・ザ・コースト社のMagic Digital Next(マジック・デジタル・ネクスト)チーム。
概要
公式サイト(英語)または日本公式サイトより無料ダウンロード。基本プレイ無料。ゲーム内課金あり。
対応言語は英語、ブラジルポルトガル語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、日本語、韓国語。
フォーマットはスタンダード、ヒストリック、リミテッドが中心。詳しくは#プレイモード参照。
2019年以降、流行のeスポーツに合わせてマジック・プロリーグやプロツアーの後継イベント『ミシックチャンピオンシップ』などが展開される。
動作環境
対応プラットフォームはWindowsもしくはMacOSのPC、AndroidもしくはiOSのスマートフォン・タブレット。推奨動作環境などは公式サイト(英語)または日本公式サイトを参照。
- 動作が重い場合、グラフィック設定を下げることで多少改善される。
- 正常に動作しない場合、最新のVisualC++のランタイムをインストールすることで解消される場合がある[1]。Microsoftのホームページから無料ダウンロード可能。
- 日本語版はうまくインストールできない場合がある。一度アンインストールした後に英語版を再インストールし、改めてゲーム内で言語設定を変更するとよい。
特徴
ゲーム部分以外のシステムは、流行している主要なデジタルTCGと近い。いわゆる「スタミナ制」ではなく、好きなだけ対戦を行うことができる。
ゲーム勝利・デイリークエスト・ウィークリークエストを達成することでゲーム内通貨(ゴールド)を入手、ブースターパックを購入してコレクションを増やす、というもの。クエストによってはカード、ブースターパック、あるいはデッキが貰える場合もある。
対戦はランダムでマッチングしたプレイヤーと行う形式。シールド戦や、やや形は異なるが疑似的なドラフト戦も行える。
UIはより洗練され、デッキ名などを入力する以外はほぼマウスだけで操作可能。墓地や追放領域からプレイ・起動できるカードを手札の横に表示するなどよりわかりやすく、直感的にプレイできるようになっている。
演出面もマジック・デュエルズから強化されている。特定のカードをプレイするとサウンドやアニメーションが発生、プレインズウォーカーが忠誠度能力を使用したりダメージを受けるとボイスが流れるなど、臨場感が高まっている。
Magic Onlineと比較するとカードプールは限定されているが、完全に無課金でも遊び続けられるのが大きな違い。
操作関連
ここで記されているキーコンフィグはデフォルト設定のもの。これらはメニュー右上にあるオプション→GamePlayから変更可能。
マナの支払い
マナの支払い方法には、手動/自動で支払う方法が存在する。厳密な手動となると自分のマナ・プールに一旦マナを加えて、そこからさらにマナを支払うという形になるのだが、実際そのような煩わしい操作を要求されることは少ない。ざっくりと言うと、ゲーム中に設定の「ゲームプレイ」から「オートタップ」の項目を無効にすることでマナの支払いが手動になる(デフォルトは有効)が、その状態でも後述するように基本的にはセミオートで進行する。必ずしもオートタップの無効/有効がマナの支払いの手動/自動とイコール関係ではない。
- プレイ可能な手札、起動できる能力の強調表示
設定に関わらず、現時点で唱えることが適正かつ唱えるためのコストが支払える呪文、およびプレイすることのできる土地は青枠で強調表示される。同様に戦場にあるパーマネント等も現在起動できるものは強調表示されるが、呪文を唱える際のマナ支払いと流れは変わらないため割愛する。
- マナ支払い前の一時停止・自動支払い
オートタップが無効の場合に呪文を唱えようとすると一時停止し、唱えるために必要なマナが画面中央に表示される。この一時停止の段階で確認ボタン(「~マナを支払って下さい」)をクリックすると、その場に限り自動で必要なマナが計算され支払われる。なおクリックする直前、つまり呪文や確認ボタンにマウスオーバーした際、タップ予定のパーマネントが黄枠で強調表示される。
- この際できるだけ複数の色マナ、マナ・クリーチャー、マナ・アーティファクトを残すように支払い方が決定され、支払う過程にマナフィルターなどの利用が必須であれば自動で起動される。直後の手札の状況も考慮して色マナを残したり、パワーの大きいマナ・クリーチャーを極力残すなど、プレイヤーに有利になるように計算してくれる一方、無色マナを生み出せる土地に別の使い道があっても基本的に残されない。
- オートタップが有効の場合はこの確認が省略される。一時停止して自動で支払った場合と結果は変わらず、唱える過程でタップ予定のパーマネントが強調表示される点も同じ。しかし確認ボタンを押す過程が無いため、ちょっとしたマウスのドラッグ&ドロップやダブルクリックにも反応して唱えてしまい、巻き戻しが効かない。ゲームに慣れたら極力オートタップのチェックを外したままにしておきたい。
- 一時停止後の手動支払い
マナの支払いの確認待ち中にパーマネントを1つずつタップしてマナを生み出すことで、完全に任意でマナを支払うこともできる。複数の色のマナを生み出せる土地などは、その都度生み出すマナを自分で選択する。
- マナ・プールに十分なマナが加えられた時点で、確認なく一時停止が解除されて唱える処理が再開される。1マナ足りない状態でマナを複数生み出すなどし、余剰のマナが生まれた場合はマナ・プールに残る。逆にマナが不十分な間はいつでも唱える行動をキャンセルできる。分割カードの唱える側の選択を間違えたときなどに有効。
- 誤ってマナを生み出してしまった場合、それが土地のタップやマナ能力である限り、まだ他の操作やタップによる誘発等を挟んでいなければZキーで操作を戻すことができる。よって、一度唱える動作を挟んでしまうと余剰分のマナは戻せない。
- 事前によるマナ・プールの操作
オートタップの有効/無効に関わらず、あらかじめマナを生み出してマナ・プールに加えておくこともできる。その状態で呪文を唱えるとマナ・プールにあるマナから優先的に支払われる。マナをある程度手動で加えておき足りない分を自動計算による支払いに任せる、という分割払いも可能なので、自動支払いがある程度予測できていれば最低限のクリックで望み通りの支払い方法を実現できるようになる。
- その他
- マナ・コストに(X)を含むカードについては、唱える際にXの値を±で決定してから改めて支払い方を決定する。代替コストや、召集などのマナ以外の支払い方法を持つカードについても、唱える際に改めて支払い方を決定する。
- 現時点の仕様では、対戦相手がコントロールする能力によってマナの支払いが求められたとき、操作のタイミング次第でマナ・プールから自動でマナが支払われない現象がある。生み出してしまったマナを元に戻すか、アバターの上部に色ごとのシンボルで表示されているマナ・プールのアイコンをクリックして完全手動でマナを支払おう。
ゲームの自動進行
MTGアリーナでは、基本的に何もできない状況であればフェイズ・ステップが自動で進行していく。例えば第1ターン目に土地のプレイを終えた後、手札に唱えられる(手札から起動できる)カードが無ければその場でターンが自動で終了する。これにより無用な待ち時間が少なくなり、スムーズにゲームが進行していく。
手札に唱えることのできるインスタント・カードを持っていたり、起動型能力を起動できる状況であれば、インスタント・タイミングで行動できる各タイミングで確認を求められる。
しかし上記のような状態であっても、一部の切り替わり目では確認を求められない。自動で特定のタイミングで優先権の放棄をしたくない場合や、呪文や能力がスタック上に乗ってから解決し始める前にレスポンスを行いたい場合は、進行の停止を予約したり、フル操作モードにする必要がある。
- フェイズごとの進行停止
右下のターン進行ボタンの上部に、各ターンのフェイズがどこまで進んでいるかを示すシンボルが表示されている。(開始フェイズ、戦闘前メイン・フェイズ、戦闘フェイズ、戦闘後メイン・フェイズ、終了フェイズの5つ。戦闘フェイズ中はさらに戦闘開始ステップ、攻撃クリーチャー指定ステップ、ブロック・クリーチャー指定ステップ、戦闘ダメージ・ステップ、戦闘終了ステップの5つが展開される。)各フェイズのシンボルをクリックすることで、そこで進行を一時停止して優先権を得ることができる。ただしターンが経過すると一時停止指示は消えてしまうので、毎ターンその都度指示する必要がある。
例えば以下のような操作を行いたい場合は、指定のフェイズをクリックして停止予約をしておく必要がある。
- 戦闘前メイン・フェイズに入る前に、開始フェイズ中に氷の干渉器/Icy Manipulatorを起動して土地をタップさせたい。(開始フェイズをクリック)
- 戦闘フェイズに入る前に、戦闘前メイン・フェイズ中に軍勢の戦親分/Legion Warbossに対してショック/Shockを唱えたい。(戦闘前フェイズをクリック)
- 対戦相手の終了ステップ開始前に、戦闘後メイン・フェイズの最後に自分の贖いし者、フェザー/Feather, the Redeemedに対して果敢な一撃/Defiant Strikeを唱えたい。(戦闘後メイン・フェイズをクリック)
以上のような停止予約は、後述する優先権の「オートパス」ボタンを押していても機能する。唱えられるインスタントを持っている為いちいち確認を求められるのが嫌だという場合に非常に有効。例えば相手のターン中に使用できるインスタントを複数所持しているが、いま自分は相手のターンエンド前に選択/Optを唱える予定しかない、とか。
- フル操作モード(Full Control Mode)
対戦相手が使った呪文や能力に対する優先権の行使はその都度求められるが、自分が使った呪文や能力に対しては再び優先権を得ることができず、すぐに解決が開始されてしまう。より細かく手順を進行したい場合、あらかじめCtrlキーを押しておくことでフルコントロールモードとなり、自動で解決が始まらなくなる。またShift+Ctrlキーで常時フル操作モードにできる。
例えば以下のような操作を行いたい場合は、フル操作モードをあらかじめ機能させておく必要がある。
- 自分が何か呪文を唱えて、それを解決し始める前に団体のギルド魔道士/League Guildmageの2つ目の能力を起動してコピーしたい。(呪文を唱える前にフルコントロールモードにしておく)
- 相手が何か行動したとき、手順を進行する前に対応できるインスタントを持っているかのようにブラフを利かせたい。
ただしこのモード下ではドロー前ですら確認を求められるようになるため、慣れない間は停止していることに気付かず時間を消費してしまわないようにしよう。
複数の誘発型能力が同時に誘発した場合や、置換効果が適用される場合、初期状態ではそれらは自動決定された順番で解決・適用される。オプションの「誘発型能力の解決順を自動で決める/Auto Order Triggerd Abilities」「置換効果を自動で選択する/Auto Choose Replacement Effects」のチェックを外すことで、それぞれを任意に決定することが可能になる。
- ゲームに慣れてきたら優先的にチェックを外しておきたい。
- 対応があるまで優先権をパス(Pass Until Response)・優先権のパス(Pass Priority)・ターンを渡す(Pass Turn)
対戦相手の行動に対するレスポンスを求められた場合はEnterキー、各フェイズで優先権の行使を求められた場合はSpaceキー、そのターンを何もせずにすぐ終えたい場合はShitf+Enterキーで、それぞれパスできる。特にターンのパスは対戦画面右下にオレンジ色のボタンが表示されており、必要な時にオンにするだけでフェイズを進めずにすぐターンを終了することができる。相手のターンでは青いボタンで表示され、どちらもターン終了まで優先権を自動でパスする状態となる。
相手がこの操作をした場合、一部の切り替わりタイミングで確認が飛ばされるようになるため、どうしても飛ばしたくないフェイズがあれば前述したフェイズごとの進行停止予約をしておきたい。
カード収集関連
ゲーム内通貨
ゲーム内通貨は2種類存在する。
- ゴールド(Gold)
- 主にデイリークエストやイベント参加で入手。
- ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。
- ジェム(Gem)
- 主に課金することでチャージできる。無課金でも、特定のプレイモードで少量獲得できる場合がある。
- ブースターパックの購入やフリー以外のプレイモードの参加費に使用する。
- そのほか、新規カード・セットの事前予約として直接課金するケースがある。
ブースターパック
1000ゴールドで1パック、または3パック600ジェム(単価200ジェム)で購入できる。エキスパンションによっては、45パック一括購入でBOX特典カードが付いてくる。
コモン5枚、アンコモン2枚、レアまたは神話レア1枚の8枚入り。
ワイルドカードが出現することがあるほか、ブースターパックを開封することでポイントが蓄積し、一定量に達すると神話レア・レア・アンコモンのワイルドカードを手に入れることができる。
- ドラフト・ブースターと開封比が違うため、(ドミナリアの伝説のカード、灯争大戦のプレインズウォーカー等)テーマに沿ったカードが入っていない事がある。
ワイルドカード
同レアリティの任意のカードと交換できる特別なカード。一種の交換チケットであり、神話レア、レア、アンコモン、コモンが存在する。
初期状態でも一定量所持しており、最初から好きなカードをある程度デッキに入れて遊ぶことができる。
パックを開けていくとゲージが溜まり入手できる他、パックに直接入っている事もある。
禁止カードの扱い
あるカードがスタンダード、もしくはアリーナ・スタンダード禁止カードに指定されたの場合、下記のような調整及び補償措置が取られる。
- 神話レア、レアの封入調整
- アリーナ仕様ブースターパックでは、禁止された神話レア、レアは他の同レアリティのカードを全て4枚所持していた場合のみ出現する(リミテッド仕様ブースターパックは通常のまま)
- 禁止された神話レア、レアは報酬から獲得できるカードから除外される。
- BOX特典カードが禁止カードに指定された場合、該当セットのBOX特典カードはそのセット内の別の神話レアに差し替えられた。
- 例えば、基本セット2019のBOX特典カード運命のきずな/Nexus of Fateのアリーナ・スタンダード禁止指定に伴い、特典カードは全知/Omniscienceに差し替えられた。
- 補償措置
- 禁止カードに指定された時、ゲーム内で該当カードを所持しているプレイヤーに対しては同数の同稀少度のワイルドカードが加えられる。
- 禁止カードを含むデッキを使用して構築イベントに参加中のプレイヤーは、そのイベントに限りデッキをそのまま使用することが認められていた。
余剰カードと宝箱/The Vault
コレクションには、同カードは(収録セット違いを除けば)4枚までしかストックされない。5枚目以降のレア、神話レアはジェムに変換される(後述)。コモンまたはアンコモンの5枚以降を入手したとき、それは宝箱/The Vaultポイントとして蓄積される。ポイントが100%になると画面右上に輝く宝箱が出現し、開けると神話レア1枚、レア2枚、アンコモン3枚のワイルドカードを獲得できる。基本土地およびカードスタイルは1つ入手したら無制限に使えるようになる代わりに、宝箱ポイントが溜まることもない。
宝箱ポイントへの変換レートは余剰カード1枚につきアンコモン0.3%、コモン0.1%。単純計算でコモン1000枚分の蓄積が必要であり、進行はかなりゆっくりとしたものである。普通にプレイしていればパックの開封で手に入るワイルドカードの方が多いだろう。宝箱の進行状況は普段は確認できないが、100%を超えていると宝箱アイコンに現在の進行度が表示されるほか、output_log.txt内の"vaultProgress"項目でも確認できる。
神話レア、レアについても当初は5枚目以降は宝箱の進行度に換えられていたが、アップデートにより以下のように変更された:
- アリーナ仕様ブースターパック開封時
- すでに4枚所持している神話レア・レアが出現した場合、再抽選が行われ、そのブースターパックから出現するまだ4枚揃っていない他のカード(禁止カード除く)が出現する。
- 禁止カード以外の、そのブースターパックから出現する同レアリティのカードを全てコンプリートしていた場合、同レアリティ禁止カードが出現する。それも全て4枚揃っていた(または該当カードはなかった)場合、ジェムに変換される。
- 再抽選の過程で神話レアからレアに格下げ、レアから神話レアに格上げされることはない。
- リミテッド
- すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われない。
- ドラフトピック終了後またはシールド開封後、コレクションで5枚以上持っているカードはジェムに変換される。
- ジェムに変換後も、そのイベント内におけるカードプールはそのまま維持される。
- 報酬
- すでに4枚所持している神話レア・レアを入手した場合、再抽選は行われず、即座にジェムに変換される。
- ジェムの変換レートはいずれも神話レア40ジェム、レア20ジェム。
デッキ編集関連
デッキ編集画面では、デッキ名の入力と基本的にクリック操作だけでカードをデッキに出し入れできる。ドラッグ&ドロップでも可。マウスホイールで素早くページ送りが可能。なおデッキ登録可能最大数は合計60デッキ。
土地の自動調整機能(Auto-Suggest)によって使用しているカードに含まれるマナ・シンボルに合わせて24枚の基本土地がデッキに投入される。土地の枚数を変更しようとすると機能を無効にするか確認され、OKを押せば以後自動調整されなくなる。
所持していないカードや、所持上限を超える枚数をデッキに入れようとした場合、ワイルドカードを使って交換するか確認される。一度交換すると操作を戻すことはできないので注意が必要。
画面右上にはデッキに採用しているカードをマナ・コストごとに並べたグラフが表示されており、常にマナカーブを確認しながらデッキを構築できるようになっている。またグラフをクリックすることでより詳細なデッキ分析も行える。
サイドボードはタブを切り替えて編集する。また右上のボタンからデッキ編集画面のレイアウトを切り替えることができる。
ドラフト時は、カードをピックする段階で使わないカードをドラッグ&ドロップで直接サイドボードに放り込むことができる。
カードの検索
カード一覧では基本的に色順、マナ・コスト順、アルファベット順でカードが並んでいる。同名のカードは基本セット→エキスパンション順で並べられている。
カードは一度に8枚ずつしか表示されないので手探りでデッキ構築しようとすると少々時間がかかる。そこで画面上部の検索欄やフィルタボタンを活用することで効率よく目的のカードを探し出すことができる。
- 検索欄
画面左上の検索欄ではキーワードを入力してカードを絞り込める。検索方式は部分一致で、カード全体のどこかにキーワードが含まれていればそれらすべてを表示する。日本語に対応したことで
- 例えば「エルフ」と入力すると、クリーチャー・タイプがエルフのカードのほか、エルフ・トークンを出すカードがヒットする。
- 言語設定が英語の場合、「elf」と入力するとカード名にSelfが含まれる無私の勇者、レナ/Lena, Selfless Championやミシュラの自己複製機械/Mishra's Self-Replicator、ルール文章にitselfと書かれている裁きの一撃/Justice Strikeなどもヒットする。
- キーワードをダブルクォーテーションマークで囲えば完全一致検索も可能。例えば「クリーチャー1体を対象とする。~はそれに2点のダメージを与える。」というルール文章を含むカードを検索すべく「deals 2 damage to target creature」と入力した場合、20点のダメージを与える絶滅の星/Star of Extinctionや、それ自身がクリーチャーであるヴィーアシーノの紅蓮術師/Viashino Pyromancerなどもヒットしてしまう。その場合「"deals 2 damage to target creature"」と入力すればシヴの火/Shivan Fireなどの目的のカードを検索できる。
- 言語設定が日本語の場合、半角数字の「2」はルール文章のマナ・コスト、全角数字の「2」はルール文章の「2点」「2枚」「2体」などがヒットする。
- 「e:(エキスパンションの略号)」と入力することでエキスパンションごとに絞り込むことも可能。例えば「e:GRN」でラヴニカのギルドのカードだけが表示される。
- 簡易フィルタ
マナ・シンボル等を押すことで簡易的に各色、無色、多色のカードを簡易的に絞り込むことができる。
土地ボタンをクリックすると、土地だけを表示するモードに切り替えられる。そこで「SUGGEST LANDS」をクリックすることで、土地の自動調整機能(Auto-Suggest)の有効化・無効化を切り替えられる。
- 詳細フィルタ
バーガーボタン(丸囲みの「三」のアイコン)から色、マナ総量、レアリティ、カード・タイプ、エキスパンション、所持・未所持といった条件でより詳細に絞り込むことができる。
- ズームアウト・イン
虫メガネボタンから、一度に表示するカードを10(12)枚から21(27)枚に変更する。
- 作成モード
デッキ編集画面で作成(Craft)ボタンをクリックすると作成モードに切り替わり、未所持カードも全て表示される。
デッキのエクスポート・インポート
デッキ一覧画面の下部のボタンからデッキの出力(エクスポート)、取り込み(インポート)ができる。
エクスポート(EXPORT)を押すとクリップボードにデッキリストがコピーされる。その状態でメモ帳などのテキストエディタに貼り付けることでデッキリストをパソコンに保存できる。
インポート(INPORT)を押すと、現在クリップボードにコピーされているデッキリストをデッキとして取り込むことができる。
- ドミナリア版ラノワールのエルフ/Llanowar Elves4枚なら「4 ラノワールのエルフ (DAR) 168」または「4 Llanowar Elves (DAR) 168」といった規格になる。エキスパンションの略号やコレクター番号を含むため、Magic Online用のリストはそのままでは使用できない。
- 英語で出力されたリストは言語設定が英語でなければインポートできない。インポート後に言語設定を戻すのであれば問題ない。
- MTG Arena DeckbuilderやMTG Goldfishなど、アリーナ向けにデッキリストをコピーできるサイトも登場している。
- バベルのような大量にカードを積んだデッキを組む場合、いちいちクリックで1枚ずつカードを入れていくのは非常に時間がかかるため、デッキリストからインポートするのが望ましい。
その他
- 上限(250枚デッキ)を超えなければ基本土地は何枚でもデッキに入れることができる。ネズミの群棲/Rat Colonyのような4枚制限ルールを無視するカードも同様だが、その場合は一度4枚集めておく必要がある。
- デッキボックスには好きなカードのイラストを設定することができる。最初にデッキに入れたカードがまず登録されるが、編集画面で右上のデッキイメージに向かってカードを放り込むことでイラストを変更できる。
- 単にコレクション一覧を確認したいだけなら、デッキ一覧画面から「コレクション(Collection)」ボタンを押せばより広い画面でコレクションを見ることができる。
プレイモード
チュートリアル(スキップ可)後、いくらかフリープレイを行ってゴールドを稼ぎブースターパックを購入・開封することで全てのモードが開放される。
初期のアリーナ・モード/Arena Play Modeでは短時間で終わるBO1(1本勝負)のゲームだけが選択できるようになっている。ホーム画面で上級者向けモードのレバーを操作してすべてのモード/All Play Modeに切り替えることでサイドボーディングを扱うBO3(2本先取・3本勝負)のゲームが遊べる。
- ゲームの外部を参照するカードの存在から、BO1でもサイドボードが利用できる。ストリクスヘイヴン:魔法学院以降、BO1のサイドボードは通常の15枚ではなく7枚のスロットとなった[2]。
フリープレイ以外はイベント期間を設けて配信されている。ゲーム内ではエキスパンション名が冠せられるなど表記名がやや異なる場合がある。
いくつかのモードでは戦績に応じてランクが変動し、各シーズンごとにランクに応じた報酬を獲得できる。各モードの日本語名称は一部仮訳。
- 現実のリミテッドとの違い
- ピックしたカードがすぐに自身のコレクションに加えられるドラフト取りきりルールである。
- ブースター・ドラフトはAIあるいは他プレイヤーと行うが、対戦は全く別の卓の、同様の手順を済ませたプレイヤーとゲームを行うことになる(Magic OnlineのDraft Leagueと同様)。
- そのため、ブースター・ドラフトにおける戦術的醍醐味は大きく損なわれてしまっている。ピックしなかったカードを元に対戦相手のデッキ内容を予測したりすることができず、ドラフト中に全く見かけなかったカードが次々とプレイされることもある。また、通常のドラフトならば卓内のカードプール全体のカードパワーが著しく低い(高い)ことがあっても、対戦相手も同条件なのでフェアなゲームになるが、こちらはそうは行かず、戦績がカードプールの当たり外れに左右されやすい。総じて、実際の感触としてはほとんどシールド戦に近い。
- 他の対戦相手が使っている色を読んで無理にデッキカラーを変更したり、危険なカードをカットしにいく必要がないのであながち悪いことばかりでもないが、それらの要素もブースター・ドラフトを奥深いものにしているのも事実である。
- デッキ構築時間に特に制限はない。
Bot戦/Bot Match
ガイド役のSparky(NPC)を相手に、構築したデッキで実戦形式の練習戦が行える。クエストは進行しない。
- 例外的に、マスタリー報酬が達成完了するまで一部のクエストは練習でも進行できる。ただし勝利ボーナスはいずれも得られないため、よほどのことがない限り練習でのクエスト進行は推奨されない。
プレイ/Free Play
常時参加無料。構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。
マッチ・プレイ/Traditional Play
常時参加無料。構築したデッキで、サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチを行う。
- このモードに限らず、Traditional(伝統的な)と付くものは「サイドボードを使った2本先取・3本勝負のマッチ制」であることを表している。
ランク戦/Ranked
常時参加無料。フリープレイと同じ1本勝負のルールだが、構築戦ランクに影響する。
マッチ・ランク戦/Traditional Ranked
常時参加無料。トラディショナルプレイと同じ2本先取のルールだが、構築戦ランクに影響する。
構築イベント/Constructed Event
参加費:500ゴールド または 95ジェム
7勝または3敗するまで、構築したデッキで1本勝負のゲームを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。
- 全敗だと100ゴールドにアンコモン3枚(差し引き400ゴールドでアンコモン3枚入手)とやや損だが、4勝で500ゴールド、5勝でレア1枚以上が確定、7勝で1000ゴールドとなる。
- 4勝以下は、アンコモンは1枚目は5%・2~3枚目は1%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。
- 5勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は5%・3枚目は1%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)
- 6勝以上は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)
- かつては、アンコモンは15%でレアまたは神話レアに変化した。
マッチ構築戦/Traditional Constructed
参加費:1,000ゴールド または 190ジェム
5勝または2敗するまで、構築したデッキで2本先取・3本勝負のマッチを行う。勝利数に応じたレアリティのカード3枚と、勝利数に応じた額のゴールドを獲得できる。
- 全敗だとアンコモン3枚でゴールドはなしと損だが、1勝で500ゴールド、2勝で1000ゴールドと元が取れ、5勝で2100ゴールドとなる。
- 全敗は、アンコモンは5%でレア(レアは1/8で更に神話レア)に変化。
- 1~2勝は、アンコモンは1枚目は15%・2~3枚目は5%でレアに変化。
- 3~4勝は、アンコモンは1枚目は100%・2枚目は15%・3枚目は5%でレアに変化。(レアは1枚以上確定)
- 5勝は、アンコモンは1~2枚目は100%・3枚目は15%でレアに変化。(レアは2枚以上確定)
クイック・ドラフト/Quick Draft
参加費:5,000ゴールド または 750ジェム
15枚入りパック3つを受け取ってAIとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。ブースターパック1~2つ(勝利数に応じて2つ貰える確率上昇。7勝で確定2つ)と、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。
ピックしたカードはすぐにコレクションに加えられる。
- 利率は低いがゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。これで稼いだジェムを元手に、よりジェムを稼げる他のモードに参加していけば継続してプレイしやすくなるだろう。
- 6勝以上で参加ジェムをペイできる。
- サイドボード無しの1本勝負なので、相性の悪いデッキとの対戦を想定して通常とはやや異なるデッキ構築が求められる。例えば本来サイドボード向けである垂直落下/Plummetを、最初からメインデッキに複数積むことも選択肢に入ってくる。
- アリーナ独自の8枚入りパックではなく15枚パックでのドラフト、かつシーズン報酬も考慮すれば全敗でもかなり元は取れる。マジックに慣れないうちでも各シーズン1回は参加するとよい。
プレミア・ドラフト/Premier Drift
参加費:10,000ゴールド または 1,500ジェム
Magic OnlineのDraft Leagueのような、AIの代わりに7人のプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。リミテッド戦ランクに影響。
- 使用セットが同じ場合でも、プレミア・ドラフトとクイック・ドラフト間のマッチングはしません。
- ゴールドをジェムに換えられる数少ないプレイモード。全敗0勝でも250ジェム分以上の価値が等しいもの(50ジェム+パック1つ+3パック分ドラフトしたカード)を獲得できる。
- 5勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、ジェムでの参加費を回収できる。
マッチ・ドラフト/Traditional Draft
参加費:1,500ジェム
15枚入りパック3つを受け取ってプレイヤーとドラフトを行い、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って5勝または2敗するまで、BO3のマッチを行う。勝利数に応じてブースターパック1~6つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。
ピックしたカードはすぐにコレクションに加えられる。
- 3勝以上すると1,500ジェム以上が払い戻され、参加費を回収できる。当然ながら勝ち続ける手腕と運は必要になるが、他のモードより継続しやすい設計になっている。
- 2020年4月30日に対人ドラフトの実装まで、マッチ・ドラフトのドラフト相手は全てAIだったが、対人ドラフトの実装とともにBO3ドラフトは、プレイヤーとドラフトに変更された。
シールド/Sealed
参加費:2,000ジェム
15枚入りパック6つを受け取り、40枚以上のデッキを構築する。そのデッキを使って7勝または3敗するまで、BO1のゲームを行う。ブースターパック3つと、勝利数に応じた額のジェムを獲得できる。
受け取ったカードはすぐにコレクションに加えられる。
- 全敗0でもパック6つ+パック3つ+200ジェム(パック1つ相当)を獲得でき、それは参加費2,000ジェム(パック10個相当)と価値が等しく、トータルでは損をしないように見える。
- 参加時に受け取ったパックではワイルドカードのゲージが蓄積しないが、M:TGA仕様のパック(8枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン2枚、コモン5枚)とは違って現実仕様のパック(15枚入り:レア/神話レア1枚、アンコモン3枚、コモン10~11枚)であるため、コモンカードの揃っていないエキスパンションでのシールドであれば(ワイルド込みで差し引きアンコモン5枚、コモン30枚の得&レア/神話レア1枚の損)勝てなくとも損はしない。
- 6勝以上で参加ジェムをペイできる。
指名対戦/Direct Challenge
ユーザーIDを指定して、特定の友人と対戦ができるモード。
- 設定のボタンの並びにある対戦マーク(剣が交差しているマーク)をクリックすると、対戦オプションの設定・対戦相手指定・デッキ選択画面が画面右に展開される。
- 互いのユーザーIDを教え合い、入力欄に対戦相手のユーザーID(ユーザー名#12345)を入力。
- デッキを選択し、PLAYをクリックすると待機画面に移行。
- 双方が待機状態になったら対戦が開始される。
- オプションでは「1本先取または3本先取」「先攻/後攻の指定」が可能。実装当初は1本先取のみ、先攻/後攻ランダムだった。
- デッキの最低枚数が60枚以上であること以外フォーマットの制限はない。自分はスタンダード、相手はシングルトンなど好きなようにデッキを選択できる。
- プレイヤーランクに影響を与えない。
- デイリークエストやウィークリークエストの報酬条件に影響しない。
- 対戦中のタイマーは無効になる(長時間の動作なしはサーバータイムアウトになる)。
- ユーザーIDは履歴として保存されるため、再入力する必要はない。続けて同じ相手と対戦する場合は再度PLAYをクリックするだけでよい。
- オンラインチャットツール「Discord」との連携機能があり、Discordを通じて対戦を申し込むことが可能。アリーナ側で部屋を作成すると、Discord側に招待用の発言をするボタンが出てくる。
期間限定イベント
上記以外の特殊ルールを用いたイベントが期間限定で開催されることがある。
モミール・ベーシックのスタンダード版である「モミールの狂気」、オープンβ版リリース記念のスタンダードハイランダー戦の「Welcome Weekend Singleton」、スタンダード限定パウパー等、Magic Onlineや現実の非公式フォーマットに近いものから、職工や激変といったアリーナオリジナルフォーマット、続唱や宝物の生成などが毎ターン行われるアリーナ限定のかなり特殊なルールまで様々。ほとんどが週末イベントだが、長期間行われるイベントもわずかに存在する。
- 以前は限定スタイルを入手できたが、スタイルの希少性に対し期間が短すぎることが不評で開催頻度は落ちた。今後は不定期に開催するとも告知されている。
全てのイベントを列挙するとキリがないため、一例としての紹介とする。
収録カード
イクサラン以降の本流のセット(番外カードも含む)がテーブルトップより1週間早く追加される。
破滅の刻以前の本流のセットやサプリメント・セットのカードは基本的に追加されないが、Jumpstartのように一部カードを差し替えて導入されたり、ヒストリック・アンソロジーやカラデシュリマスターのように独自の再録セットやJumpstart: Historic Horizonsのようにアリーナオリジナルのカードを加えたオリジナルセットとして追加されることもある。イベントとチュートリアル限定のカードも存在する。いずれもアート・スタイルを考慮しなければワイルドカードを消費して入手できる。
具体的にどのようなカードが収録されているかはヒストリック#使用可能カードセットを参照。
- クローズドβ版のみ、カラデシュから~基本セット2019までのスタンダード・リーガルのカード(とアリーナ限定カード)が収録されている。
- 紙のカードでは英語版しか存在しないカードであっても、各対応言語ごとにカード名やルール文章が翻訳される。
MTGアリーナ限定カード
イベントとチュートリアルで登場する完全新規カード。エキスパンション・シンボルは大文字のA。一部のカードがBO1ルールでのみ使用可能であり、ワイルドカードで作成することもできる。
アリーナオリジナルのカード一覧および使用可否については、カード個別評価:Magic: The Gathering Arenaオリジナルカードの項を参照。
イベントとチュートリアルでのみ登場する既存のカードについては割愛する。
新規プレイヤー用構築済みデッキ
ゲームを開始すると、新規プレイヤー用の構築済みデッキが入手できる。フォーマットはBO1スタンダードに準拠しており、BO1で使用可能なMTGアリーナ限定カードが含まれることがある。
スタンダードのローテーションに合わせてデッキ内容はアップデートされ、再配布される。
過去に配布されていた構築済みデッキについては構築済みデッキ一覧#Magic: The Gathering Arena内限定セットを参照。
アバター
プロフィール画面からプレイヤー自身の外見を変更できる。イラストは主にプレインズウォーカー/Planeswalkerや伝説のクリーチャーであるキャラクターが選ばれている。アップデートで追加されていき、イベント報酬やストアでの購入、特典コードの入力などで入手できる。
チュートリアル中や指名対戦で対戦相手を待つ際は、顔を判別できないローブ姿の「冒険者/Adventurer」アバターが使用される。この冒険者アバターは後に一般販売され、常時使用する事が可能になった。
現在実装されているアバターの一覧は、ゲーム内の「プロフィール」タブの「アバター変更」を参照。
その他
- スタンダードで使用可能な新セットは、紙での発売日よりもひと足早く実装され、いち早く遊ぶことができる。
- ラヴニカのギルド以降の各種製品(ブースターパックや構築済みデッキなど)には、Magic: The Gathering Arenaで使用できるシリアルコードが封入されているものがある[3]。以下はその一例。また、キャンペーンなどで配布されるコードも存在する。いずれも入力期限が設けられており、1アカウントにつき1回まで使用可能。公式サイトのPromotionsも参照のこと。
- プレリリース・トーナメントで配布されるプレリリース・パックには、MTGアリーナで使用するとシールド戦が1回遊べるコードが封入されている。
- プレインズウォーカーデッキには、MTGアリーナで同じデッキを使用可能になるコードが封入されている。
- Gift Pack2018には、同セット収録の新規カード5枚が入手できるコードが封入されている。
- 言語を日本語にすると、一部の漢字が正常に表示されない不具合がある。
主な変遷
詳細は公式パッチノート等を参照。
アメリカ現地時間の2017年8月3日に初めて情報が公開され[4]、同年12月4日よりクローズドβテスト開始[5]。翌年2018年9月27日からオープンβ版がリリースされ[5]、誰でも遊べるようになった。
2019年2月15日のアップデートで日本語と韓国語に対応。
2019年7月2日、基本セット2020追加と共にマスタリーシステムが実装。
2019年9月27日、エルドレインの王権先行追加と同時に正式ローンチ(v1.0)となり[6]、クローズドβ以降初めてローテーションが行われ、ローテーション落ちしたカードが使用できる「ヒストリック」フォーマットが追加された[6]。
脚注
- ↑ 公式Twitter
- ↑ MTG Arena: State of the Game – Strixhaven: School of Mages(Magic Digital 2021年4月7日 Jay Parker著)
- ↑ MTG Arena Open to All Starting September 27(Magic Digital 2018年9月19日 Chris Cao著)
- ↑ That digital game we are working on has a real name now: Magic: The Gathering Arena!(Magic: The Gathering公式Twitter 2017年8月3日)
- ↑ 5.0 5.1 「マジック:ザ・ギャザリング」のオンライン版「MTG アリーナ」が正式ローンチ決定! 今秋以降にmacOS版にも対応予定!(ガジェット通信 2019年9月27日)
- ↑ 6.0 6.1 MTGアリーナ:パッチノート 1.0 (2019年9月27日)(mtg-jp.com 2019年9月27日)
参考
- 公式サイト(英語)/日本公式サイト(無料ダウンロード)
- コンピューターゲーム