白黒ビートダウン
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+ | **[[プロツアー・機械兵団の進軍]] 3位 ([https://mtg-jp.com/coverage/ptmom23/decklist/0036910/ 参考]) | ||
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+ | **[[スタンダード]]([[イニストラード:真夜中の狩り]]+[[イニストラード:真紅の契り]]+[[神河:輝ける世界]]+[[ニューカペナの街角]]+[[団結のドミナリア]]+[[兄弟戦争]]+[[ファイレクシア:完全なる統一]]+[[機械兵団の進軍]]) | ||
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+ | *[[基本土地]]をほぼ採用しないデッキに対しては、[[永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo]]や[[セラの模範/Serra Paragon]]で[[廃墟の地/Field of Ruin]]を使い回す動きが強力である。 | ||
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2025年1月12日 (日) 17:47時点における版
白黒ビートダウン(WB Aggro)は、白黒で構成されるビートダウンデッキ。
概要
両色のウィニークリーチャーを、白のエンチャント・アーティファクト破壊や黒のクリーチャー除去、手札破壊などでバックアップする。または片色のウィニーにもう一方をタッチして苦手な分野への対策を補う形を取る。そういったコントロール色の強いカードには軽くて強力な物がたびたび登場するため、それらが使える環境で撹乱的アグロが組まれることが多い。
しかしその一方、呪文を止めにくいという弱点がある。そして古い環境においては対抗色ゆえのマナ基盤の不安定に悩まされてきた。
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
ローテーション直後からオルゾフ・ミッドレンジ(Orzhov Midrange)が登場している。
イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期では策謀の予見者、ラフィーン/Raffine, Scheming Seerを抜いて白黒で組むメリットが少なかったが、ラフィーンが落ちたことで大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Batや分派の説教者/Preacher of the Schismを活かしたミッドレンジデッキが登場した。ブルームバロウからの星界を呼ぶ者、ゾラリーネ/Zoraline, Cosmos Callerで上記優秀クリーチャーをリアニメイトすることでゲームを支配する。
ブルームバロウで登場したライフの得失を参照するカードをメインに据えた、オルゾフ・ライフゲイン(Orzhov Lifegain)と呼ばれる亜種も存在する。
ダスクモーン:戦慄の館参入後は不浄な別室+祭儀室/Unholy Annex+Ritual Chamberを採用したオルゾフ・デーモンも登場した。
サンプルレシピ
オルゾフ・ミッドレンジ
オルゾフ・ライフゲイン
Orzhov Lifegain(Standard:DMU-BLB) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- コウモリを多く採用したオルゾフ・コウモリと呼ばれるタイプ。マジック:ザ・ギャザリング ジャパンオープン2024でも75枚同一のリストで初日8-1の好成績を残した。
イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期
イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期
ローテーション後は青を加えたエスパー・ミッドレンジや、単色にまとめた黒単ミッドレンジ・白単ミッドレンジが主流となりシェアを落としたが、機械兵団の進軍で自分のプレインズウォーカーを再利用しつつ相手の偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierなどを奪える多元宇宙の突破/Breach the Multiverseを獲得したことで、白単タッチ黒の構成が登場した。
サンプルレシピ(機械兵団の進軍後)
- 備考
オルゾフ・ミッドレンジ [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 基本土地をほぼ採用しないデッキに対しては、永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjoやセラの模範/Serra Paragonで廃墟の地/Field of Ruinを使い回す動きが強力である。
ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期
ローテーション直後から雪上の血痕/Blood on the Snowや蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen等を使用したオルゾフ・ミッドレンジ(Orzhov Midrange)が一定数存在していた。しかし、当時メタゲームの上位を占めていたイゼット天啓が長期戦によるアドバンテージの取り合いを否定してくるデッキであったため、あまり目立った戦果を挙げることはなかった。
このアーキタイプが本格的に環境に姿を現すのはアールンドの天啓/Alrund's Epiphany・ゼロ除算/Divide by Zeroが禁止カードに指定され、イゼット天啓が消滅してからである。
光輝王の野心家/Luminarch Aspirantや婚礼の発表/Wedding Announcementなどで戦線を固めてから、蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queenなどの強力なアドバンテージ源を投下していく戦法を取る。除去も食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacreや消失の詩句/Vanishing Verseといった高性能なものが揃っており、対応力が高い。神河:輝ける世界の参入後はクリーチャー強化・トークン生成・除去を1枚でこなせる放浪皇/The Wandering Emperorが登場し、さらに強化された。
サンプルレシピ
- 備考
- NEO CHAMPIONSHIP QUALIFIERS by 5CH LATAM SERIES 優勝 (参考)
- 使用者:Marin Toromanoff
- フォーマット
Orzhov Midrange(NEO) [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 対コントロールデッキを意識し、メインデッキから手札破壊を投入した型。
- 前日に行われた$1,000 Cash GGtoor M:TG Arena Cup#2 (Set Championship Qualifier!)でも、75枚全く同じデッキが優勝している。
カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期
ドミナリア参入後、従来のマルドゥ機体から赤を抜いた白黒機体(WB Vehicles)と呼ばれるデッキが登場した。
模範的な造り手/Toolcraft Exemplarや悪意の騎士/Knight of Maliceなどの優良クリーチャー、キランの真意号/Heart of Kiranなどの機体、ベナリア史/History of Benaliaやウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaが生成するトークンで多角的なビートダウンを行う。
機体や屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerはアーティファクトであるため模範的な造り手やカーンのトークンと相性が良く、またベナリア史による騎士の全体強化は悪意の騎士とのシナジーを有する。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリバーミンガム18スタンダード 第14位 (参考)
- 使用者:Chris Vincent
- フォーマット
WB Vehicles [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期
闇の隆盛でアーキタイプに合致したカードを複数獲得し、白黒トークンが復活を果たす。
詳細は白黒トークンを参照のこと。
ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期
同環境のキスキンをベースに、苦花/Bitterblossomや幽体の行列/Spectral Processionなどでトークンを生成し黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneで全体強化する白黒トークンが登場した。
詳細は白黒トークンを参照のこと。
ラヴニカ・ブロック期
ラヴニカ・ブロック期には、ギルドパクトでのオルゾフ組/The Orzhov Syndicate参入により白黒のビートダウンデッキ・オルゾフ・アグロが登場した。
スピリットクラフトのエンジンを搭載したゴースト・ダッドやナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskと分霊の確約/Promise of Bunreiのシナジーを搭載したゴースト・ハスク、緑を足したロクソドン・ヒエラルキーなどバリエーションも豊富にある。
オンスロート・ブロック期
オンスロート・ブロック期には、タイプ的デッキであるクレリックデッキが登場した。
詳細はクレリックデッキを参照のこと。
エクステンデッド
白と黒のクリーチャーによるビートダウンをボードコントロールや手札破壊でサポートする、中速のビート・コントロールデッキ。
闇の腹心/Dark Confidantでハンド・アドバンテージを稼ぎ、石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticで梅澤の十手/Umezawa's Jitte等必要な装備品をサーチすることもできる。
中速のビートダウンゆえにZooなどの高速ウィニーに対して有利である。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリヒューストン10 ベスト8 (参考)
- 使用者:Charles Lancaster
- フォーマット
BW Aggro [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 小悪疫/Smallpoxが採用され、相性のよい恐血鬼/Bloodghastやトロウケアの敷石/Flagstones of Trokairも投入されている。
モダン
モダンでは、スタンダード同様に白黒トークンが存在する。
詳細は白黒トークンを参照のこと。
レガシー
トーラックへの賛歌/Hymn to Tourachなどの手札破壊や名誉回復/Vindicateなどのパーマネント破壊で対戦相手のリソースを削り、クリーチャーによるビートダウンで殴り殺す。
詳細はピキュラ黒のページを参照のこと。
パウパー
パウパーでは黎明期に一定数が存在した。
夜空のミミック/Nightsky MimicからNightsky MimicやNightsky Aggroなどと呼ばれる。つねるグウィリオン/Nip Gwyllionや盲目の狩人/Blind Hunterなど白黒2色のカードが多く採用され、夜空のミミックを4/4飛行として使いやすい。また、御身の刃/Edge of the Divinityのエンチャント先にもなる。
それ以外の白黒デッキとしてはペストなども存在する。
初期型
Orzhov Aggro(Pauper) [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ラヴニカへの回帰ブロック参入後
Orzhov Aggro(Pauper) [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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