光輝王の野心家/Luminarch Aspirant
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クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1自分の戦闘フェイズ開始時にクリーチャー1体に+1/+1カウンターを置く人間・クレリック。
戦装飾のシャーマン/Battle-Rattle Shamanに似た誘発のシステムクリーチャーだが、あちらと違って強化が次ターン以降に持ち越される点で桁違いの威力を持つ。攻撃すらせずに自軍クリーチャーを立たせて戦場を膠着させているだけでも、盤面のサイズ差優位を拡大させ続けていく。任意のクリーチャーを育てられるだけでなく、自身に置くだけで唱えたターン中に2/2の及第点に、攻撃する頃には3/3になり、以降も勝手に育ち続けるという、単独の2マナクリーチャーとしても単純に強力な性能を持つ。当然、リミテッドでは放置すれば敗北必至のボムレア。
登場時のスタンダードでは、白単アグロやセレズニア・カウンターで採用される。特に後者における議事会の導師/Conclave Mentorとのシナジーは強烈。環境における黒の基本的除去が無情な行動/Heartless Actなので、除去耐性をバラまく対コントロールデッキ性能としての側面も強い。ただ戦場に出てから砕骨の巨人/Bonecrusher Giantの踏みつけ/Stompが間に合ってしまうためやや影が薄かった。ローテーション後は白単アグロのトップメタの地位を支える1枚として活躍する。
[編集] MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Luminarch Aspirant / 光輝王の野心家 (1)(白)クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)
あなたの終了ステップの開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/12021年12月9日、Magic: The Gathering Arenaにおいて、アルケミーの実装と同時にアルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[1]。特に1マナ域のクリーチャーからの光輝王の野心家の展開によるゲームへの影響が大きかったため、戦闘開始時ではなく終了ステップにカウンターを置くよう下方修正された。
その後、ローテーションでアルケミーから落ちたことにより、ヒストリックにおいては問題ないカードパワーであるため[2]2022年10月18日に再調整が解除された[3]。
[編集] 主な亜種
特記しない限りクリーチャーで、あなたの戦闘フェイズに入るたび誘発し、あなたのクリーチャーにしか置けない。自身にしか置けないものは割愛。攻撃クリーチャーにしか置けないものは戦いの烈光/Gleam of Battleの項を、そのターン限りの修整のものは戦装飾のシャーマン/Battle-Rattle Shamanの項をそれぞれ参照。
- 城塞の包囲/Citadel Siege - (2)(白)(白)エンチャント。2個置く。モードの片方。(運命再編)
- 進化の爪、エズーリ/Ezuri, Claw of Progress - (2)(緑)(青)3/3。経験カウンター数だけ置く。自身には置けない。パワー2以下のクリーチャーを出すたび経験カウンターを得る。(統率者2015)
- ハダーナの登臨/Hadana's Climb - (1)(緑)(青)エンチャント。その後、対象の上の+1/+1カウンターが3つ以上なら、これを土地に変身させる。(イクサランの相克)
- 歓喜するマスコット/Jubilant Mascot - (2)(白)1/1。ただし(3)(白)支払う必要がある。2体までに1個ずつ置く。あなた以外のクリーチャーにも置ける。(バトルボンド)
- 空乗りの巡回兵/Skyrider Patrol - (2)(緑)(青)2/3飛行。ただし(緑)(青)支払う必要がある。さらに対象はターン終了時まで飛行を得る。自身には置けない。(基本セット2019)
- ジョラーガの酋長、ヌーマ/Numa, Joraga Chieftain - (2)(緑)2/2共闘エルフ。(X)(X)支払い、X個を割り振って置く。エルフしか対象にできないが、あなた以外のエルフにも置ける。(統率者レジェンズ)
- 呪文書売り/Spellbook Vendor - (1)(白)2/2警戒。ただし(1)支払う必要がある。+1/+1カウンターでなく、魔術師の役割をつける。(エルドレインの森)
- 勝利の特使/Victory's Envoy - (3)(白)(白)3/3。戦闘フェイズでなくあなたのアップキープに誘発。あなたの各クリーチャーに置く。(テーロス還魂記)
- ギャレンブリグの宮廷/Court of Garenbrig - (1)(緑)(緑)エンチャント。戦闘フェイズでなくあなたのアップキープに誘発。2個を割り振る。あなた以外のクリーチャーにも置ける。(エルドレインの森統率者デッキ)
- シャドリクス・シルバークイル/Shadrix Silverquill - (3)(白)(黒)2/5飛行二段攻撃。プレイヤー1人を対象にそのプレイヤーの各クリーチャーに1個ずつ置く。4つのモードの1つ。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
- 秋の君主、レノール/Leinore, Autumn Sovereign - (2)(緑)(白)0/4。その後、あなたのクリーチャーのパワーの値が3種類以上なら1ドロー。(イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ)
- 休樹林帯/Dormant Grove - (3)(緑)エンチャント。その後、対象のタフネスが6以上なら、これを3/6警戒クリーチャーに変身させる。(イニストラード:真紅の契り)
- アヴァブルックの世話人/Avabruck Caretaker - (4)(緑)(緑)呪禁4/4日暮6/6夜明。2個置く。自身には置けない。第2面になるとカウンターも呪禁も全体に及ぶ。(イニストラード:真紅の契り)
- 結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners - (2)(赤)(緑)2/3先制攻撃到達。これのパワーの個数置き、さらに速攻を付与。自身には置けない。(イニストラード:真紅の契り)
- 八百長試合/Fight Rigging - (2)(緑)秘匿5エンチャント。その後、あなたがパワー7以上のクリーチャーをコントロールしていると、秘匿したカードをマナ・コストを支払うことなく唱える。(ニューカペナの街角)
- 斡旋屋一家の隆盛/Brokers Ascendancy - (緑)(白)(青)エンチャント。戦闘フェイズでなくあなたの終了ステップに誘発。各クリーチャーに置く。プレインズウォーカーには忠誠カウンターを置く。(ニューカペナの街角)
- 忠義の徳目/Virtue of Loyalty - (3)(白)(白)エンチャント。戦闘フェイズでなくあなたの終了ステップに誘発。各クリーチャーに置く。さらにそれらをアンタップ。当事者カード。(エルドレインの森)
- 森林の物あさり/Sylvan Scavenging - (1)(緑)(緑)エンチャント。戦闘フェイズでなくあなたの終了ステップに誘発。モードの片方。(ファウンデーションズ)
- マークールの印形/Sigil of Myrkul - (2)(黒)エンチャント。まず1枚切削し、その後あなたの墓地のクリーチャーが4枚以上でないと置けない。さらに接死を付与。(統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い)
- メイガス、ルチア・ケイン/Magus Lucea Kane - (1)(青)(赤)(緑)1/1マナ・クリーチャー。あなた以外のクリーチャーにも置ける。このマナを使ったXマナの呪文か能力はコピーされる。(ウォーハンマー40,000統率者デッキ)
- 包囲の古参兵/Siege Veteran - (2)(白)3/2。他のトークンでない兵士が死亡するたび1/1兵士・アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成。(兄弟戦争)
- うねる魂のハクバル/Hakbal of the Surging Soul - (2)(緑)(青)3/3マーフォーク。各マーフォークにのみ探検をさせる。(イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ)
- プロフトの映像記憶/Proft's Eidetic Memory - (1)(青)エンチャント。このターンにドローした枚数より1少ない個数置く。ETB時に1ドロー。手札の上限が無くなる。(カルロフ邸殺人事件)
- 気性の荒いタンブルワグ/Ornery Tumblewagg - (2)(緑)2/2騎乗2。あなた以外のクリーチャーにも置ける。これが騎乗して攻撃すると対象クリーチャーの+1/+1カウンターを倍にする。(サンダー・ジャンクションの無法者)
- 亭主の才能/Innkeeper's Talent - (1)(緑)クラスエンチャント。さらにレベル2でカウンターを乗せたクリーチャーに護法(1)を与え、レベル3で置かれるカウンター数が倍になる。(ブルームバロウ)
- 逆説の彫刻家、ジモーン/Zimone, Paradox Sculptor - (2)(緑)(青)1/4。2体までに1個ずつ置く。起動コスト(緑)(青)のタップ能力で対象2体の上のカウンター数を倍にできる。(ファウンデーションズ)
+忠誠度能力で対象に+1/+1カウンターを置くプレインズウォーカーらもほぼ近い機能を果たすと言える。