ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)
提供:MTG Wiki
79行: | 79行: | ||
====[[アモンケット/Amonkhet]]==== | ====[[アモンケット/Amonkhet]]==== | ||
− | 大修復の前後([[アモンケット・ブロック]]の約60年前)にボーラスはこの次元を急襲し、[[神 | + | 大修復の前後([[アモンケット・ブロック]]の約60年前)にボーラスはこの次元を急襲し、[[神 (アモンケット・ブロック)#ストーリー|八柱の神々]]を討って傀儡とした。知的種族の大人は死体も残さず皆殺しにし、子供達には偽りの伝統と名誉を与え、この次元を大きく捻じ曲げてしまった。数世代に1人の英雄を選び出す試練の儀式は、多くの若者に蓋世の英雄/The worthyとしての死を求める不断の要求となった。自身は神々の中の王たる王神/God-Pharaoh、角ある御方/The Horned Oneと名乗り、征服の証として世界の随所――階段の手すりから地平線の彼方まで――その二本角で飾り立てた。 |
その全ては、蓋世の英雄たちを復活させ、[[永遠衆/Eternal]]と呼ばれる優秀な[[ゾンビ]]の軍勢として刈り取るためであった。 | その全ては、蓋世の英雄たちを復活させ、[[永遠衆/Eternal]]と呼ばれる優秀な[[ゾンビ]]の軍勢として刈り取るためであった。 |
2020年1月10日 (金) 07:05時点における版
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasはレジェンド初出のキャラクター。
概略
ニコル・ボーラスを含むエルダー・ドラゴン/Elder Dragonの由来は、レジェンドのデザイナーであるSteve Conardのダンジョンズ&ドラゴンズのキャンペーンに登場するドラゴンである。ニコル・ボーラスはその中で最古老の2万歳のドラゴンと設定されていた。レジェンドのエルダー・ドラゴンは当時の人気カードであり、中でもニコル・ボーラスはサイクル5種中で唯一トーナメントで実績(→ニコル・シュート)を残したカードであったためか、スタンダード環境から姿を消した後でもファンサイトや公式記事で度々一番のお気に入りカードまたはキャラクターとして名前を挙げられている(例:Brian David-MarshallのOne Last Look参照)。
ストーリーでは、レジェンドの登場人物を中心に据えたレジェンドサイクル2小説三部作(Assassin's Blade、Emperor's Fist、Champion's Trial)では悪玉として大きく取り上げられた。その後、時のらせんブロックのストーリーで再登場した際も重要な役どころを担い、時のらせんのタイムシフト枠で再録された。コレクター向けセットのFrom the Vault:Dragonsでは新規イラストとフレイバー・テキストも加えられて収録され、アラーラの断片ブロックのストーリーでも世界の命運を左右する悪役として暗躍。コンフラックスではプレインズウォーカー・カード版で再びカード化され、煽り文句「A Force of Ancient Evil Has Returned.」とニコル・ボーラスに対峙する4人のプレインズウォーカーのイラストで黒幕がいよいよ登場といった宣伝がされた。
基本セット2013でもキービジュアルとして大きく取り上げている。また、同時展開を行っているデュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013ではラスボス役を務めた。特に彼が使う2周目のデッキでは3種類のMoxをそれぞれ4枚積んでいるという凶悪ぶりを見せている。
公式ソースでは名前を「ボーラス/Bolas」と略されるのが常である。ただ、「ニコル/Nicol」と呼ぶプレイヤーも決して少なくない。これは日本に限った傾向ではなく、海外のファンサイトや公式サイトにおけるメール紹介などでも見ることができる。
- 英語では名前を略するときはファーストネームを使うのが普通であるのに「ボーラス/Bolas」を使う理由は「ボーラス様のようなお方を気軽にファーストネームで呼ぶなんて恐れ多い」ということのようだ。プレインズウォーカー・タイプも例外的にファーストネームではなくボーラス(Bolas)になっている。[1]
解説
エルダー・ドラゴン/Elder Dragonの一体で、ドミナリア/Dominaria最強かつ最古と称し、また称される邪悪なプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。ウギン/Uginとは同じ卵から孵化した双子の兄弟である。天才的な頭脳、大魔術師級の魔法、多元宇宙/Multiverseに広がる知識とマナの蓄え、悪魔的な狡猾さ、そして力への飢えを併せ持っている。ボーラスにとって全知全能が究極の目的である。
数々の称号・異名を持っており、ドミナリア最古の悪(Dominaria's most ancient evil)、ボーラス皇帝(Emperor Bolas)、龍師範(Sensei Ryu)、全ドラゴンの神王にして父(the god-king and Father of All Dragons)、偉大なるドラゴン(Great Dragon)、世界の暴君(Tyrant of Worlds)、マジック界における究極の悪の黒幕(Magic's ultimate evil mastermind)などはその一部に過ぎない。
エルダー・ドラゴンの生き残り
エルダー・ドラゴン同士の戦争、巨竜戦争/Dragon Warを生き残った者はボーラスを含め7体だけであったが、後の時代にウギンを除く全員が死亡。小説Time Spiralで復活して以降は、エルダー・ドラゴンの生き残りはボーラスとウギンのみである。
ドミナリア最古のプレインズウォーカー
ニコル・ボーラス曰く、時のらせんブロックの時代AR46世紀の2万5千年前(ウルザ/Urza誕生のおよそ2万年前)に誕生した、最古のドミナリアのプレインズウォーカーである。その5千年後、マダラの西沖でドミナリア初となるプレインズウォーカー同士の戦いが行われた。一方はニコル・ボーラスであり、相手は悪魔的なリバイアサンのプレインズウォーカー。戦いは丸1ヶ月にも及び、敵の精神を紙のように引き裂いたボーラスの勝利となった。ボーラスは敵の躯を喰らって更に強大な力を手にし、外の世界を征服するためドミナリアから旅立った。この戦いの結果、戦場跡にはドミナリア最初の時の裂け目/Riftが生じており、ボーラスはそこに鉤爪の門/Talon Gatesを遺した。[2]
ボーラス年代記で語られたウギン/Uginの幻視を真実とするならば、実際のところ、彼は最古のプレインズウォーカーではない。彼がプレインズウォーカーとなったのは、ウギンがプレインズウォーカーとして目覚めたおよそ5千年も後のことである。
- 小説Alara Unbrokenでは2万歳とされており設定に5千年の食い違いがある。プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkの変質によって、ボーラスの知識や力が失われたことが原因か、単なる校正漏れかは不明。
容姿とシェイプシフター
基本的にはドラゴンの姿をとっているが、姿を変えられる能力を持つため、各種イラストや小説の描写には大小様々な差異がある。ボーラスはシェイプシフターとも称されており、灯の変質によってプレインズウォーカーが変身能力を失った後でさえ、人間の少年に姿を変える能力を持っている。
レジェンドで描かれたオリジナルのイラストは緑味がかった肌、2本の上向きに弧を描く角、褐色のコウモリのような翼、顔はドラゴンと類人猿両方の特徴を備え、首は短く、体つきはほぼ人型で、手の指は少なくとも4本あり、椅子に腰掛け書物を読んでいる。カードのデータからプレインズウォーカーとなる前の姿と考えられる。時のらせんブロックの各小説の描写はレジェンド版のイラストとほぼ合致する。イラストで閉じている目は黄色とされる。
Sneak Peek: From the Vault: Dragonsによると、From the Vault:Dragons版のイラストはプレインズウォーカー前の若くしなやかなボーラスとされる。レジェンド版よりも典型的なドラゴンの姿で、コンフラックス以降のイラストと共通点も多い。小説情報を考慮すると、この時点では少なくとも5千歳を越えてはいない。
コンフラックス以降では、ボーラスのイラストはFrom the Vault:Dragons版の流れを汲んだ姿でカードやコミック、広告などに描かれている。特にボーラスに特徴的とされるのは、黄金に輝く胴体、巨大な翼、S字状に湾曲した角、角の間に浮かぶ神秘的な卵、暴力的な鉤爪と尻尾などである。その大きさや詳細は変身能力や幻惑の魔法によって自由自在であり、身長を30フィート(約9m)から15フィート(約4.5m)に縮めたり、皮膚や筋肉、内臓が腐れ落ちたかのような姿に見せかけることも可能。Future Sightでは首が長いとも書かれている。両角の間に浮遊する卵型の宝石は、無数のマナボンドを制御するためのアーティファクトである[3]。
一方で、その所作に関してはレジェンド版イラストを想起させる描写が差し込まれている。例えばAlara Unbrokenでは人間のように直立して歩く、器用に手を使ってアーティファクトを操作するといった風である。変身能力も健在で、掌編目前に迫る戦争/The Face of Warでは黒髪の少年の姿になっている[4]。
実力
プレインズウォーカーとなる前でさえも神のごとき力を持っていたと伝えられ、歴史書に記録が残るより昔から多元宇宙/Multiverse中を狩場としていた。決闘で屠ったプレインズウォーカーは数千を越え、逆に敗北した回数は3本の指で数えられるほどでしかない。声を潜めて語られる存在で、他のプレインズウォーカーに畏敬の念を抱かせ、敵にすら敬意を払われる。
灯の変質
時のらせんブロックで時の裂け目の大修復/The Mendingが完了したことで、プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkの性質が変化した。不老ではなくなり、食事や水、睡眠、呼吸も必要とするようになり、自在に姿も変えられず、以前ほど強靭ではなくなって、魔力も限られてしまった。これはボーラスも例外ではなく、知識や力は非常に弱まってしまい全知全能からは程遠い存在に成り果ててしまっている。そこで、ボーラスはかつての姿を取り戻すため慎重に陰謀を張り巡らしている(→#アラーラ)。
支配力
ボーラスはいくつもの次元/Planeや国、組織、個人を支配している。また、多元宇宙のいたるところにはボーラスにまつわる碑が建てられており、およそ予想もしない場所にさえもその影響力が及んでいる。
マダラ帝国
マダラ帝国/Madaran Empireはドミナリアのジャムーラ/Jamuraa大陸南西部に存在した帝国。ボーラスは皇帝として君臨し、青黒赤の3色マナに富むこの土地からマナを度々回収していた。テツオ・ウメザワ/Tetsuo Umezawaの手で崩壊し、その際にボーラス自身も一度命を落とす。
ボーラスの瞑想領土
レジェンドサイクル2小説三部作初出のボーラスが支配する次元の1つ。作中では「Meditation Plane」と表記されたが次元カードの生達の池/Pools of Becomingの次元タイプで「ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm」とされる。詳細はボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm参照。
アラーラ
大修復後、ボーラスはアラーラ/Alaraを本拠地とし、グリクシス/Grixisの死滅都市/Necropolisであるケデレクト/Kederektの地下に潜伏していた。5つの断片/Shardに分かたれたこの次元が再び1つに集まる際に発生する、剥き出しのマナ「大渦/The Maelstrom」を成長させ、取り込むことで失われた力を回復しようと企んだ。その手段として各断片間で大戦争を起こす必要があった。
- ボーラスの手下
衝合/Confluxが起こる以前から、ボーラスの手下/Agents of Bolasと呼ばれる個人や団体が各断片で不和を広め、戦争へと扇動していた。
- グリクシス
- マルフェゴール/Malfegor - ボーラスの将軍である大悪魔。屍術師/Necromancerとアンデッドからなる軍団を編成。
- 裂け眼の集いの魔女/Witches of the Split-Eye Coven - グリクシスの魔女団。
- Caladessa(カラデサ) - ボーラスに使える魔女。
- ジャンド/Jund
- ラッカ・マー/Rakka Mar - ジャンド諸氏族に発言力のあるシャーマン。
- サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol - ジャンドに住むプレインズウォーカー。ドラゴン崇拝者。
- ナヤ/Naya
- マリーシ/Marisi - 野生のナカティル/Nacatlの革命指導者。
- バント/Bant
- グヮファ・ハジード/Gwafa Hazid - バントの豪商。野心家。
- 天望騎士団/Knights of the Skyward Eye - バントの騎士団。
- エスパー/Esper
- カルモット求道団/The Seekers of Carmot - エスパーの新興組織。
無限連合/Infinite Consortium
無限連合/Infinite Consortiumはボーラスが設立した多次元間陰謀団・秘密結社。テゼレット/Tezzeretがその首領となって反旗を翻されるが、ボーラスは影の協力者リリアナ・ヴェス/Liliana Vessの働きかけもあって、ジェイス・ベレレン/Jace Belerenの手でテゼレットの排除に成功している。しかし、ジェイスがリリアナと共に無限連合を支配することを拒否したために、組織の奪還という目的は成就しなかった。
- ウェブコミックでは単に「Consortium」の形で「共同体」と訳されている。
アモンケット/Amonkhet
大修復の前後(アモンケット・ブロックの約60年前)にボーラスはこの次元を急襲し、八柱の神々を討って傀儡とした。知的種族の大人は死体も残さず皆殺しにし、子供達には偽りの伝統と名誉を与え、この次元を大きく捻じ曲げてしまった。数世代に1人の英雄を選び出す試練の儀式は、多くの若者に蓋世の英雄/The worthyとしての死を求める不断の要求となった。自身は神々の中の王たる王神/God-Pharaoh、角ある御方/The Horned Oneと名乗り、征服の証として世界の随所――階段の手すりから地平線の彼方まで――その二本角で飾り立てた。
その全ては、蓋世の英雄たちを復活させ、永遠衆/Eternalと呼ばれる優秀なゾンビの軍勢として刈り取るためであった。
経歴
-20,000ARごろ誕生。ウギン/Uginとは同じ卵から孵化した双子の兄弟である。
-15,000ARごろ、既にプレインズウォーカーであったボーラスは、マダラでリバイアサンのプレインズウォーカーと戦い勝利。
- 巨竜戦争の時期は不明。その時点でボーラスはプレインズウォーカーであったのか、リバイアサンとの戦いの前か後か、など定かではない。
レジェンドサイクル2
ドミナリア/Dominariaがジャムーラ/Jamuraa大陸のマダラ帝国を乗っ取り、絶対的な権力を誇る皇帝として君臨。
数世紀の統治後、叛臣テツオ・ウメザワによって帝国の国土の大部分を破壊される。この頃のボーラスは絶大な力を持つあまり常にマナを得なければ全力を発揮できなかったため、大破壊により突如マナの源を失ったボーラスは大きく弱体化。瞑想領土にてテツオと戦うも殺されてしまう。
- これはファイレクシア/Phyrexiaの侵略戦争(4205AR)よりも前、かつ神河ブロックよりもかなり後の時代の出来事である。
死後数十年をかけてボーラスの精神は蘇る。しかし、肉体は無く幽霊の様な影あるいは残留思念に過ぎず、マダラの地に封じられ、久遠の闇/Blind Eternitiesに脱出もできない。ボーラスは、怨敵ウメザワの血統が子孫を残し、かつての帝国がネコルー/Nekoruの支配領域へと変わっていく様を眺めているしかなかった。しかしながらその野心と知識欲は衰えず、幽体の身のままで様々な知識を学び、いつの日か訪れる復活の日に備えていた。
時のらせん
AR46世紀。ボーラスが封じられた空間にジョイラ/Jhoira、ラーダ/Radha、ヴェンセール/Venser、Aprem(アプレム)、Dassene(ダッセン)、コラス/Corus、Skive(スカイヴ)ら7人が迷い込む。ボーラスはSensei Ryu(龍師範)と名乗り、言葉巧みにヴェンセールの灯を操って、実体を備えた存在として復活を遂げる。
ボーラスは正体を明かし、新たな灯を宿したラーダとヴェンセールに対し支配下に入れと迫る。この仲間の窮地にテフェリー/Teferiが駆けつけ、ボーラスとの決闘が始まる。老獪なボーラスはテフェリーを倒し、アプレムの命を奪うが、ラーダとヴェンセールの殺されても従わないという強い決意に一端要求を取り下げる。
ボーラスはウメザワの血統とそれをマダラにもたらした夜陰明神/Myojin of Night's Reachへの呪詛を吐き、鉤爪の門を通り抜け神河/Kamigawaへと出発した。
次元の混乱
フレイバー・テキストに登場するも小説Planar Chaosには登場していない。Card of the Day - 2009/4/7によると、ボーラスの多元宇宙中への多大な影響力を示した上で、ストーリーで言及なくフレイバー・テキストのみの登場であっても、それは驚きではないと補足されている。
小説Time SpiralからFuture Sightに再登場するまでのこの期間に少なくとも、ドミナリア以外の次元(おそらく神河)において夜陰明神を追い詰め、(殺害までには至らなかったが)複製でない「本物の夜陰の仮面」を奪い取っている。また多元宇宙の調査も行っており、同時にアラーラやアモンケットを利用した陰謀に手をつけ始めていたと考えられる。
未来予知
小説Future Sightでは、ニコル・ボーラスは鉤爪の門を通ってマダラに帰還すると、待ち受けていたレシュラック/Leshracから伝統的な作法に則った決闘を挑まれる。
レシュラックは夜陰明神から授かった「夜陰の仮面の複製」を用いることで、ジェスカ/Jeskaに眠っていた「フェイジ/Phageの腐敗の力」を制御下におき、ボーラスの黒マナと精神攻撃能力をも奪い取って己の力とする。肉弾戦と魔法の応酬による一進一退の攻防が続くも、ボーラスはフェイジの腐敗によって肉体が急速に腐り落ちてしまい、連続プレインズウォークで逃走する。しかし、レシュラックは追いすがり、ラヴニカ/Ravnicaから神河、ウルグローサ/Ulgrothaと次元を渡った戦いの後、再び両者はマダラに戻って対峙する。
肉体がほとんど崩れ落ちた相手を前に余裕のレシュラックだったが、その刹那、ボーラスの鋭い尻尾がレシュラックの胸を貫き形勢は逆転する。実は、ボーラスは「夜陰の仮面のオリジナル」を携えていたため、自身の精神攻撃もフェイジの腐敗も効果がなかったのだ。レシュラックが欺きに気付いたときにはもはや手遅れで彼の精神は仮面に封じ込められ、ボーラスはレシュラックの灯を用いてマダラの時の裂け目を修復する。
ボーラスはラーダやヴェンセール、ジェスカらに別れの言葉を残し鉤爪の門から旅立った。
アラーラの断片
アラーラの断片およびA Planeswalker's Guide to Alaraではボーラスは表舞台には出ずに存在を匂わせたのみである。
求道者の転落/The Seeker's Fall
プレインズウォーカーに覚醒した直後のテゼレットが偶発的にグリクシスにプレインズウォークして来た際、ニコル・ボーラスはテゼレットの前に出現し、服従を迫った。
Agents of Artifice
ボーラスはグリクシスに潜伏し企みを巡らしている(→#無限連合/Infinite Consortium参照)。
Alara Unbroken (1)
衝合が間近に迫り、ボーラスの手下の活動が活発化する。
断片から大渦へのマナ経路を結ぶためにはオベリスクの起動が必要であった。ジャンドのオベリスクはラッカ・マーの手引きで起動に成功するが、バントのグヮファ・ハジードは完遂できずに捕縛される。サルカン・ヴォルはオベリスク起動に協力したことから、ラッカ・マーを通じてボーラスに謁見し配下となる。サルカンはカルモット求道団と共にエスパーのオベリスク起動にも成功する。
ナヤでは大祖始/Progenitusからメイエル/Mayaelに来るべき侵略者との戦争で血の川を成せと預言が与えられる。しかし、これは真の大祖始ではなくボーラスが与えた幻視であった。
コンフラックス
コンフラックスでは、ボーラス自身と各断片で活動する手下の存在が明かされた。ボーラスの目論見通りに隣接する断片が重なり合い戦争が勃発し、アラーラの中心に大渦が発生する。
Alara Unbroken (2)
バントでは天望騎士団の偽りの預言に導かれてアーシャ/Asha軍が編成され、エスパー侵略軍との戦争が始まる。グリクシスでは、ケデレクトのHermitage(隠れ里)を壊滅させたマルフェゴールが最後の砦Torchlightの攻略に移り、陥落させる。サルカンはケデレクトでボーラスに報告を行う。その内容は、エスパーのオベリスク起動に成功、バントがエスパーと会戦、グリクシス軍団はエスパーのヴェクティス/Vectis、ジャンドの血の間/Bloodhallにまで侵攻中、である。ボーラスは忠実なサルカンにカーサス/Karrthus他のドラゴンの部隊を授け、ナヤへの攻撃を命じる。
アラーラ再誕
アラーラの戦争は隣接する断片を超えて更に拡大する。
目前に迫る戦争/The Face of War
少年の姿に化けたボーラスは、スラクジムンダール/Thraximundarの軍団をグリクシスからバント、ジャンド、ナヤへと断片を跨いで暴れさせ、大渦の成長を促す。
Alara Unbroken (3)
ボーラスはマルフェゴールを呼び出し、バントにまで進軍し黄金塔/Giltspireのオベリスク起動を命じる。ナヤのジャングルでは、サルカンのドラゴン軍がメイエルの軍と交戦する。マリーシは野生のナカティルを扇動して、雲のナカティルの都市クァーサル/Qasalに軍を進める。ザリキ/Zalikiによってマリーシは殺されるがクァーサルのオベリスクが起動する。マルフェゴール軍とアーシャ軍による黄金塔決戦でマルフェゴールはラフィーク/Rafiqに討ち取られる。しかし、最後のオベリスクも起動してしまう。
そして、黒幕ニコル・ボーラスは遂に人々の前に姿を現した。大渦に集結したアジャニ/Ajaniとクレシュ/Kreshの氏族、メイエルの軍、ザリキと野生と雲のナカティル、そしてサルカンのドラゴン軍であったが、突然のボーラスの到来に散り散りになって逃げ出す。1人踏み止まったアジャニを尻目にボーラスは大渦に突入し計画の総仕上げにかかる。しかし、アジャニには魂の光/Soul's Lightと呼ばれる力があったことがボーラスの誤算であった。アジャニはその力でボーラスの灯に干渉すると、もう1人のボーラスが複製されてしまう。大渦から出現した2人のボーラスは互いに互いを攻撃し合いながら消滅し二度と戻ってこなかった。[5]
ヴェールの呪い/The Veil's Curse
鎖のヴェール/The Chain Veilを入手したリリアナ・ヴェスの跡を追ってサルカン・ヴォルが現れる。彼の行動はボーラスの命令によるもののようだ。
Journey to the Eye
ゼンディカー/Zendikarのウギンの目/Eye of Uginに引き寄せられるようにやって来たサルカン・ヴォルは正気と狂気との縁を彷徨いながら、ボーラスの名前を何度も口にする。
Enter the Eldrazi
ボーラスは瞑想領土において、ウギンの目の異変についてサルカンからの報告を受ける。サルカンは任務に失敗したと思っていたが、それはボーラスの策略通りの結果であった。ボーラスの真の目的は、目に何者も侵入させないことではなく、三人のプレインズウォーカーを目に到達させてエルドラージ/Eldraziを覚醒させることだったのだ。
Test of Metal
かつてジェイスにその精神を殆ど抹消され、死に瀕していたテゼレット。ボーラスは彼を復活させ、エーテリウム/Etherium探索を命ずる。
ミラディンの傷跡ブロック
ミラディンの傷跡ブロックでのボーラスは、テゼレットを工作員としてファイレクシア/Phyrexiaに潜入させた。その計略の全容は明らかではないが、カーン/Karnの解放後はテゼレットに別の任務を与えて他の地へと向かわせた。
タルキール覇王譚
ボーラスへの奉仕に失望を抱いたサルカンは、幻影の龍の声に導かれて故郷のタルキール/Tarkirを訪れる。サルカンはその声をかつてボーラスが斃したと主張する精霊龍ウギン/Uginのものであると信じているようだった。
運命再編
ナーセット/Narsetに導かれたサルカンは時間の捻じれを通過し、1280年前のタルキールに出現する。その時代のティムール境/The Temur Frontierのカン/Khan、ヤソヴァ/Yasovaが語る「偉大なる龍の精霊」は、ボーラスそのものであった。
ヤソヴァとサルカンが向かった先に現れたボーラスは、最盛期の力を存分に振るってウギンと戦う。ウギンはタルキール次元全土からドラゴンを召喚して対抗するが、ボーラスはヤソヴァに呪文を唱えさせてその攻撃の矛先を目標をウギンに変える。ウギンの墜落を見届けたボーラスは、プレインズウォークによって姿を消す。
霊気紛争
カラデシュ/Kaladesh次元に工作員としてテゼレットを送り込んでいたボーラス。ラシュミ/Rashmiが発明した次元橋/Planar Bridge――大修復によって失われた技術と思われていたポータル/Portal――の核を回収させた。
アモンケット
アモンケット次元には至る所にボーラスの象徴たる二本角が聳え立ち、否が応でもその存在を感じさせる。人々もまた王神を敬い、その帰還と栄光の来世を待ち望んでいる。
破滅の刻
計画通りに役目を果たしたアモンケットに、ボーラスは意気揚々と帰還する。記憶を取り戻した神々の抵抗を払いのけ、ゲートウォッチ/The Gatewatchの面々を軽々とあしらい、永遠衆の有用性を確かめたボーラスは、用済みとなった世界に破滅の刻/Hour of Devastationを与えた。
イクサラン
ヴラスカ/Vraskaに魔学コンパス/Thaumatic Compassと航海の知識を与え、ゴルガリ団/The Golgariの支配権と引き換えにその行動を操る。イクサラン/Ixalan次元の伝説的な黄金の都・オラーズカにあるとされる宝物を求めているようだ。
イクサランの相克
ヴラスカに与えた複雑な呪文によって不滅の太陽はボーラスの手元に送り届けられた。瞑想領土へと来たヴラスカに会うと、彼女の記憶の隅々までを調査した。そこにはイクサランを冒険し、多くの敵を黄金へと変え不滅の太陽を手にする様子が残されていた。ボーラスは面々の笑みを浮かべ、ヴラスカに報酬としてゴルガリのギルドマスターの地位を与えた。ヴラスカの記憶に偽りが含まれることを知らずに…
ドミナリア
四柱の契約の悪魔をすべて滅ぼしたリリアナの前にボーラスが現れた。困惑するリリアナに衝撃の真実を告げる。「悪魔らが死したなら、おぬしの契約はその紹介者へ、我へと渡る」――こうして、ボーラスはリリアナを配下とし、また一つ計画のピースを集めた。
灯争大戦
機は熟し、遂にニコル・ボーラスが全能の力を得るための計画が動き出した。イクサランにボーラスを閉じ込めるべく作られた不滅の太陽を用いて獲物となるプレインズウォーカーをラヴニカに閉じ込める。その上でアモンケットで作り上げた永遠衆をカラデシュで手に入れた次元橋とテゼレットを使って送り込む。邪魔なギルドパクトは大使館の破壊をもって失効。ラヴニカのギルドやゲートウォッチらプレインズウォーカーの抵抗はあったがリリアナの手によって指揮された永遠神/God-Eternalの投入と共にそれらを排除、計画は順調に進み古呪/The Elderspellによって多数のプレインズウォーカーの灯を収穫した。
黒き剣を手にボーラスに挑むギデオン・ジュラ/Gideon Juraをも嘲笑とともに一蹴するが、リリアナが叛意し、オケチラ/Oketraとバントゥ/Bontuの2柱の永遠神をボーラスへと差し向けた。ボーラスは契約によってリリアナを殺そうとするが、ギデオンが自身の命と引換えにリリアナを契約から解放し、リリアナは全力でボーラスへと抗う。それでもボーラスは容易く永遠神の支配を奪えると考えていたが、背後からニヴ=ミゼット/Niv-Mizzetがハゾレト/Hazoretの槍でボーラスを貫いた。痛みと驚愕、ミゼットへの怒りがボーラスの精神を揺らがせた刹那、リリアナとの拮抗が崩れ永遠神がボーラスへ襲い掛かった。オケチラこそ消滅させたものの、皮肉にもかつてボーラス自身が使い捨てる形で始末したバントゥの顎がボーラスへと喰らいつく。古呪によってプレインズウォーカーの灯が飛び散り、バントゥも耐え切れず崩れ去った。ボーラスは古呪を再度唱えることで灯を回収しようとするが、全ては遅すぎた。ボーラス自身の灯を含む幾多の灯は虚空へと消え、ボーラスは自身が自らが虫ケラと蔑むものと同等の存在になった事に悲痛の叫び声を上げながら消滅した。
傷ついたドラゴンが目覚めると、そこにはタルキールで葬り去った筈のウギンが佇んでいた。ボーラスもウギンも一度死から蘇っており、より邪悪で強力な力を得て戻る可能性がある。故にウギンはボーラスを多元宇宙から隔離することにしたのだった。ボーラスの死を偽装するようにジェイスへテレパスで指示をだし、久遠の闇を無理やり超えてボーラスを瞑想領土へ運び去ったのだ。定命のドラゴンは精霊ドラゴンに、どんな牢獄も自分を繋ぎとめることは出来ないと息巻いた。何故なら己は──定命のドラゴンは困惑した。彼には孵ったときから持っていたものと、そして自身が己に与えた名前があったはずなのに、彼はそれを言うことができなかった。精霊ドラゴンは片割れに語った。君は真の名によるあらゆる資格と、自らが選んだ名前に備わった力を失った只の名無しになった。兄弟よ。私は君の残りの定命の看守であり、決して逃すことはない。君の企み、謀り事、君の小さな物語は終わりを迎えた。幕引きだ。
登場
登場カード
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolas
- プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker
- 王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh
- 欺瞞の主、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Deceiver
- 破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravager - 覚醒の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Arisen
- 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God
カード名に登場
- アジャニvsニコル・ボーラス
- ボーラスの奴隷/Slave of Bolas
- アラーラ再誕
- ボーラスの奴隷/Slave of Bolas
- ミラディン包囲戦
- ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas
- 基本セット2013
- ボーラスの占い師/Augur of Bolas、ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas
- アモンケット
- 王神の玉座/Throne of the God-Pharaoh(王神として)
- 破滅の刻
- 王神の天使/Angel of the God-Pharaoh、王神の信者/God-Pharaoh's Faithful、王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift(いずれも王神として)
- 破滅の刻 プレインズウォーカーデッキ
- 王神の盲信者/Zealot of the God-Pharaoh(王神として)、ボーラスの肖像/Visage of Bolas
- ドミナリア
- ボーラスの手中/In Bolas's Clutches
- 灯争大戦
- ボーラスの占い師/Augur of Bolas、ボーラスの城塞/Bolas's Citadel、王神への敬意/Honor the God-Pharaoh(王神として)、ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas、王神の立像/God-Pharaoh's Statue(王神として)
フレイバー・テキストに登場
- 次元の混乱
- インプの悪戯/Imp's Mischief
- コンフラックス
- 衝合/Conflux、古老の熟達/Elder Mastery(“彼”として)、ラッカ・マー/Rakka Mar
- アラーラ再誕
- 魂の操作/Soul Manipulation、ボーラスの奴隷/Slave of Bolas
- アジャニvsニコル・ボーラス
- 対抗突風/Countersquall、古老の熟達/Elder Mastery(“彼”として)、ボーラスの奴隷/Slave of Bolas
- 基本セット2013
- 血の報い/Blood Reckoning、居すくみ/Cower in Fear、ボーラスの信奉者/Disciple of Bolas、溶岩震/Magmaquake、心爪のシャーマン/Mindclaw Shaman、機知の終わり/Wit's End
- 運命再編
- 命運の核心/Crux of Fate
- タルキール龍紀伝
- 苦しめる声/Tormenting Voice
- アモンケット
- エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor、力強い跳躍/Mighty Leap、ヘクマの防御/Protection of the Hekma、黙考の時間/Time to Reflect、有翼の番人/Winged Shepherd、ヘクマの歩哨/Hekma Sentinels、悪運尽きた造反者/Doomed Dissenter、華麗な苦悶/Splendid Agony、捷刃のケンラ/Nimble-Blade Khenra、苦しめる声/Tormenting Voice、巨大百足/Colossapede、造反者の解放/Dissenter's Deliverance、ナーガの生気論者/Naga Vitalist、気性の荒いクーズー/Ornery Kudu、ハゾレトの碑/Hazoret's Monument、ルクサ川の祭殿/Luxa River Shrine(いずれも王神として)
- 破滅の刻
- ギデオンの敗北/Gideon's Defeat、ジェイスの敗北/Jace's Defeat、大災厄/Doomfall、リリアナの敗北/Liliana's Defeat、無慈悲な永遠衆/Merciless Eternal、霰炎の責め苦/Torment of Hailfire、チャンドラの敗北/Chandra's Defeat、破滅の刻/Hour of Devastation、永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal、ニッサの敗北/Nissa's Defeat(いずれもボーラスの発言)
- 厳しい事実の永遠衆/Eternal of Harsh Truths、巧みな軍略/Strategic Planning、呻きの壁/Moaning Wall、マンティコアの永遠衆/Manticore Eternal、死者の砂丘/Dunes of the Dead(いずれもボーラスとして)
- 王神の天使/Angel of the God-Pharaoh、デジェルの拒絶/Djeru's Renunciation、王神の信者/God-Pharaoh's Faithful、啓示の刻/Hour of Revelation、厳粛/Solemnity、果敢なケンラ/Defiant Khenra、前線の壊滅者/Frontline Devastator、穿刺の一撃/Puncturing Blow、人生は続く/Life Goes On、没収の曲杖/Crook of Condemnation、マナリス/Manalith(いずれも王神として)
- 破滅の刻 プレインズウォーカーデッキ
- 苦々しい結末の蜂/Wasp of the Bitter End、王神の盲信者/Zealot of the God-Pharaoh(王神として)、燃え殻の痩せ地/Cinder Barrens
- イクサラン
- 川の叱責/River's Rebuke
- ドミナリア
- ボーラスの手中/In Bolas's Clutches
- 基本セット2019
- 悠長な再構築/Patient Rebuilding、消耗した全能/Fraying Omnipotence、力の頂点/Apex of Power、逆毛の猪/Bristling Boar、殲滅の龍、パラディア=モルス/Palladia-Mors, the Ruiner、燃え殻の痩せ地/Cinder Barrens
- ラヴニカの献身
- 苦悶の泉/Font of Agonies、ドビンの鋭感/Dovin's Acuity
- 灯争大戦
- アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate、ギデオンの犠牲/Gideon's Sacrifice、牢獄領域/Prison Realm、立像崩し/Topple the Statue、終局の始まり/Commence the Endgame、造反者潰し/Crush Dissent、啓示の終焉/Finale of Revelation、ジェイスの勝利/Jace's Triumph、退路無し/No Escape、戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde、ダスクマントルの調査員/Duskmantle Operative、戦慄衆の先駆け/Herald of the Dreadhorde(王神として)、裏切りの対価/Price of Betrayal、灯の収穫/Spark Harvest、王神への敬意/Honor the God-Pharaoh(王神として)、サルカンの浄化/Sarkhan's Catharsis、暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn
イラストに登場
- 未来予知
- 多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow(小説Alara Unbrokenの状況に酷似)
- アラーラの断片
- 残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(影のみ)
- コンフラックス
- 衝合/Conflux(手のみ)
- アラーラ再誕
- ボーラスの奴隷/Slave of Bolas(身体の一部のみ)
- アジャニvsニコル・ボーラス
- 対抗突風/Countersquall、残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(影のみ)、綿密な分析/Deep Analysis、ボーラスの奴隷/Slave of Bolas(身体の一部のみ)
- 基本セット2013
- 機知の終わり/Wit's End、適合の宝石/Gem of Becoming(ボーラスの角と宝玉を象っている)
- From the Vault:Twenty
- 残酷な根本原理/Cruel Ultimatum
- 運命再編
- 命運の核心/Crux of Fate
- タルキール龍紀伝
- 苦しめる声/Tormenting Voice(幻影)
- アモンケット
- 多数のカードにボーラスの角の意匠が見られる。
- Archenemy: Nicol Bolas
- Because I Have Willed It、Behold My Grandeur、Every Dream a Nightmare、The Mighty Will Fall、This World Belongs to Me、When Will You Learn?
- 破滅の刻
- ギデオンの敗北/Gideon's Defeat(手のみ)、霰炎の責め苦/Torment of Hailfire、チャンドラの敗北/Chandra's Defeat(手のみ)、破滅の刻/Hour of Devastation、差し迫る破滅/Imminent Doom
- この他にも多数のカードにボーラスの角の意匠が見られる。
- Amonkhet Invocations
- 全知/Omniscience、滅び/Damnation
- ドミナリア
- ボーラスの手中/In Bolas's Clutches、最古再誕/The Eldest Reborn
- SDCCプロモーション・カード
- 死が触れぬ者、リリアナ/Liliana, Untouched by Death
- 基本セット2019
- アジャニ最後の抵抗/Ajani's Last Stand、悠長な再構築/Patient Rebuilding、消耗した全能/Fraying Omnipotence、力の頂点/Apex of Power
- ラヴニカの献身
- 有事の力/Emergency Powers(映像)
- 灯争大戦
- 幸運な野良猫/Charmed Stray、牢獄領域/Prison Realm、終局の始まり/Commence the Endgame、悪への引き渡し/Deliver Unto Evil、永遠の終焉/Finale of Eternity、城塞への猛攻/Storm the Citadel、灯の燼滅/Despark、暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn(いずれも本人)
- 立像崩し/Topple the Statue、道迷い/Totally Lost、ソリンの渇き/Sorin's Thirst、次元を挙げた祝賀/Planewide Celebration、王神の立像/God-Pharaoh's Statue(いずれも像)
- 灯争大戦 プレインズウォーカーデッキ
- 捨て身の突進/Desperate Lunge
登場デッキ
登場作品
- Assassin's Blade(小説)
- Emperor's Fist(小説)
- Champion's Trial(小説)
- Time Spiral(小説)
- Future Sight(小説)
- The Seeker's Fall/求道者の転落 第1部、第2部、第3部(コミック)
- Agents of Artifice(小説)
- The Face of War(掌編。「目前に迫る戦争」としてマナバーン2009 vol.2で和訳)
- Alara Unbroken(小説)
- プレインズウォーカー・シリーズ
- The Veil's Curse/ヴェールの呪い(コミック、名前のみ)
- The Curse of the Chain Veil(小説、広告文に名前が登場している)
- Journey to the Eye(コミック、名前のみ)
- Enter the Eldrazi(コミック)
- Dark Discoveries(コミック)
- Scars of Mirrodin: The Quest for Karn(小説、名前のみ)
- The Madness of Sarkhan/サルカンの狂気(Uncharted Realms 2014年8月27日 Jennifer Clarke-Wilkes著、名前のみ)
- Journey to the Nexus/「きずな」への旅(Uncharted Realms 2014年12月10日 Jennifer Clarke-Wilkes著、名前のみ)
- Unwritten/書かれざるもの(Uncharted Realms 2015年1月14日 Kelly Digges著、名前のみ)
- The Reforged Chain/再編の連環(Uncharted Realms 2015年1月21日 Doug Beyer著)
- Unbroken and Unbowed/揺るぎなき、そして気高き者(Uncharted Realms 2015年4月22日 Kelly Digges著、名前のみ)
- Liliana's Origin: The Fourth Pact/リリアナの「オリジン」:第四の契約(Uncharted Realms 2015年6月17日 James Wyatt著)
- Puppets/闇の手先(Magic Story 2017年1月25日 James Wyatt著、名前のみ)
- Renewal/未来へ(Magic Story 2017年2月1日 Mel Li, Kelly Digges, Alison Luhrs, Doug Beyer, Chris L'Etoile著、名前のみ)
- Impact/衝撃(Magic Story 2017年3月29日 Michael Yichao著、名前のみ)
- Trust/信頼(Magic Story 2017年4月5日 James Wyatt著、名前のみ)
- The Writing on the Wall/壁の記述(Magic Story 2017年4月12日 Alison Luhrs著、名前のみ)
- Servants/下僕(Magic Story 2017年4月19日 Kelly Digges著、名前のみ)
- The Hour of Revelation/啓示の刻(Magic Story 2017年6月7日 Alison Luhrs著)
- Hour of Glory/栄光の刻(Magic Story 2017年6月21日 Michael Yichao著、名前のみ)
- Favor/寵愛(Magic Story 2017年7月5日 Michael Yichao著)
- Hour of Eternity/永遠の刻(Magic Story 2017年7月12日 Ken Troop著)
- Endure/不屈(Magic Story 2017年7月19日 Michael Yichao著)
- Hour of Devastation/破滅の刻(Magic Story 2017年7月26日 Ken Troop著)
- The Talented Captain Vraska/敏腕船長ヴラスカ(Magic Story 2017年9月20日 R&D Narrative Team著)
- Glimpse the Far Side of the Sun/太陽の向こう側(Magic Story 2018年1月17日 R&D Narrative Team著、ジェイスの回想にて)
- The Arbiter of Law Left Chaos in His Wake/調停者、不和を撒く(Magic Story 2018年1月24日 R&D Narrative Team著、名前のみ)
- Sabotage/妨害工作(Magic Story 2018年1月31日 R&D Narrative Team著)
- Wool Over the Eyes/彼らの謀り(Magic Story 2018年2月14日 R&D Narrative Team著)
- Return to Dominaria: Episode 1/ドミナリアへの帰還 第1話(Magic Story 2018年3月21日 Martha Wells著、名前のみ
- Return to Dominaria: Episode 2/ドミナリアへの帰還 第2話(Magic Story 2018年3月22日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 5/ドミナリアへの帰還 第5話(Magic Story 2018年4月11日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 6/ドミナリアへの帰還 第6話(Magic Story 2018年4月18日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 8/ドミナリアへの帰還 第8話(Magic Story 2018年5月2日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 9/ドミナリアへの帰還 第9話(Magic Story 2018年5月9日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 10/ドミナリアへの帰還 第10話(Magic Story 2018年5月16日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 11/ドミナリアへの帰還 第11話(Magic Story 2018年5月23日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 12/ドミナリアへの帰還 第12話(Magic Story 2018年5月30日 Martha Wells著)
- Chronicle of Bolas: The Twins/ボーラス年代記:双子と双子(Magic Story 2018年6月13日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: The First Lesson/ボーラス年代記:最初の教え(Magic Story 2018年6月20日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: Things Unseen/ボーラス年代記:見えざるもの(Magic Story 2018年6月27日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: Whispers of Treachery/ボーラス年代記:不実の囁き(Magic Story 2018年7月11日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: Blood and Fire/ボーラス年代記:炎と血(Magic Story 2018年7月18日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: A Familiar Stranger/ボーラス年代記:心安い異邦人(Magic Story 2018年8月1日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: Perspectives/ボーラス年代記:もう一つの視点(Magic Story 2018年8月8日 Kate Elliott著)
- Chronicle of Bolas: The Unwritten Now/ボーラス年代記:書かれざる現在(Magic Story 2018年8月15日 Kate Elliott著)
- Unbowed, Part 1/屈さぬ者 その1(Magic Story 2018年8月29日 Cassandra Khaw著、名前のみ)
- Unbowed, Part 2/屈さぬ者 その2(Magic Story 2018年9月5日 Cassandra Khaw著、名前のみ)
- Unbowed, Part 3/屈さぬ者 その3(Magic Story 2018年9月7日 Cassandra Khaw著、名前のみ)
- War of the Spark: Ravnica(小説)
- War of the Spark: Ravnica—Old Friends and New/ラヴニカ:灯争大戦――古き友、新しき友(Magic Story 2019年5月8日 Greg Weisman著)
- War of the Spark: Ravnica – The Path to Opulent/ラヴニカ:灯争大戦――絢爛の聖堂へ(Magic Story 2019年5月15日 Greg Weisman著)
- War of the Spark: Ravnica – Rallying the Reluctant/ラヴニカ:灯争大戦――結束という難問(Magic Story 2019年5月22日 Greg Weisman著、名前のみ)
- War of the Spark: Ravnica—Desperate Operatives/ラヴニカ:灯争大戦――退路なき任務(Magic Story 2019年5月29日 Greg Weisman著、名前のみ)
- War of the Spark: Ravnica—Operation Desperation/ラヴニカ:灯争大戦――絶体絶命作戦(Magic Story 2019年6月5日 Greg Weisman著、名前のみ)
登場記事
- NICOL BOLAS - PLANESWALKERS/ニコル・ボーラス - プレインズウォーカー(公式サイト)
- ニコル・ボーラス紹介(旧公式サイト)
- Card of the Day - 2003年5月1日
- You Are a Planeswalker(2007年8月16日 Brady Dommermuth著)
- Nicol Bolas, Planeswalker(Feature Article 2009年1月19日 Doug Beyer著)
- 蒔かれた恐怖、刈られた戦争/Sowing Fear, Reaping War(コンフラックス・ミニサイト)
- 旧き邪悪の権化の爪/Claws of an Ancient Evil(コンフラックス・ミニサイト)
- Bolas's Secret Minions(Savor the Flavor 2009年1月28日 Doug Beyer著)
- About That Fifth Ultimatum...(Magic Arcana 2009年2月3日)
- The First Days of the Conflux(Savor the Flavor 2009年2月4日 Doug Beyer著)
- Card of the Day - 2009年4月6日、4月9日、4月10日
- The Eldrazi Arisen(Feature Article 2010年5月29日 Doug Beyer著)
- Announcing Duel Decks: Ajani vs. Bolas(発売告知)
- The Feedbackening 2011/フィードバック2011(Savor the Flavor 2011年8月17日 Doug Beyer著)
- Duel Decks: Ajani vs. Nicol Bolas/日本語公式(製品情報)
- 2013 CORE SET Player's Guide(基本セット2013ファットパック付属)
- Checking in on the Planeswalkers/プレインズウォーカー達の現状(Feature 2014年6月17日 Doug Beyer著)
- Checking in on the Planeswalkers (2015)/プレインズウォーカー達の現状2015(Feature 2015年8月19日 Mel Li著)
他媒体作品への出演
- ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのトレーディングカードゲームであるデュエル・マスターズにおいて、コラボレーション・カードが作られた(参考)。
- アーケードゲーム、ロードオブヴァーミリオンIIのコラボレーションの一環として、ボーラスが使い魔カードとしてゲスト参戦した。特殊技名は残酷な根本原理(クルーエル・ウルティメイタム)。
- スマートフォンアプリゲーム「パズル&ドラゴンズ」のコラボレーションの一環として、このカードがモンスターとしてゲスト参戦した[6]。特殊技名は破滅の刻、霰炎の責め苦、最古再誕。
- ゲーム内他モンスターのイラストと合わせ、書き下ろしイラストも2種類用意された(進化前のイラストは破滅の刻のキービジュアル、王神、ニコル・ボーラスへ進化後のイラストはAmonkhet Invocations版滅び/Damnationをベースしたもの)。
脚注
- ↑ The Feedbackening 2011/フィードバック2011
- ↑ Future Sight
- ↑ : Coming Home to Flavor(Feature 2012年6月25日 Doug Beyer著)
- ↑ 少年 (1)、少年 (2)、少年 (3)
- ↑ 多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow#ストーリー
- ↑ カーンにチャンドラ、ニコルも登場!? パズル&ドラゴンズ×マジックコラボ、6月25日(月)より始動!(こちらマジック広報室!! 2018年6月25日)