パウパー

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**[[グランプリ]]の[[サイドイベント]]などでPauperのイベントが開催される場合、Magic Onlineのルールをそのまま使用する事が多い。なお、[[グランプリロサンゼルス19]]内の[[ミシックチャンピオンシップ予選]]はこのフォーマットが採用された。
 
**[[グランプリ]]の[[サイドイベント]]などでPauperのイベントが開催される場合、Magic Onlineのルールをそのまま使用する事が多い。なお、[[グランプリロサンゼルス19]]内の[[ミシックチャンピオンシップ予選]]はこのフォーマットが採用された。
 
*[[カジュアルプレイ|カジュアルルーム]]等で、さらに[[スタンダード]][[環境]]のコモンのみに限定して遊ばれる事も少なくなかったため、後に「Standard Pauper」というフォーマットも追加された。賞品の出る大会等がなく、認定フォーマットという形ではないものの、Pauper以上に手軽にデッキが組めるため、一定の需要がある。
 
*[[カジュアルプレイ|カジュアルルーム]]等で、さらに[[スタンダード]][[環境]]のコモンのみに限定して遊ばれる事も少なくなかったため、後に「Standard Pauper」というフォーマットも追加された。賞品の出る大会等がなく、認定フォーマットという形ではないものの、Pauper以上に手軽にデッキが組めるため、一定の需要がある。
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==公認フォーマットへの動き==
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長年MOやカジュアルフォーマットでのみ扱われていたpauperだが、此度「''パウパー/Pauper(コモン構築戦)''」と名を確定し正式に''公認フォーマットにするよう展開される''予定。
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使用時でもコモン扱いで差異が生じていたカードについても、「デジタル版・テーブルトップ版両方を統一」することで移行する様子。そこで以下のように制定されている。
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*認定大会や店舗での催しでも扱われる。
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*公式検索サイト「gather」でもパウパー使用可能かの検索が可能に。
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また公認フォーマット認定の際、以下の三つも禁止カードに指定する予定。
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*[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]
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*[[陥没孔/Sinkhole]]
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*[[High Tide]]
  
 
==参考==
 
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*[https://mtg-jp.com/reading/variety/0004539/ 行弘賢の「MOを遊びつくせ!」第1回:Pauper(コモン構築)]
 
*[https://mtg-jp.com/reading/variety/0004539/ 行弘賢の「MOを遊びつくせ!」第1回:Pauper(コモン構築)]
 
*[https://mtg-jp.com/reading/variety/0004570/ 行弘賢の「MOを遊びつくせ!」第8回:Pauper(コモン構築)メタゲーム編]
 
*[https://mtg-jp.com/reading/variety/0004570/ 行弘賢の「MOを遊びつくせ!」第8回:Pauper(コモン構築)メタゲーム編]
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*[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032656/ パウパーがペーパーにやって来る]
  
 
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2019年6月28日 (金) 23:18時点における版

Pauperは、Magic Online認定フォーマットの1つ。Magic Onlineでコモンとして収録されたことがあるカードのみを使用できるコモンデッキ構築

Pauperとは、貧困者・持たざる者という意味。コモンデッキ(またの名を貧乏デッキ)構築であることに由来する。発音は「ポーパー」に近いが、公式記事では「パウパー」と表記された。

目次

ルール

Magic Onlineでリリースされたカードセットにおいて、コモンとして収録されたことがあるすべてのカードを使用できる。

コモンでの収録経験があるカードならば、実際のレアリティは問わない。

特殊セット構築済みデッキにおいてコモンで収録されたカードも使用できる。

考慮するのは、Magic Onlineにおける収録状況であるため、実際の紙のカードとは若干異なっていることがある。特に第6版までの基本セットアライアンスまでのセットはMagic Onlineではリリースされておらず、Masters Editionに統合された形で収録されているため、大幅な変更が加えられている。

その他は通常の構築ルールに順ずる。

禁止カード

禁止カードリストの変遷については、Magic Onlineフォーマットの変遷を参照。

傾向

全体としてのカードバランスは、他の構築環境に比べ極端に劣るわけではない。むしろ過去から現在までの数多の強力なコモンが使用できるため、本格的なパーミッションから、数ターンの決着を目指すビートダウンコンボデッキなど、多彩なデッキが構築可能であり、時にはエターナル環境でも勝負に持ち込めるほどの完成度とデッキパワーに仕上げることも可能。

しかし一方で大型クリーチャー多色地形全体除去など、コモンには基本的に収録されないカードも多く、それらは環境全体で不足している。それにより各アーキタイプに少なからず影響が与えられる。例えばコントロール・デッキでは、全体除去で防御しつつアドバンテージを稼いでフィニッシャーに繋ぐヘビー・コントロール戦術は(不可能ではないが)取りづらいため、ドロー小型クリーチャーに重点を置いたクロック・パーミッションの形が主流になる。

特に目立って差があるのは土地だろう。2色以上の色マナを供給できる、使用に値するカードはタップインであるか、もしくはマナフィルターによる供給しかできないものであるため、1ターン目から土地だけで2色以上の色マナを供給することは事実上不可能である。この点は特に速攻系のデッキを組む際にネックとなっている。

また強力な多色カードアンコモン以上のものが多いため、多色デッキであっても、単色カードで占められる割合が非常に大きい。

そういった特殊な環境であることから、ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpactウラモグの破壊者/Ulamog's Crusherなど、ブロック構築でも日の目を見なかったような意外なカードの活躍が日常茶飯事となる。

解説

コモンのみとはいえ、様々なデッキタイプや複雑なメタゲームは、通常のフォーマットと同様に存在する。ほとんどのデッキがクリーチャーに頼らざるを得ないことから、他のフォーマットよりもクリーチャーのサイズ除去が重要になる。

ビートダウン
コモンにもビートダウン向けの優秀なクリーチャーが存在するため、単色であればアグロデッキは問題無く組むことができる。土地の関係から、ステロイドのような2色以上のビートダウンデッキは簡単には組めないが、中には親和アグロドメイン緑白呪禁などといった2色以上のビートダウンデッキも存在する。
コントロール
対抗呪文/Counterspellを初めとする基本的かつ優秀な打ち消し呪文はコモンに多く、バウンスも比較的充実していることから、パーミッションも多い。なお、リセット型のクリーチャー全体除去は少ないが、単体除去火力も含めて非常に充実しており、ETB能力に強力なものを持つクリーチャーも多いことから、黒コントロールのようなボードコントロールを中心としたデッキを組むことも可能。
コンボデッキ
コモンをキーカードとするコンボデッキは少ないがいくつか存在しており、無限コンボを構成することも可能。ただし、あまりに強力なものについてはキーカードが禁止されてしまっている。禁止により消滅したデッキとしては、ストームデッキや、無限マナコンボのFamiliar Combo、その後継のドレイク・フリッカーなど。
バーン
大会で使われるような1マナ3点火力や優良火力である火葬/Incinerate火炎破/Fireblastケルドの匪賊/Keldon Maraudersなどが軒並みコモンであることからバーンデッキは比較的組みやすい。
部族デッキ
ゴブリンエルフスリヴァーといった、コモンに優秀なカードを多く含む部族はいくつかあり、それらで固めたデッキが一定の活躍を見せている。

主なデッキ・その他

その他

  • Magic Online上のみでなく、実際のカードで遊ばれることもある。Magic Onlineでの構築ルールをそのまま使用する例もあれば、「現実にコモンとして印刷されたことがあるカードすべて」と解釈する例も。
  • カジュアルルーム等で、さらにスタンダード環境のコモンのみに限定して遊ばれる事も少なくなかったため、後に「Standard Pauper」というフォーマットも追加された。賞品の出る大会等がなく、認定フォーマットという形ではないものの、Pauper以上に手軽にデッキが組めるため、一定の需要がある。


公認フォーマットへの動き

長年MOやカジュアルフォーマットでのみ扱われていたpauperだが、此度「パウパー/Pauper(コモン構築戦)」と名を確定し正式に公認フォーマットにするよう展開される予定。 使用時でもコモン扱いで差異が生じていたカードについても、「デジタル版・テーブルトップ版両方を統一」することで移行する様子。そこで以下のように制定されている。

  • 認定大会や店舗での催しでも扱われる。
  • 公式検索サイト「gather」でもパウパー使用可能かの検索が可能に。

また公認フォーマット認定の際、以下の三つも禁止カードに指定する予定。

参考

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