フェアリーの大群/Cloud of Faeries
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クリーチャー — フェアリー(Faerie)
飛行
フェアリーの大群が戦場に出たとき、土地を最大2つまでアンタップする。
サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
2マナ1/1飛行のフリースペル、おまけにサイクリング付きとはかなり優秀。やはりフリースペルのカードはどこかおかしい。
フリースペルのクリーチャーの中では最も軽く、クリーチャーゆえに再利用手段も豊富であるため、様々なコンボ(主に無限コンボ関係)に組み込まれた。初期型のアルーレンやエターナルウインドなどのコンボパーツの1枚である。
また、同ブロックの断絶/Snapと組み合わせることで、コスト減少カードや複数マナを生み出す土地によりマナを増やしつつ呪文を唱えた回数を稼げるので、ストームによるコピーを増やすことができる。断絶デザイア及びその亜種などに搭載されたギミックである。もちろん、効率は落ちるが断絶に限らず他のバウンス手段でもストーム稼ぎに有用である。
フリースペルであるためカウンターのマナを阻害しない、フライヤーなのでブロックされにくいといった利点から、クロック・パーミッションとも相性がよい。エターナルで流行しているフィッシュを中心としたウィニーにも多く採用され、フェアリー・ストンピィでも主力の一角を担った。
パウパーにおいても、実質0マナの飛行クロックとして運用される他、呪文づまりのスプライト/Spellstutter Spriteのためのフェアリーを増やしたり(→パウパー版フィッシュ)、バウンスランドをアンタップしてマナ加速したり(→Familiar Combo)と用途は広い。また、フェアリーデッキがトップメタの一角ということもあり、Magic OnlineではVintage Mastersでアンコモンとして再録されるまでは高額コモンカードの代表格のひとつだった。
2016年1月27日より、Familiar Comboなど環境で青が圧倒的に多いことを受け、パウパーで禁止カードに指定された(参考/翻訳)。
- 多種多様なコンボデッキに悪用されたせいで、サイクリング能力は影が薄い。
- ローウィン=シャドウムーア・ブロックでタイプ的カードを多数獲得した現在ならば、フェアリーのクリーチャー・タイプを活かすこともできるだろう。