ステロイド/スタンダード/団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
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+ | *[[多様な鼠/Manifold Mouse]]や[[探索するドルイド/Questing Druid]]を[[サイドイン]]することで、グルール・マウス寄りに[[アグレッシブ・サイドボーディング|変形]]することもできる。 | ||
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− | **[[プレイヤーズコンベンション千葉25|ジャパンスタンダードカップ:『霊気走破』]] 準優勝([https://mtg-jp.com/coverage/pcchiba25/ 参考]) | + | **第30期スタンダード神挑戦者決定戦 トップ8([https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/955394/show/ 参考]) |
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+ | *[[墓地対策]]と[[全体除去]]に強い勝ち筋として[[轟音の速百足/Thunderous Velocipede]]を採用している。[[戦闘]]できない状態の[[継ぎ接ぎのけだもの/Patchwork Beastie]]や、[[強化]]されていない[[野火の木人/Wildfire Wickerfolk]]・[[鋭い目の管理者/Keen-Eyed Curator]]でちょうど[[搭乗]]できる3マナ5/5[[トランプル]]と単独でも高性能な上、[[二段攻撃]]・二回[[攻撃]]との相性も抜群である。 | ||
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+ | **[[プレイヤーズコンベンション千葉25|ジャパンスタンダードカップ:『霊気走破』]] 準優勝([https://mtg-jp.com/coverage/pcchiba25/decklist/0038444/ 参考]) | ||
**使用者:[[岩渕大允]] | **使用者:[[岩渕大允]] | ||
*[[フォーマット]] | *[[フォーマット]] | ||
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{{#MagicFactory:df324460}} | {{#MagicFactory:df324460}} | ||
+ | *[[墓地]][[肥やす|肥やし]]手段と相性がいい、[[アフターバーナーの専門家/Afterburner Expert]]+[[竜航技師/Draconautics Engineer]]の[[消尽]]パッケージを搭載したタイプ。[[黒]]を[[タッチ]]して[[恐血鬼/Bloodghast]]などを採用したタイプ([http://www.magic-factory.net/file/df324671/ 参考])や、[[青]]をタッチして[[開拓者、おたから/Loot, the Pathfinder]]を採用したタイプ([http://www.magic-factory.net/file/df324672/ 参考])も存在する。 | ||
*[[暴力的衝動/Violent Urge]]が抜けてトップスピードこそ落ちたものの、[[探索するドルイド/Questing Druid]]の[[出来事]]側や[[竜航技師/Draconautics Engineer]]の[[トークン]][[生成]][[能力]]、[[切削]]と[[ライフゲイン]]を同時に行う[[希望の種子/Seed of Hope]]や[[浚渫機の洞察/Dredger's Insight]]のおかげで、多少ロングゲームにも強くなっている。 | *[[暴力的衝動/Violent Urge]]が抜けてトップスピードこそ落ちたものの、[[探索するドルイド/Questing Druid]]の[[出来事]]側や[[竜航技師/Draconautics Engineer]]の[[トークン]][[生成]][[能力]]、[[切削]]と[[ライフゲイン]]を同時に行う[[希望の種子/Seed of Hope]]や[[浚渫機の洞察/Dredger's Insight]]のおかげで、多少ロングゲームにも強くなっている。 | ||
2025年3月10日 (月) 12:12時点における最新版
団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期のスタンダードにグルール果敢 (Gruul Prowess) およびグルール昂揚 (Gruul Delirium) が存在している。
目次 |
[編集] グルール果敢
クリーチャー — ハツカネズミ(Mouse) 戦士(Warrior)
速攻
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文1つを唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
雄姿 ― 熾火心の挑戦者が各ターン内で初めてあなたがコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。ターン終了時まで、そのカードをプレイしてもよい。
クリーチャー — ハツカネズミ(Mouse) 兵士(Soldier)
雄姿 ― 心火の英雄が各ターン内で初めてあなたがコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、これの上に+1/+1カウンター1個を置く。
心火の英雄が死亡したとき、これは各対戦相手にそれぞれ、これのパワーに等しい点数のダメージを与える。
前期のグルール・アグロからローテーションで失ったものが少なく、ブルームバロウで強力なパーツが追加された。
騒音の悪獣/Cacophony Scampよりサイズが大きくなりやすい心火の英雄/Heartfire Heroに、強力なアドバンテージ源となる熾火心の挑戦者/Emberheart Challenger、それらをサポートする亭主の才能/Innkeeper's Talentが加わったことで、爆発力と継続力の双方が向上した。ダスクモーン:戦慄の館では、ソーンスパイアの境界/Thornspire Vergeという赤主体のこのデッキと相性がいいマナ基盤に加え、叫ぶ宿敵/Screaming Nemesisという強力なライフゲイン対策が追加され、強化された。
エンチャント
残響の力線があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、これが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャー1体だけを対象としていて、インスタントやソーサリーである呪文1つを唱えるたび、その呪文をコピーする。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
ダスクモーン:戦慄の館で残響の力線/Leyline of Resonanceが登場すると、裏の裏まで/Turn Inside Outをはじめとするパンプアップ呪文を重ね掛けすることで最速2ターンキルが可能な、グルール力線アグロと呼ばれる超高速アグロ型が登場した。力線のためにマリガンしても弱者の力/Might of the Meekや魔女の印/Witch's Markをコピーすることでカード・アドバンテージを回復できるため継戦能力も低くない。MTGアリーナのBO1スタンダードでは残響の力線が禁止カードになる扱いになったもののやはり安定性に難があり、世界選手権24のメタゲームではグルール果敢がトップメタになったが残響の力線型は少数であった。
クリーチャー — ハツカネズミ(Mouse) 兵士(Soldier)
新生(2)(この呪文を唱えるに際し、追加で(2)を支払ってもよい。そうしたなら、このクリーチャーが戦場に出たとき、1/1でこれのコピーであるトークン1体を生成する。)
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているハツカネズミ(Mouse)1体を対象とする。ターン終了時まで、それは二段攻撃やトランプルのうちあなたが選んだ1つを得る。
ファウンデーションズ後は心火の英雄、熾火心の挑戦者に加え多様な鼠/Manifold Mouseも加えたハツカネズミ12枚レギュラーが主流となり、グルール・マウス(Gruul Mice)とも呼ばれるようになった。
プロツアー『霊気走破』でもズアー・オーバーロード、エスパー・ピクシーより頭一つ抜けたトップメタとなり、トップ8に力線型と合わせて2人を送り込んだ。
[編集] サンプルリスト
[編集] グルール果敢
[編集] ブルームバロウ後
- 火遊び/Play with Fireが落ちたことで、1マナ火力の枠にショック/Shockを採用している。ファウンデーションズ参入後は噴出の稲妻/Burst Lightningが採用されるようになった。
[編集] ブルームバロウ後(アグロ特化型)
グルール・アグロ [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 騒音の悪獣/Cacophony Scampと心火の英雄/Heartfire Heroの8枚体制に、1マナのパワー強化手段としてミラディンの悪断/Mirran Banesplitterまで加え、殴りに加えて合同火葬/Burn Togetherによる3倍ダメージで3ターンキルを目指すアグロ特化型。のちのグルール力線アグロの前身とも言える。
[編集] ファウンデーションズ後
Gruul Aggro(Standard:DMU-FDN) [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] グルール力線アグロ
[編集] ダスクモーン:戦慄の館後
残響の力戦アグロ [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 2マナ域としては除去の的になりやすいピクニック荒らし/Picnic Ruinerよりも精鋭射手団の目立ちたがり/Slickshot Show-Offが優先されるようになっている。
[編集] 霊気走破後
- 備考
- プロツアー『霊気走破』 ベスト8(参考/参考)
- 使用者:Lucas Duchow
- フォーマット
Gruul Leyline [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 一切黒マナを出せないにもかかわらず、出来事側の合同火葬/Burn Togetherのためだけに無感情の売剣/Callous Sell-Swordを採用している。
- 多様な鼠/Manifold Mouseや探索するドルイド/Questing Druidをサイドインすることで、グルール・マウス寄りに変形することもできる。
[編集] グルール昂揚
ダスクモーン:戦慄の館で追加された昂揚カードを使用したグルール昂揚 (Gruul Delirium) というデッキも登場した。
クリーチャー エンチャント — ナイトメア(Nightmare)
逸失への恐怖が戦場に出たとき、カード1枚を捨て、その後カード1枚を引く。
昂揚 ― 逸失への恐怖が各ターン内で初めて攻撃するたび、あなたの墓地にあるカードの中に4種類以上のカード・タイプがある場合、クリーチャー1体を対象とする。それをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズ1つを加える。
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受け先制攻撃を得る。
昂揚 ― あなたの墓地にあるカードの中に4種類以上のカード・タイプがあるなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーは二段攻撃を得る。
逸失への恐怖/Fear of Missing Outと暴力的衝動/Violent Urgeによる4段攻撃が決め手。継ぎ接ぎのけだもの/Patchwork Beastieや昂揚を達成した野火の木人/Wildfire Wickerfolkには切り崩し/Cut Downと喉首狙い/Go for the Throatが効かないという利点があるものの、グルール果敢と比べて安らかなる眠り/Rest in Peaceに非常に弱く、また苦痛ある選定/Anoint with Afflictionや一時的封鎖/Temporary Lockdownといった他のグルール果敢用の対策カードには引っかかってしまう。さらに逃げ場なし/Nowhere to Runを有するセルフバウンス系が流行したことで、トップメタ争いには食い込めなかった。
[編集] サンプルリスト
[編集] ダスクモーン:戦慄の館後
Gruul Delirium(Standard:DMU-FDN) [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 自身のカード・タイプや-2能力によって昂揚を達成しやすいレンと次元壊し/Wrenn and Realmbreakerを採用している。不穏な尾根/Restless Ridgelineと+1能力との相性がいいのも嬉しい。
- 脱走/Break Outも小型クリーチャーが多いこのデッキでは強力であり、逸失への恐怖/Fear of Missing Outがめくれたら速攻→追加戦闘フェイズで一気に勝ちに行ける。ソーサリーであり、使ったらすぐに墓地に落ちることから昂揚達成に貢献してくれるのもありがたい。
[編集] 霊気走破後
Gruul Delirium(Standard:DMU-DFT) [7] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 墓地対策と全体除去に強い勝ち筋として轟音の速百足/Thunderous Velocipedeを採用している。戦闘できない状態の継ぎ接ぎのけだもの/Patchwork Beastieや、強化されていない野火の木人/Wildfire Wickerfolk・鋭い目の管理者/Keen-Eyed Curatorでちょうど搭乗できる3マナ5/5トランプルと単独でも高性能な上、二段攻撃・二回攻撃との相性も抜群である。
[編集] 霊気走破後(消尽型)
Gruul Exhaust(Standard:DMU-DFT) [8] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 墓地肥やし手段と相性がいい、アフターバーナーの専門家/Afterburner Expert+竜航技師/Draconautics Engineerの消尽パッケージを搭載したタイプ。黒をタッチして恐血鬼/Bloodghastなどを採用したタイプ(参考)や、青をタッチして開拓者、おたから/Loot, the Pathfinderを採用したタイプ(参考)も存在する。
- 暴力的衝動/Violent Urgeが抜けてトップスピードこそ落ちたものの、探索するドルイド/Questing Druidの出来事側や竜航技師/Draconautics Engineerのトークン生成能力、切削とライフゲインを同時に行う希望の種子/Seed of Hopeや浚渫機の洞察/Dredger's Insightのおかげで、多少ロングゲームにも強くなっている。