白黒ビートダウン

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(団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期)
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==概要==
 
==概要==
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両[[色]]の[[ウィニー]][[クリーチャー]]を、[[白]]の[[エンチャント]]・[[アーティファクト]][[破壊]]や[[黒]]のクリーチャー[[除去]]、[[手札破壊]]などでバックアップする。または片色の[[ウィニー]]にもう一方を[[タッチ]]して苦手な分野への対策を補う形を取る。そういった[[コントロール]]色の強いカードには軽くて強力な物がたびたび登場するため、それらが使える[[環境]]で[[撹乱的アグロ]]が組まれることが多い。
  
[[]][[ウィニー]][[クリーチャー]]を、[[白]]の[[エンチャント]]・[[アーティファクト]][[破壊]]や[[黒]]のクリーチャー[[除去]]、[[手札破壊]]などでバックアップする。さらに、両色の[[多色カード]]には除去では[[名誉回復/Vindicate]]や[[屈辱/Mortify]]、手札破壊では[[ジェラードの評決/Gerrard's Verdict]]や[[酷評/Castigate]]と言った強力カードがあるため、それらが使える[[環境]]で組まれることが多い。
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しかしその一方、[[呪文]]を止めにくいという弱点がある。そして古い[[環境]]においては[[対抗色]]ゆえの[[マナ基盤]]の不安定に悩まされてきた。
  
しかしその一方、[[呪文]]には無防備になりやすく、白と黒は[[対抗色]]であるため[[環境]]によっては[[マナ基盤]]を安定させるのが難しく組みにくいことも多い。
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==団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期==
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[[ローテーション]]直後から'''オルゾフ・ミッドレンジ'''(''Orzhov Midrange'')が登場している。
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{{#card:Zoraline, Cosmos Caller}}
  
*[[黒ウィニー]][[タッチ]]白という組み方をする場合もある。たいていはエンチャント・アーティファクト破壊の[[解呪/Disenchant]]のためである。
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[[イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期]]では[[策謀の予見者、ラフィーン/Raffine, Scheming Seer]]を抜いて白黒で組むメリットが少なかったが、ラフィーンが落ちたことで[[大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat]]や[[分派の説教者/Preacher of the Schism]]を活かした[[ミッドレンジ]][[デッキ]]が登場した。[[ブルームバロウ]]からの[[星界を呼ぶ者、ゾラリーネ/Zoraline, Cosmos Caller]]で上記優秀クリーチャーを[[リアニメイト]]することでゲームを支配する。
  
==ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期==
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{{#card:Lunar Convocation}}
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ブルームバロウで登場したライフの得失を参照するカードをメインに据えた、'''オルゾフ・ライフゲイン'''(''Orzhov Lifegain'')と呼ばれる亜種も存在する。
  
同[[環境]]の[[キスキン (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|キスキン]]をベースに、[[苦花/Bitterblossom]]や[[幽体の行列/Spectral Procession]]などで[[トークン]]を生成し[[黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane]]で[[全体強化]]する[[白黒トークン]]が登場した。
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[[ダスクモーン:戦慄の館]]参入後は[[不浄な別室+祭儀室/Unholy Annex+Ritual Chamber]]を採用した'''[[デーモン_(デッキ)#団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期|オルゾフ・デーモン]]'''も登場した。
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===サンプルレシピ===
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====オルゾフ・ミッドレンジ====
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*備考
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**Standard Super Qualifier on 09/15/2024 優勝([https://www.mtgo.com/decklist/standard-super-qualifier-2024-09-1512685754 参考])
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**使用者:Ale_Mtg
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[団結のドミナリア]]~[[ブルームバロウ]])
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{{#MagicFactory:df324259}}
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====オルゾフ・ライフゲイン====
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*備考
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**蒼紅杯~ブルームバロウ~ Izzet Explosive Experiment Event 3位([https://melee.gg/Decklist/View/422219 参考])
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**使用者:madoka hajime
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[団結のドミナリア]]~[[ブルームバロウ]])
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{{#MagicFactory:df324258}}
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*[[コウモリ]]を多く採用したオルゾフ・コウモリと呼ばれるタイプ。[[マジック:ザ・ギャザリング ジャパンオープン2024]]でも75枚同一のリストで初日8-1の好成績を残した。
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==イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期==
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引き続き'''オルゾフ・ミッドレンジ'''(''Orzhov Midrange'')が存在する。
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{{#card:Virtue of Loyalty}}
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{{#card:Virtue of Persistence}}
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{{#card:Caustic Bronco}}
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前環境末期に登場した[[多元宇宙の突破/Breach the Multiverse]]型のほかに、[[エルドレインの森]]で獲得した[[忠義の徳目/Virtue of Loyalty]]と[[執念の徳目/Virtue of Persistence]]を両方とも採用したタイプや、[[サンダー・ジャンクションの無法者]]で登場した[[腐食の荒馬/Caustic Bronco]]を用いるタイプなど様々な構成がある。
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==イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期==
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引き続き'''オルゾフ・ミッドレンジ'''(''Orzhov Midrange'')が存在する。
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{{#card:Breach the Multiverse}}
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[[ローテーション]]後は[[青]]を加えた[[白青黒ビートダウン#イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|エスパー・ミッドレンジ]]や、[[単色]]にまとめた[[黒コントロール#イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|黒単ミッドレンジ]]・[[白ウィニー/スタンダード/イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期|白単ミッドレンジ]]が主流となりシェアを落としたが、[[機械兵団の進軍]]で自分の[[プレインズウォーカー]]を再利用しつつ相手の[[偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifier]]などを奪える[[多元宇宙の突破/Breach the Multiverse]]を獲得したことで、白単タッチ黒の構成が登場した。
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===サンプルレシピ(機械兵団の進軍後)===
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*備考
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**[[プロツアー・機械兵団の進軍]] 3位 ([https://mtg-jp.com/coverage/ptmom23/decklist/0036910/ 参考])
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**使用者:[[Autumn Burchett]]
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**[[スタンダード]]([[イニストラード:真夜中の狩り]]+[[イニストラード:真紅の契り]]+[[神河:輝ける世界]]+[[ニューカペナの街角]]+[[団結のドミナリア]]+[[兄弟戦争]]+[[ファイレクシア:完全なる統一]]+[[機械兵団の進軍]])
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{{#MagicFactory: df321863}}
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*[[基本土地]]をほぼ採用しないデッキに対しては、[[永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo]]や[[セラの模範/Serra Paragon]]で[[廃墟の地/Field of Ruin]]を使い回す動きが強力である。
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==ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期==
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[[ローテーション]]直後から[[雪上の血痕/Blood on the Snow]]や[[蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen]]等を使用した'''オルゾフ・ミッドレンジ'''(''Orzhov Midrange'')が一定数存在していた。しかし、当時[[メタゲーム]]の上位を占めていた[[イゼット天啓]]が長期戦による[[アドバンテージ]]の取り合いを否定してくる[[デッキ]]であったため、あまり目立った戦果を挙げることはなかった。
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この[[アーキタイプ]]が本格的に[[環境]]に姿を現すのは[[アールンドの天啓/Alrund's Epiphany]]・[[ゼロ除算/Divide by Zero]]が[[禁止カード]]に指定され、イゼット天啓が消滅してからである。
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{{#card:Wedding Announcement}}
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{{#card:Lolth, Spider Queen}}
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{{#card:Vanishing Verse}}
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[[光輝王の野心家/Luminarch Aspirant]]や[[婚礼の発表/Wedding Announcement]]などで戦線を固めてから、[[蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen]]などの強力なアドバンテージ源を投下していく戦法を取る。除去も[[食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre]]や[[消失の詩句/Vanishing Verse]]といった高性能なものが揃っており、対応力が高い。[[神河:輝ける世界]]の参入後はクリーチャー強化・トークン生成・除去を1枚でこなせる[[放浪皇/The Wandering Emperor]]が登場し、さらに強化された。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**NEO CHAMPIONSHIP QUALIFIERS by 5CH LATAM SERIES 優勝 ([https://mtgmelee.com/Decklist/View/204343 参考])
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**使用者:[[Marin Toromanoff]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[ゼンディカーの夜明け]]+[[カルドハイム]]+[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]+[[フォーゴトン・レルム探訪]]+[[イニストラード:真夜中の狩り]]+[[イニストラード:真紅の契り]]+[[神河:輝ける世界]])
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{{#MagicFactory:df321147}}
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*対[[コントロールデッキ]]を意識し、[[メインデッキ]]から[[手札破壊]]を投入した型。
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**前日に行われた[https://mtgmelee.com/Tournament/View/9015 $1,000 Cash GGtoor M:TG Arena Cup#2 (Set Championship Qualifier!)]でも、75枚全く同じデッキが優勝している。
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==カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期==
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[[ドミナリア]]参入後、従来の[[マルドゥ機体]]から[[赤]]を抜いた'''白黒機体'''(''WB Vehicles'')と呼ばれる[[デッキ]]が登場した。
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{{#card:Knight of Malice}}
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{{#card:Heart of Kiran}}
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{{#card:History of Benalia}}
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[[模範的な造り手/Toolcraft Exemplar]]や[[悪意の騎士/Knight of Malice]]などの優良[[クリーチャー]]、[[キランの真意号/Heart of Kiran]]などの[[機体]]、[[ベナリア史/History of Benalia]]や[[ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza]]が[[生成]]する[[トークン]]で多角的な[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]を行う。
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機体や[[屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger]]は[[アーティファクト]]であるため模範的な造り手やカーンのトークンと相性が良く、またベナリア史による[[騎士]]の全体強化は悪意の騎士との[[シナジー]]を有する。
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===サンプルレシピ===
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*備考
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**[[グランプリバーミンガム18スタンダード]] 第14位 ([https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpbir18-standard/9-32-decklists-2018-05-13 参考])
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**使用者:[[Chris Vincent]]
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*[[フォーマット]]
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**[[スタンダード]]([[カラデシュ・ブロック]]+[[アモンケット・ブロック]]+[[イクサラン・ブロック]]+[[ドミナリア]])
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{{#MagicFactory:df318494}}
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==ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期==
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[[闇の隆盛]]で[[アーキタイプ]]に合致した[[カード]]を複数獲得し、[[白黒トークン#ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|白黒トークン]]が復活を果たす。
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{{#card:Lingering Souls}}
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{{#card:Sorin, Lord of Innistrad}}
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詳細は[[白黒トークン#ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|白黒トークン]]を参照のこと。
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==ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期==
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同[[環境]]の[[キスキン (デッキ)#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|キスキン]]をベースに、[[苦花/Bitterblossom]]や[[幽体の行列/Spectral Procession]]などで[[トークン]]を生成し[[黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane]]で[[全体強化]]する[[白黒トークン#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|白黒トークン]]が登場した。
  
 
{{#card:Bitterblossom}}
 
{{#card:Bitterblossom}}
 
{{#card:Ajani Goldmane}}
 
{{#card:Ajani Goldmane}}
  
詳細は[[白黒トークン]]を参照のこと。
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詳細は[[白黒トークン#ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期|白黒トークン]]を参照のこと。
  
 
==ラヴニカ・ブロック期==
 
==ラヴニカ・ブロック期==
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==オンスロート・ブロック期==
 
==オンスロート・ブロック期==
[[オンスロート・ブロック]]期には、[[部族 (俗称)|部族]][[デッキ]]である[[クレリック (デッキ)|クレリックデッキ]]が登場した。
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[[オンスロート・ブロック]]期には、[[タイプ的デッキ]]である[[クレリック (デッキ)|クレリックデッキ]]が登場した。
  
 
{{#card:Master Apothecary}}
 
{{#card:Master Apothecary}}
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*[[小悪疫/Smallpox]]が採用され、相性のよい[[恐血鬼/Bloodghast]]や[[トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair]]も投入されている。
 
*[[小悪疫/Smallpox]]が採用され、相性のよい[[恐血鬼/Bloodghast]]や[[トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair]]も投入されている。
  
==レガシー==
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==モダン==
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[[モダン]]では、スタンダード同様に白黒トークンが存在する。
  
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{{#card:Lingering Souls}}
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{{#card:Spectral Procession}}
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詳細は[[白黒トークン#モダン|白黒トークン]]を参照のこと。
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==レガシー==
 
[[レガシー]]には、[[ピキュラ黒]]と呼ばれる[[デッキ]]が存在する。
 
[[レガシー]]には、[[ピキュラ黒]]と呼ばれる[[デッキ]]が存在する。
  
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{{#card:Vindicate}}
 
{{#card:Vindicate}}
  
[[Hymn to Tourach]]などの[[手札破壊]]や[[名誉回復/Vindicate]]などの[[パーマネント]][[破壊]]で[[対戦相手]]の[[リソース]]を削り、[[クリーチャー]]による[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]で[[殴る|殴り殺す]]。
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[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]などの[[手札破壊]]や[[名誉回復/Vindicate]]などの[[パーマネント]][[破壊]]で[[対戦相手]]の[[リソース]]を削り、[[クリーチャー]]による[[ビートダウン (ゲーム用語)|ビートダウン]]で[[攻撃|殴り殺す]]。
  
 
詳細は[[ピキュラ黒]]のページを参照のこと。
 
詳細は[[ピキュラ黒]]のページを参照のこと。
  
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==パウパー==
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[[パウパー]]では黎明期に一定数が存在した。
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{{#card:Nightsky Mimic}}
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{{#card:Nip Gwyllion}}
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{{#card:Edge of the Divinity}}
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[[夜空のミミック/Nightsky Mimic]]から'''Nightsky Mimic'''や'''Nightsky Aggro'''などと呼ばれる。[[つねるグウィリオン/Nip Gwyllion]]や[[盲目の狩人/Blind Hunter]]など白黒2色のカードが多く採用され、夜空のミミックを4/4飛行として使いやすい。また、[[御身の刃/Edge of the Divinity]]のエンチャント先にもなる。
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それ以外の白黒デッキとしては[[ペスト#パウパー|ペスト]]なども存在する。
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===初期型===
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*備考
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**Pauper Event #469719 on 07/19/2009 1st Place ([http://archive.wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/decks/mol469719 参考])
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**使用者:boxj00r0wner
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[アラーラ再誕]])
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{{#MagicFactory:df313578}}
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===ラヴニカへの回帰ブロック参入後===
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*備考
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**Pauper Daily #5998500 on 09/21/2013 4-0 ([http://archive.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/5998500 参考])
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**使用者:Dirge41
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[基本セット2014]])
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{{#MagicFactory:df313749}}
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[白黒]]
 
*[[白黒]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
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{{DEFAULTSORT:しろくろひいとたうん}}
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[[Category:白黒デッキ|*]]
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[[Category:ビートダウンデッキ|*]]
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[[Category:ビート・コントロールデッキ|*]]
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[[Category:白黒ビートダウンデッキ|*]]
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[[Category:白黒ビート・コントロールデッキ|*]]
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[[Category:スタンダードデッキ]]
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[[Category:カラデシュ・ブロックを含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:アモンケット・ブロックを含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:イクサラン・ブロック~基本セット2019を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:ゼンディカーの夜明け~フォーゴトン・レルム探訪を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:イニストラード:真夜中の狩り~ニューカペナの街角を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:団結のドミナリア~機械兵団の進軍:決戦の後にを含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:エルドレインの森~サンダー・ジャンクションの無法者を含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:ブルームバロウ~ファイナルファンタジーを含むスタンダードデッキ]]
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[[Category:エクステンデッドデッキ]]
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[[Category:レガシーデッキ]]
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[[Category:パウパーデッキ]]

2025年1月12日 (日) 19:05時点における版

白黒ビートダウン(WB Aggro)は、白黒で構成されるビートダウンデッキ

目次

概要

ウィニークリーチャーを、エンチャントアーティファクト破壊のクリーチャー除去手札破壊などでバックアップする。または片色のウィニーにもう一方をタッチして苦手な分野への対策を補う形を取る。そういったコントロール色の強いカードには軽くて強力な物がたびたび登場するため、それらが使える環境撹乱的アグロが組まれることが多い。

しかしその一方、呪文を止めにくいという弱点がある。そして古い環境においては対抗色ゆえのマナ基盤の不安定に悩まされてきた。

団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期

ローテーション直後からオルゾフ・ミッドレンジ(Orzhov Midrange)が登場している。


イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期では策謀の予見者、ラフィーン/Raffine, Scheming Seerを抜いて白黒で組むメリットが少なかったが、ラフィーンが落ちたことで大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat分派の説教者/Preacher of the Schismを活かしたミッドレンジデッキが登場した。ブルームバロウからの星界を呼ぶ者、ゾラリーネ/Zoraline, Cosmos Callerで上記優秀クリーチャーをリアニメイトすることでゲームを支配する。


ブルームバロウで登場したライフの得失を参照するカードをメインに据えた、オルゾフ・ライフゲイン(Orzhov Lifegain)と呼ばれる亜種も存在する。

ダスクモーン:戦慄の館参入後は不浄な別室+祭儀室/Unholy Annex+Ritual Chamberを採用したオルゾフ・デーモンも登場した。

サンプルレシピ

オルゾフ・ミッドレンジ

Orzhov Midrange(Standard:DMU-BLB) [1]
土地 (25)
4 コイロスの洞窟/Caves of Koilos
4 秘密の中庭/Concealed Courtyard
4 寓話の小道/Fabled Passage
2 噴水港/Fountainport
2 平地/Plains
2 眠らずの城塞/Restless Fortress
4 薄暗い裏通り/Shadowy Backstreet
3 沼/Swamp
クリーチャー (17)
2 最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayal
2 跳ねる春、ベーザ/Beza, the Bounding Spring
4 大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat
2 第三の道のロラン/Loran of the Third Path
4 分派の説教者/Preacher of the Schism
3 星界を呼ぶ者、ゾラリーネ/Zoraline, Cosmos Caller
呪文 (18)
3 切り崩し/Cut Down
3 喉首狙い/Go for the Throat
1 軍勢を灰に/Legions to Ashes
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
2 巣ごもりの季節/Season of the Burrow
1 保安官を撃て/Shoot the Sheriff
2 一時的封鎖/Temporary Lockdown
2 忠義の徳目/Virtue of Loyalty
2 執念の徳目/Virtue of Persistence
サイドボード (15)
1 跳ねる春、ベーザ/Beza, the Bounding Spring
3 残虐爪の強奪/Cruelclaw's Heist
2 強迫/Duress
2 エルズペスの強打/Elspeth's Smite
2 無形の処刑者、ケイヤ/Kaya, Intangible Slayer
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 太陽降下/Sunfall
2 一時的封鎖/Temporary Lockdown

オルゾフ・ライフゲイン

Orzhov Lifegain(Standard:DMU-BLB) [2]
土地 (24)
4 コイロスの洞窟/Caves of Koilos
4 秘密の中庭/Concealed Courtyard
1 立藤村/Lupinflower Village
1 泥干潟村/Mudflat Village
5 平地/Plains
2 眠らずの城塞/Restless Fortress
5 沼/Swamp
2 スランの門/Thran Portal
クリーチャー (22)
4 暗黒星の占い師/Darkstar Augur
4 大洞窟のコウモリ/Deep-Cavern Bat
2 残忍な巡礼者、コー追われのエラス/Elas il-Kor, Sadistic Pilgrim
4 本質の媒介者/Essence Channeler
4 遺跡潜みのコウモリ/Ruin-Lurker Bat
4 星界を呼ぶ者、ゾラリーネ/Zoraline, Cosmos Caller
呪文 (14)
2 苦々しい勝利/Bitter Triumph
3 手つかずの饗宴の事件/Case of the Uneaten Feast
2 切り崩し/Cut Down
2 喉首狙い/Go for the Throat
2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
3 月の集会/Lunar Convocation
サイドボード (15)
2 鋼と油の夢/Dreams of Steel and Oil
3 強迫/Duress
2 エルズペスの強打/Elspeth's Smite
1 軍勢を灰に/Legions to Ashes
1 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
1 第三の道のロラン/Loran of the Third Path
3 害獣駆除/Pest Control
2 黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse

イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期

引き続きオルゾフ・ミッドレンジ(Orzhov Midrange)が存在する。


前環境末期に登場した多元宇宙の突破/Breach the Multiverse型のほかに、エルドレインの森で獲得した忠義の徳目/Virtue of Loyalty執念の徳目/Virtue of Persistenceを両方とも採用したタイプや、サンダー・ジャンクションの無法者で登場した腐食の荒馬/Caustic Broncoを用いるタイプなど様々な構成がある。

イニストラード:真夜中の狩り〜機械兵団の進軍:決戦の後に期

引き続きオルゾフ・ミッドレンジ(Orzhov Midrange)が存在する。

ローテーション後はを加えたエスパー・ミッドレンジや、単色にまとめた黒単ミッドレンジ白単ミッドレンジが主流となりシェアを落としたが、機械兵団の進軍で自分のプレインズウォーカーを再利用しつつ相手の偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierなどを奪える多元宇宙の突破/Breach the Multiverseを獲得したことで、白単タッチ黒の構成が登場した。

サンプルレシピ(機械兵団の進軍後)

オルゾフ・ミッドレンジ [3]
土地 (24)
4 ラフィーンの塔/Raffine's Tower
1 コイロスの洞窟/Caves of Koilos
10 平地/Plains
4 常夜会一家の店先/Obscura Storefront
2 道路脇の聖遺/Roadside Reliquary
1 廃墟の地/Field of Ruin
2 沼/Swamp
クリーチャー (9)
3 セラの模範/Serra Paragon
2 第三の道のロラン/Loran of the Third Path
3 野心的な農場労働者/Ambitious Farmhand
1 神憑く相棒/Spirited Companion
呪文 (27)
3 永遠の放浪者/The Eternal Wanderer
3 放浪皇/The Wandering Emperor
1 邪悪を打ち砕く/Destroy Evil
4 勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster
4 婚礼の発表/Wedding Announcement
3 骨化/Ossification
2 永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo
2 多元宇宙の突破/Breach the Multiverse
1 太陽降下/Sunfall
4 軍備放棄/Lay Down Arms
サイドボード (15)
2 怒りの大天使/Archangel of Wrath
1 第三の道のロラン/Loran of the Third Path
1 太陽降下/Sunfall
4 強迫/Duress
1 シェオルドレッドの勅令/Sheoldred's Edict
1 喉首狙い/Go for the Throat
1 邪悪を打ち砕く/Destroy Evil
2 切り崩し/Cut Down
1 救済の波濤/Surge of Salvation
1 ゴバカーンへの侵攻/Invasion of Gobakhan

ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期

ローテーション直後から雪上の血痕/Blood on the Snow蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen等を使用したオルゾフ・ミッドレンジOrzhov Midrange)が一定数存在していた。しかし、当時メタゲームの上位を占めていたイゼット天啓が長期戦によるアドバンテージの取り合いを否定してくるデッキであったため、あまり目立った戦果を挙げることはなかった。

このアーキタイプが本格的に環境に姿を現すのはアールンドの天啓/Alrund's Epiphanyゼロ除算/Divide by Zero禁止カードに指定され、イゼット天啓が消滅してからである。



光輝王の野心家/Luminarch Aspirant婚礼の発表/Wedding Announcementなどで戦線を固めてから、蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queenなどの強力なアドバンテージ源を投下していく戦法を取る。除去も食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre消失の詩句/Vanishing Verseといった高性能なものが揃っており、対応力が高い。神河:輝ける世界の参入後はクリーチャー強化・トークン生成・除去を1枚でこなせる放浪皇/The Wandering Emperorが登場し、さらに強化された。

サンプルレシピ

Orzhov Midrange(NEO) [4]
土地 (21)
3 目玉の暴君の住処/Hive of the Eye Tyrant
4 陽光昇りの小道/Brightclimb Pathway
4 砕かれた聖域/Shattered Sanctum
5 平地/Plains
3 沼/Swamp
1 皇国の地、永岩城/Eiganjo, Seat of the Empire
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire
クリーチャー (12)
4 光輝王の野心家/Luminarch Aspirant
3 隠し幕/Concealing Curtains
4 シルバークイルの口封じ/Silverquill Silencer
1 軍団の天使/Legion Angel
呪文 (27)
3 放浪皇/The Wandering Emperor
2 ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling
2 侮辱/Humiliate
2 消失の詩句/Vanishing Verse
3 強迫/Duress
1 冥府の掌握/Infernal Grasp
4 婚礼の発表/Wedding Announcement
2 エメリアの呼び声/Emeria's Call
2 蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen
2 食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre
4 永岩城の修繕/The Restoration of Eiganjo
サイドボード (15)
1 消失の詩句/Vanishing Verse
3 軍団の天使/Legion Angel
1 冥府の掌握/Infernal Grasp
1 魂の粉砕/Soul Shatter
2 血の長の渇き/Bloodchief's Thirst
2 真っ白/Go Blank
3 告別/Farewell
1 不笑のソリン/Sorin the Mirthless
1 蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen

カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期

ドミナリア参入後、従来のマルドゥ機体からを抜いた白黒機体(WB Vehicles)と呼ばれるデッキが登場した。



模範的な造り手/Toolcraft Exemplar悪意の騎士/Knight of Maliceなどの優良クリーチャーキランの真意号/Heart of Kiranなどの機体ベナリア史/History of Benaliaウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza生成するトークンで多角的なビートダウンを行う。

機体や屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scroungerアーティファクトであるため模範的な造り手やカーンのトークンと相性が良く、またベナリア史による騎士の全体強化は悪意の騎士とのシナジーを有する。

サンプルレシピ

WB Vehicles [5]
土地 (24)
4 秘密の中庭/Concealed Courtyard
3 イフニルの死界/Ifnir Deadlands
4 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel
8 平地/Plains
1 屍肉あさりの地/Scavenger Grounds
1 シェフェトの砂丘/Shefet Dunes
3 沼/Swamp
クリーチャー (16)
4 悪意の騎士/Knight of Malice
2 黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer
4 屑鉄場のたかり屋/Scrapheap Scrounger
4 模範的な造り手/Toolcraft Exemplar
2 歩行バリスタ/Walking Ballista
呪文 (20)
2 試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials
4 ウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urza
3 致命的な一押し/Fatal Push
4 キランの真意号/Heart of Kiran
2 排斥/Cast Out
4 ベナリア史/History of Benalia
1 飛行機械による拘束/Thopter Arrest
サイドボード (15)
2 賞罰の天使/Angel of Sanctions
2 大災厄/Doomfall
2 強迫/Duress
1 断片化/Fragmentize
2 燻蒸/Fumigate
2 黄金の死/Golden Demise
1 神聖の発動/Invoke the Divine
1 残骸の漂着/Settle the Wreckage
1 陽光鞭の勇者/Sunscourge Champion
1 宝物の地図/Treasure Map


ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期

闇の隆盛アーキタイプに合致したカードを複数獲得し、白黒トークンが復活を果たす。



詳細は白黒トークンを参照のこと。

ローウィン=シャドウムーア・ブロック+アラーラの断片ブロック期

環境キスキンをベースに、苦花/Bitterblossom幽体の行列/Spectral Processionなどでトークンを生成し黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane全体強化する白黒トークンが登場した。



詳細は白黒トークンを参照のこと。

ラヴニカ・ブロック期

ラヴニカ・ブロック期には、ギルドパクトでのオルゾフ組/The Orzhov Syndicate参入により白黒ビートダウンデッキオルゾフ・アグロが登場した。



スピリットクラフトのエンジンを搭載したゴースト・ダッドナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk分霊の確約/Promise of Bunreiシナジーを搭載したゴースト・ハスクを足したロクソドン・ヒエラルキーなどバリエーションも豊富にある。

オンスロート・ブロック期

オンスロート・ブロック期には、タイプ的デッキであるクレリックデッキが登場した。



詳細はクレリックデッキを参照のこと。

エクステンデッド

クリーチャーによるビートダウンボードコントロール手札破壊でサポートする、中速のビート・コントロールデッキ



闇の腹心/Dark Confidantハンド・アドバンテージを稼ぎ、石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic梅澤の十手/Umezawa's Jitte等必要な装備品サーチすることもできる。

中速のビートダウンゆえにZooなどの高速ウィニーに対して有利である。

サンプルレシピ

BW Aggro [6]
土地 (23)
4 悪臭の荒野/Fetid Heath
4 トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair
3 神無き祭殿/Godless Shrine
4 湿地の干潟/Marsh Flats
2 平地/Plains
4 沼/Swamp
2 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth
クリーチャー (23)
2 悪斬の天使/Baneslayer Angel
4 恐血鬼/Bloodghast
4 闇の腹心/Dark Confidant
4 マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir
3 台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks
2 石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
4 潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler
呪文 (14)
4 小悪疫/Smallpox
2 燻し/Smother
1 火と氷の剣/Sword of Fire and Ice
1 光と影の剣/Sword of Light and Shadow
4 思考囲い/Thoughtseize
2 梅澤の十手/Umezawa's Jitte
サイドボード (15)
3 天界の粛清/Celestial Purge
2 滅び/Damnation
3 死の印/Deathmark
2 根絶/Extirpate
4 虚空の力線/Leyline of the Void
1 神の怒り/Wrath of God


モダン

モダンでは、スタンダード同様に白黒トークンが存在する。



詳細は白黒トークンを参照のこと。

レガシー

レガシーには、ピキュラ黒と呼ばれるデッキが存在する。



トーラックへの賛歌/Hymn to Tourachなどの手札破壊名誉回復/Vindicateなどのパーマネント破壊対戦相手リソースを削り、クリーチャーによるビートダウン殴り殺す

詳細はピキュラ黒のページを参照のこと。

パウパー

パウパーでは黎明期に一定数が存在した。



夜空のミミック/Nightsky MimicからNightsky MimicNightsky Aggroなどと呼ばれる。つねるグウィリオン/Nip Gwyllion盲目の狩人/Blind Hunterなど白黒2色のカードが多く採用され、夜空のミミックを4/4飛行として使いやすい。また、御身の刃/Edge of the Divinityのエンチャント先にもなる。

それ以外の白黒デッキとしてはペストなども存在する。

初期型

Orzhov Aggro(Pauper) [7]
土地 (22)
3 やせた原野/Barren Moor
4 オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica
5 平地/Plains
2 隔離されたステップ/Secluded Steppe
8 沼/Swamp
クリーチャー (19)
4 盲目の狩人/Blind Hunter
3 墓所のネズミ/Crypt Rats
4 夜空のミミック/Nightsky Mimic
4 つねるグウィリオン/Nip Gwyllion
4 ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager
呪文 (19)
3 亡霊招き/Beckon Apparition
4 酷評/Castigate
4 御身の刃/Edge of the Divinity
4 忘却の輪/Oblivion Ring
4 損ない/Unmake
サイドボード (15)
4 強迫/Duress
4 残響する衰微/Echoing Decay
2 虹色の断片/Prismatic Strands
1 ねじれの光/Ray of Distortion
2 時間の孤立/Temporal Isolation
2 天羅至の掌握/Terashi's Grasp

ラヴニカへの回帰ブロック参入後

Orzhov Aggro(Pauper) [8]
土地 (22)
2 オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica
4 オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate
8 平地/Plains
8 沼/Swamp
クリーチャー (20)
2 盲目の狩人/Blind Hunter
4 重要人物のペット/Kingpin's Pet
2 哀悼のスラル/Mourning Thrull
4 夜空のミミック/Nightsky Mimic
4 つねるグウィリオン/Nip Gwyllion
4 税収飲み/Tithe Drinker
呪文 (18)
2 酷評/Castigate
2 破滅の刃/Doom Blade
4 御身の刃/Edge of the Divinity
2 未達への旅/Journey to Nowhere
4 不眠の晒し台/Pillory of the Sleepless
4 損ない/Unmake
サイドボード (15)
2 使徒の祝福/Apostle's Blessing
3 亡霊招き/Beckon Apparition
2 酷評/Castigate
3 強迫/Duress
2 残響する衰微/Echoing Decay
3 ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact

参考

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