燻し/Smother
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*[[恰好の餌食/Easy Prey]] - (1)(黒)。2マナ以下が対象。[[サイクリング]](2)。([[イコリア:巨獣の棲処]]) | *[[恰好の餌食/Easy Prey]] - (1)(黒)。2マナ以下が対象。[[サイクリング]](2)。([[イコリア:巨獣の棲処]]) | ||
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*[[遺跡の碑文/Inscription of Ruin]] - (2)(黒)。他のモードも持つソーサリー。キッカー(2)(黒)(黒)で全モード発揮。(ゼンディカーの夜明け) | *[[遺跡の碑文/Inscription of Ruin]] - (2)(黒)。他のモードも持つソーサリー。キッカー(2)(黒)(黒)で全モード発揮。(ゼンディカーの夜明け) | ||
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*[[虹色の終焉/Prismatic Ending]] - (X)(白)のソーサリー。これを唱える際に支払われた[[色マナ]]の種類数以下のマナ総量の土地でないパーマネントを追放。([[モダンホライゾン2]]) | *[[虹色の終焉/Prismatic Ending]] - (X)(白)のソーサリー。これを唱える際に支払われた[[色マナ]]の種類数以下のマナ総量の土地でないパーマネントを追放。([[モダンホライゾン2]]) |
2024年2月12日 (月) 01:08時点における版
対軽量クリーチャー専用の除去カード。恐怖/Terrorや破滅の刃/Doom Bladeといった一般的な黒の除去と違って、黒のクリーチャーも除去できる点が特徴。
これがオンスロートに初めて収録された時、スタンダード環境には野生の雑種犬/Wild Mongrelやサイカトグ/Psychatog、ナントゥーコの影/Nantuko Shade、影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorといったマナ総量が3以下の優秀なクリーチャーが多く、これらに対抗するために黒主体のデッキを筆頭に様々なデッキで使用された。これらのクリーチャーは全て黒(野生の雑種犬は緑だが、能力で黒になれる)なので、前述の特徴が特に注目された。
モダンやレガシーなどでも数多くの軽量クリーチャーを葬っていたが、より軽い致命的な一押し/Fatal Pushが登場してからはそちらが優先される傾向にある。
- 性質上、一部の特殊なクリーチャーにも強い。例えば、変異で裏向き状態のクリーチャーやクリーチャー・トークン、ミシュラランドを破壊することができる。それらは(コピーであるなどの特殊な事情がない限りは)マナ総量は0として扱われる。
- 上記のうち、変異はオンスロート・ブロック、トークンはオデッセイ・ブロック、ミシュラランドはゼンディカー・ブロックでフィーチャーされており、燻しと同じか隣のブロックに固まっている。それらのシステムに対するアンチカードとしてデザインされていることがうかがえる。
- かつては変身する両面カードの第2面も無条件に破壊できたが、両面カードのルール変更に伴い、無条件には使用できなくなった。
- フライデー・ナイト・マジックの2003年8月のプロモーション・カードとして配布された。
ストーリー
「燻し」と訳されている「Smother」は、名詞として「大量の煙」「濃霧」などの意味があるが、動詞では「窒息死する」「窒息させる」「息を詰まらせる」くらい。カードのイラストとフレイバー・テキストを見ると煙に燻されてはいない。(しかし、濃霧も窒息も既に別のカードの名前に使われている。)
オンスロート版は、オタリア/Otariaのドワーフが声も出せずに息を詰まらせて苦しむ様子とそれに対するフェイジ/Phageの一言(イラスト)。
叫び声が聞こえないな。奴らのうっとうしい命乞いが聞こえなくていいけどね。― 触れられざるものフェイジ
一方、ワールドウェイク版には、ハリマー/Halimarの森で触手に顔を塞がれてしまったゼンディカー/Zendikarのゴブリンが描かれている。新人に求められる「息止め」技能は、こういった事態を切り抜けるために重要というわけだ(イラスト)。
「新しいのを雇う前は、奴らがどれだけ息を止めていられるかの試験をする。これが意外と重要なんだ。」― ハリマー探検隊長、ザール・ガーダ
関連カード
- 関税/Tariff - 反対にマナ総量が大きいクリーチャーを除去するカード。
- 虫つぶし/Swat - パワーが小さいクリーチャーを除去するカード。
- 絞殺の煤/Strangling Soot - タフネスが小さいクリーチャーを除去するカード。
主な亜種
マナ総量が小さいクリーチャーを破壊する亜種。特筆なければ3マナ以下が対象のインスタントで再生を許す。
- ケアヴェクの放逐術/Kaervek's Purge - (X)(黒)(赤)。ソーサリー。マナ総量Xが対象。対象のコントローラーはそのパワー分ダメージを受ける。(ミラージュ)
- 腹わた抜き/Disembowel - (X)(黒)。マナ総量Xが対象。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 闇への流刑/Exile into Darkness - (4)(黒)。布告版ソーサリー。再利用可能。(神河救済)
- 突然の衰微/Abrupt Decay - (緑)(黒)。土地でないパーマネント全般が対象。(ラヴニカへの回帰)
- 有毒ドラゴン/Noxious Dragon - (4)(黒)(黒)のクリーチャー。PIG能力として持つ。(運命再編)
- 致命的な一押し/Fatal Push - (黒)。2マナ以下が対象だが紛争で4マナ以下まで拡大。(霊気紛争)
- 暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn - (青)(黒)。バウンスのモードあり。(灯争大戦)
- 軍団の最期/Legion's End - (1)(黒)。2マナ以下が対象のソーサリー。同名クリーチャー、手札と墓地の同名カード全てと共に追放する。(基本セット2020)
- 湖での水難/Drown in the Loch - (青)(黒)。コントローラーの墓地の枚数以下のマナ・コストが対象。打ち消しのモードあり。(エルドレインの王権)
- 恰好の餌食/Easy Prey - (1)(黒)。2マナ以下が対象。サイクリング(2)。(イコリア:巨獣の棲処)
- 取り除き/Eliminate - (1)(黒)。プレインズウォーカーも対象にできる。(基本セット2021)
- 長い別れ/Long Goodbye - (1)(黒)。打ち消されない取り除き。(カルロフ邸殺人事件)
- 血の長の渇き/Bloodchief's Thirst - (黒)。2マナ以下が対象のソーサリーだがプレインズウォーカーも対象にできる。キッカー(2)(黒)でマナコスト制限解除。(ゼンディカーの夜明け)
- 遺跡の碑文/Inscription of Ruin - (2)(黒)。他のモードも持つソーサリー。キッカー(2)(黒)(黒)で全モード発揮。(ゼンディカーの夜明け)
- 毒々しい学芸員/Loathsome Curator - (4)(黒)のクリーチャー。濫用誘発型能力として持つ。(モダンホライゾン2)
- 常夜会一家の魔除け/Obscura Charm - (白)(青)(黒)魔除けのモードの1つ。プレインズウォーカーも対象にできる。(ニューカペナの街角)
- 苦痛ある選定/Anoint with Affliction - (1)(黒)。対象のコントローラーの毒カウンターが3個以上ならマナコスト制限解除。追放。(ファイレクシア:完全なる統一)
- 大釜への給餌/Feed the Cauldron - (2)(黒)。あなたのターン中に唱えたのなら食物を生成。(エルドレインの森)
- 魔女の虚栄/The Witch's Vanity - (1)(黒)英雄譚エンチャントの第I章能力。2マナ以下が対象。(エルドレインの森)
本来なら大きい者を罰する傾向の白にも少数だが存在する。一時的に追放する亜種は絹包み/Silkwrapを参照。
- 疎外/Isolate - (白)のインスタント。マナ総量がちょうど1のパーマネントのみ追放。(基本セット2019)
- 虹色の終焉/Prismatic Ending - (X)(白)のソーサリー。これを唱える際に支払われた色マナの種類数以下のマナ総量の土地でないパーマネントを追放。(モダンホライゾン2)
- 冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light - (X)(白)のインスタント。Xマナ以下のアーティファクトかクリーチャーかエンチャントを追放。白い手札を追放すれば(2)軽くなる。(神河:輝ける世界)
全体除去版は破滅的な行為/Pernicious Deedを参照。打ち消しになると手酷い失敗/Horribly Awry。