ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord
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*'''[[死を刻む僧院長/Deathmark Prelate]]''' - 4マナ2/3。ゾンビでないクリーチャーを破壊。起動コスト(2)(黒)のタップ能力で、ソーサリー・タイミング限定。生け贄はゾンビ限定。([[レギオン]]) | *'''[[死を刻む僧院長/Deathmark Prelate]]''' - 4マナ2/3。ゾンビでないクリーチャーを破壊。起動コスト(2)(黒)のタップ能力で、ソーサリー・タイミング限定。生け贄はゾンビ限定。([[レギオン]]) | ||
*[[エルフの空掃き/Elvish Skysweeper]] - 緑1マナ1/1。飛行を持つクリーチャーを破壊。起動コスト(4)(緑)。(ラヴニカ:ギルドの都) | *[[エルフの空掃き/Elvish Skysweeper]] - 緑1マナ1/1。飛行を持つクリーチャーを破壊。起動コスト(4)(緑)。(ラヴニカ:ギルドの都) | ||
− | *[[血なまぐさい法務官/Sanguine Praetor]] - ダブルシンボル8マナ7/ | + | *[[血なまぐさい法務官/Sanguine Praetor]] - ダブルシンボル8マナ7/5。生け贄に捧げたクリーチャーと[[マナ総量]]が同じ各クリーチャーを破壊。起動コスト(黒)。(ギルドパクト) |
*[[オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion]] - 白黒3マナ2/3。[[追放]]。生け贄は白のクリーチャー3体。あなたの黒のクリーチャーが[[死亡]]すると白の1/1トークンを[[生成]]。(ギルドパクト) | *[[オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion]] - 白黒3マナ2/3。[[追放]]。生け贄は白のクリーチャー3体。あなたの黒のクリーチャーが[[死亡]]すると白の1/1トークンを[[生成]]。(ギルドパクト) | ||
*[[スカースダグの剥ぎ取り/Skirsdag Flayer]] - 2マナ1/1。破壊。起動コスト(3)(黒)のタップ能力で、生け贄は[[人間]]限定。([[闇の隆盛]]) | *[[スカースダグの剥ぎ取り/Skirsdag Flayer]] - 2マナ1/1。破壊。起動コスト(3)(黒)のタップ能力で、生け贄は[[人間]]限定。([[闇の隆盛]]) |
2021年5月5日 (水) 18:19時点における版
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) キャリアー(Carrier)
(T),ファイレクシアの疫病王を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-4/-4の修整を受ける。
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。
ウルザ・ブロック初出、除去能力付き、5マナ4/4のアタッカーとしても使える優秀クリーチャー。第8版収録時も、よく黒コントロールなどに投入されていた人気の高いカード。
当時のルールでは、まず1番目の能力により、ブロック・クリーチャーに回った場合は最大タフネスが8のクリーチャーまで道連れにできた(→当て逃げ)。あまり使用されることはなかったが、これだけでも相手クリーチャーの十分な牽制になりえた。またウルザ・ブロック当時、ほとんどのデッキが採用していたマスティコア/Masticoreを確実に倒せたのは魅力的であった。
そして2番目のタップの必要無いこの能力が最も重要で、使い道のなくなったクリーチャーを利用するのはもちろんの事、自身を生け贄に捧げることによって、追放による除去や、当時猛威を振るっていた不実/Treacheryを回避できたりとその汎用性は高い。実際にこの能力を死体のダンス/Corpse Danceやゾンビ化/Zombifyなどで使い回されると、対戦相手にとっては相当に厄介である。
- 現在のルールではいずれの能力も戦闘ダメージをスタックに乗せてから生け贄に捧げる、ということができなくなっており、当時と比べて弱体化してしまっている。
- いずれの能力も、自身をコストとして生け贄に捧げても、自分自身を対象にできる。対象の決定はコストの支払いよりも先だからである(「唱える」の記事も参照)。このため、自分自身以外戦場にクリーチャーが居ない時でも不実/Treacheryを回避できる。
- マスクス・ブロックが出た当初のたうつウンパス/Thrashing Wumpusにお株を奪われかけたが、上記のようにマスティコアや不実に高い耐性を持つことがメタゲームにマッチし、最終的には多くの黒コントロールでこちらが採用されていた。
- 自軍のクリーチャーを能動的に墓地に送ることができるのも重要な点。特に生ける屍/Living Deathは強力な相棒であり、スタンダードのnWoやエクステンデッドのマルカ・デスなどで猛威を振るった。
- キャリアーサイクルのフレイバー・テキストは、順番に読んでいくとファイレクシア/Phyrexiaによるある病気の研究記録を網羅でき、ウルザズ・レガシーでは「ファイレクシア病」と病気自体に名前を付けた日本語版独自の味付け訳をされていた。第8版は「ファイレクシア病」の部分を直訳した「ファイレクシア人」に改められたが、ファイレクシア病が日本では通りが良いためか、その後の再録では再び「ファイレクシア病」に戻っている。
- デュエル・マスターズでそれらしいクリーチャーが登場している(コミックス第1巻58ページ1コマ目参照)。
関連カード
サイクル
ウルザズ・レガシーのファイレクシアン・キャリアー・サイクル。生け贄に捧げることでクリーチャーにマイナス修整を与える。フレイバー・テキストにはファイレクシア病の病状の各段階が書かれている。
- ファイレクシアの告発者/Phyrexian Denouncer
- ファイレクシアの堕落者/Phyrexian Debaser
- ファイレクシアの汚染者/Phyrexian Defiler
- ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord
類似カード
パーマネントを生け贄に捧げる事でクリーチャーを除去する起動型能力を持つパーマネント。特記しない限り黒のクリーチャーで、クリーチャー1体の生け贄でクリーチャー1体を対象とする。太字は自身を生け贄にできない。
火力を飛ばすものはゴブリンの砲撃/Goblin Bombardmentの項を、この類の効果の使い切りの呪文は骨の粉砕/Bone Splintersの項を参照。
- ヴィセリッドの徒食者/Viscerid Drone - 青2マナ1/2。アーティファクトでないクリーチャーを破壊。再生不可。タップ能力。生け贄はクリーチャー1体と沼1つ。生け贄が氷雪沼だった場合はアーティファクトも破壊可能。(アライアンス)
- 要塞の暗殺者/Stronghold Assassin - ダブルシンボル3マナ2/1。黒でないクリーチャーを破壊。タップ能力。(ストロングホールド)
- 漸減/Attrition - ダブルシンボル3マナのエンチャント。黒でないクリーチャーを破壊。起動コスト(黒)。(ウルザズ・デスティニー)
- 陰謀団の総帥/Cabal Patriarch - トリプルシンボル6マナ5/5。-2/-2修整。起動コスト(2)(黒)。生け贄の他に、自分の墓地のクリーチャー・カード追放でも起動できる。(オデッセイ)
- よだれ垂らしのグルーディオン/Drooling Groodion - 黒緑6マナ4/3。-2/-2修整。別のクリーチャーに+2+/2修整も与える。起動コスト(2)(黒)(緑)。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalka - 1マナ1/1。-1/-1修整。起動コスト(黒)。(ギルドパクト)
- 死胞子のサリッド/Deathspore Thallid - 2マナ1/1。-1/-1修整。生け贄は苗木1つ。胞子カウンター3つを1/1苗木・トークンに変換することもできる。(時のらせん)
- 血の調停者、ヴィシュ・カル/Vish Kal, Blood Arbiter - 白黒7マナ5/5飛行絆魂。生け贄のパワー分の+1/+1カウンターを得て、それを全て取り除いた数だけ-X/-X修整。(統率者)
- 堕ちし番人/Fell Shepherd - ダブルシンボル7マナ8/6。-2/-2修整。起動コスト(黒)。(統率者2013)
- 血統の解体者/Brood Butcher - 黒緑5マナ3/3欠色。-2/-2修整。起動コスト(黒)(緑)。(戦乱のゼンディカー)
- エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper - 白青黒赤4マナ4/4。-4/-4修整。起動コスト(2)。生け贄はアーティファクト2つ。(統率者2016)
- 艱苦の伝令/Herald of Anguish - ダブルシンボル7マナ5/5飛行即席。-2/-2修整。起動コスト(1)(黒)。生け贄はアーティファクト1つ。(霊気紛争)
- イフニルの死界/Ifnir Deadlands - 砂漠・土地。-1/-1カウンターを2つ乗せる。起動コスト(2)(黒)(黒)のタップ能力で、ソーサリー・タイミング限定。生け贄は砂漠1つ。(破滅の刻)
- スランの医師、ヨーグモス/Yawgmoth, Thran Physician - ダブルシンボル4マナ2/4。-1/-1カウンターを1つ乗せる。起動コストライフ1点。1ドロー付き。(モダンホライゾン)
- 沼のいたずら好き/Bog Naughty - 5マナ3/3飛行。-3/-3修整。起動コスト(2)(黒)。生け贄は食物1つ。(エルドレインの王権)
- さえずる魔女/Chittering Witch - 4マナ2/2。-2/-2修整。起動コスト(1)(黒)。(エルドレインの王権)
- 荒涼とした心のエレボス/Erebos, Bleak-Hearted - 4マナ5/6破壊不能の神・クリーチャー・エンチャント。-2/-1修整。起動コスト(1)(黒)。ライフ2点を支払えば1ドローも付いてくる。(テーロス還魂記)
- 死を刻む僧院長/Deathmark Prelate - 4マナ2/3。ゾンビでないクリーチャーを破壊。起動コスト(2)(黒)のタップ能力で、ソーサリー・タイミング限定。生け贄はゾンビ限定。(レギオン)
- エルフの空掃き/Elvish Skysweeper - 緑1マナ1/1。飛行を持つクリーチャーを破壊。起動コスト(4)(緑)。(ラヴニカ:ギルドの都)
- 血なまぐさい法務官/Sanguine Praetor - ダブルシンボル8マナ7/5。生け贄に捧げたクリーチャーとマナ総量が同じ各クリーチャーを破壊。起動コスト(黒)。(ギルドパクト)
- オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion - 白黒3マナ2/3。追放。生け贄は白のクリーチャー3体。あなたの黒のクリーチャーが死亡すると白の1/1トークンを生成。(ギルドパクト)
- スカースダグの剥ぎ取り/Skirsdag Flayer - 2マナ1/1。破壊。起動コスト(3)(黒)のタップ能力で、生け贄は人間限定。(闇の隆盛)
- 破砕団の兄弟/Shattergang Brothers - 黒赤緑4マナ3/3。他の各プレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。起動コスト(2)(黒)。(統率者2013)
- 忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Gods - 2マナ1/2。望む数の対象プレイヤーに布告と2点ライフロス。あなたは1ドローと(黒)(黒)を得る。タップ能力で生け贄は2体。(ラヴニカの献身)
- 撲滅する戦乙女/Eradicator Valkyrie - ダブルシンボル4マナ4/3飛行絆魂。他の各プレイヤーはクリーチャーかプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げる。起動コスト(1)(黒)の誇示能力。(カルドハイム)
- 希望喰らい/Eater of Hope - ダブルシンボル7マナ6/4飛行。破壊。起動コスト(2)(黒)。生け贄は2体必要。(神々の軍勢)
- 永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim - 白黒2マナ2/3接死。土地でないパーマネント1つ追放。起動コスト(1)(白)(黒)。ゲーム開始時よりライフが10点以上多い時のみ起動可。(ゲートウォッチの誓い)
- 群れの笛吹き男/Piper of the Swarm - 2マナ1/2。クリーチャー1体のコントロールを奪う。起動コスト(2)(黒)(黒)のタップ能力。生け贄はネズミ3体。(エルドレインの王権)
あなたのクリーチャーが死亡するたびにクリーチャー除去能力を誘発させるカードには墓穴までの契約/Grave Pactなどがある。
参考
- サクり台
- ファイレクシア/Phyrexia(背景世界/ストーリー用語)
- ファイレクシア病(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ウルザズ・レガシー - レア
- カード個別評価:第8版 - レア