枠

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2018年4月20日 (金) 21:11時点における版

枠/Frameとは、

まわりを取り囲むもの。
何かを入れるための場所。スロット/Slotとも。

マジック：ザ・ギャザリングにおいて、「枠」はいくつもの意味を持つ。

カード外周の縁取りの色

マジックのカードの外枠は、Amonkhet Invocationsなどの例外を除き、以下のものがある。公式フォーマットでは、黒枠と白枠のみ使用できる。

カード内の見た目

カード内のレイアウトについてスカージ以前のものを旧枠、第８版以降のものを新枠と呼ぶ。

ボックス

カード内でカードの部分を囲むボックスも「枠」と呼ばれる場合がある。以下、新枠の一般的な（常磐木や落葉樹の）カードについて解説したあと、例外についても触れる。ボックスに囲われていないもののレイアウトについてはカードも参照。

カード名のボックス: カード名、マナ・コストを囲う。ドミナリア以降の伝説のカードでは、王冠のような装飾で囲われている。
絵のボックス: 絵を囲う。
タイプ行のボックス: 色指標、タイプ行、エキスパンション・シンボルを囲う。
文章欄: 総合ルールにおいて「文章欄/text box」と表記される。該当記事を参照。
P/T: 総合ルールにおいて「パワー/タフネス枠/power/toughness box」と表記される。

カードの背景やボックスの色

単色カード（白、青、黒、赤、緑）、多色カード（金）、アーティファクト、土地の8つに大別されるが、例外もある。

2色のカード

2色のものは、P/T以外のボックスの縁取りの色、および文章欄の背景色が、それぞれグラデーションになっている。

2色の混成カード: 上記に加え、カードの背景もグラデーションになっている。

有色アーティファクト: カードの背景はアーティファクトのものが使われ、それ以外はそのカードの色に基づく。
無色（エルドラージなど）: カードの背景がなく、カード名のボックス、タイプ行のボックス、文章欄が半透明になっている。

特殊なカード枠を使用するメカニズム

その他

以下のカードは、特殊な見た目の枠デザインで印刷されている。

スロット

上述した意味から転じて、何かを入れる場所（スロット）のことを「枠」と呼ぶ場合もある。

トレーディングカードゲームにおいては基本的に「カードのスロット」を指す。

カード・セット内に収録されるカード枚数やデッキに入れられるカード枚数には現実的に限りがあるため、「神話レア枠」「除去枠」「貴重なサイドボード枠を割く」などといった使い方をされる。「サイクルの緑の枠は弱いことが多い」などという俗説も。

他にも、背景世界に関して「今回のゴブリン枠」などと言う場合もある。

参考

用語集

@@ 2行： / 2行： @@
 #まわりを取り囲むもの。
 #何かを入れるための場所。'''[[スロット]]'''/''Slot''とも。
+[[マジック：ザ・ギャザリング]]において、「枠」はいくつもの意味を持つ。
-==枠の種類==
+==カード外周の縁取りの色==
-[[マジック：ザ・ギャザリング]]において、「枠」はいくつかの意味を持つ。
+マジックの[[カード]]の外枠は、[[Amonkhet Invocations]]などの例外を除き、以下のものがある。公式[[フォーマット]]では、黒枠と白枠のみ使用できる。
+*[[黒枠]]
-===カード外周の縁取りの色===
+*[[白枠]]
-マジックのカードの外枠は、[[Amonkhet Invocations]]などの例外を除き、以下のものがある。公式[[フォーマット]]では、黒枠と白枠のみ使用できる。詳細は各項目を参照。
-*'''[[黒枠]]'''
-*'''[[白枠]]'''
 *[[銀枠]]
 *[[金枠]]
-===カードの見た目のデザイン===
+==カード内の見た目==
-[[スカージ]]以前のカード・デザインを'''[[旧枠]]'''、[[第８版]]以降のカード・デザインを'''[[新枠]]'''と呼ぶ。詳細は[[旧枠]]、[[新枠]]、[[カードの部分]]の項を参照。
+カード内のレイアウトについて[[スカージ]]以前のものを'''[[旧枠]]'''、[[第８版]]以降のものを'''[[新枠]]'''と呼ぶ。
-通常とは異なる見た目の枠デザインで印刷されているカードも多数存在する。[[次元の混乱]]および[[未来予知]]の[[タイムシフト]]・カード、[[アングルード]]系[[セット]]や[[ゼンディカー]]などに収録されているフルアート（全面[[絵|イラスト]]）の[[基本土地]]、[[Masterpiece Series]]、[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]]や[[CHAMPSプロモ]]といった数多の[[プロモーション・カード]]などが一例。<!--一覧は[[特殊なカード枠一覧]]を参照。-->
+===ボックス===
-====専用のカード枠を使用する[[メカニズム]]====
+カード内で[[カードの部分]]を囲むボックスも「枠」と呼ばれる場合がある。以下、新枠の一般的な（[[常磐木]]や[[落葉樹]]の）カードについて解説したあと、例外についても触れる。ボックスに囲われていないもののレイアウトについては[[カード]]も参照。
+;[[カード名]]のボックス
+:カード名、[[マナ・コスト]]を囲う。[[ドミナリア]]以降の[[伝説の]]カードでは、王冠のような装飾で囲われている。
+;[[絵]]のボックス
+:絵を囲う。
+;[[タイプ行]]のボックス
+:[[色指標]]、タイプ行、[[エキスパンション・シンボル]]を囲う。
+;[[文章欄]]
+:[[総合ルール]]において「'''文章欄'''/''text box''」と表記される。該当記事を参照。
+;[[P/T]]
+:総合ルールにおいて「'''[[パワー]]/[[タフネス]]枠'''/power/toughness box」と表記される。
+===カードの背景やボックスの色===
+[[単色カード]]（[[白]]、[[青]]、[[黒]]、[[赤]]、[[緑]]）、[[多色カード]]（[[金]]）、[[アーティファクト]]、[[土地]]の8つに大別されるが、例外もある。
+;2色のカード
+:2色のものは、P/T以外のボックスの縁取りの色、および文章欄の背景色が、それぞれグラデーションになっている。
+:;2色の[[混成カード]]
+::上記に加え、カードの背景もグラデーションになっている。
+;[[有色アーティファクト]]
+:カードの背景はアーティファクトのものが使われ、それ以外はそのカードの色に基づく。
+;[[無色]]（[[エルドラージ]]など）
+:カードの背景がなく、カード名のボックス、タイプ行のボックス、文章欄が半透明になっている。
+===特殊なカード枠を使用するメカニズム===
 *一部の[[カード・タイプ]]
 **[[ヴァンガード]]
-**[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]
+**[[プレインズウォーカー]]
 **[[次元]]
 **[[現象]]
@@ 31行： / 53行： @@
 *[[両面カード]]、[[合体カード]]
 *[[欠色]]
-*[[英雄譚]]
+*[[機体]]
-<!--銀枠・その他-->
+*[[からくり]]
 *[[宿主]]、[[拡張]]
+*[[英雄譚]]
+===その他===
+以下のカードは、特殊な見た目の枠デザインで印刷されている。
+*[[トークン・カード]]
+*[[チェックリストカード]]
+*[[次元の混乱]]および[[未来予知]]の[[タイムシフト]]
+*[[テーロス・ブロック]]の[[クリーチャー・エンチャント]]や[[アーティファクト・エンチャント]]
+*[[Masterpiece Series]]
+*一部の銀枠カード
+*一部の[[プロモーションカード]]
+*[[フルアート]]
 ==スロット==
 上述した意味から転じて、何かを入れる場所（スロット）のことを「枠」と呼ぶ場合もある。
-[[トレーディングカードゲーム]]においては基本的に「カードの[[スロット]]」を指す。
+[[トレーディングカードゲーム]]においては基本的に「カードのスロット」を指す。
 [[カード・セット]]内に収録されるカード枚数や[[デッキ]]に入れられるカード枚数には現実的に限りがあるため、「[[神話レア]]枠」「[[除去]]枠」「貴重な[[サイドボード]]枠を割く」などといった使い方をされる。「[[サイクル]]の[[緑]]の枠は弱いことが多い」などという[[俗説]]も。

枠