色指標
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色指標/Color Indicatorは、オブジェクトの特性の1つ。一部のカードのタイプ行の左に描かれている、一つ以上の色で塗られた丸印である(カード画像)。
Cloistered Youth / 修道院の若者 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human)
Unholy Fiend / 不浄の悪鬼
〔黒〕 クリーチャー — ホラー(Horror)
クリーチャー — 人間(Human)
あなたのアップキープの開始時に、あなたは修道院の若者を変身させてもよい。
1/1Unholy Fiend / 不浄の悪鬼
〔黒〕 クリーチャー — ホラー(Horror)
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは1点のライフを失う。
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[編集] 解説
イニストラードで登場した両面カードの第2面で初登場した特性で、主にマナ・コストの無いカードの色を定義するためのものである。例えば、赤の色指標を持つカードは(マナ・コストに赤マナを含まなくとも)赤である。
過去に特性定義能力で色が与えられていたカードも、色指標で色を表すようにオラクルが変更された。これにより、機能に若干の変化が生じたカードも存在する。
- 色指標は能力には含まれない。例えばKobolds of Kher Keepはこの変更によりバニラとなった。
- 特性定義能力であった当時は、その能力が失われる可能性があった。
- ただし、その能力を単に「能力を失う」という効果で失わせても意味はなかった(能力を失わせる効果は種類別第6種であるため、第5種である色変更効果には影響がない)。失われる例としては、ドライアドの東屋/Dryad Arborに対して血染めの月/Blood Moonの効果が適用された場合が挙げられる(土地タイプの変更は種類別第4種であるため。ドライアドの東屋/Dryad Arborの項を参照)。現行ルールではこの場合もドライアドの東屋は緑のままである。
- 色指標は特性定義能力と異なり、幻覚/Mind Bendのような文章変更効果の適用を受けない。
- 多色を表す色指標は、円を等分した上でそれぞれの色に塗られて表現される。
- 2色では、円が斜線で左上と右下に分割され、左上→右下の順がカラーホイール順となるように塗られている(カード画像)。
- 3色では、円がY字型に分割され、時計回りでカラーホイール順に着色されている。開始の起点は、基本セット2019までは右下(カード画像)、兄弟戦争(トランスフォーマー・カード)以降は左下(カード画像)。
- 4色以上の色指標を持つカードは存在しない。
- オラクル上ではギルド渡りの急使/Transguild Courierが5色の色指標を持っていた時期もあるが、実際にカードとして印刷されることが無いまま、特性定義能力へと戻された。
- Magic: The Gathering Arenaでは、何らかの要因で4色になったカードの色指標は円が縦線と横線で分割され、左上から時計回りでカラーホイール順に着色されている。一方、5色になっているパーマネントの色指標は「?」と表示される。
- 無色を表す色指標はルール上定義されていないため、マナ・コストに色マナ・シンボルを含むが無色であるカードは特性定義能力で無色であることが定義される。(→幽霊火/Ghostfire、欠色)
- 無色を表す色指標が存在しない理由は、色の付いた丸によって無色を表すのが事実上不可能であると判断されたため。いくつか試作品を作ったが、灰色や茶色にするとそのカードの色が灰や茶だと思われ、透明にすると背景の絵の色だと思われてしまった[1]。
[編集] 脚注
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
色 | |||||||||
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単色 | 白 - 青 - 黒 - 赤 - 緑 | ||||||||
多色 (金) |
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アン・ゲーム専用 | ピンク - 金 - 目の色 | ||||||||
色の関係 | 色の組み合わせ - 友好色 - 対抗色 - カラーパイ - 色の役割 | ||||||||
関連項目 | 無色 - 有色 - 単色カード - 多色カード - 色指標 - 固有色 - デッキカラー |