青黒テゼレット
提供:MTG Wiki
(→サンプルレシピ) |
|||
16行: | 16行: | ||
*[[Caw-Go|Caw-Blade]]との[[ハイブリッドデッキ]]は[[Tezzerator-Blade]]の名で呼ばれる。 | *[[Caw-Go|Caw-Blade]]との[[ハイブリッドデッキ]]は[[Tezzerator-Blade]]の名で呼ばれる。 | ||
+ | *[[カードプール]]が広がるほどに実用性の高いアーティファクトも増えるため、[[スタンダード]]以外の[[フォーマット]]で構築されることもある(→[[#レガシー]])。 | ||
− | == | + | ==サンプルレシピ== |
− | === | + | ===スタンダード=== |
*備考 | *備考 | ||
**[[プロツアーパリ11]] ベスト8 ([http://coverage.mtg-jp.com/ptparis11/ 参考]) | **[[プロツアーパリ11]] ベスト8 ([http://coverage.mtg-jp.com/ptparis11/ 参考]) | ||
30行: | 31行: | ||
*[[宝物の魔道士/Treasure Mage]]から[[エンドカード]]の[[ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine]]と[[精神隷属器/Mindslaver]]を[[サーチ]]してくる。ワームとぐろエンジンは対[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に、精神隷属器は対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に効果的。 | *[[宝物の魔道士/Treasure Mage]]から[[エンドカード]]の[[ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine]]と[[精神隷属器/Mindslaver]]を[[サーチ]]してくる。ワームとぐろエンジンは対[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に、精神隷属器は対[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に効果的。 | ||
− | ==レガシー | + | ===レガシー=== |
− | + | ||
*備考 | *備考 | ||
**StarCityGames.com Legacy Open St. Louis 1st (2013-6/9) | **StarCityGames.com Legacy Open St. Louis 1st (2013-6/9) | ||
41行: | 41行: | ||
*[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]や[[裏切り者の都/City of Traitors]]といった[[2マナランド]]から[[マナ・アーティファクト]]を展開し、2[[ターン]]目に[[ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas]]や[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]を[[唱える]]ことで優位を築く。 | *[[古えの墳墓/Ancient Tomb]]や[[裏切り者の都/City of Traitors]]といった[[2マナランド]]から[[マナ・アーティファクト]]を展開し、2[[ターン]]目に[[ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas]]や[[精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor]]を[[唱える]]ことで優位を築く。 | ||
− | + | *同じ[[デッキリスト]]を使用した[[Chris VanMeter]]による詳細な解説記事(→[http://www.starcitygames.com/article/26200_U-B-Tezzeret.html#content_decks_legacy-tab])。 | |
− | *同じ[[デッキリスト]]を使用した[[Chris VanMeter]] | + | *[[デッキ]]の原型を制作した[[Caleb Durward]]によるトーナメントリポート(→[http://www.channelfireball.com/home/legacy-weapon-tearing-up-cinci-1st/])。 |
− | *[[デッキ]]の原型を制作した[[Caleb Durward]] | + | |
==参考== | ==参考== | ||
58行: | 57行: | ||
[[Category:青黒赤コントロールデッキ]] | [[Category:青黒赤コントロールデッキ]] | ||
[[Category:ミラディンの傷跡ブロックを含むスタンダードデッキ]] | [[Category:ミラディンの傷跡ブロックを含むスタンダードデッキ]] | ||
+ | [[Category:レガシーデッキ]] |
2014年1月30日 (木) 18:15時点における版
青黒テゼレット(UB Tezzeret)は、ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを主力とした青黒コントロールの亜種。赤の火力を加え小回りを利かせた青黒赤の構成のものも存在する。
ボーラスの工作員、テゼレットの登場したミラディン包囲戦参入直後のプロツアーパリ11で登場した。
目次 |
概要
伝説のプレインズウォーカー — テゼレット(Tezzeret)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-1]:アーティファクト1つを対象とする。それは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはX点のライフを失い、あなたはX点のライフを得る。Xはあなたがコントロールするアーティファクトの数の2倍である。
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。
軽量のカウンターや除去で序盤をしのぎプレインズウォーカーで戦場をコントロールする、青黒コントロールの基本方針は変わっていない。このデッキでは、定番の精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorに加えてボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasを採用、アドバンテージやボードコントロールを確保する構成をとる。テゼレットの能力を有効利用するため、マナ・アーティファクトの永遠溢れの杯/Everflowing Chaliceや転倒の磁石/Tumble Magnetなどのコントロール要素のあるアーティファクトが多く採用される。
荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusやカルドーサの鍛冶場主/Kuldotha Forgemaster、カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenixなどをフィニッシャーに絡めるバリエーションも存在する。
フィニッシャーはテゼレットのクリーチャー化能力やミシュラランドなど。
ミラディンの傷跡ブロック構築においても、ボーラスの工作員、テゼレットの制圧力は高く、メタゲームの一角を占めている。また、イニストラード・ブロックの参入後も、同時期の青黒コントロールのバリエーションとして活躍を続けている。
- Caw-BladeとのハイブリッドデッキはTezzerator-Bladeの名で呼ばれる。
- カードプールが広がるほどに実用性の高いアーティファクトも増えるため、スタンダード以外のフォーマットで構築されることもある(→#レガシー)。
サンプルレシピ
スタンダード
- 備考
- プロツアーパリ11 ベスト8 (参考)
- 使用者:Patrick Chapin
- フォーマット
- 青黒赤のデッキ。赤を加えたことで、対ビートダウンやCaw-Bladeにも有利に戦うことができるようになっている。
- 宝物の魔道士/Treasure Mageからエンドカードのワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineと精神隷属器/Mindslaverをサーチしてくる。ワームとぐろエンジンは対ビートダウンに、精神隷属器は対コントロールに効果的。
レガシー
- 備考
- StarCityGames.com Legacy Open St. Louis 1st (2013-6/9)
- 使用者:Chris Andersen
- フォーマット
U/B Tezzeret [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
- 古えの墳墓/Ancient Tombや裏切り者の都/City of Traitorsといった2マナランドからマナ・アーティファクトを展開し、2ターン目にボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasや精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorを唱えることで優位を築く。
- 同じデッキリストを使用したChris VanMeterによる詳細な解説記事(→[3])。
- デッキの原型を制作したCaleb Durwardによるトーナメントリポート(→[4])。