Mike Long

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

マイク・ロング(Mike Long)は、トーナメント黎明期から活躍していた、アメリカのマジックプレイヤー

マジックの歴史にプレイングデッキ構築の両面で足跡を残した。そのキャリアは世界選手権95にまで遡り、後のプロプレイヤーの先駆けとなった。

プレイヤーとしてはプロツアーパリ97優勝、グランプリワシントンDC97優勝、世界選手権団体戦3回優勝という戦績を誇り、デッキビルダーとしては強力なコンボデッキを生み出し、DCIに3枚ものカードを禁止・制限させた。

ミラージュ・ブロック構築に於いて、狭いカードプールにも拘らず、トーナメントレベルとしては初のコンボデッキ"プロスブルーム"を完成させた。そして、プロツアーパリ97でそれを用いて優勝を果たした。しかも、決勝戦で対戦相手が使ったデッキは彼が貸したものだった。プロツアー優勝クラスのデッキを同時に2つ製作し、決勝で自らそれを倒し優勝という空前のパフォーマンスをやってのけた。その後、プロスブルームのコンボパーツである資源の浪費/Squandered Resources禁止カードに指定された。

タイプ1(現ヴィンテージ)では、ストームを活用したコンボデッキを製作した。このデッキはマジック史上最強と言われ、彼の名を冠し"ロング・デック"と称された。その後、キーカード燃え立つ願い/Burning Wishマナ基盤の主軸であるライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamond制限カードに指定されたが、このデッキのギミックを利用した様々な後継デッキが生まれた。

このように数々の業績を残しているのだが、リミテッドでの「隠し札」や、相手にバレないようにこっそり土地アンタップさせてターン終了時呪文唱える、等の不正行為を度々行っていたと言われている。これらは確証が取れている訳では無いが、余りにも多く出場停止等の処分を受けており、プレイヤーとしての評価は悪い。その為、マジック・プロツアー殿堂には創設から年月が経っているが、未だに殿堂入りしていない(2014年現在)。

  • Duelist誌などのインビテーショナル出場者紹介記事にすら「悪い評判が絶えない」などと書かれるのだから、そのヒールイメージがうかがえる。

[編集] 主な戦績

プロツアー

その他

[編集] 代表的なデッキ

[編集] 参考

MOBILE