黙示録の爆走車/Apocalypse Runner

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Apocalypse Runner / 黙示録の爆走車 (2)(黒)(赤)
アーティファクト — 機体(Vehicle)

(T):あなたがコントロールしていてパワーが2以下であるクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは絆魂を得て、このターン、それはブロックされない。
搭乗3(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が3以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)

6/5

絆魂付きのドワーフ戦士団/Dwarven Warriors能力内蔵した黒赤機体

機体としての性能は鉄装破壊車/Irontread Crusher未満とごく平凡だが、タップ能力アンブロッカブルを作れるので膠着に強く、エンジン始動!の速度上げにも適している。防御が手薄になる部分についても絆魂によりある程度カバー可能。この手のカードの例に漏れず、起動後にパワー強化することで効率よくダメージ量・回復量を稼ぐことが可能。ただ、黒赤という色の組み合わせにとっては悠長かつ迂遠という印象は拭えない。特に構築では、より直接的で破壊力のある手段が優先されるだろう。

リミテッドではエンジン始動のアーキタイプを割り当てられた赤黒によく合致した指針アンコモンであり、ライフカットおよび速度上昇に長けた性能はもちろん、カードプール内に絆魂を持つクリーチャーが少ないため相対的な継戦能力にも優れている。パワー2以下という条件は一見厳しいが、コモンには不気味な投槍手/Grim Javelineerミュータントの偵察員/Mutant Surveyorなど一時的なサイズアップを内蔵したクリーチャーがいるため実際はより強く運用でき、消尽持ちと併用することで一時的な爆発力も期待できる。甦りし屍執政/Risen Necroregentが継続的に生み出すゾンビトークンに対応している点も嬉しい。

地味ながら機体としてのマナレシオも優秀であり、相手のクリーチャーが少ない状況では起動型能力に固執せず直接攻撃するという選択肢にも気を配っておきたい。リソース交換を繰り返し戦場が疎な場面ではパワー3の今引きから搭乗により勝負を決めることもある。また、霊気紛争は遅めの環境で単体のカードパワーが重視されやすいため、デッキを組む時点で「パワー2以下」に固執しすぎるとデッキパワーを損ないうることにも留意しておきたい。

同じ指針アンコモンのガスタルのスリル探し/Gastal Thrillseekerより重く枚数を要求される性能でもないため、ブースター・ドラフトでは安めにピックできることも多々ある。このカードが流れてきただけで黒赤に参入できるとは判断しづらいが、同じく小型クリーチャー最高速度を目指していく白黒あたりを組む際はタッチのため確保しておくのも悪くない。栄光荒野のオオヤマネコ/Gloryheath Lynxでちまちま土地を伸ばしたり、公道の誇り/Pride of the Road二段攻撃と合わせて毎ターン8点のライフ差をつけていったり、峡谷の跳躍者/Canyon Vaulterを搭乗させて空から6/5のサイズを押し付けたり、と相方となるアンコモンにも恵まれている。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

霊気走破の2指針アンコモンサイクルリミテッドのそれぞれの2色のアーキタイプに対応しており、原則として片方は機体である。ただし緑白のみ機体でなく乗騎。以下、機体や乗騎を上側に表記する。

白青 - アーティファクトコントロール
白黒 - エンジン始動!死亡誘発リアニメイト
青黒 - アーティファクト・コントロール
青赤 - 捨札アグロ
黒赤 - エンジン始動!アグロ
黒緑 - 墓地利用
赤緑 - 消尽ミッドレンジ
赤白 - 機体乗騎アグロ
緑白 - 機体・乗騎ミッドレンジ
緑青 - 消尽ランプ

[編集] 参考

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