鳴り渡る龍哮の征服者/Clarion Conqueror
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クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
アーティファクトとクリーチャーとプレインズウォーカーのすべての起動型能力は起動できない。
アーティファクトとクリーチャーとプレインズウォーカーの起動型能力の起動を禁止するドラゴン。
非常に幅広い範囲の起動型能力を封じることができ、本体もシングルシンボルの3マナにして3/3飛行とハイスペック。妨害系のカードでありながら、宝物や手掛かりといった汎用性の高いトークンも完封出来るので一切機能しないケースは少なく、場合によってはメインデッキから採用しても腐りにくいのが特徴。
自分も起動型能力を使いにくくなる点にはデッキを組む段階での注意が必要。範囲が広いぶん、一切引っかからないデッキ構築をする難易度は類似カードに比べ高まっている。とはいえ、この能力が致命的に刺さるデッキ相手なら、自分が多少の被害を受けても相対的にこちらが有利になると考えることができるし、どうしても不安ならば、生け贄など能動的に除去できる手段を組み込んでおくと言った程度の工夫でカバー可能。
タルキール:龍嵐録時点でのスタンダードでは、アゾリウス全知のサイドボードに採用される。除霊用掃除機/Ghost Vacuumなどによるコンボの妨害を防げるほか、メインボードから投入されている乱動するドラゴンの嵐/Roiling Dragonstormの誘発条件にもなれる。
モダンでは、アグロドメインやボロス・エネルギーといった白系ビートダウンデッキのサイドボードに採用される。青単ベルチャーや繁殖鱗コンボなどの起動型能力を絡めたコンボデッキが仮想敵。
ヴィンテージでは白単イニシアチブでメインデッキから採用される。自分のマナ・アーティファクトも被害を受けるが、それでもパワー9等の強力なアーティファクトを縛れる点は評価が高い。
- 禁止するのは戦場に存在するパーマネントの起動型能力のみである。サイクリングや相続など戦場以外の領域にあるパーマネント・カードの起動型能力の起動は禁止されない。基本的なルールに関しては呪われたトーテム像/Cursed Totem#ルールを参照。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
タルキール:龍嵐録のレアのドラゴン・サイクル。いずれも単色で、青・黒・緑のみ前兆カード。両方とも表面なリバーシブル・ボーダーレス版も存在する。
- 鳴り渡る龍哮の征服者/Clarion Conqueror
- マラング川の執政/Marang River Regent - 巻きつき捕らえ/Coil and Catch
- ゴミあさりの執政/Scavenger Regent - にじむ毒素/Exude Toxin
- マグマのヘルカイト/Magmatic Hellkite
- 咲蔦森の執政/Bloomvine Regent - 縄張りの要求/Claim Territory