竹林の神/Kami of Bamboo Groves
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MTGアリーナ専用カード
Kami of Bamboo Groves / 竹林の神 (緑)クリーチャー・エンチャント — スピリット(Spirit)
竹林の神が戦場に出たとき、あなたはあなたの手札にある土地・カード1枚をタップ状態で戦場に出してもよい。
魂力 ─ (2)(緑),竹林の神を捨てる:《森/Forest》という名前のカード2枚をあなたの手札に創出する。
アーティスト:Nicholas Gregory
タップインではあるが、ETB能力で土地を戦場に出すことができるスピリットのクリーチャー・エンチャント。
同じ1マナクリーチャー、同じETB能力と樹上の草食獣/Arboreal Grazerとの共通点が多く、アルケミー版の亜種といったところ。基本的には同じ用途で使われるが、P/Tの合計値や到達を持たない点では劣る一方、パワー1点を持つ点では明確に優れている。出せるのが基本土地に限らないため、トライオームや先手の見捨てられた交差路/Forsaken Crossroadsの様なタップインランドを出せば無駄が無い。
一方で緑のクリーチャーとしてはマナレシオが悪く、中盤以降に引くと手札に土地が無くてマナ加速にならない盤面もしばしば。そうした状況では魂力という選択肢がある。森/Forest2枚という最低限の内容ではあるが3マナで手札を増やす事ができ、耕作/Cultivateの様なマナ加速効果は無いが5マナ域までが確定する。これ以上の土地も不要という事であれば、他の効果で別のアドバンテージに変換する仕組みまであれば隙が無い。
総じて、クリーチャーとしての性能は樹上の草食獣と同等か僅かに下といった所だが、魂力を持っている点で大幅に強化されており、アルケミー専用カード特有のパワーレベルとなっている。
アルケミーのジャンド・ミッドレンジでは鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breakerや波の巨人、クルシアス/Crucias, Titan of the Wavesと共に採用される場合がある。1ターン目のマナ加速と手札を増やす魂力の両面で相性が良い。 他、耕作する巨躯/Cultivator Colossusとは相性がよく、レンと七番/Wrenn and Sevenがいれば一気に2マナ分の加速も可能。神河:輝ける世界がエンチャントをテーマの1つとしていることからクリーチャー・エンチャントであることが都合のよい状況も多い。
- 神河/Kamigawa次元/Planeで英雄譚の第2面以外のスピリット・クリーチャー・エンチャントというのは珍しい。神河のクリーチャー・エンチャントはフレイバー的に神/Kamiと繋がった定命であり、神そのものであることは少ない。