死の車/The Last Ride
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The Last Ride / 死の車 (黒)
伝説のアーティファクト — 機体(Vehicle)
伝説のアーティファクト — 機体(Vehicle)
死の車は-X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたのライフ総量に等しい。
(2)(黒),2点のライフを支払う:カード1枚を引く。
搭乗2
死の影/Death's Shadowのリメイクのような伝説の機体。異常なマナレシオとライフ総量によりP/Tが減少する性質を踏襲し、ライフと引き換えにカードを引く起動型能力も持つ。
普段はクリーチャーでないため、死の影と異なりライフが13以上あっても搭乗しない限りは死亡せずに済む。この性質とドロー能力が噛み合っており、ライフに余裕があるうちはドロー・エンジンとして機能しつつ、ライフ12以下になったら戦力として活用することができる。また、戦闘可能になった後も起動型能力を実質的な強化手段のように使える。ライフ減少はコストなので、解決を待たずとも起動時点で既に強化されるという点が強み。
一方、機体ゆえに搭乗元のクリーチャーがいないと戦力として扱えない点、伝説なので複数体並べられない点では死の影に劣る。そのため、過去の死の影採用デッキで言えば、Super Crazy Zooのような序盤から強引に大パワーを叩きつけるオールインデッキよりは、青黒系のデスシャドウのような軽さを活かして打ち消しなどの他アクションを構えながら動くデッキの方が向いていると言えるか。
いずれにせよ、死の車以外でも自分のライフを削る手段は用意しておき、戦力としてカウントしやすいようにしたい。その点では死の影同様、ショックランドやフェッチランドなどにより土地から自然と自傷できるフォーマット向きか。スタンダード範囲ならペインランドを多く採用したい。
- 英語名を見ての通り、「死の車」は死の影を意識したかなりの意訳。
- イラストやフレイバー・テキストから、霊気走破のストーリーでウィンター/Winterが搭乗していたマシンと思われる。錯霊/Glitch ghostを搭載した巨大マシンであったが、最終的に領事府/The Consulateの仕掛けた壁にぶつかり大破している。
ウィンターのバックミラーに映し出されたのは、しくじると待ち受ける運命であった。