始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon
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Scion of the Ur-Dragon / 始祖ドラゴンの末裔 (白)(青)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) アバター(Avatar)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) アバター(Avatar)
飛行
(2):あなたのライブラリーからドラゴン(Dragon)・パーマネント・カードを1枚探し、それをあなたの墓地に置く。そうしたなら、ターン終了時まで、始祖ドラゴンの末裔はそのカードのコピーになる。その後、ライブラリーを切り直す。
派手なマナ・コストを持つ伝説のドラゴン。わずか2マナでライブラリーの中のドラゴンをサーチしてきて化けられる。
デッキに色々なドラゴンを1枚ずつ入れてシルバーバレットするのも面白いかもしれない。これを使ったコンボの例としては下記のものが挙げられる。
- 知恵の蛇の眼/Ophidian Eyeをエンチャントしてから火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemindに化けて無限コンボ。
- ニコル・シュート。
- 死ぬ間際に夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starあたりにチェンジ。
- 収穫するものテネブ/Teneb, the Harvesterで墓地に落としたドラゴンをリアニメイト。
- 奪われそうになったら機械仕掛けのドラゴン/Clockwork Dragonになって自爆。
- チャンプブロックされてもドラゴンの暴君/Dragon Tyrantやヘルカイトの首領/Hellkite Overlordで強引にダメージを通す。更に次のターン落としたクリーチャーを魂魄流/Torrent of Soulsで釣り上げつつ攻撃を仕掛ける。
能力を生かさずとも、合同勝利/Coalition Victoryを狙うのもよいだろう。また奸謀/Conspiracyでドラゴンを指定すれば、ライブラリーの中のどんなクリーチャーにでも化けられるようになる。自身が5マナと軽め、かつ納墓/Entombの様な能力を持つため、リアニメイトで使うのも面白い。
リミテッドではさすがにコンボを狙いづらく、5色も足枷になるため採用は厳しい。とはいえ、時のらせんにはコモンから多色推奨カードが数多く存在し、また4/4飛行は単体でもフィニッシャークラス。土地サーチやリアニメイトが使えるならば不可能な選択肢ではないだろう。ドラフトで10手目以降にピックできるのもある意味プラスかもしれない。
統率者戦では有力な統率者の1つ。貴重な5色の統率者であり、様々なコンボを仕込むことができる。
- イラストは時のらせんのトーナメントパックパッケージにも使われている。
- 英語版のフレイバー・テキストは始祖ドラゴン/Ur-Dragonに言及した従者サイクルのフレイバー・テキストを意識している[1]。
"I am the blood of the ur-dragon, coursing through all dragonkind."
我こそは、すべてのドラゴンを流れる始祖ドラゴンの血なり。
[編集] 関連カード
- 高位の秘儀術師、イス/Ith, High Arcanist
- 死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lord
- 無慈悲なる者ケアヴェク/Kaervek the Merciless
- クローサの英雄、ストーンブラウ/Stonebrow, Krosan Hero
- サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter
2色ではないものには、青黒赤の工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy、5色の始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragonがある。
[編集] 参考
- ↑ The Time Spiral Magic Museum(Feature 2006年10月26日 Matt Cavotta著)