別館の歩哨/Annex Sentry
提供:MTG Wiki
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) クレリック(Cleric)
毒性1(このクリーチャーから戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒(poison)カウンター1個を得る。)
別館の歩哨が戦場に出たとき、アーティファクトやクリーチャーのうち対戦相手がコントロールしていてマナ総量が3以下である1つを対象とする別館の歩哨が戦場を離れるまで、それを追放する。
マナ総量3以下のアーティファクトやクリーチャーをこれが離れるまで追放できる白のアーティファクト・クリーチャー。毒性1も持つ。
放逐する僧侶/Banisher Priestの系譜と言えるETBで一時的にパーマネントを追放できるカード。この種のクリーチャーはサイズがやや小さめに設定されていることが多いが、これはタフネスが4と高く火力やマイナス修整では落とされづらい。アーティファクトであることもスタンダードでは喉首狙い/Go for the Throatが効かないという除去耐性に繋がっている。
一方、自身より大きいマナ総量を追放できないため、トークン関連以外ではテンポ・アドバンテージは稼ぎにくい。重いパーマネントに対応できないことやタフネスが高くブロッカーとして使いやすいことを考えると、どちらかといえば軽量アグロに対して強いカード。
そのP/Tや除去された時にパーマネントが取り返される点から積極的な攻撃には向かず、結果として毒性が発揮されることは稀である。とはいえ、他にも毒カウンターを扱うカードがあるならば最後の総攻撃でゲームエンドに貢献することもできる。
スタンダードではセレズニア・ポイズンに採用される。
ファイレクシア:完全なる統一のリミテッドでは、軽量アグロの強い環境ゆえにアンチカードとしての強さを発揮しやすい。ミラディンのために!を持つ装備品を追放して残ったレベルの攻撃を止められるタフネスも頼もしい。毒性を持つことも肉剥ぎの猛禽/Flensing Raptorで強化できるなどの形で活かせる。ただし、その毒性が災いして呪い金の斬撃/Hexgold Slashで除去されうる点には注意。
- 能力のルールについては放逐する僧侶/Banisher Priest#ルールを参照。
- 2023年2月25日~3月5日に開催されたストアチャンピオンシップの参加賞としてテキストボックスレスのプロモーション・カードが配布された[1]。