テンポ・アドバンテージ

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テンポ・アドバンテージ(Tempo Advantage)とは、1ターンに使える呪文能力の回数に関するアドバンテージ(優位性)のこと。手得(手損)。 マナ・アドバンテージに似ており、また密接に関連もするが、使用できるマナの総数ではなく呪文や能力のコストの差を問題にする場合が多い。

例えば双方が5マナ出せる状況で、プレイヤーAが5マナの呪文を唱え、それをプレイヤーBが2マナの対抗呪文/Counterspell打ち消したとする。その場合Bは3マナ分他の呪文や能力に使うことができる。このときBは差し引き3マナをドロー系呪文やさらなる除去呪文に使う、つまるところハンド・アドバンテージボード・アドバンテージに費やすことができ、これを3マナぶんのテンポ・アドバンテージと呼ぶ。

何もせず自分のターンを迎えた土地アンタップを迎えた場合、マナの消費差による差異は生まれず、引いてはその時点でのテンポ・アドバンテージの差もつかないと判断される。端的に述べると、Aの5マナの呪文を打ち消してもBが2マナしか出せず/活用できずさらなるアクションを実現できない状況であれば、重い呪文を打ち消してもテンポは全く稼げていない。

  • 一定のアクションに多くの手数をかけることは一見テンポをとっているように見えるが、ただちにアドバンテージとは判断できない。手数を少なくし他のアクションに手を割くことが大事である。
    • マナバーン2023には八十岡翔太原根健太によるテンポ・アドバンテージを主題とした対談が掲載されているが[1]、「スピード感的な印象」という一般的な意味でのテンポとマジックの本質にかかわるテンポを区別しつつ会話を進めており、双方でやや認識の違いこそあるものの概ね「いかにマナを相手より効率よく使うか」「いかに相手のビッグアクションを少ないマナで無力化しつつ残りのマナを他のアクションにつぎこめるか」という点を本質的なテンポとして取り扱っている。
  • コストが大きい呪文は効率的にマナを使うことに結び付きづらい点を以て「テンポが悪い」と言われることがある。逆に、コストの小さい呪文は効率的にマナを使うことに長けており、このようなカードを数多く投入しテンポ・アドバンテージの獲得を志向したデッキはテンポデッキと呼ばれることがある。

[編集] 参考

  1. 「八十岡さん、結局テンポって何なんですか?」~見た目のテンポと真なるテンポを知る~ (『マナバーン2023』、ホビージャパン2023年1月31日初版)p.24-29 ISBN 9784798630359
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