ロケッティアの技師、ダレッティ/Daretti, Rocketeer Engineer

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プレインズウォーカーではなくなったダレッティ/Daretti。あなたのアーティファクトの最大のマナ総量に等しいパワーを持ち、戦場に出るか攻撃するたび、戦場と墓地のアーティファクトを入れ替える伝説のゴブリン・工匠。

この手の入れ替えの元祖たるゴブリンの溶接工/Goblin Welderと比べると見劣りするとはいえ、戦場に出たターンにリアニメイトを行いつつ次のターンにもう一度行える点は屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savantにもない魅力。着地後即座に火力などの除去を受けてもETB能力で最低限の仕事ができ、定着すればクロックを刻みつつ複数回利用できる釣り竿となり、リアニメイトのためにチャンプアタックしたとしても対象によってはじゅうぶんにおつりがくる。5マナという重さはネックになりうるので、生け贄要員を兼ねたマナ・アーティファクトを採用するなどしてカバーしたいところ。

リミテッドでは強力なETB能力を持つ機体と同居しており、緑のファッティや接死つきクリーチャー相手のチャンプアタックこそ懸念されるものの、複数回の使用を見込めるリアニメイト手段として低くない評価がつけられる。赤には飛行機械・トークンなどの生け贄の確保手段や強力なアーティファクトが少ないが、サイクリングに色マナを要求しない轟雷のブルードワゴン/Thundering Broodwagonをリアニメイト前提で採用したり、逆にシングルシンボルのこのカードをタッチのために採用したりという芸当も可能。白には拘留戦車/Detention Chariot・武勇の旗艦/Valor's Flagshipといったうってつけのリアニメイト先がおり、追加のリアニメイト手段として機体整備/Tune Upも存在するため、卓の流れやパックに恵まれれば一貫性の高いデッキを組むことができる。コモンのアーティファクト・クリーチャーやガイドライトのマトリックス/Guidelight Matrixあたりをサイズの大きい機体に変換して盤面の有利を取りつつ、対処必須の釣り竿兼搭乗要員・第二のクロックとして対戦相手にプレッシャーをかけられれば理想的。

• ダレッティのパワーを決める能力は特性定義能力である。あらゆる領域で機能し、ダレッティのパワーは常に変動する。
• 誘発型能力で、どのアーティファクトを生け贄に捧げるか、あるいは何もしないかを選択するのは解決時である。あなたがアーティファクトを生け贄に捧げてから墓地のアーティファクトを戦場に戻すまでにプレイヤーが優先権を得る機会はない。近年このタイプの能力は再帰誘発型能力である場合が多く勘違いしやすいので注意。

• 同様のアーティファクトの入れ替えを行うカードについてはゴブリンの溶接工/Goblin Welderのページを参照。

[編集] 関連カード

• 屑鉄の学者、ダレッティ/Daretti, Scrap Savant
• 巧妙な偶像破壊者、ダレッティ/Daretti, Ingenious Iconoclast
• ロケッティアの技師、ダレッティ/Daretti, Rocketeer Engineer

[編集] ストーリー

プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを失い、アヴィシュカー/Avishkarに取り残されたダレッティ/Daretti。ゴブリン・ロケッティアーズ/The Goblin Rocketeersに資金と技術を供与し、自らも機体に乗って第二回ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prixに参加する。

詳細はダレッティ/Darettiを参照。

[編集] 参考

• リアニメイトカード（機能別カードリスト）
• ゴブリン・ロケッティアーズ/The Goblin Rocketeers（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：霊気走破 - レア