チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire
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クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
飛行
対戦相手1人に戦闘ダメージでないダメージが与えられるたび、ターン終了時まで、チャンドラの吐火は+3/+0の修整を受ける。
赤の3マナのフライヤー。対戦相手に非戦闘ダメージが与えられることでパワーが増大する。
3マナ1/3飛行というだけでも、鳥の乙女/Bird Maidenやゴブリンの空襲部隊/Goblin Sky Raiderの上位互換でありなかなかの性能。さらに、緩い条件でありながら1回誘発するだけで+3という強烈なパンプアップ能力まで兼ね備えており、2つの能力のシナジーも抜群。デッキ構築における主役級のポテンシャルを秘めている。バーンデッキで窯の悪鬼/Kiln Fiendなどと一緒に投入するのが望ましいだろう。
よろめきショック/Staggershockやケルドの匪賊/Keldon Maraudersのような、複数ターンに渡ってダメージを与えられるカードと相性がよい。特に、略奪の爆撃/Raid Bombardmentは使い減りしないので簡単にダメージを叩きだせる。または、魔力激突/Mana Clashでロマンを追い求めるのも面白いか。
時代は離れるが、本来のパワーの低さから罠の橋/Ensnaring Bridgeを使うバーニングブリッジのようなデッキとは相性がよい。
チャンドラがフィーチャーされた基本セット2020で再録。同時期のスタンダードでは災厄の行進/Cavalcade of Calamityがよき相方であり、焦がし吐き/Scorch Spitterを1体引き連れて攻撃するとそれだけでパワー10・合計13点を叩き出す。
- 電撃マ王2010年11月号には付録として、該当誌のロゴがはいったプレミアム・カード仕様のプロモーション・カードが封入された。
- カード名のspitfireはたしかに直訳すると「吐いた火」だが、クリーチャー・カードであることやイラスト(イラスト1、2)に描かれた炎のエレメンタルを考えると、比喩表現だろう。
- spitfireには「癇癪持ち(の女性)」という意味がある。チャンドラ/Chandraの名を冠する呪文は多くが「怒り」を意味する単語を持つことから、このカードも「チャンドラの癇癪」という意味合いがあるのかもしれない。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
基本セット2011のアンコモンのプレインズウォーカー/Planeswalkerの名を冠する呪文サイクル。その名を持つプレインズウォーカーの忠誠度能力、およびコモンのプレインズウォーカー呪文サイクルとシナジーを持つ。
- アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
- ジェイスの創意/Jace's Ingenuity
- リリアナの愛撫/Liliana's Caress
- チャンドラの吐火/Chandra's Spitfire
- ガラクの群れ率い/Garruk's Packleader