オビア・パースリー/Oviya Pashiri

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オビア・パースリー/Oviya Pashiriマジック・オリジンおよびカラデシュ・ブロックのキャラクター。カードとしてはカラデシュ造命の賢者、オビア・パースリー/Oviya Pashiri, Sage Lifecrafterが初出。

目次

[編集] 解説

カラデシュ/Kaladeshの都市ギラプール/Ghirapurに住む人間/Humanの造命師/Lifecrafter。女性(イラスト)。

美こそがあらゆる発明品の中心的存在であると考えるオビアは、美しい機械生物を生み出す造命師として脚光を浴び、長年にわたって若き工匠たちの育成に励んできた。だが同性婚のパートナーの死をきっかけに、彼女は表舞台を去り、作品を秘密裏に製作するようになった。隠居後の彼女はその独創的な発明に必要な霊気/Aetherを手に入れるために密輸人と取引しており、キラン・ナラー/Kiran Nalaarピア・ナラー/Pia Nalaar夫妻とも長い付き合いとなっている。

[編集] 経歴

[編集] 炎の道理/Fire Logic

キランとピアの11歳の娘、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarは初めて任された霊気の配達任務中に、運悪く領事府/The Consulateバラル/Baralたちに見つかってしまう。だがつむじ風/Whirlerに追われるチャンドラが領事の鋳造所/The Consuls' Foundryの前に差し掛かったとき、その中から現れた者が彼女を呼び止めた――それはチャンドラが霊気を届ける予定の相手、パースリー夫人だった。

パースリー夫人は親指と人差し指で輪を作り、額の前に掲げた。それはキランとピアがチャンドラに教えた合図と一致していた。彼女は鋳造所の扉の鍵を開け、チャンドラに中を通って逃げるよう言うと、服の中から取り出した銅製のや銀製のコウモリでつむじ風を撃ち落とし始めた。チャンドラは領事府の施設の鍵を持つ彼女を信用してよいものか逡巡したが、合図を知る者を信用しなさいという両親の言葉を信じ、つむじ風の爆発音とパースリー夫人の敵への悪態を後に、家へと逃げ帰った。

ナラー一家は夜逃げしたが、やがてバラルに居場所を突き止められてしまった。彼はキランを殺し、ピアを捕らえ、チャンドラに無実の罪を着せた。アカーラ/The Akharaの広場にて公開処刑されることになったチャンドラは、大勢の見物人の中に、目に涙を湛えたパースリー夫人の姿を認めた。彼女はチャンドラに頷くと、親指と人差し指で輪を作り、額の前に掲げた――その敬礼のような、あるいはキランが溶接用ゴーグルを持ち上げるかのようなナラー家の合図は、チャンドラ・ナラーへの敬意を示すものだった。絶望に沈んでいたチャンドラの心が動いた。バラルの刃が振り下ろされるその瞬間、チャンドラのプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkが点り、彼女はカラデシュからプレインズウォークした。

[編集] 改革派の長/Renegade Prime

12年ぶりに故郷カラデシュに帰還したチャンドラは、死んだと思っていた母ピアと再会するも、彼女は娘を守るため自ら領事府に投降してしまった。ギラプールの裏路地で泣き腫らしていたチャンドラに、買い物をしていた一人の老婦人がハンカチを差し出し、優しく慰めながら言った――「強くあらねばなりませんよ。お母さんを見つけだして領事府の手から取り戻す時はね、チャンドラさん」。チャンドラはその顔を思い出した。彼女はパースリー夫人だった。

[編集] 霊気より生まれしもの/Born of Aether

パースリー夫人はチャンドラとニッサ/Nissaを伴い、霊基体/Aetherbornの社交家、ヤヘンニ/Yahenniの家を訪れる。広い人脈を有するヤヘンニでもピアが収監されている場所は分からなかったが、偶然その場にやって来た領事府の執行人がそれを知っていた。彼から情報を聞き出したヤヘンニがパースリー夫人に「ドゥーンド監獄/Dhund Prison」の名を告げると、彼女は息を呑み、思わず否定を求めた。彼女はチャンドラに伝えた――そこはあのバラルがいる場所であると。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

カラデシュ
造命の賢者、オビア・パースリー/Oviya Pashiri, Sage Lifecrafter
霊気紛争
起伏鱗の大牙獣/Ridgescale Tusker造命師の動物記/Lifecrafter's Bestiary

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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