状況起因処理

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
14行: 14行:
 
*[[ライフ]]が0以下のプレイヤーは、[[ゲーム]]に[[敗北]]する。
 
*[[ライフ]]が0以下のプレイヤーは、[[ゲーム]]に[[敗北]]する。
 
*10個以上の[[毒カウンター]]を持つプレイヤーは、ゲームに敗北する。これは[[双頭巨人戦]]では適用されず、後述の専用ルールを適用する。
 
*10個以上の[[毒カウンター]]を持つプレイヤーは、ゲームに敗北する。これは[[双頭巨人戦]]では適用されず、後述の専用ルールを適用する。
*[[ライブラリーアウト]] - 前回の状況起因処理のチェック以降に、カードが1枚も存在しない[[ライブラリー]]から[[カード]]を引こうとしたプレイヤーは、ゲームに敗北する。
+
*[[ライブラリーアウト]] - 前回の状況起因処理のチェック以降に、カードが1枚も存在しない[[ライブラリー]]から[[カード]]を[[引く|引こ]]うとしたプレイヤーは、ゲームに敗北する。
 
*『[[双頭巨人戦]]変種ルール』:チームのライフが0以下である場合、そのチームはゲームに敗北する。
 
*『[[双頭巨人戦]]変種ルール』:チームのライフが0以下である場合、そのチームはゲームに敗北する。
 
*『双頭巨人戦変種ルール』:15個以上の毒カウンターを持つチームは、ゲームに敗北する。
 
*『双頭巨人戦変種ルール』:15個以上の毒カウンターを持つチームは、ゲームに敗北する。
*『[[統率者戦]]変種ルール』:ゲーム中を通して単一の[[統率者]]から合計21点以上の[[戦闘ダメージ]]を受けたプレイヤーはゲームに敗北する。
+
*『[[統率者戦]]変種ルール』:ゲーム中を通して単一の[[統率者]]から合計21点以上の[[統率者ダメージ]]を受けたプレイヤーはゲームに敗北する。
  
 
'''[[クリーチャー]]や[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[墓地]]に置かれる'''
 
'''[[クリーチャー]]や[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が[[墓地]]に置かれる'''
 
*[[忠誠度]]が0であるプレインズウォーカーは[[オーナー]]の墓地に置かれる。([[再生]]不可)
 
*[[忠誠度]]が0であるプレインズウォーカーは[[オーナー]]の墓地に置かれる。([[再生]]不可)
 
*[[タフネス]]が0以下であるクリーチャーはオーナーの墓地に置かれる。(再生不可)
 
*[[タフネス]]が0以下であるクリーチャーはオーナーの墓地に置かれる。(再生不可)
*タフネス以上のダメージ([[致死ダメージ]])を[[負う|負った]]、タフネスが正の値であるクリーチャーは[[破壊]]される。(再生可能)
+
*タフネス以上のダメージ([[致死ダメージ]])を[[負う|負っ]]た、タフネスが正の値であるクリーチャーは[[破壊]]される。(再生可能)
 
*前回の状況起因処理のチェック以降に[[接死]]を持つ[[発生源]]からダメージを受けた、タフネスが正の値であるクリーチャーは破壊される。(再生可能)
 
*前回の状況起因処理のチェック以降に[[接死]]を持つ[[発生源]]からダメージを受けた、タフネスが正の値であるクリーチャーは破壊される。(再生可能)
  
44行: 44行:
  
 
'''その他'''
 
'''その他'''
*『[[アーチエネミー]]変種ルール』:[[持続]]でない[[計略]]カードが[[コマンド]][[領域]]で[[表向き]]になっており、それが[[誘発]]してからスタックを離れるまでの誘発型能力の発生源でない場合、その計略カードは[[裏向き]]になり、そのオーナーの計略デッキの一番下に置かれる。
+
*『[[アーチエネミー]]変種ルール』:[[持続]]でない[[計略]]カードが[[統率]][[領域]]で[[表向き]]になっており、それが[[誘発]]してからスタックを離れるまでの誘発型能力の発生源でない場合、その計略カードは[[裏向き]]になり、そのオーナーの計略デッキの一番下に置かれる。
  
 
==参考==
 
==参考==

2011年7月1日 (金) 00:39時点における版

状況起因処理/State-Based Actionとは、プレイヤー優先権を得るときに常にチェックされるもので、以下に示すような、特定の条件を満たすたびに自動的に適用される処理のことをいう。条件を満たしていないときは、この処理は発生しない。

状況起因処理が発生したら、すべての適用すべき処理を単一のイベントとして処理し、その後もう一度チェックを行う。これを状況起因処理が発生しなくなるまで繰り返す。

状況起因処理は、スタックに乗らずに直ちに処理され、クリンナップ・ステップ中にもチェックされる。これは常に有効であり、どのプレイヤーにもコントロールされていない。

  • アンタップ・ステップ中や、呪文や能力を唱えたり起動したりあるいは解決している最中には、状況起因処理はチェックされない。
  • スタックに乗らずに処理されるため、ルール理解の1つの山となっている。
  • 以前は状況起因効果/State-Based Effectと呼んでいたが、効果の定義に反することから、基本セット2010のルール改正に伴う総合ルールの更新で現在の名称に変更された。
  • 以前の呼称から、略して「SBE」と表記されることもある。

状況起因処理一覧

敗北条件

  • ライフが0以下のプレイヤーは、ゲーム敗北する。
  • 10個以上の毒カウンターを持つプレイヤーは、ゲームに敗北する。これは双頭巨人戦では適用されず、後述の専用ルールを適用する。
  • ライブラリーアウト - 前回の状況起因処理のチェック以降に、カードが1枚も存在しないライブラリーからカード引こうとしたプレイヤーは、ゲームに敗北する。
  • 双頭巨人戦変種ルール』:チームのライフが0以下である場合、そのチームはゲームに敗北する。
  • 『双頭巨人戦変種ルール』:15個以上の毒カウンターを持つチームは、ゲームに敗北する。
  • 統率者戦変種ルール』:ゲーム中を通して単一の統率者から合計21点以上の統率者ダメージを受けたプレイヤーはゲームに敗北する。

クリーチャープレインズウォーカー墓地に置かれる

  • 忠誠度が0であるプレインズウォーカーはオーナーの墓地に置かれる。(再生不可)
  • タフネスが0以下であるクリーチャーはオーナーの墓地に置かれる。(再生不可)
  • タフネス以上のダメージ(致死ダメージ)を負った、タフネスが正の値であるクリーチャーは破壊される。(再生可能)
  • 前回の状況起因処理のチェック以降に接死を持つ発生源からダメージを受けた、タフネスが正の値であるクリーチャーは破壊される。(再生可能)

何かについているパーマネント

  • 不正なオブジェクトプレイヤーについているオーラや、何にもつけられていないオーラは、オーナーの墓地に置かれる。
  • 不正なパーマネントについている装備品城砦は、そのパーマネントからはずれ戦場に残る。
  • クリーチャー、またはオーラでも装備品でも城砦でもないパーマネントが、オブジェクトやプレイヤーについている場合、そのオブジェクトやプレイヤーからはずれ戦場に残る。

コピートークンの消滅

  • フェイズ・アウトした、または戦場以外の領域にあるトークンは消滅する(追放されるわけではない)。
  • スタック以外の領域にある呪文のコピーは消滅する。スタックでも戦場でもない領域にあるカードのコピーは消滅する。

カウンターを取り除く

  • 単一のパーマネントに+1/+1カウンター-1/-1カウンターが乗っている場合、その2つのうちで少ないほうと同数だけ、両方のカウンターを取り除く。
  • N個を超えてある種のカウンターを持つことはできないという能力を持つパーマネントに、N個を超えてその種のカウンターが置かれていた場合、その種のカウンターをN個だけ残して残りを取り除く。

特殊タイププレインズウォーカー・タイプ

  • レジェンド・ルール - 特殊タイプ「伝説の」を持つ同名のパーマネントが複数戦場にある場合、そのすべてがオーナーの墓地に置かれる(同名の2つのパーマネントのうち、片方だけが伝説のパーマネントである場合には適用されない)。
  • ワールド・ルール - 特殊タイプ「ワールド」を持つパーマネントが複数戦場にある場合、ワールドを持って戦場にいた期間がもっとも短いもの以外すべてがオーナーの墓地に置かれる。もっとも短い期間が等しい場合、そのすべてがオーナーの墓地に置かれる。
  • プレインズウォーカーの唯一性ルール - プレインズウォーカー・タイプを共有するプレインズウォーカーが複数戦場にある場合、そのすべてがオーナーの墓地に置かれる。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE