倍増の季節/Doubling Season

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2024年1月21日 (日) 16:30時点におけるKam (トーク | 投稿記録)による版
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Doubling Season / 倍増の季節 (4)(緑)
エンチャント

いずれかの効果があなたのコントロール下で1個以上のトークンを生成する場合、代わりにそれはその2倍の数を生成する。
いずれかの効果があなたがコントロールするパーマネントの上に1個以上のカウンターを置く場合、代わりにそれはその2倍の数をそのパーマネントの上に置く。


に時々登場する、豪快な「倍出し」カードあなたトークンが2倍生成され、カウンターも2倍の数置かれるようになる。

「カウンターが置かれた状態で戦場に出るパーマネントも影響を受けるため、消散接合烈日などのほか、初出のラヴニカ・ブロック内では狂喜移植持ちなどのカードとも相性が良い。特に元から高性能なものが多い消散や、継続してカウンターを移し替えられる接合などとの組み合わせは強力。リミテッドでは上記2つの他に、トークンを多用するセレズニアオルゾフと組んでもよい。

その他、スパイク魔力の導管/Power Conduitなどカウンター自体をやりとりするカード、ファンガス落とし子の穴/Spawning Pitなどカウンターとトークンを併用するカードとのギミックは面白い。例えばはじける子嚢/Saproling Burstの場合、消散カウンターが通常の倍の14個置かれて戦場に出る。1個取り除いて苗木トークンを生成すると13/13の苗木2体が戦場に出る。7個取り除いて7/7の14体のトークンを生成した場合、P/Tの合計値が最大の98/98となる。召喚酔いの都合、最大級の力を発揮できないのが残念(そもそもオーバーキルだが)。

また、後に登場したプレインズウォーカー全般を強くサポートできる。忠誠カウンターも2倍置かれた状態で戦場に出るようになるため、耐久力が大幅に増すほか、忠誠度能力起動しやすくなる。特に本来であれば数ターンかけて地道に忠誠カウンターを増やしてからでなければ使用できない、大マイナス能力(いわゆる「奥義」)を即座に使用できるようになるプレインズウォーカーも少なくない。自身の効果でカウンター類を利用するプレインズウォーカーであれば更にシナジーは強くなり、様々なプレインズウォーカーが新たな可能性を見せてくれるだろう。

一方、仕組まれた爆薬/Engineered Explosivesなどのカウンターの個数の調整が必要なカードとは相性があまり良くなく、-1/-1カウンター経年カウンター暗黒の深部/Dark Depthsなどのデメリットとしてカウンターを使うカードとの相性は最悪である。

ルール

全体
トークン関連
カウンター関連

旧ルール

関連カード

2倍にするカード愛好家」を自称するMark Rosewaterお気に入りのカードであり、リメイク的な後継カードがいくつか存在する。特に説明がない場合は緑のエンチャント。ダメージを倍にするカードはラースの灼熱洞/Furnace of Rathの項を、P/Tを倍にするカードは狂暴化/Berserkの項を、マナを倍にするカードは春の鼓動/Heartbeat of Springの項を、誘発型能力を倍にするカードはパンハモニコン/Panharmoniconの項をそれぞれ参照。

シャドウムーアの反射サイクル。なんらかの効果を2倍にするエンチャント。シャドウムーア版のイラストはすべてRon SpencerTerese Nielsen兄妹による合作である。ダブルマスターズではサイクルすべてがChris Seamanによる新規イラストで再録された。

ファイレクシア:完全なる統一のドミヌスサイクル。すべてダブルシンボル伝説のファイレクシアンホラーで、何かを2倍にする能力と、起動コストファイレクシア・マナ2つを含み自身の上に破壊不能カウンター置く起動型能力を持つ。稀少度神話レア

参考

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