アラーラの断片

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'''アラーラの断片'''/''Shards of Alara''は、[[アラーラの断片ブロック]]の大型[[エキスパンション]]。2008年10月3日に発売された。
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'''アラーラの断片'''/''Shards of Alara''は、[[アラーラの断片ブロック]]の大型[[エキスパンション]]。[[2008年]]10月3日に発売された。
  
 
==概要==
 
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5つの[[断片/Shard]]に砕け散ってしまい、それぞれの断片には[[友好色]]3[[色]]のマナしか存在しないという世界[[アラーラ/Alara]]を舞台としている。断片ごとの友好色3色での構築を主要テーマとしている。
 
5つの[[断片/Shard]]に砕け散ってしまい、それぞれの断片には[[友好色]]3[[色]]のマナしか存在しないという世界[[アラーラ/Alara]]を舞台としている。断片ごとの友好色3色での構築を主要テーマとしている。
  
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===断片===
 
断片ごとに3色が割り当てられている。それぞれ[[バント/Bant|バント]]([[緑白青]])、[[エスパー/Esper|エスパー]]([[白青黒]])、[[グリクシス/Grixis|グリクシス]]([[青黒赤]])、[[ジャンド/Jund|ジャンド]]([[黒赤緑]])、[[ナヤ/Naya|ナヤ]]([[赤緑白]])となっており、それぞれ異なるテーマを持っている。
 
断片ごとに3色が割り当てられている。それぞれ[[バント/Bant|バント]]([[緑白青]])、[[エスパー/Esper|エスパー]]([[白青黒]])、[[グリクシス/Grixis|グリクシス]]([[青黒赤]])、[[ジャンド/Jund|ジャンド]]([[黒赤緑]])、[[ナヤ/Naya|ナヤ]]([[赤緑白]])となっており、それぞれ異なるテーマを持っている。
  
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[[魔除け]]や[[根本原理]]などの5つの断片にまたがる[[サイクル]]の他、[[急使の薬包/Courier's Capsule|薬包]]のサイクルや[[鼓声狩人/Drumhunter]]のサイクルなどといった、1つの次元における3枚セットのサイクルも多数存在する。
 
[[魔除け]]や[[根本原理]]などの5つの断片にまたがる[[サイクル]]の他、[[急使の薬包/Courier's Capsule|薬包]]のサイクルや[[鼓声狩人/Drumhunter]]のサイクルなどといった、1つの次元における3枚セットのサイクルも多数存在する。
  
*[[ローウィン]]に引き続き[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]が収録されている。
 
 
*収録されたすべてのカードが、設定上はいずれかの断片に属している。この仕様は[[基本土地]]にも及んでいる。例えば、{{Gatherer|id=187205|幾何学的なイメージを与える空と雲が描かれた島}}はエスパーの[[島/Island]]であり、{{Gatherer|id=187206|暗く退廃したイメージを与える海と岩礁が描かれた島}}がグリクシスのそれだ。
 
*収録されたすべてのカードが、設定上はいずれかの断片に属している。この仕様は[[基本土地]]にも及んでいる。例えば、{{Gatherer|id=187205|幾何学的なイメージを与える空と雲が描かれた島}}はエスパーの[[島/Island]]であり、{{Gatherer|id=187206|暗く退廃したイメージを与える海と岩礁が描かれた島}}がグリクシスのそれだ。
*日本語版では[[プレミアム・カード]]と普通のカードの製造工程が違うのか、全てのプレミアム・カードの数字が半角になっている(通常の場合、日本語のカードの数字はすべて全角で印刷されている)。またカードによっては、プレミアム・カードと普通のカードで[[カード名]]やテキストが異なるものが数多くある。
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**[[2005年]]発の[[ラヴニカ・ブロック]]と違い、[[透かし]]は使われていない。
 
*友好色3色の組み合わせは[[インベイジョン]]の[[復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer|伝説のドラゴン・サイクル]]にちなんで「トリーヴァカラー」「ドロマーカラー」などと呼称される事が多かったが、これ以降、各断片の名前が広く使われるようになった。
 
*友好色3色の組み合わせは[[インベイジョン]]の[[復活させるものトリーヴァ/Treva, the Renewer|伝説のドラゴン・サイクル]]にちなんで「トリーヴァカラー」「ドロマーカラー」などと呼称される事が多かったが、これ以降、各断片の名前が広く使われるようになった。
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===その他===
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*[[ローウィン]]に引き続き[[プレインズウォーカー]]が収録されている。
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*日本語版では[[プレミアム・カード]]と普通のカードの製造工程が違うのか、全てのプレミアム・カードの数字が半角になっている(通常の場合、日本語のカードの数字はすべて全角で印刷されている)。またカードによっては、プレミアム・カードと普通のカードで[[カード名]]やテキストが異なるものが数多くある。
 
*[[トーナメントパック]]が発売された最後のエキスパンションである。
 
*[[トーナメントパック]]が発売された最後のエキスパンションである。
  
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|[[ジャンド/Jund]]||黒'''赤'''緑||[[貪食]]||[[原初のジャンド/Primordial Jund]]
 
|[[ジャンド/Jund]]||黒'''赤'''緑||[[貪食]]||[[原初のジャンド/Primordial Jund]]
 
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|[[ナヤ/Naya]]||赤'''緑'''白||[[パワー]]が5以上の[[クリーチャー]]を参照する能力||[[巨獣のナヤ/Naya Behemoths]]
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*中央の色が、その断片のメイン・カラーである。
 
*中央の色が、その断片のメイン・カラーである。

2023年9月24日 (日) 05:48時点における最新版

アラーラの断片/Shards of Alara
シンボル 5つの分かれた断片
略号 ALA
コードネーム Rock
発売日 2008年10月3日
セット枚数 全249種類

アラーラの断片/Shards of Alaraは、アラーラの断片ブロックの大型エキスパンション2008年10月3日に発売された。

目次

[編集] 概要

5つの断片/Shardに砕け散ってしまい、それぞれの断片には友好色3のマナしか存在しないという世界アラーラ/Alaraを舞台としている。断片ごとの友好色3色での構築を主要テーマとしている。

[編集] 断片

断片ごとに3色が割り当てられている。それぞれバント(緑白青)、エスパー(白青黒)、グリクシス(青黒赤)、ジャンド(黒赤緑)、ナヤ(赤緑白)となっており、それぞれ異なるテーマを持っている。

新規キーワード能力貪食蘇生賛美。それぞれジャンド、グリクシス、バントのカードが持つ。また、サイクリングが再登場している。

魔除け根本原理などの5つの断片にまたがるサイクルの他、薬包のサイクルや鼓声狩人/Drumhunterのサイクルなどといった、1つの次元における3枚セットのサイクルも多数存在する。

[編集] その他

  • ローウィンに引き続きプレインズウォーカーが収録されている。
  • 日本語版ではプレミアム・カードと普通のカードの製造工程が違うのか、全てのプレミアム・カードの数字が半角になっている(通常の場合、日本語のカードの数字はすべて全角で印刷されている)。またカードによっては、プレミアム・カードと普通のカードでカード名やテキストが異なるものが数多くある。
  • トーナメントパックが発売された最後のエキスパンションである。

[編集] 今セットからの変更点

[編集] 各断片と役割

断片 特徴 エントリーセット
バント/Bant 賛美 高貴なるバント/Bant Exalted
エスパー/Esper 有色アーティファクト 策謀のエスパー/Esper Artifice
グリクシス/Grixis 蘇生 屍人のグリクシス/Grixis Undead
ジャンド/Jund 貪食 原初のジャンド/Primordial Jund
ナヤ/Naya パワーが5以上クリーチャーを参照する能力 巨獣のナヤ/Naya Behemoths
  • 中央の色が、その断片のメイン・カラーである。

[編集] パッケージ・イラスト

[編集] 主な開発スタッフ

普段は別々のデザイン・チームとデベロップ・チームが一纏めになっているのは、リード・デザイナーのBill Roseによる提案である。デザイン段階では、断片ごとにデザイン担当を変える試みが行われた。(→Between a Rock and a Shard Place参照)

[編集] 関連リンク

[編集] 参考

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