悪魔の教示者/Demonic Tutor

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Demonic Tutor / 悪魔の教示者 (1)(黒)
ソーサリー

あなたのライブラリーからカードを1枚探し、そのカードをあなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。


マジックの黎明期に存在した、全てのサーチカードの元祖。

目次

[編集] 解説

どんなカードでもたった2マナ手札に加えることができる。このカードをデッキに4枚投入できるようにすると、制限カードをデッキに5枚投入したことと実質的に同じとなってしまう。そのためこれ自身が早々に制限カードに指定されてしまった。

多くのフォーマット禁止・制限を受けているため、現在は主に統率者戦で活躍している。シングルトン統率者戦においては動きの再現率を高めるために極めて有用であり、特にコンボパーツを探すために役立つ。ブラケット上の問題がなければ、まず採用されているカード。

[編集] 禁止・制限指定

1994年3月23日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。タイプ1.5では制定当時から禁止カードに指定されており、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。

ストリクスヘイヴン:魔法学院ミスティカルアーカイブ枠として再録されたことでMTGアリーナでも使用可能に。ただし、登場時よりヒストリックヒストリック・ブロールでは禁止指定されており、タイムレスでのみ使用可能。タイムレスでも制定時から制限カードに指定されている。

統率者戦では、2025年2月11日のブラケット制導入に伴いゲームチェンジャー・カードに指定された。サーチカードの中でもトップクラスの性質を持ち、コンボパーツを揃えたり、ゲームの再現性を高めすぎてしまうため[3]

[編集] 関連カード

「Tutor(教示者)」と名のつくカードは、ミラージュ・ブロックのサイクルをはじめとするサーチカードのシリーズとして定着している。

[編集] 主な亜種

「Tutor」に限らず、これの亜種として探す制限のない黒のサーチカードが多数作られており、その多くは何らかのデメリットが付加されている。特筆しない限りソーサリーである。

内蔵したパーマネント・カード

[編集] 脚注

  1. The Art of Magic: the Gathering Ixalan p214
  2. Plane Shift: Ixalan(Feature 2018年1月9日) - p36
  3. Introducing Commander Brackets Beta/「統率者戦ブラケット(ベータ版)」導入のお知らせDaily MTG 2025年2月11日 Gavin Verhey著)

[編集] 参考

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