玉虫色の虎/Iridescent Tiger
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2025年4月20日 (日) 19:36時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Iridescent Tiger / 玉虫色の虎 (4)(赤)
クリーチャー — 猫(Cat)
クリーチャー — 猫(Cat)
このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、(白)(青)(黒)(赤)(緑)を加える。
3/4ギックスの僧侶/Priest of Gixの系譜に当たるフリースペル型のクリーチャーだが、水晶の採石場/Crystal Quarryや万華石/Kaleidostoneよろしく5色のマナを出せるマナフィルターという点が特徴的。とはいえ単なるマナフィルターとしては他に軽い選択肢が複数存在し、赤の多色化サポートとしても宝物などがあるので、爆発力を活かしたコンボ的な使い方が望ましい。5マナと重く小回りが利きにくい代わりにシングルシンボルなのでコスト減少カードと組み合わせると見返りが大きくなりやすいが、クリーチャーのコストを軽くしてくれるカードはいずれも癖が強いのが悩ましいところ。
「唱えた場合」という制約があるので明滅で再利用することはできないが、クローン/Clone系の「他のクリーチャーのコピーとして戦場に出るカード」を玉虫色の虎のコピーとして出せば誘発条件を満たせる。登場時のスタンダードでは相貌詐欺/Visage Banditと相性が良く、あらかじめ計画しておくことで10マナを生み出すことが可能。
タルキール:龍嵐録は多色推奨のカード・セットのため、5色を揃えられる能力は強力である。ただし5マナ必要かつ使い切りという点で安定感なら信奉者サイクルやドラゴンの嵐の球/Dragonstorm Globeに劣る。このカードの強みは疾風との相性の良さであり、クリーチャーが残る点を活かして調和と絡めればリソース消費を抑えながら2回の呪文を唱えることが可能である。嵐鱗の末裔/Stormscale Scionを入手できた場合のストーム稼ぎとしても役立つ。
- 過去にタルキール/Tarkirを舞台としたタルキール覇王譚ではマルドゥの戦叫び/Mardu Warshrieker・爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw MysticといったマナフィルターのETB能力を持つクリーチャーが登場しており、これらのリメイクともとれる。
- 同系統のクリーチャーについてはギックスの僧侶/Priest of Gixのページを参照。